7月4日(水)の授業参観日に併せて、PTA研修委員会の企画によります「3B体操」を行いました。これは、福島県教育委員会が主催する「地域でつながる家庭教育応援事業」親子の学び応援講座を活用させていただき実施しました。
この日は、公益社団法人日本3B体操協会から木戸慶子先生を招聘し、全校児童98名とその保護者、教職員の約180名が参加して行われました。
3B体操は、3つのBを使う体操(ボール、ベル、ベルター)であり、誰でも無理なく楽しみながらできる体操ということで、子どもたちも我々も期待に胸を膨らませて参加させていただきました。
3B体操が始まると、動きを覚えるのに必死の表情だった子どもたちや保護者も、リズミカルな音楽に合わせて体を動かすことで、あちらこちらで笑顔が見られるようになっていきました。
親子で声を掛け合い、動きを合わせて体を動かしたり、タオルを使って体を動かしたりして、親子の絆もアップしたに違いありません。また、この日の体育館内は暑くて体を動かすことも億劫な感じではありましたが、60分の3B体操の時間があっという間に過ぎて、
子どもたちからは「楽しかった。」「またやりたい。」という声がたくさん飛び交い、とても素敵な時間となったことがうかがえました。お家の方々もみんな笑顔でしたし、親子で一緒に楽しめたということで、研修委員会が企画してくださった本講座のねらいが十分に達成できたことと思います。
7月4日(水)の授業参観日は、PTA全体会や研修委員会の企画によります「3B体操」と、保護者の皆様にとっては慌ただしい一日となったことと思いますが、授業参観や学年懇談会を通して、お子さんの成長や頑張りを実感できる、よい機会になったのではなかったかと思います。
先生方の熱意ある授業や子どもたちが真剣に学習に取り組む姿に、お家の方もご安心されたことと思います。懇談会でも、お子さんの成長や頑張りを共有できるよい時間となりましたことに感謝申し上げます。
これからも積極的に情報を発信し、保護者や地域の声を聞き、協力を得ながら連携・強化を図り、開かれた特色ある学校づくりを、教職員一丸となって進めていきます。
7月3日(火)の楢小タイムの時間に、ペア学年で七夕の飾りつけを行いました。
願いごとを書いておいた短冊などを、1・6年と2・5年、3・4年で笹竹に飾りつけしていきました。お兄さんやお姉さんに付け方を教えてもらいながら一緒に活動する姿があちらこちらで見られました。楢原小の子どもたちは、優しくて思いやりがあってとても素敵です。そんな一面を、この飾りつけでも見ることができてうれしくなりました。
授業参観の折にご覧になられ方も多いかと思いますが、今の気持ちを素直に短冊に込めた一人一人の思いを大切に、これからも教育活動を充実させていきたいと思います。
先月27日(水)、本校の3年生が、「地域を活かし、地域に尽くそう!南会津のふるさと教育」事業を受け、旧楢原地区の探検し、その歴史を学んできました。
最初に、「へいほう石」について教えていただきました。「へいほう」とは、お手玉だということや、楢原宿に住んでいた力持ちの玄蕃という人が、出稼ぎからの帰路に、河原で大きな丸い石を2つ見つけてお手玉をしながら帰り、村人を驚かせたことなどを教えてもらいました。見るからに重そうな石をお手玉するなんですごい力持ちだなぁと、びっくりしながら話を聞く子どもたちでした。
次に、円福寺へ行き、住職さんに旧楢原地区のことをいろいろと教えていただきました。話によると、江戸時代の頃には、円福寺を中心として宿場町が栄えていたそうです。今の大内宿のように立派な宿場町だったそうですが、大火で燃えてしまい、円福寺だけが残ったということを教えていただきました。
その当時の宿場町の絵図を見せてもらいました。また、寺内にある様々な文化財を見せていただき、歴史を肌で感じたようでした。他にも、幹がとても太く、樹齢600年の大けやきを目の当たりにして、その大きさと迫力に圧倒され、600年間も生き続けている素晴らしさに感動しながら大けやきを見上げる子どもたちの姿がありました。
続いて、円蔵堰を案内してもらいました。昔この地に、弓田円蔵さん人がいて、私財をなげうって村人のために堰を完成させたこと。おかげで米の生産量が増え、村人の生活が豊かになったことを教えていただきました。地域の先人が年月をかけて完成させてきたことを知り、下郷町の歴史や偉人について理解を深めることができました。
子どもたちから「楢原には素晴らしいお宝があるんだなあ。」「下郷には素晴らしい人がいたんだなあ。」と感想が出てくるなど、この学習を通して、楢原の魅力を再発見することができました。
この学習に際しまして、小学校の先生であった星恒行様や、理科の先生であった円福寺の住職さんには、大変丁寧に教えていただいた上、お花や記念品までいただき、とても充実した学習となりましたことに感謝申し上げます。
25日(月)、町内3小学校の3年生が一同に会し、「クラインガルテン」において交流学習が行われました。この日の活動では、森林組合の方や森の案内人の方、アロマ講師の方をお招きして、ふるさとの森林に親しみがもてるような学習プログラムが行われました。
薪割り体験では、斧の重さを体感し、昔の人々の薪割り仕事の大変さ、木材と人々の関わり方について学習することができました。初めての体験に、ドキドキしながらも何度も挑戦する姿が見られました。
また、チェーンソーを使って木を伐採する作業を見せてもらいました。森を守ることの大切さや伐採作業の必要性、森林組合の方の苦労や仕事の工夫について学習することができました。伐採した木に触れる体験では、木が濡れていることを発見し、木は水分を含んでいることを知ることもできました。
アロマペンダントづくりでは、植物には様々な香りがあることを知ることができました。クロモジの木片にクロモジの香りのアロマを2滴含ませ、様々な色の毛糸を通して、ペンダントを製作しました。自分だけのオリジナルなペンダントを製作し、子どもたちはとても満足していました。帰校後、家族にプレゼントしようと、お手紙を書きました。お家の人もきっと喜んでくれたに違いありません。
今回は、3校連携の学習だったこともあり、他校のお友達と活動を通して親睦を深めることができました。さらにたくさんの講師の先生方を迎えて学習できたことは、ふるさとの森林や里山を大切に守っていこうという心を育てるのにとても意味のある活動でした。
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