こんなことがありました。

しの笛を体験したよ:5年生

 18日(火)の1~2校時目、大川渓流太鼓保存会の岩澤修さんを講師として招聘し、しの笛体験教室を開きました。

 本校では例年、運動会の際に「下郷甚句」を、全校生と地域の方で一緒になって踊っています。その際、6年生がしの笛を担当し、5年生が和太鼓を担当して演奏し、踊りを盛り上げています。この日は、そこにつながる和楽器の体験でした。

 「しの笛」の体験教室では、まず、しの笛の構造や音の出るしくみについて、普段使用しているリコーダーと比較しながら教えていただきました。しの笛で音を出すことは難しいのですが、一生懸命に取り組んでいた5年生でした。学習の最後には、低い音から高い音まで出せるようになっていました。

 この日の学習では、しの笛で曲を演奏することに重きを置いた学習ではなく、しの笛の魅力に触れることをメインとして行いました。しの笛の演奏が世界中で親しまれていることを、ユーチューブの動画を見せていただいたり、しの笛の素敵な音色、息を吹き込む強さや唇の当て方で、音色が無限に広がったりしていくことなど、さらに興味をもつことができた学習となりました。

 他にも、夢や希望、目標をもつことの大切さ、そしてどんなことにも根気強く挑戦していくことの大切さを教えていただき、キャリア教育の視点からも、大変実り多い時間となりました。