こんなことがありました。

歯みがき教室<1年・2年・3年>

 21日(金)、歯科衛生士の高橋弘子先生においでいただき、1~3年生を対象とした「歯みがき教室」を、学年ごとに実施しました。

 1年生は、6歳臼歯の役割を教えていただきました。お口の中の様子を、鏡を見ながら観察し、自分の6歳臼歯を指で触りながら見つけることをしました。新しく出てきたばかりの6歳臼歯は、チューリップみたいにかわいいこと。出てくるまでに半年近くかかること。そして、一番大きくて力を入れる時に踏ん張れる歯で大事なこと。でも奥にあるため、むし歯になりやすいことを教えてもらいました。

 そこで、むし歯を作らないようにするため、歯の染め出しを行い、みがき残しのところを確認しました。さらに、上手にみがくために先生から歯みがきの仕方を教えてもらいました。先生の真似をしながら、目をまん丸にして大きな口を開け、しっかりと歯みがきをしている姿に微笑ましかったです。きちんとみがいた後、白くなった自分の歯を見て、笑顔の1年生でした。

 2年生は、歯の役割や生えかわりについて教えていただきました。また、むし歯の成り立ちやしっかり噛んで顎を強くすることが大切だということも教えていただきました。そして歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、みがき残しが出ないようにするためにはどういう手順でブラッシングしていけばよいのか学習しました。

 先生のお手本を見ながら歯みがきをする様子からは、これから出てくる大人の歯がむし歯にならないように、しっかりと歯みがきをしなければいけないことを分かったようにうかがえました。

 3年生は、自分の歯並びや特徴を、鏡を使って確認しました。また、実際にお菓子を食べて、おやつとむし歯の関係も学習しました。ブクブクうがいは、口の中の食べかすは取れるけれど、歯についたバイキンは、歯ブラシを使ってみがかないと取れないことを教えてもらいました。そして歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、正しいブラッシングの仕方を学習しました。おやつを食べた後の口の中には、食べかすがいっぱいあって、それが口の中のバイキンの栄養になると聞いて、今まで以上にしっかりと歯みがきをする3年生でした。

 いつまでもおいしいものを食べ続けるためには、元気な歯が欠かせません。そのためには毎日の歯みがきがとても大切です。これからも自分の歯の健康に関心をもち、口腔を清潔にして気持ち良く生活していく子どもたちに育っていけるように、学校と家庭が一緒になって進めていきたいと思います。