3日(月)、5年生は、校外学習として「塔のへつり」へ出かけてきました。
これは、総合的な学習の時間のテーマである「下郷の人・ものとつながる」を、5年生が今年1年間進めている学習の一つとして行ったものです。また、2学期に社会科で学習する「わたしたちの生活と工業生産(伝統工芸品)」も兼ねています。
到着後、ガイドの方に「塔のへつり」を案内してもらいました。なんと百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し、あのような見事な景観ができたこと。そして、それぞれの岩には名前が付いていることなどを教えてもらいました。塔のへつりを散策した後は、「観光」について、お店の方々にいろいろとインタビューをしました。今日の学習で気づいたことや分かったことを、熱心にメモをする5年生でした。
そして、「へつり工房」において、町の伝統工芸品の一つでもあるこけしの絵付け体験をさせていただきました。
こけしの歴史やこけし作りの仕事について教えていただいた後、「こけし作り名人」の北村様に教えていただきながら絵付けを行いました。こけしの形からイメージを膨らませ、思い思いに絵付けをする一人一人の姿は真剣そのものでした。自分だけのオンリーワンなこけしを完成させ、満足気な子どもたちの姿が印象的でした。
今日の学習を通して、自然の雄大さやへつりの素晴らしさを満喫しただけではなく、下郷町の地元産の木材を使った伝統工芸品作りを体験することにより、自分のふるさとへの理解を深めるきっかけづくりができました。これからの学習がどのように広がっていくのか楽しみです。
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