こんなことがありました。

互いにかかわり合い,学びを深める子どもの姿を目指して

 8日(金)、2年生の授業研究会が行われました。今回は、国語科の「お手紙」の授業公開でした。

 手紙を一度ももらったことがないと言って悲しい気持ちになっているがまくんを心配したかえるくんが、がまくんに内緒で手紙を出し、一緒に待つというお話で、かえるくんとがまくんの2人の登場人物の様子や気持ちの変化を考えながら、2人が幸せになった気持ちを読み取っていく学習でした。

 自分の考えを自由に発表できる学級の雰囲気、友達の発表に真剣に耳を傾ける姿、自分の考えと照らしながら友達の考えを聞く学びの深い子どもたちの姿など、学ぶべきことが多い見事な授業でした。

 また、一人一人の考えや発言を大事にしながら授業を進め、みんなの考えを整理したり関連付けたりした板書も、思考の流れが可視化され、学習のねらいに迫る手立てとなっていました。

 勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、本授業のように、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。今回、一人一人の思考がフル稼働し、学び合いながら思考力も高まり、学びが深まっていくのが分かる授業に、各先生方はこんな授業を実践し、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする研究授業となりました。