本日2日(水)、下郷町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、5・6年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。
この日は、5・6年生ともに、60分という書写の時間でしたが、白石先生の話にしっかりと耳を傾け、各文字のポイントを意識しながら集中して学習に取り組むことができていました。また書いた後、お手本と見比べ、自分の課題を見つけ、その課題を意識して繰り返し練習する姿勢も見られました。
その姿は、さすがは本校の高学年といえるものでした。一人一人が、自分の文字の印象が変わったことを実感している様子もうかがえました。
今年度の5年生の課題は、「初春の光」でした。
6年生の課題は、「元朝の海」でした。
書道は心を落ち着かせて、一筆一筆に思いを込めて書くことが大切となりますし、根気強く繰り返し書くことで、精神統一ができ集中力も高まってきます。そして、お手本と自分の文字は何が違うのか、文字を観察して分析する力(自己分析力)が身に付きます。
繰り返し練習したことで、自分の字形が変わってきたことが分かると書くことが楽しくなりますし、気持ちがよいです。自信もつきます。学習を終えた子どもたちも、「大事なポイントが分かった」「アドバイスを意識して、もっと上手に書けるように頑張りたい」などと感想を述べるなど、次への意欲ももつことができていました。
来週11日(金)は、3・4年生を対象に、各学年90分の書きぞめ指導をしてくださることになっています。
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