先月29日(金)、4年生教室では、保健の学習が行われていました。
この日は、養護教諭の田代先生にも協力してもらい、専門的な視点から、第二次性徴期に見られるからだや心の変化について学習しました。担任の先生や保健の先生の話を真剣な眼差しで聞く4年生。これから自分たちのからだに起きてくることを肌で感じていたようでした。
1・2年生が、体育科で「表現リズム遊び」を学習していたのがずいぶん前に感じます。
子どもたちがとても楽しく体を動かしているし、グループでいろいろな動きを工夫していて、とても楽しく活動ができているという話を聞いていました。次の写真は、その時の学習の様子です。
いろいろな動物になって体を動かしたり、友達の動きのまねをしたりと、笑顔で学習する子どもたちの様子が印象的でした。授業後に、友達との会話で「楽しかったね」「今日の体育はおもしろかった」などの言葉が飛び出すほど、子どもたちが夢中になって学習に取り組んだことが分かり、うれしくなりました。
2日目は、1・3年生と2・4年生と一緒に、ハープ体験の時間でした。各校時の前半は、「匠」という曲をハープで奏でていただいたり、「千と千尋の神隠し」を生歌とハープで披露していただいたりと、ミニコンサートを開いてくださいました。
声楽家であり、ハーピストでもある長谷川先生の演奏に吸い込まれていた子どもたち。曲が終わる度に、割れんばかりの拍手が教室に響いていました。生のハープを目の前で聴くということは初めての子どもたちばかりでしたので、すごく感動的な時間でもありました。
演奏を聴かせていただいた後、1・2年生は、何百万もするグランドハープを弾かせてもらいました。ハープに触れ、音を出してみる体験をさせていただきました。ドキドキ・わくわくの1・2年生の表情から、素敵な時間だったことがうかがえました。
3・4年生は、グループごとに分かれ、長谷川先生と一緒に「キラキラ星」を弾く練習をしました。弦を弾く「フェルメ」を意識し、みんなが本気になって20分余り練習しただけで、曲に仕上がっていき、メロディーが分かるまでに演奏ができるなっていく子どもたちに、感心した時間でもありました。
子どもたちの感想にも、「楽しかった」「難しかったけど弾けてうれしかった」「ハープの音色が素敵だった」などと、音楽の魅力を感じていたようでした。
素敵なものを聴いて見て、素敵と言える。子どもたちのその心が美しいと思いました。素直に感動できるということは、それだけ子どもたちの心が美しく澄んでいることの表れなのだと思いました。
2日間、心に響く素敵な時間を提供していただいた、長谷川音楽事務所の皆様、代表の長谷川朝子先生には大変感謝しております。ありがとうござました。
先週19日(火)と20日(水)の両日、文化庁芸術家派遣事業を活用した音楽活動の一環として、福島市にあります長谷川音楽事務所代表の長谷川朝子先生がご来校され、全校生と素敵な音楽の時間を過ごしました。
長谷川先生は、ご家族で全国の学校を回り、コンサート活動をされておられる先生で、3年前にも本校へご来校され、コンサートをしてくださっており、子どもたちも覚えていました。
1日目は、5・6年生への講話の時間でした。会場となる教室へ入ってきた子どもたちは、グランドハープ、アイリッシュハープ、ラップハープに興味津々でした。
長谷川先生の生い立ち、ピアノとの出会い、夢との出会い、大好きなことに一生懸命打ち込んだこと、様々な苦難を乗り越えながら、ここに今自分はいることなどを赤裸々に語ってくださいました。所々で、当時の思い出の曲や心境をハープで奏でてくださり、心に響くものがありました。
夢をつかむためには、まず目標を決め、計画すること。夢を実現させるためにそれに向かって必死に努力すること。そして自分の立てた計画を、一つ一つ実現していくことを語ってくださいました。
この学習を通して、5・6年生は、「夢をもつことの素晴らしさ」「チャレンジすることの大切さ」「あきらめない強い気持ち」「協力・感謝の心」「家族愛」など、たくさんのことを学んだに違いありません。そして、「夢とは自分を成長させてくれるもの」だということを改めて考えたことと思います。
長谷川先生が穏やかな語り口の中にも、熱く語ってくださったメッセージを大事に、これからの生活に生かしていく5・6年生を応援したいと思います。
昨日15日(金)、教育長様を始め、南会津教育事務所の先生方、そして町内外より40名余りの先生方がご来校され、本校の教育活動の一端をご参観されました。この日は、1年と6年の「道徳科」、3年生の「社会科」、4年生の「外国語活動」、5年生の「理科」、の5授業をご参観いただきました。
下郷町の児童生徒の学力向上を目指して組織されたこの「四つ葉のクローバープラン」推進事業ですが、平成17年度よりスタートし、今年度でちょうど15年目となります。小中学校4校を、「希望」「情熱」「愛情」「幸福」をもたらす四つ葉に見立て、この名前が付けられたということです。
この日の授業研究会、どの学年も、子どもたちの興味・関心を引きつける学びがいのある学習課題等が設定され、自分でもっと調べたくなる、自分でやってみたくなる、そして自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ子どもたちの姿が見られていました。
やはり、勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。これからも教育活動を充実させ、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする公開授業研究会となりました。
来週、本校では、「学びのスタンダード」推進事業に伴う授業研究会として、「2年国語科」と「4年算数科」の授業をたくさんの先生方にご参観いただきます。
これからも日々、「分かる・できる授業」の実践を積み重ねながら、明日の授業が楽しみと子どもたちが期待できる学校づくりを進めてまいりたいと考えます。
先週5日(火)のクラブ活動時、3年生が活動の様子を見学に行きました。
今年度は、4~6年生で組織する5つのクラブがあり、この日は、それぞれのクラブを回りながら、次年度にどんなクラブに入るか期待に胸を膨らませました。
各クラブを訪問すると、ダンスなど一緒に体験させてもらったり、完成した作品を見せてもらったりと、子どもたちはとても楽しそうでした。活動後には、「すごく楽しかった。」「全部に入りたい。」「どのクラブに入ろうか迷ってしまう。」などと感想も述べていました。
目を輝かせて活動に参加する3年生と、温かく迎えてくれる4~6年生の素敵なところをたくさん見ることができた、心が温まる時間となりました。こういったところは、本校の子どもたちの素敵なところだと思います。これからも様々な教育活動を通して、思いやりあふれる子どもたちを育てていきたいと思います。
5日(火)、4年生は、星周一先生を講師として招聘し、「円蔵堰・岩上神社」の見学学習に出かけてきました。
今回のこの学習では、「円蔵堰や円蔵の生家」「岩上神社」などの見学を通して、谷に囲まれた下郷の地に水を引いた先人たちの業績を知り、郷土を想う心を、目で見て肌で感じてくることがねらいでした。
「円蔵堰」は、倉村から楢原にかけての田に水をひくための用水路であり、1814年、塩生にあった呉服商を営んでいた弓田円蔵という人が、今のお金で1億2500万円もの私財を投じて、村人と一緒に堰を作ったこと、用水路に水が流れるように勾配をつけるために、夜に提灯を使って高さを計りながら水路を作っていったことを教えてもらいました。そのおかげで、米作りができるようになり、今はこうしておいしいお米を食べ、生活が豊かになっていったということを教えてもらいました。子どもたちは、円蔵さんという人の業績を熱心にメモしていました。
見学学習を終えた子どもたちは、「この下郷にはすごい人たちがいたんだなぁ。」「みんなのためにできることに一生懸命に取り組んだ人たちがいたんだなぁ。」「昔の人たちのおかげで、今はおいしいお米が食べられるんだなぁ。」「みんなの幸せのために頑張ってくれた人たちがいたんだなぁ。」などと、感想を述べていました。
当時の人々の思いに共感できるなど、学びの多い学習ができたようで、大きく成長してきたように感じます。
4年生は、今月29日(金)には、町内3小学校のへ合同学習で、会津漆器工房「鈴武」へ出かけ、伝統をつなぐ工芸品の尊さを、お椀の絵付け体験を通して学習してきます。
活動を通して、さらにまた大きく成長するのが楽しみです・・・。
1日(金)、学校一日参観日として、全学年授業公開をしておりました。ご来校されたお家の方々におかれましては、お子さんの頑張りをご覧いただけ、ご安心なされたことと思います。
同日、6年生は、下郷中学校の髙木先生(栄養教諭)を講師にお招きし、担任と共に食育の授業を行いました。この日の学習は、自分の朝食を振り返り、朝ご飯の大切さを再確認し、望ましい朝食のとり方を学習することがねらいでした。
朝食には、3つの大きな役割があることを教えていただいたり、給食を例に、栄養素ごとにバランス良くメニューが作られていることを教えていただいたりしました。そして、自分の朝食のとり方をどのようにしていけばよいのか考えました。
一人一人が考えまとめたことが、明日からの実践につがることを期待して、この日の学習は終了しました。
29日(火)、図書ボランティアの方々による読み聞かせがありました。この日は、2年生への読み聞かせとして、「しんごろう」のお話と「鏡沼の怪」という紙芝居を聞かせていただきました。
9名の2年生の表情から、場面を想像しながらお話を聞いている様子がうかがえました。そんな表情をご覧になり、ボランティアの方々もうれしそうにされておられました。
これからも、折に触れよい本を紹介したり、本に親しむ機会を多くしたりして、学校・家庭・地域が一体となって、読書の楽しさや喜びを感じさせていくようにしたいと考えます。
昨日30日(水)、4年生は森林環境学習の一環として、観音沼森林公園へ見学学習に出かけてきました。
4年生は、春にも観音沼を散策してきており、今回が2回目となります。今回も、講師に星周一先生を招聘し、自然の宝庫ともいえる観音沼の秋の様子を散策しながら、ガイドをしていただきました。
あいにくこの日は小雨の降る寒い日でしたが、観音沼周辺の秋が深まり、紅葉の真っ只中といった感じでした。
子どもたちは、春頃の観音沼森林公園見学と比べながら、秋の自然の様子を観察し、もみじやカエデの違いなどについて説明を聞いたり、様々な植物の実などについて質問したりと、学習に一生懸命でした。浮島は初夏に比べると、少し動いていたため、本当に浮いているということを実感することができました。他にも、紅葉する仕組みについて教えていただき、きれいに紅葉しているもみじの葉を、実際に目で見て観察することができました。
いつもながら本校の4年生は、学習カードに教えていただいたことを聞き逃さないように熱心にメモをする姿を見せてくれ、講師の星先生も感心されておられました。
今回の学習は、四季の変化の素晴らしさを実感させ、下郷町のふるさとの森林を大切にしていこうという心情を育てるのにとても効果でした。この後、4年生は、冬にも観音沼を訪れ、「アニマルトラッキング」と称して、かんじきを履いて雪原を歩いて勉強し、ふるさと下郷の魅力を再発見する学習へと発展していきます。
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