こんなことがありました。

2020年9月の記事一覧

複式学級の学習の様子を見ていただきました 

 本日30日(水)、教育長様を始め、福島県教育庁義務教育課の先生や南会津教育事務所の先生方がご来校され、本校の複式学級の学習の様子をご覧になられました。

 2年生は、算数科「さんかくやしかくの形をしらべよう」の学習でした。授業は、四角になっていない色紙を折って長細い四角形をつくり、そこから長方形の特徴を調べ、4つの直角があることや向かい合った辺の長さが同じであることを考えていく学習でした。

 参観者が、4名の子どもたちより多い中で緊張気味の子どもたちでしたが、先生の話をよく聞いて考え、長方形とはどんなものか夢中になって学習する2年生の姿が見られました。

 3年生は、算数科「かけ算のひっ算(1)」の学習でした。2位数×1位数の筆算の仕方について、勉強しました。筆算をする中でちょっと困ったことをみんなで確認し合ったり、間違った筆算の仕方を基に、どんなところに注意して計算するのかを、グループで考えたり発表したりしました。

 自分の考えを伝えたくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で学習が進んでいきました。最後の練習問題でも、夢中になって計算に取り組む3年生でした。

 今回は、2・3年複式学級を各学年に分けて授業を行っている、その様子や成果を、いろいろな視点から見ていただきました。子どもたちの学習に向かう姿勢や落ち着いた学級の雰囲気が感じられたこと。そして、いずれの教室でも、一生懸命に学習する子どもたちの姿が見られたことを称賛いただいたことなど、実り多い訪問となりました。

 

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2・3年生の性教育の学習から

 本日30日(水)、2・3年教室では、学級活動「大切なからだ」の学習が行われていました。

 担任の先生と養護教諭の先生がタッグを組み、男女の体の違いをお話し、その違いは命をつくる大切なものであることや、大切な自分の体を守っていこうとする気持ちを育てたいというねらいで学習を行いました。

 養護教諭からは、専門的な視点から、第二次性徴期に見られるからだや心の変化について教えてもらいました。また、プライベートゾーンと言って、のぞいたり触ったりしないこと。見せたり触らせたりしないことなどを教えてもらいました。担任の先生や養護教諭の先生の話を真剣な眼差しで聞く2・3年生。これから自分たちのからだに起きてくることを肌で感じていたようでした。

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スポーツフェスティバル「楢の葉ソーラン」

 「玉入れ」と「目指せ!7秒切り!」に続き、最後は「楢の歯ソーラン」を披露しました。

 全校生88名の心が一つとなった最高の舞、迫真の舞に、会場が震えるほどでした。きっと子どもたちも、自分たちの力を思いっきり出して踊り、満足感・達成感がもてたのではないかと思います。

 一人一人が最高の思い出を手にし、「スポーツフェスティバル」を大成功に終えることができました。

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スポーツフェスティバル「目指せ!7秒切り!」 

 玉入れ」に続き、次の種目紹介は、「目指せ!7秒切り!」です。

 これは、全学年ともにゴールが同じで、学年ごとに異なるスタート位置から走る種目でした。7秒間でゴールできることを目標に走りました。

 ピストルの合図でスタート。7秒後の笛が鳴るまでにゴールラインを超えられるか、子どもたちは一生懸命に走っていました。繰り返し走ることを嫌がらずに挑戦する姿は、この「スポーツフェスティバル」のねらいを十分に達成できていることがうかがえました。

 

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スポーツフェスティバル「玉入れ編」

 29日(火)、青空が広がる中、「スポーツフェスティバル」が行われました。

 これは、5月に開催できなかった運動会、残念な思いをしている子どもたちのために、何かできないかみんなで考え、「全校生でスポーツを楽しもう!スポーツができることに喜びを感じよう!」をコンセプトに開催したものです。

 3種目を行いましたので紹介します。

一 つ目は、「ソーシャルディスタンス玉入れ」です。これは、学年ごとに分かれての玉入れです。学年によって、投げる距離が違うので、なかなか入らないのです。しかも、玉入れというと低学年の種目というイメージがあり、高学年になればなるほど久しぶりのため、なかなか入らないのです。

 そのため、大盛り上がりでした。写真からもその様子がうかがえると思います。

 それでは、1年生の玉入れの様子です。

 次は、2・3年生の玉入れの様子です。

 次は、4年生の玉入れの様子です。

 次は、5年生の玉入れの様子です。

 最後は、6年生の玉入れの様子です。

 優勝は、2・3年生でしたが、子どもたちは、勝ち負けや優勝よりも大切なものを見つけたようでした。一人一人の笑顔がそれを物語っていましたし、「楽しかった。」という声がたくさん聞こえたことは、大きな成果でした。 

 

 

 

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歯科教室3年

 28日(月)の3校時目は、3年生の「よい歯の教室」でした。

 3年生は、自分の歯並びや特徴を、鏡を使って確認しました。また、実際にお菓子を食べて、おやつとむし歯の関係も学習しました。ブクブクうがいは、口の中の食べかすは取れるけれど、歯についたバイキンは、歯ブラシを使ってみがかないと取れないことを教えてもらいました。そして歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、正しいブラッシングの仕方を学習しました。おやつを食べた後の口の中には、食べかすがいっぱいあって、それが口の中のバイキンの栄養になると聞いて、今まで以上にしっかりと歯みがきをする3年生でした。

 

 いつまでもおいしいものを食べ続けるためには、元気な歯が欠かせません。そのためには毎日の歯みがきがとても大切です。これからも自分の歯の健康に関心をもち、口腔を清潔にして気持ちよく生活していく子どもたちに育っていけるように、学校と家庭が一緒になって進めていきたいと思います。

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歯科教室2年

 28日(月)の3校時目は、2年生の「よい歯の教室」でした。

 2年生は、歯の役割や生えかわりについて教えていただきました。子どもの歯をむし歯にしてしまうと、大人の歯が真っすぐに生えてこないことや、しっかり噛んで顎を強くすることなどを教えていただきました。

その後、歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認しました。赤いところは、みがき残しではなく、ばい菌が歯にくっついていることを教えていただきました。

 みがき残しが出ないようにするためにはどういう手順でブラッシングしていけばよいのか、先生の話をきちんと聞き、お手本のブラッシングを真似しながらていねいに歯みがきをする2年生でした。その様子から、これから出てくる大人の歯がむし歯にならないように、しっかりと歯みがきをしなければいけないことを分かることができたようです。

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歯科教室1年

 28日(月)、歯科衛生士の高橋弘子先生においでいただき、1~3年生を対象とした「歯みがき教室」を、学年ごとに実施しました。

 1年生は、「6歳臼歯」の役割を教えていただきました。「6歳臼歯」は、一番大きくて力を入れる時に踏ん張れる力持ちの歯でとても大事なこと。でも、奥にあるため、むし歯になりやすいことを教えてもらいました。他にも、お口の中の様子を、鏡を見ながら観察し、自分の6歳臼歯を指で触りながら見つけることをしました。新しく出てきたばかりの6歳臼歯は、チューリップみたいにかわいいこと。出てくるまでに6か月近くかかることを教えてもらいました。

 とても大事な歯だけに、むし歯を作らないようにするため、きちんと歯みがきができるようにするため、歯の染め出しを行いました。みがき残しのところを確認した後、上手にみがくために先生から歯みがきの仕方を教えてもらいました。

 先生の真似をしながら、大きな口を開け、しっかりと歯みがきをしている姿がかわいらしかったです。きちんとみがいた後、白くなった自分の歯を見て、「ねぇみて。きれいになったよ」と、笑顔の1年生でした。

 

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授業研究会:4年算数科

 本校では、『夢中になって学ぶ子どもの育成』を目指し、「授業スタンダード」を活用して校内研修の充実を図り、子どもたちの学力向上を目指しています。特に今年度は、「主体的な学びを引き出す授業」はどうあるべきかにポイントを絞って研修を深めています。

 先日18日(金)は、4年算数科「四角形の特ちょうを調べよう」の授業研究会が行われました。

 2つの直線の交わり方を調べる活動を通して、垂直の意味を知り、垂直な2直線を見分けることができることをねらいとした学習でした。

 柵や扉、ロッカーなど、身のまわりにある直線の交わり方や並び方に着目させたり、形が変形する模型を見ながらどんな四角形ができるか考えたりと、子どもたちのやる気を引き出す課題提示から学習がスタートしました。

 その後、垂直があるかないかに気付かせるため、クイズ形式にした四角形を弁別する活動を通して、子どもたちはさらに夢中になって学習を進めていました。

 学習指導要領で示されている「主体的・対話的で深い学び」につなげていくためには、しっとりとしていて落ち着いた学級づくりが大切です。分からない時に友達に聞ける関係、そして、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる、支え合う友達の関係が大切です。自信をもって自分の考えを発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で夢中になって学ぶ子どもたちを、これからも育てていきたいと思います。

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なかよし まちたんけん

 2年生は、生活科「なかよし まちたんけん」の学習で、自分たちが住んでいる地域のことを勉強しています。

 この学習は、地域で生活したり働いたりしている人たちと交流する活動を通して、自分たちの生活が地域の人々や場所とかかわっていることや地域のよさに気付き、地域への愛着が深まることをねらいとして進めています。

 今月16日(水)には、学校近くにある「ガソリンスタンド(大成商店)」へ見学学習に出かけてきました。そして、先週25日(金)には、「楢原駐在所」へ見学学習に出かけてきました。

 「楢原駐在所」の見学では、指紋検査の体験をさわらせていただいたり、手錠や警棒などを実際にさらわせていただいたりしました。初めは緊張していた2年生も、興味津々な表情で、次第に見学学習を楽しんでいる様子が分かるほどでした。

 楢原駐在所の菅野さんには、秋の交通安全運動週間で忙しい中、今回の見学学習を快く引き受けていただきありがとうございました。

子 どもたちにとって、驚きや発見、さらには、みんなに教えたいことがたくさんある、大変実り多い学習となりました。

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自然体験学習に出かけてきました[5年]

 先週19日(土)、本校の5年生が「自然体験学習」に出かけてきました。

 例年でしたら、この体験学習は、1泊2日で「いわき海浜自然の家」へ行くところでしたが、コロナ禍の中でもありますので、日帰りで「会津少年自然の家」へ変更して行ってきました。この日は土曜日ということもあり、貸し切り状態の中での一日の活動となりました。

 学校を出発した5年生。自然の家に到着すると、すぐに入所式を行いました。しっかりとした態度で話を聞く5年生は、さすがでした。

 最初の活動は、「スコアオリエンテーリング」でした。これは、広大な敷地や施設の周りに隠された様々なポントを、地図を見ながら制限時間内にどれだけ多く見つけられるかを、チームで競い合う活動です。写真からもうかがえるように、とても楽しんで活動している様子が見られました。

 この活動を通して、5年生は、友達との協力や信頼、友情の大切さを身体で感じ、連帯感を高めることができたようで、素晴らしい体験となりました。

 お昼の様子は、「スコアオリエンテーリング」で頭と身体をたくさん動かしたこともあり、みんなもりもりと食が進んでいました。本来は、食事の時間も、わいわいとおしゃべりをしながら食べさせてあげたいところですが、新型コロナウイルス感染予防のため、一人一テーブルの中でのお昼でした。プラス思考で考えれば、これもまた思い出の一つになったのではないかと思います。

 午後の活動は、「カヌー体験」でした。施設内の大きな池で、一人1台、カヌー乗りを体験しました。

 救命用具を身に付け、カヌーを協力して運び、オールの漕ぎ方などいろいろと教えてもらい、早速カヌーに乗り込む子どもたち。最初は戸惑っていた子どもたちも、すぐにすいすいとカヌーを乗りこなし、時間が来て岸に戻ってくる頃には、「もっと乗りたい」と感想を述べるなど、楽しかった様子がうかがえました。

 楽しい時間というのはあっという間に過ぎてしまうもので、帰りの時間になり、身支度を済ませ、退所式を行いました。たくさん活動していて疲れていても、ここでもしっかりと式に臨む5年生の姿がありました。

 一人一人が心のアルバムに、素敵な思い出を綴じて、「自然体験学習」が無事に終了です。コロナ禍の中での活動であつたため、保護者の皆様には大変ご心配をおかけしました。

 今後とも、本校教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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楢原の自慢やよさを見つけよう:3年

 本校の3年生9名は、「総合的な学習の時間」に、『楢原の自慢やよさを見つけよう』というテーマで学習を進めています。

 先週18日(金)は、弥五島地区にある魅力を探検しに出かけて行きました。

 今回は、弥五島地区にお住まいになっておられる植村さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切に残しておきたいところをいろいろと教えていただきました。

最初の学習場所は弥五島駅でした。話によると、松島さんという個人の方が、10数年前にJRに寄付をして建て直した駅舎だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。

次に、万願寺へ移動した3年生は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。

最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなど、ありがたい説法を聞きました。

その後、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見守ってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助ける力を持っているそうで、だから千手:1000人(20手×25人)ということでした。優しい顔をしている菩薩様を眺める3年生の子どもたちの表情も、なんだか優しい表情があふれていました。

 今回も、自分たちが住む楢原地区のことを深く学び、弥五島の魅力見つけることができた実り多い学習となりました。

 学習中の子どもたち、とてもいい表情でした。一人一人が課題意識をもって、夢中になって取り組んだ証だと思います。

 ハイ・チーズ! カシャ!

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遠足に出かけてきましたぁ[3・4年生]

 9月9日(水)、1・2年生は田島方面へ、3・4年生は会津若松方面へ遠足に出かけてきました。

 3・4年生が最初に向かった先は、「番匠」です。ここでは、赤べこの絵付け体験をしました。お店で売っている赤べこを見たことはあっても、自分で絵付けをしたことは初めての人が多く、とてもいい体験となりました。真っ赤な赤べこに、白色で模様をつけていき、黒色でポイントとなる目やからだに色をつけ足していく活動に熱心に取り組む3・4年生の姿がありました。縦割り班での活動でもあり、友達の手助けをしたりアドバイスをしたりする姿がたくさん見られ、とても微笑ましい時間となりました。オンリーワンな赤べこが完成させ、持ち帰ることができ、大満足の子どもたちでした。

 次に向かった先は、白虎隊が戦死したとされる飯盛山でした。

 飯盛山を掘り抜いて作られた会津盆地の灌漑用水路であり、戊辰戦争の時、白虎隊が追手から逃げる穴として利用したと言われている戸ノ口堰洞穴を見学しました。他にも、白虎隊の墓を見たり自刃の地を見たりしました。自刃の地からは、遠くに鶴ヶ城が見え、3・4年生は当時の様子を偲んでいました。

 その後、六角三層のお堂であり、上りと下りが全く別の通路になっている構造の世界にも珍しい建築様式である「会津さざえ堂」を見学しました。その独特な2重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置されているお堂の中は、なんだかドキドキしました。

 最後に、会津総合運動公園へ行きました。お弁当を食べたり、いろいろな遊具で楽しく遊んだりして過ごしました。

 この楽しい遠足では、たくさんのことを見聞きし、たくさんの発見がありました。多くの学びを得ることができましたし、心のアルバムに素敵な思い出をまた1ページ増やすことができました。

 

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遠足に出かけてきました[1・2年生]

 9月9日(水)、1学期に予定していた遠足を行い、1・2年生は田島方面へ遠足に出かけてきました。この日は、徒歩で会津下郷駅まで向かい、会津田島駅へ。電車通学のお友達以外は、あまり電車に乗る機会が少なく、みんなと一緒に乗る電車の中は、とても楽しそうでにぎやかでした。

 到着後、ヨークベニマルへ移動し、持ってきた300円でお買い物体験をしました。いつもは、お家の人がいてお金を払ってくれるわけですが、この日は自分でお買い物をしてレジでお金を払う。しかも、300円の中での買い物なので、「オーバーしないかな」と買いたいもの考えながら、算数のたし算の勉強をしていた子どもたちでした。セルフレジも体験させてもらい、すごく貴重な時間となりました。

 その後、バスで枇杷の影運動公園へ移動し、アスレチック広場で思いっきりと体を動かして遊びました。普段はマスクを着けての生活でしたので、いろいろな遊具で楽しく遊ぶことができ、とても楽しい時間が過ごせたようです。

 遊んだ後は、しっかりと手洗いをして、お家の方が心を込めて作ってくれたお弁当を食べました。みんなとてもうれしそうにお弁当を食べる姿が印象的でした。

 教室での学習とは違った今回の遠足も、一人一人にとって思い出の一日になったに違いありません。

 

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現地を歩いて、森林のはたらきを学ぼう

 4日(金)、4年生は、玉川邦夫先生を講師として招聘し、「下郷町の自然・文化・生活を五感で学ぼう」をテーマに、今回は江川地区を探検しながら、森林のはたらきを調べる活動を行いました。

 学校を出発した4年生は、まず鶴沼川ダムへ向かいました。ここでは、下流にある鶴沼川発電所との関係など、ダムの様々な役割について教えていただきました。また、このあと見学する芦ノ原の棚田に引かれる用水路との関係なども教えていただきました。

次 に訪れた御霊神社では、神社の名前の由来を教えていただきました。鳥居の後ろに、もう一つ鳥居があるかのような大カラマツが2本そびえ立っていて、4年生はみんなびっくりしながら見上げていました。なんとこの大カラマツは樹齢500年余りであり、緑の文化財にも登録されていることや、神社や御神木などの森林を大切に守ってきた地域の人々の思いなどを教えていただきました。

 その後、イワナの養殖場を見学しました。養殖場の豊富な水が、那須山系からの湧水であることから、この地域が養殖に適していることを聞き、森林と水の関係を教えてもらいました

 最後に、芦ノ原の棚田を見に行きました。棚田というものがどんなものか、その景観を目で見ることができました。ここでは、鶴沼川から流れる用水路によって棚田ができていることや景観を維持するための農家の方々の努力や棚田オーナー制なども教えていただきました。

 学習を通して、下郷町の豊かな自然がきれいな水を生み出し、人々の生活に生かされていることに気づくことができましたし、食や観光ばかりでなく、豊かな自然・森林がもたらす恩恵など、自慢したい魅力がたくさんあることが分かった有意義な時間となった。

 地域の魅力を再発見し、学びの多い実りある学習ができましたのも、新たな企画を快く引き受けていただいた玉川邦夫先生の御尽力によるものと感謝申し上げます。

 

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抗菌マスクケースをいただきました!

 本日、JAよつば及びJA共済連福島様より、「オリジナル抗菌マスクケース」を100個いただきましたのでお知らせいたします。

 これは、毎年開催している「JA共済 小・中学生書道・交通安全ポスターコンクール」を、新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑みて、コンクールを中止せざるを得なくなったことにより、子どもたちが安心して楽しく学べる環境づくりへの一助としていただいたケースです。

 コロナ禍の中での学校生活において、体育の時間や給食の時間、外での活動の際、マスクを外した際にご活用いただけるものと考えます。

 本校では、明日9日(水)は、1・2年遠足と3・4年遠足ですので、10日(木)に配付させていただきます。

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授業研究会:5年国語科

本校では、『夢中になって学ぶ子どもの育成』を目指し、「授業スタンダード」を活用して校内研修の充実を図り、子どもたちの学力向上を目指しています。特に今年度は、「主体的な学びを引き出す授業」はどうあるべきかにポイントを絞って研修を深めているところです。

4日(金)は、5年国語科「よりよい学校生活のために」の授業研究会が行われました。

 学校生活を振り返って、自分たちの生活がよりよくなるための視点で様々な考えを出し合い、みんなで話し合い、議題を決めていくことをねらいとした学習でした。

 冒頭では、これまでの子どもたちの頑張っている様子を紹介するところからスタートし、学校をさらによくするためにどうしていこうかと、意欲付けを図る学びがいのある学習課題のもと、授業が進んでいきました。

 一人3つの議題を考えた後のグループ学習では、自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ子どもたちの姿が見られていました。

 今回はT・T授業でもあり、教師が2人で授業を行いました。話し合いのモデルを寸劇したり、一人一人にアドバイスしたりと、1人でも当然できることを2人が協力して授業を行うことで、子どもたちの学びを確かなものにすることができていました。

 やはり、勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。これからも教育活動を充実させ、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする公開授業研究会となりました。

 これからも日々、「分かる・できる授業」の実践を積み重ねながら、明日の授業が楽しみと子どもたちが期待できる学校づくりを進めていきます。 

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食育教室:6年

 4日(金)、下郷中学校の髙木先生(栄養教諭)を講師にお招きし、担任と一緒に食育の学習を行いました。

 この日は、家庭科「家族が喜ぶ食事をつくろう」の学習とリンクさせ、栄養のバランスを考えた献立を作ろうという意欲を高めることがねらいでした。

 主食や汁物、主菜、副菜について復習した後、自分が考えた献立を、「主にエネルギーの下になる食品」「おもに体をつくるもとになる食品」「おもに体の調子を整えるもとになる食品」と6群に分け、栄養のバランスを考えました。

 そして、バランスのよい献立にするにはどうすればよいのか、各食品との組み合わせを考え、発表し合い、オリジナルなメニューを完成させました。

 「家族のために」というテーマで学習が進んでおりますので、そのメニューが食卓に出されることがあるのではないかと思います。

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~第2回避難訓練~

 地震を想定したシェイクアウト訓練が終わると、「避難開始」の放送を受け、全校生は校庭へ避難をしました。児童玄関や職員玄関など、一番近い出口から校庭中央に集まりました。すでに校庭に避難していた子どもたちと合流し、整列まで素早く行動ができました。

 学校で一番大切なものは、「子どもたちの命」です。これからも学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」が身に付くように指導していきます。

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~シェイクアウト訓練~

 本校では、1日(月)の「防災の日」に併せ、シェイクアウト訓練を行いました。

 この「シェイクアウト」とは、アメリカで始まった防災訓練であり、Shaku Outが「~を振り払おう」という意味をもつことから、「地震の揺れに備えろ!」「地震から脱出しよう」という安全行動の標語、かけ声をイメージしてできた造語だそうです。

 日本では「一斉防災訓練」と訳されており、地震の際の安全確保行動1・2・3(1:『まず低く』、2:『頭を守り』、3:『動かない』)を身に付ける機会として、近年その取組の重要性が増しています。

 非常ベルの後、シェイクアウト訓練をスタートしました。地震発生を想定し、訓練放送を聞き、頭を低くしてしゃがみ、机の下に隠れ、頭を守る行動をし、1分間揺れがおさまるまで動かないという訓練を、全校生で行いました。

 この日は、休み時間に実施したため、体育館や校庭で遊んでいたり、教室や図書室で過ごしていたりと、子どもたちが居た場所は様々でした。しかも、事前の告知・連絡をしない中での訓練だったため、びっくりしたと思いますが、地震の際の安全確保行動1・2・3行動をきちんと実行できた子どもたちでした。その活動の様子からは、「自分の命は自分で守る。」という防災に対する意識をもち、真剣な面持ちで訓練に参加できていて大変よかったです。

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スポーツフェスティバルへ向けて

 今週から、今月29日(火)に予定している「スポーツフェスティバル」へ向けて、「よさこい」の練習が始まっています。

 今年度は、コロナ禍に伴い、5月に予定していた運動会を9月に移動し、競技種目内容を大きく変え、3密を避ける形で、団体種目1つと個人種目1つ、そして「よさこい」を行うようにしました。

 この「よさこい」は、例年であれば、運動会の種目として全校生で演舞したり、町のふるさと祭りでたくさんのお客さんの前で披露したりと、10数年以上にも渡って続けてきた伝統種目です。

 体育館は、蒸し暑いのですが、本校の子どもたちは「よさこい」が大好きで、みんな張り切って体を動かし汗だくになっていました。どの子に聞いても、「楽しいです」「筋肉痛で足が痛いけど、頑張ります」「もっとやりたいです」などと、暑さを忘れて無中になって踊る姿は、すごく恰好がよかったです。

 6年生にとっても、法被を着て踊る「よさこい」は、小学校の思い出の一つになるに違いありません。

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