こんなことがありました。

家庭教育支援事業講演会より

今朝は、空に雲が広り隙間から青空がのぞいています。昨日、下郷町で行われた増田明美さんの家庭教育支援事業の講演会に行ってきました。増田さんはかつて活躍したマラソンランナーで、日本最高記録を12回、世界最高記録を2回更新し、ロサンゼルスオリンピックで日本代表選手として出場した名選手です。

しかし過酷すぎる練習で体調を崩し、オリンピックでは途中棄権をしてしまい、帰国後の成田空港で「非国民」とヤジを飛ばされ、3カ月間は誰とも会えず部屋にこもりきりになってしまったそうです。そんな経験の中、良い結果を出すためには「知・好・楽」が大切ということを実感し、今の明るい解説者の増田さんに生まれ変わったそうです。良い結果を出すためには

①  まず対象を知ること。 ②それを好きになること。 そして ③それを楽しむこと。だそうです。

嫌なことを耐えながら苦しみながらするのではなく、楽しめるよう工夫していくことが大切だということです。

増田さんは、日本パラ陸上競技連盟会長の役職にも就かれています。特に私の心にささった言葉は、「失ったものを数えるな、今あるものを最大限にいかしましょう!」という言葉でした。和やかな雰囲気の中、有意義な時間となりました。ありがとうございました!