こんなことがありました。

素敵な演奏を披露「合奏祭3・4年」

 16日(水)、御蔵入交流館において「南会津郡小中学校音楽祭第2部合奏」が開催されました。

 学校出発前、体育館に集合した3・4年生は、円陣を組み、みんなで決意を語り合い、気合いを入れてバスへと乗り込んでいきました。

 その表情は、みんな自信に満ち溢れていました。それだけみんなで心を一つにして練習してきた自信があるからなのだと感じました。

 楢原小学校の発表は11番目。午後の発表でした。自分たちの前に発表した10校の発表は、どれもが素晴らしいものでした。でも3・4年生の子どもたちは、不安になるのではなく、ボルテージが上がり、心地よい緊張感に包まれているのがうかがえました。お昼の時間も、お家の方が心を込めて作ってくださったお弁当を食べ、みんなで集合写真を撮り、さらに気持ちを高めていました。

 小学校の部の最後となる11番目。舞台脇でスタンバイする頃には、一人一人の表情は集中力が増していくのが雰囲気からうかがえました。

 たくさんの学校やお客さん方が合奏を聴きに来られ、御蔵入交流館のステージというあの雰囲気の中、みんな不安だったはずですが、担任の先生方の温かい励ましとこれまでたくさん努力してきた自信を胸に、ステージへ出て行きました。

 会場が静寂に包まれる中、リコーダー奏の「美女と野獣」と器楽合奏の「パプリカ」の曲紹介をして、いよいよ演奏が始まりました。指揮棒を上げる先生を見るあの一瞬の一人一人の真剣なまなざしがとても素敵でした。

 

 演奏中の子どもたちは、一人一人がみんなすごく輝いていました。先生方は、これまで一緒に努力してきたことが走馬灯のようによみがえり、心にグッとくるものがあったに違いありません。先日の全校集会で演奏してくれたものとは比べ物にならないくらい、41名の心が一つになった素敵な演奏を披露してくれました。まさに感動ある演奏に、お家の方々も心が温かくなったのではないかと思います。会場が割れんばかりの大きな拍手は、演奏の素晴らしさを物語っていると思います。

 

 演奏後の子どもたちのほっとした表情、やり遂げた達成感・満足感に包まれた表情も、とても最高でした。これは、ここまでたくさん練習してきたからこそ、得ることができたものと考えます。

 最後になりますが、お子さんを常に応援し、家での練習にも付き合っていただいたり、当日の楽器積み込みや楽器搬入等でお手伝いいただいたりと、ありがとうございました。

 次は学習発表会です。また素敵な感動を与える演奏を披露してくれるに違いありません。

  

 学校へ到着後、3・4年生の子どもたちが真っ先にしたことは、約2か月、合奏練習に協力してくれた先生方へのお礼でした。プラス思考で自分の演奏やこれまでの練習を振り返り、頑張ったこととして感想を一人一人が話している姿に感動しました。

 これは、学校教育の中でとても大切なことだと思います。この合奏祭を通して、子どもたちがひと回りもふた回りも着実に成長しているのが分かり、とても温かい気持ちになりました。

 3・4年生のみなさん、お疲れ様~。