こんなことがありました。

授業研究会:5年国語科

本校では、『夢中になって学ぶ子どもの育成』を目指し、「授業スタンダード」を活用して校内研修の充実を図り、子どもたちの学力向上を目指しています。特に今年度は、「主体的な学びを引き出す授業」はどうあるべきかにポイントを絞って研修を深めているところです。

4日(金)は、5年国語科「よりよい学校生活のために」の授業研究会が行われました。

 学校生活を振り返って、自分たちの生活がよりよくなるための視点で様々な考えを出し合い、みんなで話し合い、議題を決めていくことをねらいとした学習でした。

 冒頭では、これまでの子どもたちの頑張っている様子を紹介するところからスタートし、学校をさらによくするためにどうしていこうかと、意欲付けを図る学びがいのある学習課題のもと、授業が進んでいきました。

 一人3つの議題を考えた後のグループ学習では、自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ子どもたちの姿が見られていました。

 今回はT・T授業でもあり、教師が2人で授業を行いました。話し合いのモデルを寸劇したり、一人一人にアドバイスしたりと、1人でも当然できることを2人が協力して授業を行うことで、子どもたちの学びを確かなものにすることができていました。

 やはり、勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。これからも教育活動を充実させ、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする公開授業研究会となりました。

 これからも日々、「分かる・できる授業」の実践を積み重ねながら、明日の授業が楽しみと子どもたちが期待できる学校づくりを進めていきます。