こんなことがありました。

日誌

「そろばん」教室①:3・4年

 本校では、地域人材を活用した学習がたくさんあります。本日3日(月)は、下郷そろばん塾の星ミツノ先生をお招きして、「そろばん教室」を開いていただきました。

 小学校の3・4年の算数科では、「そろばん」を学習する時間があります。そこで、子どもたちに、そろばんの使い方を専門的に学習する機会を通して、そろばんの魅力や楽しさを体感してもらおうと、例年2日間にわたり、星先生に講師をお願いしています。

 1日目、3年生は、そろばんの「各部の名称について」から学習がスタートしました。数の表し方や数の入れ方・取り方を学習した後、たし算とひき算まで教えていただきました。そろばん塾では何時間もかけて学習するところですが、教科書の時間に合わせて進みました。3年生の子どもたちは、話をよく聞いてすぐに自分のものとし、学習後には、「結構できた。」「そろばんで計算ができた。」「最初は難しいと思ったけれど、楽しかった。」などと感想を話ししていました。

 1日目、4年生は、桁数の大きい数字や小数を、そろばんで表すことから学習がスタートしました。その後、小数のたし算やひき算まで学習を進めました。教科書は、3年生の学習から一気にレベルアップしており、少し難しいのではと思いましたが、さすがはやる気いっぱいの4年生の子どもたちです。3年生の時に学習したことを思い出しながら、一生懸命にそろばんの玉をはじいて、そろばんを使っての計算を頑張っていました。

 一般的に、「そろばん」には様々な効果があると言われています。脳が刺激されることで活発になり、記憶力や直感力が磨かれるそうです。また、集中力を養う効果や頑張ってやり遂げる態度が身に付くとされています。

 この日は、インフルエンザによる学級閉鎖が明けた月曜日でしたが、星先生の話をよく聞いて、夢中になってそろばんをはじく姿が見られ、その効果を実感したところです。

 子どもたちに、そろばんの魅力を感じてもらいたいと、例年このような機会を提供していただいております、下郷そろばん塾の星ミツノ先生に感謝申し上げます。 

 

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