五大堂へ到着。天気は晴れです。
五大堂は、伊達政宗公が造営した、東北地方最古の桃山建築であり。軒まわりの蟇股に、方位に従って十二支の彫刻が配してあります。有名なのは、堂へ渡るすかし橋です。はしご状の橋に縦板が2枚しつらえてあり、足を踏み外して落ちてしまわないかドキドキして渡る子どもたちの姿がありました。
五大堂から徒歩数分。瑞巌寺の総門前に到着。瑞巌寺は、鎌倉時代の頃には、現在の本堂の場所に「円福寺」があったとされ、多くの修行僧が訪れ信仰を集めていたそうで、ガイドさんに、その当時に修行をしていた洞窟遺跡群跡を見学・説明してもらいながら本堂へ向かいました。
ガイドさんの話によると、東日本大震災で比較的被害が少なかったのは、不思議な力で守られていたからではないかということも教えてもらいました。
本堂に入って最初の「室中孔雀の間」は、襖絵には孔雀が描かれ、天井は格子模様で、中央に牡丹や菊の彫刻が施されるなど、意匠を凝らした造りがされており、すごく豪華で、みんなは目をくりくりさせて眺めていました。
本堂には10の部屋があり、部屋によって襖絵と天井の造りが異なり、襖絵に込められた意味や願いもそれぞれ異なるというガイドさんの話を聞いて、興味深々の6年生でした。また、当時、瓦屋根の本堂は大変珍しく、伊達政宗はどうしても瓦屋根にしたいと言って建てたということで、かなりのこだわりがあったと知って驚いていました。
本堂から戻る途中、本堂から総門を見ると、総門から松島湾が見えることも教えてもらいました。
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