こんなことがありました。

2020年9月の記事一覧

なかよし まちたんけん

 2年生は、生活科「なかよし まちたんけん」の学習で、自分たちが住んでいる地域のことを勉強しています。

 この学習は、地域で生活したり働いたりしている人たちと交流する活動を通して、自分たちの生活が地域の人々や場所とかかわっていることや地域のよさに気付き、地域への愛着が深まることをねらいとして進めています。

 今月16日(水)には、学校近くにある「ガソリンスタンド(大成商店)」へ見学学習に出かけてきました。そして、先週25日(金)には、「楢原駐在所」へ見学学習に出かけてきました。

 「楢原駐在所」の見学では、指紋検査の体験をさわらせていただいたり、手錠や警棒などを実際にさらわせていただいたりしました。初めは緊張していた2年生も、興味津々な表情で、次第に見学学習を楽しんでいる様子が分かるほどでした。

 楢原駐在所の菅野さんには、秋の交通安全運動週間で忙しい中、今回の見学学習を快く引き受けていただきありがとうございました。

子 どもたちにとって、驚きや発見、さらには、みんなに教えたいことがたくさんある、大変実り多い学習となりました。

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自然体験学習に出かけてきました[5年]

 先週19日(土)、本校の5年生が「自然体験学習」に出かけてきました。

 例年でしたら、この体験学習は、1泊2日で「いわき海浜自然の家」へ行くところでしたが、コロナ禍の中でもありますので、日帰りで「会津少年自然の家」へ変更して行ってきました。この日は土曜日ということもあり、貸し切り状態の中での一日の活動となりました。

 学校を出発した5年生。自然の家に到着すると、すぐに入所式を行いました。しっかりとした態度で話を聞く5年生は、さすがでした。

 最初の活動は、「スコアオリエンテーリング」でした。これは、広大な敷地や施設の周りに隠された様々なポントを、地図を見ながら制限時間内にどれだけ多く見つけられるかを、チームで競い合う活動です。写真からもうかがえるように、とても楽しんで活動している様子が見られました。

 この活動を通して、5年生は、友達との協力や信頼、友情の大切さを身体で感じ、連帯感を高めることができたようで、素晴らしい体験となりました。

 お昼の様子は、「スコアオリエンテーリング」で頭と身体をたくさん動かしたこともあり、みんなもりもりと食が進んでいました。本来は、食事の時間も、わいわいとおしゃべりをしながら食べさせてあげたいところですが、新型コロナウイルス感染予防のため、一人一テーブルの中でのお昼でした。プラス思考で考えれば、これもまた思い出の一つになったのではないかと思います。

 午後の活動は、「カヌー体験」でした。施設内の大きな池で、一人1台、カヌー乗りを体験しました。

 救命用具を身に付け、カヌーを協力して運び、オールの漕ぎ方などいろいろと教えてもらい、早速カヌーに乗り込む子どもたち。最初は戸惑っていた子どもたちも、すぐにすいすいとカヌーを乗りこなし、時間が来て岸に戻ってくる頃には、「もっと乗りたい」と感想を述べるなど、楽しかった様子がうかがえました。

 楽しい時間というのはあっという間に過ぎてしまうもので、帰りの時間になり、身支度を済ませ、退所式を行いました。たくさん活動していて疲れていても、ここでもしっかりと式に臨む5年生の姿がありました。

 一人一人が心のアルバムに、素敵な思い出を綴じて、「自然体験学習」が無事に終了です。コロナ禍の中での活動であつたため、保護者の皆様には大変ご心配をおかけしました。

 今後とも、本校教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

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楢原の自慢やよさを見つけよう:3年

 本校の3年生9名は、「総合的な学習の時間」に、『楢原の自慢やよさを見つけよう』というテーマで学習を進めています。

 先週18日(金)は、弥五島地区にある魅力を探検しに出かけて行きました。

 今回は、弥五島地区にお住まいになっておられる植村さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切に残しておきたいところをいろいろと教えていただきました。

最初の学習場所は弥五島駅でした。話によると、松島さんという個人の方が、10数年前にJRに寄付をして建て直した駅舎だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。

次に、万願寺へ移動した3年生は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。

最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなど、ありがたい説法を聞きました。

その後、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見守ってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助ける力を持っているそうで、だから千手:1000人(20手×25人)ということでした。優しい顔をしている菩薩様を眺める3年生の子どもたちの表情も、なんだか優しい表情があふれていました。

 今回も、自分たちが住む楢原地区のことを深く学び、弥五島の魅力見つけることができた実り多い学習となりました。

 学習中の子どもたち、とてもいい表情でした。一人一人が課題意識をもって、夢中になって取り組んだ証だと思います。

 ハイ・チーズ! カシャ!

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