こんなことがありました。

春らしい穏やかな日の中で

 教育を取り巻く環境が変化し、一般的な視点から見て、子どもの体力低下や小学校での学級崩壊が話題に取り上げられてから、ずいぶんと年数が経っているかと思います。その原因の一つとして考えられていることが、外遊びや身体を使った遊びの機会が減っているのではないかということです。

 本校では、「学級楢小タイム」があり、学級単位でみんなが活動できる遊び・運動などを企画し、担任の先生も一緒になって同じ時間を共有する取組を行っています。

 「みんなで遊ぶ日」の遊びの内容が、「苦手な友達でも参加できる遊びか」「多くの友達とかかわれる遊びか」という視点から考え活動することで、友達と協力し合って楽しい学級生活をつくろうとする態度を育てることにもつながるのではと期待して行っています。

 今日15日(水)のお昼の時間は、その「学級楢小タイム」の時間でした。そのとても春らしい天気で、空気が暖かくて、心地よい風も吹き、外にいる方が気持ちのよい日でした。

 この日は、各学年が校庭または体育館に移動し、「ドッジボール」や「サッカー」、「おにごっこ」などの活動を楽しんでいました。

 この「学級楢小タイム」を通して、体力の向上が期待できるばかりではなく、約束やルール、思いやり、信頼関係づくりなど、一人一人に、そして学級づくりに大きな効果をもたらすに違いありません。