こんなことがありました。

ふるさと下郷の人・ものとつながる  

 本日20日(火)、5年生は、校外学習として「塔のへつり」へ出かけてきました。

 これは、総合的な学習の時間のテーマである「下郷の人・ものとつながる」を、5年生が今年一年間進めている学習です。また、社会科「わたしたちの生活と工業生産」の学習も兼ねています。

 到着後、「へつり工房」において、町の伝統工芸品の一つでもある、こけしの絵付け体験をしました。こけしの歴史やこけし作りの仕事について教えていただいた後、絵付けをする5年生、こけしの形からイメージを膨らませ、思い思いに絵付けをする一人一人の姿は真剣そのものでした。自分だけのオンリーワンなこけしを完成させ、満足気な姿が印象的でした。

 その後、「観光」について、お店の方にいろいろとインタビューをさせてもらいました。お店の方が教えてくれたことを、熱心にメモをする5年生の姿がありました。

 塔のへつりについて学習した後は、つり橋を渡り、塔のへつりを散策しました。1週間ほど前、川の学習で見学に来た5年生ですが、この日は天気がとても良くて、紅葉もきれいで、自然の雄大さやへつりの素晴らしさをさらに満喫していました。

 今日の学習を通して、自然の雄大さや塔のへつりの素晴らしさを満喫しただけではなく、下郷町の地元産の木材を使った伝統工芸品作りを体験することにより、自分のふるさとへの理解を深めるきっかけづくりができました。

 また、学習発表会でもご覧いただいた、子どもたちが作成した「観光パンフレット」を紹介するなど、これまでの学習の成果を紹介することすることができ、充実した学習となりました。