本日23日(水)、83日間の2学期を締めくくる終業式が行われました。
式では、校長先生から、8月からの諸行事を月ごとに振り返り、コロナ禍の中でも、たくさんの頑張りとたくさんの輝きがあったことのお話がありました。また明日からの冬休み、「規則正しく生活し、風邪やインフルエンザにかからないように」「お手伝いを進んで」「事故ゼロで3学期を迎える」「冬休みも、お家でもコロナ感染対策に備える」ことを、心がけて過ごしてほしいというお話がありました。
最後に、3学期へ向けて、「明るい笑顔・真剣な目・思いやりのある心と言葉・元気はつらつなあいさつ」ができるように、この冬休みを過ごしてほしいというお話がありました。
続けて、児童代表3名が、「2学期を振り返ってと冬休みの抱負」についての発表を行いました。コロナの影響もあり、いろんな活動が制限された中でしたが、できるようになったことや頑張ったこと、そして思い出の紹介がたくさんあり、充実した2学期だったことがうかがえました。冬休みに、「家の手伝いをする」「勉強を頑張る」など、こんなことをしたいと、明日から始まる15日間を楽しみにしている様子がうかがえました。
式後には、冬休みの過ごし方について、生徒指導担当の先生より3つの話がありました。1つ目は、「早寝・早起き」をして規則正しい生活を送ること。2つ目は、ゲームやスマートフォン、タブレットなどの使用について、時間を決めて楽しく遊ぶこと。3つ目は、コロナ対策を心がけて生活を送ることについての話があり、よい冬休みにするための約束をみんなで確認しました。
この2学期は、大きな行事が、5月から延期になった運動会を企画し直し、9月に実施した「スポーツフェスティバル」と、3密対策を徹底した中での「学習発表会」のみとなってしまいましたが、絆を深め、よさや可能性がキラリと光る頑張りと思い出ができました。そして、毎日の学校生活、校外学習・外部講師を招聘した様々な活動・各教科の学習を通して、やり遂げた充実感・達成感、頑張り抜いた自 信が、一人一人をまた大きくしてくれた学期になったと思います。
保護者の皆様、地域の方々には、コロナ禍の中、例年とは大きく異なった教育活動の中で、ご理解とたくさんご協力をいただき、誠にありがとうございました。
さて冬休みは、子どもたちに学ばせたいことがたくさんある時期でもあります。大掃除、お正月の飾り付けや買い物、おせち料理作りなど、年末の仕事をみんなで協力したり家族団らんのひとときを過ごしたりする中で、家族の一員としての自覚も強まります。一方、大人中心の生活になりやすく、子どもたちはすぐ体調を崩しがちでもあります。小さい時から自分の健康は自分で守る習慣をきちんと身に付けさせたいものです。基本的な生活習慣が身に付くようご助言ください。
新年1月8日(金)の第3学期始業式、88名全員が元気な顔で登校してくるのを楽しみにしています。それでは、ご家族そろってよいお年をお迎えください。
創立60周年を迎えた下郷町商工会より、「しもごろうポイント」カード型のキーホルダーをいただきました。
キーホルダーの表面は、「しもごろうポイントカード」のデザインになっており、裏面は、町の鳥「ウグイス」と町の花「フジ」、町の木「シラカバ」が描かれ、名前や学校名を書く欄が記載されています。
ふるさと下郷を愛する気持ちの醸成につなげてほしいと、児童数分いただきました。
明日23日(水)、終業式の日に、児童を通してお渡しいたします。
下郷町商工会様、創立60周年、誠におめでとうございます。愛くるしいキャラクターのしもごろうが描かれたキーホルダーを受け取り、うれしそうにする子どもたちの姿が見えるようです。
ありがとうございました。
下郷町商工会様よりのおたより
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15日(火)、2・3年生は下郷中学校の栄養教諭である髙木先生と一緒に、食育の学習を行いました。
まず、今朝食べた朝食を振り返るところから学習がスタートしました。子どもたちは、どうして朝ごはんを食べないといけないのかについて、知っていることを思い出したり、今日の朝ごはんを振り返ったりしながら、考えを出し合っていました。
栄養士の髙木先生より、朝食には、寝ている間に消費したエネルギーを補充し、脳を活性化させ、身体を目覚めさせる役割があることや、睡眠中に低下した体温を高めることや生活リズムを整える役割をもっていることを教えていただきました。
子どもたちの表情からは、しっかり目覚めきっていない身体に活動のスイッチを入れるためにも、朝食をとることは大切なんだということを実感しているのがうかがえました。
学習の後半は、「食べ物のグループ分け」について教えていただき、この日の給食の献立メニュー「五目チャーハン」「鶏マヨ」「トックスープ」「みかんゼリー」を、赤・黄・緑の働きごとに分ける活動をしました。2年生にとってはちょっぴり難しかったのかもしれませんが、旧給食室の掲示板にかいてあることを思い出したり教えてもらったりしながらまとめていました。
今日の学習を通して、バランスのよい食事をとることに加え、自分の食事(朝食)を見直すよい機会となったようです。
子どもたちの食生活の改善につきましては、家庭との協力が欠かせません。一人一人が立てた「これからの朝食のとり方」が進められるよう、今後も学校と家庭が連携して進めていきたいと思います。
15日(火)、3年生は社会科「かわってきた人々のくらし」の学習で、大内宿にある「町並み展示館」へ見学学習に出かけてきました。
この学習は、大内宿町並み展示館を見学し、昔の道具やそれらを使用していた頃の暮らしの様子を知り、人々の暮らしの変化が先人の願いや知恵によるものであることを、体験を通して学んでほしいというねらいのもと、毎年3年生を対象に実施しているものです。
この日は、町教育委員会文化財係の室井さんに講師を依頼し、学習を進めました。この大内宿は、会津西街道の宿場町として栄え、今も茅葺屋根の民家が街道沿いに並ぶ集落であることや、訪れた「町並み展示館」は、当時に問屋本陣だった建物を再建し、宿駅時代に集落で使われていた生活用具を展示してあることなどを教えていただきました。
今では当たり前の炊飯ジャーやコンロなどがなかった昔は、囲炉裏でお湯を沸かしたり、かまどでご飯を炊いたりしていたことを教えていただきました。また、囲炉裏からの煙で、茅葺屋根が燻製のように燻され、茅葺の耐久性を高められることなど、昔の人たちの知恵と工夫も教えてもらいました。
教えていただいたことを熱心にメモしたり、展示館の中の様子を眺めたり、囲炉裏に座って上を見上げたりと、学習に一生懸命な3年生でした。
学習を通して子どもたちは、昔の生活用具を見せてもらい、生活の様子を教えてもらい、現在では形を変えて使われていることを学ぶことができました。さらに、生活道具の機械化・AI化によって、今の生活がとても便利になっていることにも気づき、深い学びのある実り多い学習ができました。
やはり「百閒は一見に如かず」の言葉どおり、写真を見たり資料で調べたりするだけではなく、実際に茅葺屋根や様々な生活用具を目で見て、肌で感じ、当時を思わせる空気を感じる学習は最高でした。
本日11日(金)、先週2日(水)に引き続き、本町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、3・4年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。
3年生の課題は、「うし年」でした。あいさつの後、「う」「し」「年」の一文字ずつ、大事なポイントを教えていただきながら練習しました。子どもたちは一画ごとの筆のおき方、横画、接筆などを意識しながら、一生懸命に練習していました。話を聞く態度や一画一画大事に書こうとする姿がよかったです。さらに、自分が書いたものとお手本を見比べ、もっとよい作品を仕上げようとする姿勢も素晴らしかったです。
4年生の課題は、「冬の山里」でした。これまで書写の時間、何度か練習したことを生かし、まず、お手本をよく見て一度書くところから学習が始まりました。一文字一文字の大きさや線の長さ、余白の大切さ、漢字とひらがなの大きさのバランスが難しいところ、そしてそのために意識して書くポイントを教えていただきました。80分超という書写の時間、一筆一筆に思いを込めて書いたことで、一人一人の字形や筆づかいがよくなり、上手になっているのが分かりました。
3・4年生ともに、自分の書いた文字を見つめて振り返り、自分の課題を見つけ、また繰り返し書く姿からは、一人一人が精神統一をして自分と向き合っている様子が分かりうれしくなりました。自分の字形が変わってきたことが分かっていたということは、大きな成果だと言えます。
これからも、学校教育活動全体を通して、一つ一つのことに本気になって一生懸命に取り組める子どもたちを育てていきたいと思います。
最後になりましたが、今回講師としてお願いしました白石光史先生には、10月の書写指導に加え、書きぞめ指導でもお世話になりました。今回の依頼も快諾していただき、本校の子どもたちのためにご尽力いただきましたことに感謝いたしております。ありがとうございました。
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