こんなことがありました。

豊かで安心した暮らしを実現するために・・・租税教室・・・

 25日(金)、公益財団法人の南会津法人会にご協力いただき、6年生を対象にした租税教室が行われました。

 この学習は、これからの日本の将来を担う子どもたちに、税の仕組みや税が社会に果たす役割について、正しい認識をもってもらうことをねらいとして行われたものです。

 学習では、みんなが知っている消費税などを中心に、いろいろな税金について教えていただきました。また、リーフレット資料をもとに、税金がどのように使われているか学習しました。

 税金が自分たちの豊かな生活に大きな関係があることを知り、アニメビデオ上映により、税金のない暮らしがいったいどんなものか、税金のあるみんなの暮らしとどう違うのか、もし税金がなかったとしたらどんな生活になるのか考えました。

 他にも、小学校入学から中学校卒業までの義務教育で、一人当たりにかかる税金、それが6年生16名で考えると、一億円以上の税金が使われていることなども教えてもらいました。

 学習の最後には、一億円のレプリカ(大きさ・重さが同じ)を持つ体験をさせてもらいました。予想以上に重く、これが本物だったらなぁとうれしそうに抱える6年生でした。

 学習を通して、子どもたちは、「税金は大切だ。」「大事にお金を使いたい。」「税金の種類がたくさんあることが分かった。」「みんなの生活を豊かにするために、夢のある生活を送るために税金が使われていることが分かった。」「安心・安全な暮らしのためには税金はなくてはならないものだと分かった。」などと感想をもったようでした。

 まだ6年生という子どもたちですので、納税者としての意識は少ないかと思いますが、社会の一員としての自覚を育てることができた、実り多い時間となりました。