日誌
おべんとう・お弁当・オベントウ
今日16日(火)は、お弁当の日でした。
お昼の時間に各教室を訪問して見ますと、「先生、見てみて。」と、見てもらいたくてしょうがない気持ちの子どもたち。そして、家の方が愛情を込めて手作りしたお弁当をうれしそうに食べている姿に、心がほんわかしました。
朝からお昼のお弁当が楽しみでしょうがない姿、お弁当を開けた瞬間の子どもたちのうれしそうな笑顔は、見ているこちらまでうれしくなりました。
お家の方にとっては、朝早起きして大変だったかと思いますがお弁当という愛情がいっぱい詰まった「お手紙」を、しっかりとかみしめながら味わっていたのではないかと思います。
流れる水のはたらき・・・川のかんさつ・・・
先日5年生は、星周一先生を講師として招聘し、川の観察に出かけました。
今回のこの学習では、一級河川の阿賀川やその支流を観察し、山の中、平地に出たところ、平地での川や川岸の様子を勉強してくることがねらいでした。
加藤谷川、阿賀川、桧沢川、観音川と、下郷町を飛び出し、南会津町の方まで川をたどりながら、橋の上から観察したり、川岸まで下りて観察したりしました。各地点で、川の傾き・川幅や川原の様子から、流れる水がどうはたらいているのか、景観をつくる上での川のはたらきなどを教えてもらい、それを子どもたちは、熱心に学習カードにメモしていました。
川や森林などに精通した星周一先生の説明により、子どもたちは、この下郷町の森林を育んでいる土壌や美しい景観を作り上げている川の流れを目で見て自然を肌で感じて学習することができました。また、水のはたらきを調べることにより、町独特の地形や美しい景色が、水のはたらき等により長い年月を通してできたことを知ることができるなど、学びの多い深い学習ができました。
電子黒板の活用②・・・外国語の授業・・・
今年度、各校に導入された電子黒板。先生方で研修を行い、各学年で効果的な活用を図っています。
先日、教室を訪問すると、ALTのジャック先生が、自作の教材を用いて「What’s this ?」外国語の授業を行っていました。やはり、視覚的な効果は大きく、イラストに単語をリンクさせ、学習内容を理解して楽しく学習を進めることができています。
電子黒板の活用①・・・図画工作科で・・・
導入された電子黒板を、6年生の図画工作科の時間では、先日、外部講師をお招きして行った絵画指導の際にも活用しています。
「やまなし」の物語を読んで、心に残った場面や登場人物、場面の雰囲気・情景など、自分が描きたい場面の様子を見付けたイメージを広げやすいように、そして登場人物の蟹がどういう特徴があるのかを知ってもらうために、電子黒板に提示していました。
子どもたちは視覚的に捉えることができ、イメージを膨らませ、制作意欲をもって作品づくりに取り組むことができるなど、効果は絶大だと感じました。
地層見学に行ってきました
先日6年生は、地層や石等に精通した「株式会社ダイエツ」の齊藤利津氏を招聘し、鶴ヶ池・塩生方面へ地層見学に出かけてきました。
これは、森林環境学習の一環として行った学習で、机上の理科の学習ではなく、「見て・触って・感じて」と、学びの深い学習の実現・展開につながりました。
まず現地では、齊藤氏が自ら自作した資料を基に地質調査に必要な道具、地層ができた年代、本校周辺の地層の成り立ちについて教えていただきました。そもそも鶴ヶ池の地層は、川の流れる水のはたらきによって浸食されてできた地層であり、さらに火山灰が堆積してできた地層であることを教えてもらいました。また、石英の有無で石の種類を特定していくことや、堆積物は玄武岩、安山岩の角礫が多く占められていることなど、実物を見せていただきながら専門的なことも教えてもらいました。
大切なことを聞きもらさないように熱心にメモする子どもたちの姿がありました。層ができているところへ行って小石や礫を手に取り、齊藤氏にこれは何という種類の石なのか尋ねるなど、地層のでき方や石の種類等について興味・関心をもつことができ、実り多い学習になりました。
次に塩生地区へ移動し、縦貫道路の建設予定地である場所のボーリング調査の様子を見せていただきました。ボーリング調査では、1mごとに掘り進め、岩盤の状態を確かめているなど、地層調査の進め方や役割を教えてもらいました。層になっている様子を見た子どもたちは、「ほんとに地層だ」「お~層になっている」と感激していました。
本校の理科室にも、石の標本等は教材としてありますが、実体験を伴った学習はとても意義深いものとなりました。子どもたちは、この見学学習で分かったことやたくさん記入したメモを基に、まとめの新聞を作ります。そして、齊藤氏をまた招聘し、まとめの発表会を開催して、学習の成果を見ていただく予定です。
書写コンクールへ向けて・・・書写指導・・・
11日(木)、下郷町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、3~6年生を対象に、学年ごとに書写指導をしていただきました。
本来は、今月1日(月)の予定でしたが、台風24号による臨時休校により実施できないため、無理をお願いして来校していただきました。
この日は、毛筆の魅力に触れ、点画のつながりや筆順、字形、字配り、文字の中心をそろえて書くなど、専門性を生かした毛筆の書写指導をしていただくことがねらいでした。
書道(習字)の学習効果は、いろいろ挙げられると思います。書道は心を落ち着かせて、一筆一筆に思いを込めて書くことが大切となります。根気強く繰り返し書くことで、精神統一ができ、集中力も高まってきます。その上、書道は、お手本を見て自分の文字を書くことで、お手本と自分の文字は何が違うのか、文字を観察して分析する力(自己分析力)が身に付きます。文字は、今の自分の心持ちを表現してくれるものでもあります。
各学年ともに1時間ごとの学習でしたが、ポイントを押さえた御指導により、短時間で文字の印象が変わったのが分かるほどでした。やはり自分の字が変わると、字を書くことが楽しくなりますし、自信がつきます。何より納得できる文字が書けると、素直に気持ちが良いです。
学習を終えた子どもたちからも、「以前より字が上手になった。」「どんなところに気を付けていけばよいのか分かった。」「教えていただいたことを意識して、もっともっと上手に書けるように頑張りたい。」などと感想を述べるほどでした。
町内の小中学校で書写指導をされておられ、多忙な中でも本校の子どもたちのために来校され、御指導していただいた白石光史先生に感謝申し上げます。
本番へ向けて・・・合奏発表・・・
10日(水)の全校集会は、来週16日(火)に御蔵入交流館で開催される「南会津郡小中学校音楽祭第2部合奏」へ向けて、3・4年生がこれまで練習した成果を発表する演奏会を行いました。
入場から退場まで、本番さながらの動き・演奏に、体育館は静寂に包まれ、器楽合奏の「千本桜」とリコーダー奏の「翼をください」の2曲とも、3・4年生の心が一つになった素敵な演奏を披露してくれました。みんなが感激し、自然と大きな拍手が沸き起こる素晴らしい演奏発表会となりました。
各パートの一人一人の演奏も見事でしたし、何といっても3・4年生の一生懸命な表情が最高でした。力を合わせてみんなで曲を作り上げる素晴らしさを知った子どもたちは、本番でも会場の方々に感動を与える演奏をしてくれるに違いありません。
発表の後、感想発表を出し合いました。ここでも、自然とたくさんの手が挙がり、感動した自分の思いを言葉で伝えたいというお友達がたくさん見られるなど、とってもいい演奏だったことが分かりました。素晴らしい感想をたくさんもらい、さらに自信をつけた3・4年生の表情は、最高に素敵でした。
心がほんわかする素敵な時間を提供してくれた、3・4年生のみなさんが、当日、37名で心を一つにした合奏を、楽しみながら演奏する姿をみんなで応援しています。
下郷で働く方々との出会い・思い
10月2日(火)、6年生15名が、各事業所・施設の方々の御協力を得て、職場体験を行いました。
この学習は、職場の様子を見学したり、仕事を実際に体験したりすることを通して、働くことの大切さや苦労を理解し、働く人への感謝の気持ちをもつことができるようにすることをねらいとして行いました。また今後、自分の将来の進路や職業に関する情報収集等に役立て、自分の生き方(進路)を考えていくことができるようにしたいと考え、計画を進めてきました。
「しもごう保育所」では、園児と一緒に遊んだり本を読んだり活動する中で、園児の目線になるように腰を下ろして話を聞くことや笑顔で接することの大切さを、保育士の姿から学ぶ貴重な時間になりました。
「ホイップ」では、パン作りを通して、作業所の方々と触れ合いました。みなさんが心を込めて一所懸命にパンの生地をこねている姿に、仕事の在り方を学ぶ機会となりました。おいしいパンの秘密は「人」何だと思いました。
「ファミリーマート」では、商品陳列の体験やレジ打ちの体験をさせてもらいました。接客は笑顔がとても大切で、陳列にはいろいろな工夫があることや、レジ打ちは正確にスピーディーに行うことが大事だと勉強になりました。
「下郷出張所」では、施設の大切な役割、そのための設備や消防車両などを見せていただきました。消防服やボンベを身に付け、ホースなど持つと、重すぎて動けないことにびっくりさせられました。でも、消防士の方たちは、日々訓練をして体を鍛え、私たちの命を守るために頑張っていることに感動させられました。
大内宿にある「石原屋」では、店の中やそば打ちを行っているところを見せていただいたり、接客業を体験させていただいたりしました。縁側で、宿場を歩く方々にたくさん声をかけられて緊張したけれど、慣れてくると自分たちから声をかけられるようになりました。笑顔がとても大切だということを学びました。じゅうねんをすり鉢でする体験もさせてもらい、楽しい時間を過ごさせていただきました。
この日に至るまで、6年生は様々な仕事について勉強し、職場体験をしたいところを決め、そこについてさらに詳しく調べ、自分たちで電話をかけアポイントを取るなどの学習を行ってきました。
自分の今を見つめ直し、将来へ向かってどのように頑張っていけばよいのか、これからの自分の生き方を学ぶ貴重な体験ができました。
今回、本校の職場体験に快く受け入れていただいた各事業所・施設の皆様に感謝申し上げます。
夢中になって学ぶ1年生の姿が素敵です!
今年度、『互いにかかわり合い 学びを深める子ども』の姿を目指して取り組んでいる本校の授業研究も、第3回目を終えました。
先日は、1年生の算数科の授業研究会が行われました。一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか、授業を参観させていただき、先生方で研修を深めました。
授業では、「たしざん」の学習を行いました。3+9の学習でした。9の数字を分解して計算する加配分解の考え方や、3の数字を分解して計算する被加数分解の考え方など、簡単なようでとても奥が深い学習でした。
授業開始から子どもたちの目はくぎ付けでした。パックに入った実物の卵(ゆで卵)を使うことで、子どもたちは学習意欲がかきたてられ、早く解きたいという気持ちをもつなど、学びたくなる学習課題から授業がスタートしました。
どちらを10のまとまりにするかという視点で、みんなの意見や考えを「聴きたくなる」「伝えたくなる」雰囲気の中で深く思考し合い、自分の学びにつなげることができた授業となりました。
担任の先生は、前日の夜遅くまで、子どもたちが授業で頑張る姿を思い浮かべながら、教材研究、教材づくり、授業のシュミレーションを行い、授業に臨んでおられました。
授業にかける担任の思いが子どもたちにも伝わり、学習のねらいに迫る、学びの多い授業研究会となりました。
あの感動から1週間 ・・・陸上大会表彰等・・・
月日が経つのは本当に早いものです。あの感動から1週間が過ぎました。
先週まで、陸上大会へ向けた練習に、夏休み明けから一生懸命に取り組んでいた子どもたち。そして、その気持ちに応えるべく、熱心に指導していた先生方の姿が、ずいぶん前のことのように感じます。
先日、全校集会で、一人一人が頑張った「下郷町小学校陸上大会」の表彰式が行われました。全校生が見守る中、たくさんの5・6年生が、賞状やメダルを校長先生より授与されました。残念ながら入賞できなかった5・6年生も、自分の心と戦い、自己ベストを目指して本気になって取り組んだことで、また一つ心身ともに大きく成長したことと思います。
毎日の苦しい練習に耐え、頑張り抜いた子どもたちと、練習メニューを工夫し、一人一人の力を最大限に引き出そうと頑張っていただいた先生方に、自然と大きな拍手がわき起こる全校集会となりました。
この日は、理科作品展で入選したお友達や、びわのかげ陸上競技大会で大活躍したお友達の表彰式も行われました。各種コンクールや各大会に積極的に参加し、自分のよさや可能性を大いに発揮していて、とても素敵なことだなぁと感じた集会でした。
水害や土砂災害から身を守るために
10月4日(木)、南会津建設事務所、福島県防災ボランティアの方々に本校においでいただき、5・6年生を対象に、「防災教育出前講座」を開いていただきました。
講義では、水害や土砂災害から身を守るためにはどうすればよいのか、私たちにできるは何なのかを学習のねらいとしてお話ししていただきました。
始めの学習では、地形のジオラマを用いて、土石流やがけ崩れなどの災害が起きる様子をモデル実験として見せていただき、防災に対する意識を高めることができました。そして、土石流やがけ崩れ、地すべりなどは、全て雨が関係していることを教えていただきました。
災害を防ぐために、被害を小さくするために砂防ダムや防護壁があること、山崩れを防ぐために植樹をしていること、がけ崩れを防ぐためにコンクリートで固めていることを、写真や映像資料をもとに教えていただきました。
学習の最後には、「自分の命は自分で守る」という防災意識がもてるように、気象情報をテレビやネット、防災無線などで確認すること。万が一に備えて早めの自主避難をすること。自分の家の近くや周辺には、どのような危険があってどこへ避難すればよいのか家の人と話し合っておくことなど、大切なことをたくさん教えてもらいました。
5・6年の子どもたちは、「災害のおそろしさが分かった。」「万が一に備えて準備しておきたい。」「緊急時の家族との待ち合わせ場所や連絡方法を確認しておきたい。」といった学びの深い感想を述べていました。
この学習のように、本校では様々な教育活動を通して、自分の命は自分で守れるように育てていきます。
1年「いろいろな はこから」
27日(木)、1年生が図画工作の時間、空き教室一面を使って、段ボールや持ち寄ったいろいろな
箱で迷路を作っていました。力を合わせて完成させ、自分たちが体験した後、職員室にいる先生方も招待されました。1年生が待っている教室へ入ると、みんな大喜びで拍手で迎えてくれ、こちらまでうれしくなるほどでした。
箱などで作った迷路の説明をしてくれた1年生。箱を重ねたりつなげたりしてあるなど工夫がいっぱいでしたし、行き止まりもありとても面白い迷路でした。心がほんわかする楽しい時間でした。
そして、何よりも1年生9名の笑顔が素敵でした。
発見がいっぱい…ヨークベニマル見学3年…
25日(火)、3年生は、社会科学習の一環として、ヨークベニマル田島店へ見学学習に出かけてきました。
この日は、普段見ることができないヨークベニマルの裏側「バックヤード」を見せてもらいました。事務室を見学させていただいたり、お魚やお肉、お菓子や雑貨など、いろいろな荷物になったつもりで、30余りもある部屋の中を見学させていただいたりしました。副店長さんに説明してもらったことを、みんな一生懸命にメモしていて感心させられました。
バックヤードの見学の後、お店の中のいろいろなコーナーやテナントも見せてもらいました。見たことがあっても、説明を聞くと、なるほどという発見がいっぱいでした。
見学の後、案内していただいた副店長さんに、いろいろと質問をしました。次から次へと質問をする3年生。エプロンは部門ごとに色分けされていること。商品は、真ん中の棚に売れ筋の商品を陳列すること。天候や曜日に合わせて惣菜を作ること。お店の入り口には野菜や果物のコーナーを作り、季節感つを感じてもらえるようにしていることなど、工夫がいっぱいあることを教えてもらいました。
驚きや発見がいっぱいで、メモすることがたくさんあり、とても充実した学習になりました。
南倉沢バイパスの建設現場見学会に招待された様子が、福島テレビで放送される。
7月19日(木)に「ふくしま建設業振興プラン」事業として、福島県建設業協会の推薦を受け、実施した見学会の様子を、8月15日(水)に御覧になられた方も多いと思いますが、その「キビタンGO!~ふくしまからチャレンジはじめよう~」の放送分が、県HPにアップされましたのでお知らせします。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/kibitango.html
年内に完成予定とされるこのバイパス(道路やトンネル)を、お家の方と車で通った時に、あの日の貴重な体験や思い出がよみがえってくるのではないかと思います。
町の自然・文化・生活を現地で学ぼう
先日4年生は、ふるさと下郷町江川地区の魅力を見つける見学学習に出発しました。
今回は、玉川邦夫先生を講師として招聘し、「自然を守り、そのよさを大切に育む人との出会い・思い」をテーマに活動を行いました。
学校を出発した4年生は、まず鶴沼川ダムへ向かいました。ここでは、下流にある鶴沼川発電所との関係など、ダムの様々な役割について教えていただきました。このあと見学する芦ノ原の棚田に引かれる用水路との関係なども教えていただきました。
次に訪れた五霊神社では、鳥居の後ろに、もう一つ鳥居があるかのような大カラマツが2本そびえ立っていてびっくりした4年生でした。なんと、この大カラマツは樹齢500年であり、神社や御神木などの森林を大切に守ってきた地域の人々の思いなども教えていただきました。
その後、イワナの養殖場を見学しました。養殖場の豊富な水が、那須山系からの湧水であることから、この地域が養殖に適していることを聞き、森林と水の関係に興味を深めていました。
次に、養殖場の豊富な水源となっている鶴沼川、その上流にある中小出の滝(やじろが滝)を見学しました。保水力豊かな森林から湧き出る地下水から川ができていることを知り、自然の素晴らしさを改めて感じた4年生でした。川原でちょっと水遊びをしました。川の水は冷たくてとっても気持ちが良かったです。
最後に、芦ノ原の棚田を見に行きました。天気にも恵まれ、田園の美しい景観に見ることができました。そして、景観を維持するための農家の方々の努力や棚田オーナー制なども教えていただきました。
学習を通して、下郷町の豊かな自然がきれいな水を生み出し、人々の生活に生かされていることに気づくことができましたし、身近なところに自慢したい魅力がたくさんあることを知ることができました。
地域の魅力を発見でき、学びの多く実りある学習ができましたのも、新たな企画を快く引き受けていただいた玉川邦夫先生の御尽力によるものと感謝申し上げます。
ジュニアマラソン大会へ向けた試走
昨日20日(木)、来月7日(土)に開催される「ジュニアマラソン大会」へ向けて、会場となる町のコミュニティーセンターへ、全校で試走に出かけました。
この日は、体育アドバイザーの齋藤先生にも御指導いただきながら、学年ごとに試走を行いました。
1年・3年・5年は、初めてのコース・周数となるため、実際のコースを走りながら、途中途中で、コースの確認と併せて、下り坂や上り坂の走り方、道の最短距離を走ることなどを教えてもらいました。2年・4年・6年は、走る前に早く走るためのポイントを教えてもらい、試走のタイムを計りました。
天気も曇り空で、走るのにはちょうど良い気温の中で、一人一人がゴールを目指して一生懸命に走っていました。
マラソンにはよくドラマがあると言われます。自分の弱気な心に問いかけながら、打ち勝ちながら走り抜く。そんな一人一人の一生懸命な走りが、見ている友達やお家の方々、地域の方々に感動を与える走りをしてくれるものと期待しています。
フレー、フレー、な・ら・は・ら! がんばれ、がんばれ、な・ら・は・ら!
3校合同交流学習1・2年
18日(火)、町内の小学校の1・2年が、江川小学校に集まり交流学習を行いました。
学校ごとのあいさつ・紹介の後、3小学校合同の班ごとにメンバーの自己紹介を行いました。保育所で一緒だった友達もいれば、初めての友達もいる中での自己紹介はちょっぴり緊張していた感じでしたが、江川小学校の中をいろいろと見学したり、風船ゲームなどをしたりする中で、みんな笑顔で交流していました。
お別れのときは、ちょっぴりさびしそうでした。この交流学習が、子どもたちにとっていかに素敵な時間だったのかが分かります。諸準備をされ、快く受け入れてくれた江川小学校の子どもたち・先生方に感謝申し上げます。
素敵な時間・・・読み聞かせ・・・
月1回、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われています。昨日18日(木)は、4年生を対象とした読み聞かせでした。
この日は、下郷町に伝わる昔話を紙芝居にしたものや下郷町の民話「しんごろう」を聞きました。
この活動には、いろいろなお話を通じて、一つには読書の基礎となる「聞く力」を育てていこうというねらいがあるかと思いますが、そのねらいどおり、お話の世界に引き込まれ、目と耳と心で聞いて心を豊かにできた素敵な時間となりました。
楢原地区の魅力を調べ隊③
3年生の「総合的な学習の時間」のテーマは、『楢原の自慢を見つけよう』です。14日(金)は、弥五島地区の魅力を探検に行きました。
この日は、弥五島地区にお住まいになっておられる渡部儀一さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切にのこしておきたいものをいろいろと教えていただきました。
最初に、弥五島駅を見学しました。話によると、松島さんという個人の方がJRに寄付をして建てたそうで、ちょうど10年前にできた新しい駅だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして、弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。
次に、万願寺へ移動した「調べ隊」は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。子どもたちは、学習カードに書ききれないくらいメモしていました。また、事前に調べておいた質問を次々と聞いてまとめていました。
その後、「調べ隊」は、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見もってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助けるお力を持つ。だから千手:1000人(20手×25人)と聞いて、納得する子どもたちでした。そんな菩薩様を眺めていた子どもたちから、なんだか優しい顔をしている菩薩様だという声も上がるほどでした。
最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなどとお話しされた説法に、神妙な面持ちで聞く子どもたちでした。
今回も、知らなかった地域のことを学び、楢原地区内の弥五島の魅力を、また見つけることができた実り多く学びの深い学習となりました。
物語から広がる世界
先日13日(木)、下郷町を代表する絵画会の第一人者である阿部三和子先生を招聘し、6年生を対象とした絵画指導を行いました。
これは、「特別非常勤講師活用」の県事業を受け、毎年行っている学習です。題材は、「物語から広がる世界」です。6年生では、事前に「やまなし」の物語を読んでイメージを広げ、心に残った場面や登場人物、場面の雰囲気・情景など、自分が描きたい場面の様子を見付け、その説明を「イメージカード」に簡単にかいておきました。
この日は、それを生かして画用紙に描く活動を行いました。子どもたち一人一人の思い・考えを大事にされた的確なアドバイスにより、一人一人の思いが、構図や動き、情景に表れ、子どもたちもさらにやる気をもって制作に取り組んでいました。