先日26日(木)、夏休みのプール開放・指導にあたり、先生方と一緒に監視員として保護者の方を対象に、普通救命講習会が行われました。
この普通救命講習では、一般的に行われる1時間足らずの救急講習ではなく、心肺蘇生法・AED使用法を、3時間ほど実技を通して学び、講習後には受講修了証が授与されるものです。
御存知のとおり,中学や高校でも授業に取り入れる学校が増えるなど、心肺蘇生法やAED使用法の習得の必要性が重要視されています。水泳やスポーツ活動の指導にかかわらず、日常生活においても万が一の時に人の命を救うことができる、誰もが身に付けたい技術でもあります。
講習会では、南会津広域消防下郷出張所より2名の消防士の方においでいただき、心肺蘇生法やAEDの使用方法を身に付けておくことがなぜ大切なのかを説明していただきました。そして、一人一人交代しながら繰り返し実技を行い、最後にはグループごとに、溺れている人を発見した場合の人命を救助する試験を行いました。
プールでの事故はあってはならないことですが、万が一に起きてしまった場合、一分一秒を争う状況になってしまいます。また、傍で突然,大事な家族や人が倒れた時などに,何もしないのではなく,慌てずに適切な応急手当ができ,人の命を助けることにもつながります。
そういう場に遭遇した時、助けられる命を助ける救命処置を学ぼうと、真剣に取り組む教職員と監視員の保護者の姿がありました。
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