こんなことがありました。

<授業研究会:6年算数科> 

 本校では、『互いにかかわり合い。学びを深める子どもの育成』を目指し、目の前の子どもたちと真剣に向き合っています。

 25日(月)は、6年生の授業研究会が行われました。一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか、授業を参観させていただき、先生方で研修を深めました。

 授業では、算数科の「分数のわり算を考えよう」を学習しました。2つの数量関係を数直線を用いて、除法で求められることの意味や分数倍の意味を説明しようと、夢中になって学習に取り組む6年生の姿がありました。そして、みんなの意見や考えを「聴きたくなる」「伝えたくなる」雰囲気の中で深く思考し合い、自分の学びにつなげることができた授業となりました。さらに、子どもたちの思考の流れやつぶやきを見える化(板書)し、一人一人を大事にしたきめ細かな授業により、子どもたちが生き生きと学習に参加していた授業でもありました。

 

 本校で進めている「主体的・対話的で深い学び」につなげていく学び合いには、しっとりとしていて落ち着いた学級づくりが大切です。分からない時に友達に聞ける関係、そして、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる支え合う友達の関係が大切です。自信をもって自分の考えを発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で夢中になって学ぶ姿に、各先生方はこんな授業をしてみたいと、明日からの授業へ向けて気持ちを新たにする授業研究会となりました。