こんなことがありました。

日誌

「学年行事」(6年)

 6月20日に6年生の学年行事で「福満虚空蔵尊 円蔵寺」に行ってきました。十三参りということで御祈祷をしていただきました。十三歳という年代は「幼年から大人」へ変わる不安定な時期であるので、厄を払い清めるというものだそうです。

 コロナ禍ではありましたが、保護者の皆様で感染防止対策を講じながら準備、段取り等を進めてくださり、誠にありがとうございました。子どもたちにとって、よい思い出になったと思います。

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「体力テスト」(6年)

 8種目の運動による体力テストを実施しました。昨年の自分の記録を振り返り、今年の目標に向かって一生懸命取り組んでいました。自分自身で運動能力の向上を実感している児童も多く、結果が楽しみです。また、友だちと協力しながら記録測定をしている姿からも成長を感じました。

 

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「授業研究会・国語科」がありました(6年)

 6月11日金曜日の5校時目に、国語科の授業研究会が実施されました。「楽しみは~の時」という内容で、自分の楽しみの瞬間を短歌で表現する授業です。本時では、自分で作った短歌をグループで吟味し、よりよいものを完成させることができました。

 子どもたちは、主体的に学習に取り組み、対話を通して学びを深めていました。今後も教職員一丸となってよりよい授業づくりを進めていきます。

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「栄養教室」がありました(1年)

 6月11日金曜日、下郷町共同調理場の栄養教諭の髙木先生に来校いただき、栄養教室を行いました。授業のめあては「給食のマナーを身に付けよう」です。

 楽しいクイズや食器を使っての練習などを通して、給食のマナーについて学びました。これからもマナーに気をつけながら、おいしい給食を味わいたいと思います。

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「植物の植え替え」(3年)

 3年生の理科の授業で「ふうせんかづら」、「ほうせんか」、「おくら」、「ひまわり」を育てています。5月から小さなポット等で育てていましたが、だいぶ大きくなったので、根っこの観察の後に学年花壇に植え替えました。花を咲かせるのが楽しみです。

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「今月の歌」(1年)

 朝の学活の時間に「今月の歌」を歌っています。音楽科の先生が毎月全クラス分の歌を準備してくれます。1年生は「にじ」という曲を歌っています。

 初夏のさわやかな朝、明るく元気な歌声でスタートしています。

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「たくさんの球根がとれました」

 4・5月に、学校の花壇に咲いていたチューリップからたくさんの球根がとれました。子どもたちが自分の学年花壇を整備して集めてくれました。また、秋に植えて来年の春にもきれいなチューリップを咲かせる予定です。

(左の写真は4月の学年花壇のチューリップです。右はたくさんとれた球根です。)

 

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観音沼を歩く(4年)

 6月1日火曜日、今年度2回目の森林体験学習で観音沼森林公園に行きました。

 絶好のハイキング日和の中、子どもたちは講師の先生の話を聞きながら、スケッチをしたり、実際に植物に触れたりして、下郷町の動植物について学びました。五感を使って実際に体験しながら、自然と共生することの意義や難しさを学習していきます。

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「学級の問題を話し合おう」(6年)

 6月2日水曜日の学活の時間に、タブレットを利用し動画を視聴しながら学習しました。学校生活をふり返りながら、「嫌な思いをする人がいないグループ決め」や「いじる、いじられる」ことについて真剣に考え、自分の考えをまとめました。

 こういった動画を活用することで、課題を視覚的に捉えることができ、自分の考えを引き出しやすくなります。今後もタブレットを有効に活用していきます。

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「縦割り清掃再開」

 6月1日、火曜日から縦割り清掃を再開しました。県の非常事態宣言が解除されたことを受けて、少しずつ他の異学年交流の活動も再開していきます。

 今日の清掃の時間に、上学年の児童が下学年の児童に雑巾の絞り方などを丁寧に教える姿が見られました。

 これからも感染対策をしっかりと行っていきたいと思います。

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「全国学力・学習状況調査の分析」

 5月31日、月曜日に、研修主任を中心に全国学力・学習状況調査を分析しました。子どもたちの学習状況を把握し、今後の授業に生かしていきます。

 本校の研究テーマは「夢中になって学ぶ子どもを求めて ~主体的な学びを引き出す授業づくり~」です。テーマに沿って研究を進め、子どもたち主体の授業を創造していきます。

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「やごを飼います」(3,4年生)

 プール清掃の時間に3年生と4年生が「やご」を見つけたようです。トンボになるまで学級で飼うことに決めました。

「エサはなんだろう?」「どんな環境で飼育すればいいのだろう?」

  タブレットで調べてみると、どうやら餌はミミズなどのようです。

 早速、グランドで餌を捕まえてきました。

 自分たちで飼育方法を調べ、考えて学習を進める姿は生き生きとしていました。

  立派なトンボに成長するのが楽しみです。

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プール清掃(職員作業)

 体育主任を中心にプールの整備を進めています。今日は天気も良く、職員みんなでプール清掃を行いました。安全面の確認も併せて行いました。

 来週は子どもたちもプール清掃を行い、水泳の準備を進めていきます。自分たちで環境を整えることの大切さも学んでほしいと思います。お手数をおかけしますが、長靴やサンダル、タオル等の準備をお願いいたします。安全で楽しい水泳学習を進めていきます。

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休み時間

 今日は天気がよく、グランドで出て遊んでいる子どもたちがたくさんいました。昼休みには、5年生対6年生でキックベースボールをしていました。学年を越えて仲が良いのは、楢原小の良さです。

 休み時間においても、先生方や支援員さんが子どもたちの様子を近くで見てくれたり、一緒に遊んでくれたりしています。常に子どもたちに寄り添っています。

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「全国学力・学習状況調査」

 5月27日、木曜日に「全国学力・学習状況調査」が行われました。小学校では6年生のみが試験対象となります。これは、子どもたちの学力・学習状況、課題等を把握し、今後の学習指導の改善、学校生活の充実等に役立てる目的となっております。

 子どもたちは、今までの学習を生かし、一生懸命考えながら真剣にテストに取り組んでいました。

 結果が届き次第、一人ひとりに配付いたしますので、ご家庭でも確認していただき、家庭学習等に役立てていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

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2学年体育(鉄棒)

 5月に入り、2年生は体育で鉄棒の学習を行ってきました。

「とび上がり」や「とび下り」などの基本的な動きから、「こうもり」や「ぶたの丸焼き」などの楽しい技、「足かけまわり」や「逆上がり」などの難しい技まで、20種類近くの技に挑戦してきました。

 手にまめをつくりながら一生懸命練習する人もおり、最終的に7人の人が「逆上がり」ができるようになりました。

 体育での鉄棒の学習は終わりましたが、これからも休み時間などに楽しく取り組んでほしいと思います。

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「体力づくり」頑張っています!【6年】

 6月に実施される体力テストに向けて体育の時間を中心に「体力づくり」に励んでいます。

 6年生にとって小学校最後の体力テストとなります。自分の目標を達成できるよう、また一人ひとりの「体力」「運動能力」を伸ばせるよう、頑張っている姿が見られました。

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学級楢小タイム!(1~4年生)

 5月26日水曜日、学級楢小タイムがありました。

 学級楢小タイムとは、15分間の活動で、学級でやりたいことを自由に決めて行うものです。

 1年生はお掃除(お掃除の仕方を学ぶ)、2年生はグランドで鬼ごっこ、3・4年生は体育館でドッジボールでした。

 これからも、自分たちで決めて主体的に取り組む活動を大切にしていきたいと思います。

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ちょきちょきかざり!(1年生の図工)

 5月25日火曜日、1年生は、図工の学習で「ちょきちょきかざり」を作りました。

 これは、折り紙を何度か折り、折ったままハサミで切り込みを入れるものです。自由に切り込みを入れた後に折り紙を開いてみると、様々なきれいな模様が出来上がりました。

 子どもたちは、「手をつないでいる人」や「雪の結晶のような模様」など、素敵な作品をたくさん作っていました。

 こういった自由な発想を大切にしながら、学びを深めていきたいと思います。

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ついに、あおむしを見つけました!(3年生)

 5月24日月曜日、3年生の理科の授業で観察していたモンシロチョウの卵が、ついにあおむしになりました。

 あおむしを見つけた子どもたちは興奮して、少し怖がりながらも飼育ケースに入れて、教室に運びました。

 これから、さなぎ、蝶へと成長していく過程をみんなで観察するのが楽しみです。

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体験活動のまとめを作成しています!(4年生)

 5月21日金曜日、4年生は総合的な学習の時間に、体験活動(校外学習)の表紙を作成しました。文字入力の学習も兼ねてです。

 PCやタブレットを使いこなすことが目的ではなく、それらを活用し何を成し遂げられるのかをしっかりと考えながら使用していきたいと思います。

 

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3年生、初めて図工室へ!

 3年生は初めて図工室で授業を行いました。現在は、くるくるランドを製作しています。これは、仕切り台の上に円状の紙を重ねてピンで留めて、くるくると回しながら複数の場面を表現するものです。

 子どもたちは、メリーゴーラウンド、ディズニーランド、動物園を作るようです。来週の完成が楽しみです!

 

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モンシロチョウの卵を発見!

3年生の理科の授業で、キャベツの葉っぱを観察しました。すると、葉っぱの裏側に小さな卵を発見!

 

「何の卵かな?」と問いかけると、「アオムシの卵だ!」

「アオムシは何になるのかな?」 「モンシロチョウになる!」

 

子どもたちの「気づいたこと、考えたこと」の中に、こんなことが書いてありました。

「モンシロチョウは頭がいいと思いました。なぜかというと、敵に見つからないように葉の裏側に卵を産んでいるんです。」

 

子どもたちの「考える力」、「想像する力」は素晴らしいと感じます。これからも立派なモンシロチョウになるまで観察を続けていきます。

 

用務員の和子さんが、このキャベツや観察するための様々な植物や鉢植えや土など全てを準備してくださいました。感謝の気持ちを忘れずに、丁寧に観察をしていきたいと思います。

 

 

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鉄棒がんばってます!

 今日の2年生の体育の授業は鉄棒です。ワークシートを見てみると、様々な鉄棒の乗り方がありました。いろいろな技(?)に一生懸命に挑戦する姿が素敵だなと思います。

 コロナ禍で自粛が続いていますが、適度な運動を継続し、体も心も健康を維持したいと思います。

 

 

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コンピュータを使った学び!

    内容や目的によって、コンピュータを使った学習を進めています。

    今日は1年生が生活の授業で、「コンピュータに慣れよう。~タブレットの使い方~」を学習しました。6年生の社会の授業では、「下郷の歴史・行事・町作り」の単元で、個人のテーマ学習を行っていました。コンピュータを活用しながら、学習の効率や質を高めていきます。

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英語で自己紹介スピーチ!!

 今年度も外国語科の授業は、外国語専任の荒井先生とALTの先生(ジャック先生、ジョディ先生)が担当されます。5月6日木曜日の5年生の授業は自己紹介スピーチでした。教科書で学習した表現に加えて、自分なりに工夫しながら、堂々とした態度で発表していました。実践的なコミュニケーション能力の育成を目指し、学びを深めていきたいと思います。

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鼓笛新曲練習も順調です!!

   毎日、昼休みの時間を利用して鼓笛練習を行っています。今年度は、新しい曲である「栄光の架け橋」に挑戦しています。わずか2週間しか練習していないのですが、すでに合同練習ができるほどまで進んでいます。運動会本番での演奏を楽しみにしてください。

 

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チャレンジふくしま!内堀知事来校!!

   23日金曜日に、内堀知事が来校されました。「チャレンジふくしま訪問」という企画で、これまでの福島議定書(エコ活動)への取組が認められ、今回の訪問となりました。6年生の環境栽培委員のメンバーが学校での地球環境保全に関する取組を説明しました。知事からは「普段の生活の中で、当たり前のように環境を意識した活動がなされていることがすばらしい」とお褒めの言葉をいただきました。

   これからも自分たちができるエコ活動を進めていきます。ご家庭でも引き続きご協力をお願いいたします。

   集合写真では、感染防止対策を行った上で、マスクを外して写真を撮影しています。

 

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未来の車(MIRAI)が来ました!

   23日に、燃料電池自動車のMIRAIが本校に来ました。これは、水素を化学反応させることで、有害な排気ガス等を一切出さずに、エネルギーを生み出す車です。順番に参観と試乗をさせていただき、未来の車を体験しました。環境を大切にしながらも社会を便利する。大切なことを学ばせていただきました。

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4年生が校外学習(社会)へ行きました!

   23日の午前中に、4年生が校外学習へ行きました。桑取火でカタクリ群生を見学した後、戸赤のヤマザクラ、さらには八幡の大ケヤキを観察しました。自分の目で見ることで、ふるさとの自然に関心をもち、これからも大切にしようという気持ちを育てていきたいと思います。

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1年生を迎える会がありました!

 1年生が楢原小学校に入学して、2週間が経ちました。

 4/20(火)に1年生を迎える会を行いました。会の中で、6年生による学校に関するスリーヒントクイズを楽しんだり、2年生からプレゼントをもらったりと、1年生はとても楽しんでいました。

 これからも素敵なお兄さんお姉さんに教えてもらいながら、小学校生活を楽しんでほしいと思います。

 

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鼓笛練習を頑張っています!

 先週から鼓笛練習が始まりました。昼休みの時間を使って、各パートに分かれて練習を進めています。高学年の児童が下の学年の児童に一生懸命に教える姿も見られます。5月15日の運動会では、保護者の皆様に素敵な演奏を聴かせられることと思います。

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交通安全教室がありました。

  14日(水)に、交通安全教室を行いました。楢原駐在所の阿久津さんをお招きし「安全に自転車に乗ること」についてお話をいただきました。6年生は「家庭の交通安全推進委員」の委嘱状を交付され、代表児童が「誓いの言葉」を述べました。その後、交通安全に関する動画を視聴し、交通安全の意識を高めました。

   日々、ニュースを通して痛ましい事故を耳にします。楢原小の子どもたちが事故やけががなく、安全に過ごせるように安全指導に力を入れていきます。

 

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鼓笛演奏に向けて!

  13日(火)の昼休みに、楽器演奏を担当する4~6年を対象に鼓笛編成のオリエンテーションをおこないました。今年度の演奏機会は5月の運動会パレード、6月の交通安全パレードの予定です。6年生が各パートのリーダーとなり、明日の昼休みから練習を開始します。みんなで力を合わせて、素敵な演奏を披露します!

 

 

 

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授業参観、PTA総会、学級懇談会がありました。

 10日(土)、授業参観、PTA総会、学級懇談会がありました。どの学年も真剣な態度で授業に取り組んでいました。

 学級懇談会では、担任から学級の様子や今後の予定などについてお話ししました。新型コロナウイルスの感染状況により変更になる可能性がございますが、今後とも御理解・御協力をよろしくお願いいたします。

お忙しい中、多くの保護者の方々に、学校へ足をお運びいただきありがとうございました。

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安心・安全な学校にします!(避難訓練、避難の家確認、地区安全点検)

 7日(火)、避難訓練を行いました。今回は、避難経路の確認と初期消火の仕方を確認しました。5年生の児童たちが会の運営や進行をしっかりと行ってくれました。

 9日(金)、子どもたちと一緒に通学路の安全点検を行いました。班長と担当教師を中心に危険箇所や「子ども避難の家」の確認をしました。地域の方には、いつも登下校の際に、子どもたちを見守っていただきありがとうございます。

 

 

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新入生11名を迎えて・・・入学式・・・

 今年度は11名の1年生を迎えました。新入生呼名では、みんな大きな声で返事をし、式中の姿勢も、手を膝の上に置き、背筋をピーンと伸ばし、大変立派でした。この11名の子どもたちのこれからの成長が楽しみです。

 式では、校長先生より、3つの約束として、「自分のことは自分でする」「しっかりとあいさつをする」「事故に気をつける」というお話がありました。

 

 入学式の後に、教室に戻り最初の学級活動を行いました。担任の先生と一緒に小学校での生活を確認しました。

 これから児童・教職員みんなで力を合わせて「心身ともにたくましく、人間性豊かな子どもの育成」の教育目標の実現へ向けて取り組んでいきます。ご理解・ご協力をお願いします。

 式へご参加いただきましたご来賓の皆様、心温まるメッセージをくださいました皆様、誠にありがとうございました。

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新しい先生方との出会い、そして新しい学年がスタート!

 令和3年度の人事異動により、本校に5名の新しい先生方が着任されました。新しい先生方と一緒に、楢原小学校をよりよい学校にしていきたいと思います。

 

先生方の紹介の後に、第1学期始業式を行いました。校長先生の式辞で、3つのお話がありました。「優しい気持ちを持ちましょう」「人の話をきちんと聴きましょう」「自分の命を守りましょう」この3つを大切にし、日々の教育活動を充実したものにしていきます。

 

校長先生のお話の後、各学年の担任の先生の紹介がありました。発表の際に、子どもたちの笑顔も見られました。担任の先生とともに素晴らしい学級を作っていきたいと思います。

 

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卒業証書授与式 ・・・16名の旅立ちの日・・・

 3月23日(火)、令和2年度卒業証書授与式が行われました。

 卒業生・在校生ともに、立派な態度で式に臨むことができました。特に卒業生16名は、動きや姿勢、そして表情から、小学校の集大成となる授与式であることを実感しているのがうかがえました。

 式では、卒業生16名に、校長先生より卒業証書が手渡されました。卒業証書のもらい方がとても素晴らしく、指先まで伸びた一人一人の姿勢に、この卒業証書授与式にかける想いが伝わってくるほどでした。卒業証書をいただいた後、いただいた卒業証書と花を、お家の方に言葉を添えて手渡しました。その姿から、6年間の感謝の気持ちがぐっと込められているのが伝わってきました。

 門出の言葉では、マスク越しではありましたが、一つ一つの言葉や歌に思いが込められ、素晴らしい時間となりました。最後の卒業生の歌「最後のチャイム」のピアノの前奏が流れると、空気感が変わり、歌い終わった時には、会場全体が感動に包まれていました。

 お陰様をもちまして、16名の卒業生は、夢と希望をもち自信に満ちて、この楢原小学校を立派に旅立っていくことができました。これも保護者や地域の皆様のお力添えによるものと心から感謝申し上げます。次年度も、全職員が一丸となって教育活動充実のために努力してまいりますので、ご支援とご協力をお願いいたします。

 

 

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スクラッチ 

 今年度から必修化となった「プログラミング教育」ですが、その大きなねらいは、これからの時代を生き抜いていく子どもたちに必要な「プログラミング的思考を養うため」です。言い換えれば、「順序立てて考え、試行錯誤し、ものごとを解決する力」を養うことを目的として必修化がされています。

 プログラミング教育の必修化=パソコンを使うスキルを身に付けるだけが目的ではありませんが、コンピュータ(アプリ)を活用し、エラー&トライをしながら、意図したように処理ができることをねらい、本校では「スクラッチ」というソフトを活用して学習を進めています。

 この日は、6年生が学習していました。対象物を、「動き」「音」などを組み合わせながら、一つの作品に仕上がる完成度の高い作品に仕上げている児童もおり、使いこなせているのがうかがえました。

 

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記録に挑戦!…なわとび記録会3・4年

 本日26日(金)は、3・4年生の「なわとび記録会」も行われました。

 3年生は3分、4年生は4分と、学年×1分の持久跳びに一生懸命に取り組んでいた3・4年生。

 学年が上がれば上がるほど、跳び方もリズミカルで、手首を上手に動かしながら、一定のリズムで跳ぶことができるようになっていて、さすがだなぁと思いました。その後の選択種目でも、あや跳びや交差跳び、二重跳びと、練習の成果・頑張りが見える記録が次々と出ていました。

 これからも様々な活動を通して、子どもたちを励まし、見守り、努力する中で成果を実感させ、一人一人に成就感を味わわせたいと思います。

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記録に挑戦!・・・なわとび記録会1・2年

 本日26日(金)、1・2年生の「なわとび記録会」がありました。

 これまで、体育の時間などを通して一生懸命に練習してきた1・2年生。

この記録会では、全員が行う学年×1分の持久跳びと、選択種目(両足跳び・かけ足跳びなど)に挑戦しました。

「先生、○回跳べたよ。」「前より記録が伸びたぁ。」と教えてくれた子どもたち。その一人一人の頑張りを認めてあげている先生方のおかげで、満足気に体育館を後にする1・2年生でした。

 目標の時間、連続して跳べた1・2年生が多く、素晴らしい記録会となりました。 

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卒業証書授与式へ向けて②

 22日(月)、町スクールサポーター事業を受け、講師に室井 州美枝先生を招聘し、6年生が卒業式で歌う式歌の練習を行いました。

 今年、6年生が歌う式歌は、「最後のチャイム」です。室井先生には、卒業式へ向けた心構えや式歌に込める一人一人の思いを子どもたちから引き出し、モチベーションを高めていただきました。また、声の出し方や発声練習を教えていただいたおかげで、2時間の練習の中で、子どもたちの声が大きく、さらに音域が広がり、発声練習の大切さも実感できました。

 室井先生には、卒業式まであと2回ほどご来校いただき、ご指導をいただきます。大変ありがたいことです。式当日は、6年生一人一人の思いが込められた感動の卒業式になるに違いありません。

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2月から3月へ

 月日が経つのは、本当に早いものです。卒業・修了まで、登校日が17日となりました。

 校舎内の掲示物も、2月から3月へと変わり、今学校は、卒業へ向けた様々な取組の歯車が、一気に動き出しています。

 なお、校舎内にある様々な掲示物、思わず立ち止まって見入ったしまう掲示物は、全て、支援員の五十嵐さんが作ってくださっているものです。

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卒業証書授与式へ向けて①

 2月上旬から、卒業証書授与式へ向けて、毎朝練習をしてきた6年生。本日26日(金)の練習は、式歌と呼びかけの練習でした。

 毎日の練習で見せてくれる6年生の姿勢は、「卒業」という新たな旅立ちの記念日に対して、意識が高まっていて頼もしい限りです。来週には全体練習がありますが、堂々たるその6年生の姿に、在校生も背筋をピーンとなって練習が進むに違いありません。

 限られた時間の中ではありますが、6年生一人一人が夢と希望をもち、心に残る式にして、感動に包まれながら旅立っていけるように、担任と子どもたちと一つになり頑張っているところです。

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和太鼓を体験したよ

 18日(木)、大川渓流太鼓保存会の岩澤修さんと玉川健一郎さんを講師として招聘し、和太鼓をたたく体験をしました。

 本校では例年、運動会の際に「下郷甚句」を、全校生と地域の方で一緒になって踊っています。その際、6年生がしの笛を担当し、5年生が和太鼓を担当して演奏し、踊りを盛り上げています。この日は、そこにつながる和楽器の体験の予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う教育活動マニュアルに基づき、しの笛体験は中止し、和太鼓体験だけを行いました。

 4年生の「和太鼓」体験では、始めに基本的な構え方やばちの持ち方を指導していただきました。

 同じようにやってみると、構えるだけで格好よく見えるようになっていた4年生でした。また、和太鼓の打ち方をていねいに教えていただきました。

 3張の和太鼓を使用し、実際に全員が交替しながらばちを持ってでたたくことがき、甚句独特のリズムを体感することができました。

 この学習を通して、「下郷甚句」のリズムや旋律に親しみ、地元に伝わる民謡のよさを味わうことができるなど、魅力あふれる時間となりましたし、和楽器の魅力に触れることができました。

 他にも、どんなことにも興味をもって挑戦していくことの大切さを教えていただき、大変実り多い時間となりました。

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「そろばん」教室②:3・4年

 9日(火)、前日に引き続き、下郷そろばん塾の星ミツノ先生をお招きして、「そろばん教室」を行いました。

 この日の3年生は、小数の計算や大きい数の計算を、そろばんを使って解く学習をしました。小数や大きい数の計算も、そろばんを使えば簡単にできることにびっくりしていた3年生でした。

 

 4年生は、前回の復習から授業がスタートしました。いろいろな大ききの数を、そろばんで表す学習を繰り返し行いました。そして、たし算とひき算の問題をたくさん解いて勉強しました。そろばんを使って、概数や時間などを計算することにも、頑張ってチャレンジできていてさすがでした。

 星先生によりますと、本当は3年生と4年生の教科書の内容を、本当は1~2週間かけてじっくりとやるそうですが、教科書の進度に合わせて授業を行っていただきました。そのため、どのくらいできるか心配されておられましたが、学習後の子どもたちの感想に、「楽しかった」「もっとやりたい」という言葉がたくさんあり、大変喜んでおられました。そしてこの2回の学習で、そろばんを使ってかなり計算ができるようになっていたことに驚いておられました。

 下郷そろばん塾の星ミツノ先生、2日間ご指導ありがとうございました。

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「そろばん」教室①:3・4年

 本校では、地域人材を活用した学習がたくさんあります。

 今週8日(月)と9日(火)には、下郷そろばん塾の星ミツノ先生をお招きして、「そろばん」の学習を行いました。

 小学校の3・4年の算数科では、「そろばん」を学習する時間があります。そこで、子どもたちに、そろばんの使い方を専門的に学習する機会を提供し、そろばんの魅力や楽しさを体感してもらおうと、毎年、星先生に講師をお願いし、学習を行っています。

 8日(月)、3年生は、そろばんの「各部の名称について」から学習がスタートしました。その後、数の表し方や数の入れ方・取り方を学習し、たし算とひき算まで教えていただきました。そろばん塾では何時間もかけて学習するところですが、教科書の時間に合わせて進みました。

 3年生の子どもたちは、話をよく聞いてすぐに自分のものとし、学習後には、「そろばんで計算ができた。」「最初は難しいと思ったけれど、楽しかった。」などと感想を話ししていました。

 

 4年生は、桁数の大きい数字や小数を、そろばんで表すことから学習がスタートしました。その後、小数のたし算やひき算まで学習を進めました。

 教科書の内容は、3年生の学習から一気にレベルアップしている上、ほとんどの子が1年ぶりのそろばんということでしたが、学習したことを思い出しながら、一生懸命にそろばんの玉をはじいて、計算を頑張っていました。

 一般的に、「そろばん」には様々な効果があると言われています。脳が刺激されることで活発になり、記憶力や直感力が磨かれるそうです。また、集中力を養う効果や頑張ってやり遂げる態度が身に付くとされています。

 3年生も4年生も、星先生の話をよく聞き、夢中になってそろばんをはじく姿が見られ、その効果を実感したところです。

子 どもたちに、そろばんの魅力を感じてもらいたいと、例年このような機会を提供していただいております、下郷そろばん塾の星ミツノ先生に感謝申し上げます。

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まめまき

 今年度は、コロナ禍の中、様々な教育活動の変更をしています。

 先週行われた「まめまきの会」は、全校生が一同に会することはせず、各学年の追い出したい鬼を放送で紹介し、豆まきもせず、一人用に小分けされた豆袋を個々に渡す形で行いました。

 また、例年どおり、「自分の追い出したい鬼」のお面を作って紹介し合う学年もありました。

 

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福島議定書「最優秀賞校」に選ばれました!

 1/30付けの各新聞に掲載されましたので、すでにご承知のことと思いますが、温暖化防止に向けてみんなで取り組む「福島議定書」事業において、今年度の本校の成果が認められ、福島県内にあるたくさんの小中学校のうち、4校の1校(他:1園)に選ばれ、「最優秀賞」をいただくという快挙を成し遂げました。

 この「福島議定書」事業は、本校では平成26年度から取り組んでおります。

 学校で使用する電気や水道などを大切にし、二酸化炭素排出量を減らすことを目標に、子どもたちと共に取り組んでまいりました。昨年度は「優秀賞」をいただき、今年度は「最優秀賞」をいただくことができました。コロナ禍においても、学校が一丸となって取り組んできた成果が認められ、大変うれしい限りです。

 今週4日(木)には、、校長が福島市の自治会館に赴き、県知事より賞状をいただいて来ることになっております。昨年同様に、その様子は、新聞やニュースでも取り上げられることと思います。

 この栄えある賞に甘んじることなく、今後も継続して取り組んでいきたいと思います。

 

 1月31日付け、福島民報新聞記事 

   クリック ☞ 1.30付け:福島民報新聞記事.jpg

 

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アニマルトラッキング

 本校の4年生は、例年、森林環境学習の一環として、春・秋・冬の観音沼を散策し、季節ごとの違い(沼の様子、生き物、山々の景色)を、目で見て肌で感じる学習を行っています。

 26日(火)には、講師をお招きし、冬の観音沼森林公園へ見学学習に出かけてきました。

 この日の学習は、冬の観音沼を、かんじきを履いて歩いて観察することで、四季の変化を感じるとともに、下郷町の森林や自然の様子を体感してくることをねらいとして行いました。

 まず出発前には、講師の阿久津さんより、南会津地方の野山に生息する野生動物の種類や足跡の見分け方、冬超しの様子を教えてもらいました。4年生は、写真や資料、実際に熊と出くわした話などに驚いた様子で聞き入っていた。

 この日は天候にも恵まれ、観音沼の景色はとてもきれいでした。かんじきを履いて散策しながら、桜の冬芽やうさぎが食べた木の幹などの観察することができました。他にも、全員が沼の周囲や丘の上を歩いて、雪原に残ったうさぎやテン、リス等の足跡の形や進む方向、うさぎの寝床等を観察することができて、とても貴重な学習となりました。

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スキーの学習:1・2年

 先日、「校内スキー教室中止」のおたよりや連絡メールにてお知らせ通り、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、子どもたちの安全・安心を確保するため、今年度の校内スキー教室が中止とさせていただいたところです。

 今年度、スキー場へ行ってスキーをすることは行いませんが、1・2年生では体育科の学習において、スキー靴を履く、スキーにスキー靴をはめる、スキーを履いて歩くなど、雪国に生まれた子どもたちにスキーの体験をさせてあげたいと考え、校庭で学習を行ってきました。もちろん、学習前後の手洗い・うがいの徹底と、ソーシャルディスタンスに配慮しながら・・・。

 この日は天気も良く、1・2年生は先生の話をよく聞いて体を動かし、心地よい汗をかいていました。

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食育4年「正しい箸の使い方」

 先日15日(金)、2年生は、下郷中学校の栄養教諭の髙木先生と一緒に「食の教室」を行いました。

 この時間のねらいは、楽しく食べるためには約束があることを理解し、箸の使い方に気を付けて食事をすることができるようになることでした。

 これまでの食事の時間に、褒められたことや注意されたことを振り返りながら、食事のマナーの大切さを確認しました。食前食後のあいさつや食事の姿勢、食器や箸の持ち方、好き嫌いをしないで残さず食べるなど、いろいろなことを振り返っていた4年生でした。

 授業の後半は、箸の持ち方をみんなで確認し、鉛筆を箸に見立て、使い方の練習をしました。

 学習後、子どもたちは、「マナーを守って食べるようにしたい。」「給食の時はふざけないようにしたい。」「おはしをきちんと持って食べるようにしたい。」などど、感想を述べていました。

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だんごさし1年  

先日(福島県が新型コロナウイルス緊急対策期間に入る前)、1年生は、小正月の伝統行事「だんごさし」を体験しました。

始めに、担任の先生から「だんごさし」の由来について話を聞きました。「だんごさし」は、   

 小正月に色とりどりの飾りや団子を、みず木(団子の木)にさして飾る年中行事の一つであり、新年の「豊作祈願」「一家繁栄」「無病息災」「豊かな幸せな生活」などの願いが込められていることを教えてもらいました。その後、身支度を整えて家庭科室へ移動。エプロン姿で、マスク越しに見えるうれしそうな目元にほんわかしました。

 家庭科室へ移動した子どもたちは、先生から団子づくりの手順を聞いた後、両手でこね、みんなで協力して丸め、たくさんの団子を作りました。お話をしないで、気持ちを込めながら一生懸命に団子を作る1年生。手のひらを上手に使ってまん丸く丸めることができました。白い団子なので、紙粘土みたいに思えたようで、星の形や餃子の形などを作り始める子どもたちも見られ、とてもほほえましい雰囲気の中で活動が行われていました。

 最後に、茹であがった団子と飾りを、願いを込めながら、色とりどりになるように、みず木に飾りつけました。

 団子や飾りをつけた団子の木は、楢原小学校に福が舞い込むようにとの願いを込めて、教室や玄関、ふれあいコーナー、校長室などに飾りました。

 活動を終えた子どもたちは、「だんごを丸めたり木にさしたりしたのが楽しかったです。」「きれいに飾れてうれしかったです。」などと感想を述べていました。

 近年、「団子さし」を行っている家庭が少なくなり、経験できなくなってきた活動を、今年度もまた実施することができ、とても有意義な時間となりました。

 なお今年度は、コロナ禍のため、丸めて飾る活動のみを行いました。

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命を守る授業(避難訓練)

 今月初め、13日(水)、第3回避難訓練を行いました。

 今回の大きなねらいは、降雪時の避難の仕方を再確認し、防火シャッターが下りた場合、防火扉を通って避難する仕方を学習することでした。

 非常ベルの後、放送に耳を傾け、先生の話をきちんと聞き、真剣な表情で雪のある校庭へ避難した子どもたちは、避難後、体育館へ移動し、振り返りの学習を行いました。各学年の代表による感想発表では、「真剣に避難できたのでよかった。」「春や秋よりもしっかり避難できた。」「放送をよく聞いて“お・か・し・も”を守って避難できた。」などの発表がありました。

 また式では、少年消防クラブ員の5年生が、火災予防のために私たちができることを、五・七・五の俳句にして呼びかけてくれました。空気が乾燥していて火事が起こりやすい季節なので、ストーブの周りには燃えやすいものを置かないこと。さらに、火遊びは絶対にしないことなど、一人一人が気をつけていくことを全員で発表してくれました。

 教室へ戻る際、防火扉を通る体験もしました。防火扉には段差があり、進行方向によっては扉を押して通るのではなく、引いて通る場合もあることなどを体験しました。そして防火扉は、校舎から外へ逃げる場合には「押す」ことや、ここはシャッターが閉まるところだということを学習しました。

 子どもたちには常日頃から、学校で一番大切なものは、「自分の命」と教えています。

 今後も安全・安心な学校づくりのために、学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」が子どもたちに身に付くように取り組んでいきます。

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3学期最初の給食 

 今日から給食がありました。

 今日は、学校生活の新たなスタートということもあり、子どもたちが大好きな「カレーライス」でした。そして、緑黄色野菜のほうれん草がメインとなったサラダ「ポパイサラダ」が付いていました。

 ほうれん草を食べるとモリモリ力がわいてくる“ポパイ”というキャラクターにちなんだ名前のサラダです。モリモリ食べ、コロナに負けない元気で強い体を手に入れ、3学期も頑張っていこうというメッセージが込められた給食ではなかったかと思いました。

 コロナウイルス感染拡大防止の対応の一つとして、食事中は話をせず、黒板側を向いて食べるという状況ではありますが、各学年の教室の様子を訪問すると、みんなと一緒の久しぶり給食だったこともあり、笑顔いっぱいの表情でおいしい給食を楽しんでいました。

 

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始業式後・・・・ 

 教室へ戻った子どもたちは、冬休みの思い出を話し合ったり、3学期に頑張ることの目標を立てたりしました。

 また、学校・学級の約束やきまりを確認したり、進んであいさつをするためにできることを確認し合ったりしていました。

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第3学期始業式

 年が新しくなると、気持ちまで改まるものです。

 本日の始業式、子どもたちの式に臨む態度からは、この3学期・新年への学校生活に期待をもち、凛とした表情で話を聞く姿がありました。

 式では、校長先生より、今年の干支である「丑(うし)」のもつ意味についてのお話がありました。「丑(うし)」には、「粘り強さ」「勤勉さ」「誠実さ」の意味・特徴があるということで、新年にあたり、苦しいことにも弱音を吐かずひたむきに頑張り、その一途な努力が実を結ぶ年にしてほしいというお話がありました。

 そしてこの3学期は、1年間のまとめと次の学年への進級・進学へ向けて大切な学期であること。そのために、目標をもって一生懸命に頑張ってほしいという願いが詰まったお話がありました。

 子どもたちは、今年はどんな年になるのかな、この3学期はこんなことを頑張りたいなと、新しいスタートへの期待にわくわくしながら話を聞いていました。目標をもつこと、それに向かって努力することの大切さを再確認し、決意を新たにする始業式となりました。

 50日間あるこの3学期も、「風邪に負けない」「コロナに負けない」毎日、一日一を充実毎日が過ごせるように、子どもたちと共に頑張っていきたいと思いますので、ご理解・ご協力をよろしくお願いいたします。

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各教室では…朝の様子…

 第3学期始業式が2校時のため、各学年・各教室では、担任の先生の話を聞いたり、冬休みの宿題を提出したりしていました。

 マスクを着けた状態ではありますが、一人一人の目元からうかがえる表情からは、久しぶりの学校であり、友達との交流ができるということで、和やかな感じでした。

 

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本年もよろしくお願いいたします

 今日から3学期のスタートです。雪の中、子どもたちが笑顔で登校してきました。

 登校してきた子どもたちは、冬休みの課題のことや思い出などを紹介し合ったり、やる気スイッチを「ON!」にするような担任からの黒板メッセージを眺めたりしながら、新年・新学期を迎えた気持ちを新たにしていたようでした。

 昨日まで、しーんと静まり返った学校や教室に、子どもたちの元気な声や笑顔が戻り、再び活気を取り戻したかのようでした。 

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コロナ禍の中でも頑張った2学期が終了!

 本日23日(水)、83日間の2学期を締めくくる終業式が行われました。

 式では、校長先生から、8月からの諸行事を月ごとに振り返り、コロナ禍の中でも、たくさんの頑張りとたくさんの輝きがあったことのお話がありました。また明日からの冬休み、「規則正しく生活し、風邪やインフルエンザにかからないように」「お手伝いを進んで」「事故ゼロで3学期を迎える」「冬休みも、お家でもコロナ感染対策に備える」ことを、心がけて過ごしてほしいというお話がありました。

 最後に、3学期へ向けて、「明るい笑顔・真剣な目・思いやりのある心と言葉・元気はつらつなあいさつ」ができるように、この冬休みを過ごしてほしいというお話がありました。

 

 続けて、児童代表3名が、「2学期を振り返ってと冬休みの抱負」についての発表を行いました。コロナの影響もあり、いろんな活動が制限された中でしたが、できるようになったことや頑張ったこと、そして思い出の紹介がたくさんあり、充実した2学期だったことがうかがえました。冬休みに、「家の手伝いをする」「勉強を頑張る」など、こんなことをしたいと、明日から始まる15日間を楽しみにしている様子がうかがえました。

 式後には、冬休みの過ごし方について、生徒指導担当の先生より3つの話がありました。1つ目は、「早寝・早起き」をして規則正しい生活を送ること。2つ目は、ゲームやスマートフォン、タブレットなどの使用について、時間を決めて楽しく遊ぶこと。3つ目は、コロナ対策を心がけて生活を送ることについての話があり、よい冬休みにするための約束をみんなで確認しました。

 この2学期は、大きな行事が、5月から延期になった運動会を企画し直し、9月に実施した「スポーツフェスティバル」と、3密対策を徹底した中での「学習発表会」のみとなってしまいましたが、絆を深め、よさや可能性がキラリと光る頑張りと思い出ができました。そして、毎日の学校生活、校外学習・外部講師を招聘した様々な活動・各教科の学習を通して、やり遂げた充実感・達成感、頑張り抜いた自 信が、一人一人をまた大きくしてくれた学期になったと思います。

 保護者の皆様、地域の方々には、コロナ禍の中、例年とは大きく異なった教育活動の中で、ご理解とたくさんご協力をいただき、誠にありがとうございました。

 さて冬休みは、子どもたちに学ばせたいことがたくさんある時期でもあります。大掃除、お正月の飾り付けや買い物、おせち料理作りなど、年末の仕事をみんなで協力したり家族団らんのひとときを過ごしたりする中で、家族の一員としての自覚も強まります。一方、大人中心の生活になりやすく、子どもたちはすぐ体調を崩しがちでもあります。小さい時から自分の健康は自分で守る習慣をきちんと身に付けさせたいものです。基本的な生活習慣が身に付くようご助言ください。

 新年1月8日(金)の第3学期始業式、88名全員が元気な顔で登校してくるのを楽しみにしています。それでは、ご家族そろってよいお年をお迎えください。

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しもごうキーホルダーをいただきましたぁ

 創立60周年を迎えた下郷町商工会より、「しもごろうポイント」カード型のキーホルダーをいただきました。

 キーホルダーの表面は、「しもごろうポイントカード」のデザインになっており、裏面は、町の鳥「ウグイス」と町の花「フジ」、町の木「シラカバ」が描かれ、名前や学校名を書く欄が記載されています。

 ふるさと下郷を愛する気持ちの醸成につなげてほしいと、児童数分いただきました。

 明日23日(水)、終業式の日に、児童を通してお渡しいたします。

 下郷町商工会様、創立60周年、誠におめでとうございます。愛くるしいキャラクターのしもごろうが描かれたキーホルダーを受け取り、うれしそうにする子どもたちの姿が見えるようです。

 ありがとうございました。

 

 下郷町商工会様よりのおたより 

  ⇒ クリック ☞ 下郷町商工会様からのおたより.pdf

 

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食育教室2・3年「朝ごはんをしっかり食べよう」

 15日(火)、2・3年生は下郷中学校の栄養教諭である髙木先生と一緒に、食育の学習を行いました。

 まず、今朝食べた朝食を振り返るところから学習がスタートしました。子どもたちは、どうして朝ごはんを食べないといけないのかについて、知っていることを思い出したり、今日の朝ごはんを振り返ったりしながら、考えを出し合っていました。

 栄養士の髙木先生より、朝食には、寝ている間に消費したエネルギーを補充し、脳を活性化させ、身体を目覚めさせる役割があることや、睡眠中に低下した体温を高めることや生活リズムを整える役割をもっていることを教えていただきました。

 子どもたちの表情からは、しっかり目覚めきっていない身体に活動のスイッチを入れるためにも、朝食をとることは大切なんだということを実感しているのがうかがえました。

 学習の後半は、「食べ物のグループ分け」について教えていただき、この日の給食の献立メニュー「五目チャーハン」「鶏マヨ」「トックスープ」「みかんゼリー」を、赤・黄・緑の働きごとに分ける活動をしました。2年生にとってはちょっぴり難しかったのかもしれませんが、旧給食室の掲示板にかいてあることを思い出したり教えてもらったりしながらまとめていました。

 今日の学習を通して、バランスのよい食事をとることに加え、自分の食事(朝食)を見直すよい機会となったようです。

 子どもたちの食生活の改善につきましては、家庭との協力が欠かせません。一人一人が立てた「これからの朝食のとり方」が進められるよう、今後も学校と家庭が連携して進めていきたいと思います。

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大内宿へ行ってきました

 15日(火)、3年生は社会科「かわってきた人々のくらし」の学習で、大内宿にある「町並み展示館」へ見学学習に出かけてきました。

 この学習は、大内宿町並み展示館を見学し、昔の道具やそれらを使用していた頃の暮らしの様子を知り、人々の暮らしの変化が先人の願いや知恵によるものであることを、体験を通して学んでほしいというねらいのもと、毎年3年生を対象に実施しているものです。

 この日は、町教育委員会文化財係の室井さんに講師を依頼し、学習を進めました。この大内宿は、会津西街道の宿場町として栄え、今も茅葺屋根の民家が街道沿いに並ぶ集落であることや、訪れた「町並み展示館」は、当時に問屋本陣だった建物を再建し、宿駅時代に集落で使われていた生活用具を展示してあることなどを教えていただきました。

 今では当たり前の炊飯ジャーやコンロなどがなかった昔は、囲炉裏でお湯を沸かしたり、かまどでご飯を炊いたりしていたことを教えていただきました。また、囲炉裏からの煙で、茅葺屋根が燻製のように燻され、茅葺の耐久性を高められることなど、昔の人たちの知恵と工夫も教えてもらいました。

 教えていただいたことを熱心にメモしたり、展示館の中の様子を眺めたり、囲炉裏に座って上を見上げたりと、学習に一生懸命な3年生でした。

 学習を通して子どもたちは、昔の生活用具を見せてもらい、生活の様子を教えてもらい、現在では形を変えて使われていることを学ぶことができました。さらに、生活道具の機械化・AI化によって、今の生活がとても便利になっていることにも気づき、深い学びのある実り多い学習ができました。

 やはり「百閒は一見に如かず」の言葉どおり、写真を見たり資料で調べたりするだけではなく、実際に茅葺屋根や様々な生活用具を目で見て、肌で感じ、当時を思わせる空気を感じる学習は最高でした。

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書き初め教室:3・4年

 本日11日(金)、先週2日(水)に引き続き、本町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、3・4年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。

 3年生の課題は、「うし年」でした。あいさつの後、「う」「し」「年」の一文字ずつ、大事なポイントを教えていただきながら練習しました。子どもたちは一画ごとの筆のおき方、横画、接筆などを意識しながら、一生懸命に練習していました。話を聞く態度や一画一画大事に書こうとする姿がよかったです。さらに、自分が書いたものとお手本を見比べ、もっとよい作品を仕上げようとする姿勢も素晴らしかったです。

 4年生の課題は、「冬の山里」でした。これまで書写の時間、何度か練習したことを生かし、まず、お手本をよく見て一度書くところから学習が始まりました。一文字一文字の大きさや線の長さ、余白の大切さ、漢字とひらがなの大きさのバランスが難しいところ、そしてそのために意識して書くポイントを教えていただきました。80分超という書写の時間、一筆一筆に思いを込めて書いたことで、一人一人の字形や筆づかいがよくなり、上手になっているのが分かりました。

 3・4年生ともに、自分の書いた文字を見つめて振り返り、自分の課題を見つけ、また繰り返し書く姿からは、一人一人が精神統一をして自分と向き合っている様子が分かりうれしくなりました。自分の字形が変わってきたことが分かっていたということは、大きな成果だと言えます。

 これからも、学校教育活動全体を通して、一つ一つのことに本気になって一生懸命に取り組める子どもたちを育てていきたいと思います。

 最後になりましたが、今回講師としてお願いしました白石光史先生には、10月の書写指導に加え、書きぞめ指導でもお世話になりました。今回の依頼も快諾していただき、本校の子どもたちのためにご尽力いただきましたことに感謝いたしております。ありがとうございました。

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12/9(水)は授業参観です!

 先日配付しましたご案内のとおり、明後日9日(水)は、授業参観日です。

 この日は、全校音楽として、7月に実施できなかったPTA研修委員会主催の教養講座「芸術鑑賞教室」を参観していただくこととしました。

 下記に当日のプログラムを掲載しましたので、ご覧いただきご参観いただければと思います。

 なお当日は、3密対策を徹底し体育館で行います。マスク着用の上、寒くない服装でお越しください。

 

 クリック ☞ 授業参観・教養講座パンフレット.pdf

 

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書写指導:5・6年 

 本日2日(水)、下郷町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、5・6年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。

 この日は、5・6年生ともに、60分という書写の時間でしたが、白石先生の話にしっかりと耳を傾け、各文字のポイントを意識しながら集中して学習に取り組むことができていました。また書いた後、お手本と見比べ、自分の課題を見つけ、その課題を意識して繰り返し練習する姿勢も見られました。

 その姿は、さすがは本校の高学年といえるものでした。一人一人が、自分の文字の印象が変わったことを実感している様子もうかがえました。

 

 今年度の5年生の課題は、「初春の光」でした。

 6年生の課題は、「元朝の海」でした。

 書道は心を落ち着かせて、一筆一筆に思いを込めて書くことが大切となりますし、根気強く繰り返し書くことで、精神統一ができ集中力も高まってきます。そして、お手本と自分の文字は何が違うのか、文字を観察して分析する力(自己分析力)が身に付きます。

 繰り返し練習したことで、自分の字形が変わってきたことが分かると書くことが楽しくなりますし、気持ちがよいです。自信もつきます。学習を終えた子どもたちも、「大事なポイントが分かった」「アドバイスを意識して、もっと上手に書けるように頑張りたい」などと感想を述べるなど、次への意欲ももつことができていました。

 来週11日(金)は、3・4年生を対象に、各学年90分の書きぞめ指導をしてくださることになっています。

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みんなでつかう まちのしせつ 

 先週27日(金)、2年生は、生活科「みんなでつかう まちのしせつ」の学習で、「グリーンプラザ田沼文蔵記念館(図書館)」と「ふれあいセンター」へ見学に出かけてきました。

 公共施設やそこにある公共物は、みんなで使うものであること。それを支えている人々がいること。そして公共物を大切に使ったり正しく利用したりすることを、目で見て、耳で聞いて、肌で感じてくることがねらいです。

 「グリーンプラザ田沼文蔵記念館」では、始めに、田沼文蔵さんの功績を、生まれた頃からお亡くなりになるまでのことをドキュメンタリーにしたビデオを見せてもらいました。そして、田沼文蔵さんが郷土発展のために寄付をして建てられた図書館であることを教えていただきました。

 ちょっぴりと難しいお話もありましたが、知らないことや発見がいっぱいで、分かったことや教えてもらったことを、熱心にメモする子どもたちがとても素敵でした。

 また、図書館の役割やそこで働く人の仕事内容、本がどのように並んでいるかなどを教えていただきました。その後、図書館の中を探検しながら本を見て回りました。最初は、本を勝手に触ってよいのか考えていたのかもしれません。手に取ることはせず、子どもたちは背表紙を見ながら、知っている本の題名を見付けると、「せんせぇ~、こっちきて~」と・・・。「私、この本知っている。」「せんせい、この本、学校で読んだことある。」「私、この前、お母さんにこの本を読んでもらったよ。」と教えてくれる子どもたちでした。

 「好きな本を手に取って読んでもいいんですよ。」と図書館の司書の方に言われると、気になる本を手に取って何冊も読みふける子どもたち。目をキラキラさせて、楽しそうに本を読む姿からも、本が大好きだということが伝わってくるほどでした。

 予定よりも15分もオーバーし、次の「ふれあいセンター」へ移動しました。

 「ふれあいセンター」では、どんな時にどんな人が使うのか。どんな部屋があるのか。さらには、そこで働く人はどんな仕事をしているのか見学してきました。見学の後、考えてきた質問をさせてもらい、公共施設の大切な役割を学習しました。説明してくれた施設の方の話をしっかりと聞く姿勢は、さすがは本校の子どもたちだと感心させられました。

 見学も終わり帰ろうとしましたが、先ほど見学をした図書館の本について、夢中になって話をする子どもたち。そんな様子を猪股先生がいち早く察知し、「みんなで本を借りていこうか?」と言ってくれました。その時の「えっ、いいの?」と、子どもたちのうれしそうな表情が、これまた素敵でした。

 メディアの発達により活字離れが進むなど、子どもたちを取り巻く読書環境が大きく変化しています。町の図書館には、とても魅力的な本がたくさんありました。本離れが進んでいる現在、本に親しむ機会を多くし、読書の楽しさや喜びを感じさせていく取組が大切だと感じました。本を借りなくてもいいので図書館に遊びに行く。そんなところから始めて、本が大好き、読書好きという子どもたちをたくさん増やしていきたいと思いました。

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自分の命は自分で守る②:2~4年

 13日(金)午前中、5・6年生は「そなえるふくしま防災出前講座」を行い、午後は2~4年生が、「地震体験車(起震車)による震度体験」を行いました。

 地震体験車(起震車)とは、地震を疑似体験できる振動装置を掲載した自動車です。この学習は、これに乗って地震を体験してもらうことで、実際に地震が起きてしまった際にも冷静な行動ができるようにすることをねらいとして行いました。

 まず「地震体験車(起震車)」について、南会津市町村圏消防組合の消防署員に説明をしていただいた後、2人ペアになって震度体験をしました。

 4年生は、震度5強を想定した体験をしました。数分間の縦揺れ・横揺れの体験でしたが、恐怖感を感じる揺れでした。子どもたちは、友達が体験している姿を見て、「早く机の下に」「もっと頭を低くして!」など教えてあげるなど、身を守るための安全な方法を再確認していました。3年生は、震度4程度でしたが、揺れは大きく、机の下で脚にしがみついているのがやっとぐらいでした。

 子どもたちは真剣な表情で、「もし地震が起きたら冷静に行動したい。」「素早く机の下に隠れたい。」などと感想を述べるなど、避難訓練やシェイクアウト訓練で行ったこと以上に、実体験を伴ったよい学習ができたことが分かりました。

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自分の命は自分で守る①:5・6年

 学校で一番大切なもの、それは「子どもたちの命」です。学校では、学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」その判断力と行動力を育てているところです。

 13日(金)は、福島県危機管理課の方をお招きし、命を守る学習として、「そなえるふくしま防災出前講座」を開催しました。

 講座では、準備していただいだ映像の資料や「そなえるふくしまノート」を活用しながら、地震や土砂災害、水害等から身を守るためにはどうすればよいか、私たちにできることは何なのか、災害に関する基礎的なことや防災に対する意識を高める学習をしました。また、教えていただいたことを4択クイズで振り返る学習も行いました。命を守るための大事な講座ですが、子どもたちは興味をもって楽しく学習ができていました。

 この講座の後半には、「防災VR体験」がありました。一人一台のスマホが手渡され、3D眼鏡を組立ててセットし、「浸水害」「土砂災害」「地震」の3つの疑似体験をさせてもらいました。子どもたちは、VRゴーグルを覗きながら、「あ~っ!」「すごい!」「危ない!」などの声を出したり、急に後ろを振り返って仰け反ったりなど、バーチャルの世界ではありますがその恐ろしさを実感しているようでした。

 講座の最後に、学校以外で災害に遭った場合の避難の仕方、家族との待ち合わせ場所や連絡方法など、災害が起きる前にみんなで確認しておいてほしいことの話がありました。資料等を持って帰りましたので、この機会にご家族で再度ご確認しておいていただければありがたいです。

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現職授業研究会:1年国語科授業

 本校では、『夢中になって学ぶ子どもの育成』を目指し、「授業スタンダード」と「家庭学習スタンダード」を基本の柱とし、授業改善,校内研修や家庭学習の充実を図り、子どもたちの学力向上を目指しています。特に今年度は、「主体的な学びを引き出す授業」はどうあるべきかにポイントを絞って研修を深めているところです。

 12日(木)は、1年国語科「じどう車くらべ」の授業研究会が行われました。クレーン車の絵の間違いを見付け、絵と文を関連させながら違いを考えることを通して、「しごと」と「つくり」の関係を捉えることをねらいとした学習でした。

 穏やかな口調で柔らかく語りかける担任が印象的であり、子どもたちが調べたいやる気を引き出す手立てが盛りだくさんの見事な授業でした。

 子どもたちは、クレーン車の動画を視聴することで、クレーン車についてイメージ化し、やる気をもって学習に取り組めましたし、担任が事前に描いておいた、あえて間違えたクレーン車の絵を活用しながら、本文と絵を見比べさせることで、一人一人が夢中になって学習に取り組むことができ、ねらいに迫る見事な授業となりました。また、クレーン車の「つくり」を動作化する手立ても、子どもたちの思考がより確かなものとなり、1年生が楽しく学習に取り組むことができているのが分かりました。

 さらにこの日の授業では、1年生一人一人の書く力や子どもたちのやる気に満ちた表情、学びに向かう姿勢が、とても一生懸命で輝いていたことも印象的でした。

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郷土の発展に尽くす:4年

 10日(火)、4年生は、星周一先生を講師として招聘し、「円蔵堰・岩上神社・飯田堰」の見学学習に出かけてきました。この日は、雨が降る寒い日でしたが、4年生は元気に出発していきました。

 この学習は、「円蔵堰や円蔵の生家」「岩上神社」の見学を通して、谷に囲まれた下郷の地に水を引いた先人たちの業績を知り、郷土を想う心を、目で見て肌で感じてくることをねらいとして行いました。

 「円蔵堰」は、倉村から楢原にかけての田に水をひくための用水路であり、1814年、塩生にあった呉服商を営んでいた弓田円蔵という人が、工事費2500両(今のお金で1億1250万円もの私財を投じて、村人と一緒に堰を作ったこと、用水路に水が流れるように勾配をつけるために、夜に提灯を使って高さを計りながら水路を作ったそうです。また工事の途中、大雨で何度も水路が壊されたり、2km進むのに8年もかかったりして、くじけそうになる村の人々を励ましながら、21年もかけて完成した水路だそうです。

 そのおかげで、米作りができるようになり、今はこうしておいしいお米をたくさん食べられるようになり、生活が豊かになっていったということを教えてもらいました。

 秋雨で手がかじかむような寒い中でしたが、円蔵さんという人の業績、倉村や楢原の人のために何とかしたいという想いを、熱心にメモする子どもたちでした。

 場所を移動し、今度は「飯田堰」を見学しました。「飯田堰」は、中妻や水門地区をうるおす用水路で、「飯田堰」とも「中妻堰」とも言われているそうです。中妻地区は大川の作った丘の上あるため、田に水をひくことができず、昔は畑しかなく、1672年、お奉行様の飯田兵佐衛門が、村人たちの願いを聞き、村人と力を合わせ、山をくりぬいて800mのトンネルを掘り、約4㎞もの堰を作ったそうです。この飯田堰によって、中妻地区でも米作りができるようになり、生活が豊かになったということを教えてもらいました。

 見学学習を終えた子どもたちは、「この下郷にはすごい人たちがいたんだなぁ。」「みんなのためにできることに一生懸命に取り組んだ人たちがいたんだなぁ。」「昔の人たちのおかげで、今はおいしいお米が食べられるんだなぁ。」「みんなの幸せのために頑張ってくれた人たちがいたんだなぁ。」などと、感想を述べていました。

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