本校では、例年、町商工会実行委員会からの依頼を受け、「下郷ふるさと祭り“楽しもごう2018”」のオープニングセレモニーに参加しています。このオープニングセレモニーで、本校の子どもたちは、運動会の際に、郷人代表の渡部一様に御指導いただいた「楢の葉ソーラン」を披露することになっています。
夏休みを迎えるこの日、体育館で「楢の葉ソーラン」の全体練習を行いました。運動会から約2か月が過ぎていましたが、子どもたちは運動会と同じように、一つ一つの動きにキレと気合いが込められ、圧巻の踊りを見せてくれました。
7月29日(日)のふるさと祭り当日は、見に来られた方々を魅了する最高の演舞を披露してくれるに違いありません。
「正面に礼!」・・・「よろしくお願いします!」
いよいよ明日から夏休みに入る子どもたち。どんな夏休みになるのか、どんな夏休みにできるのか、どんな思い出ができるのか、期待に胸を膨らませている様子が、一人一人の笑顔から分かります。
そんな夏本番を迎える昨日、卒業アルバムの表紙を飾る集合写真の撮影が行われました。
まだまだ先のことと思いがちですが、6年生にとっては、卒業へ向けての歯車がゆっくりと動き出しているようです。完成したアルバムの各ページを見た時、この頃の出来事を走馬灯のように思い出すに違いありません。そして6年生15名が、たくさんの頑張りとたくさんの思い出を共有し、卒業の喜びと誇りをもって旅立ちの日を迎えることと思います。
放課後、教室を見回ると、つい先ほどまで子どもたちがいた教室は、まだ熱気があるのを感じます。朝は、子どもたちの登校とともに、学校・教室が、再び活気を取り戻したかのようになります。
今日も、子どもたちが元気に登校してきました。ちゃんと一列になり、地域の方々にあいさつをしながら、笑顔で登校してきました。
本校では、校門前で一列に整列し、今日一日生活をする「学校」に対して大きな声であいさつをしてから敷地内に入る約束になっています。さて今日は、どんな素敵な一日になるのか楽しみです。
各教室を覗くと、子どもたちが学習課題に真剣に取り組む姿や友達と自分の考えを発表し、考えを深めている姿、なかなか解決できずに悩んでいる姿を見ることができます。各教室ともに活気に満ちていてとても素敵です。
そんなある日、子どもたちの元気な声が校庭から響いてきたので見てみると、1年生が生活科の学習「みずであそぼう」で、いろいろなものにシャボンをつけ、シャボン玉を作って楽しそうに活動していました。うちわの骨組みを使ったシャボン玉はすごく面白くて、心地よい風も吹いていたので、ふわふわとシャボン玉が舞って最高でした。子どもたちの笑顔も素敵でした。
2年教室のロッカー上に展示されている図画工作科「くしやくしゃぎゅっ」の作品を撮ろうと、教室を覗くと、ちょうど音楽科「めざせ楽器名人」の授業の最中でした。
21名全員が、鍵盤ハーモニカを演奏しながら、のりのりで身体を動かして楽しく活動していました。一人一人が恥かしさを忘れて活動する姿はすごく素敵で、拍手をせずにはいられないくらい完成度が高かったです。気温の暑い教室ではありましたが、子どもたちのボルテージは最好調でした。
7月4日(水)に、本校すぐ脇の前山を熊が歩いているのを目撃してから2週間、この3連中に、熊や猿などの侵入を防ぐ電気柵が設置されました。
まだ引き渡しは行われていないため電気は流れておりませんが、理科や生活科の学習、総合の学習、森林学習等で前山散策を行う活動が多いですので、子どもたちの安全面には十分に配慮していくようにして教育活動を進めてまいりたいと思います。
11日(水)、全校集会の中で、町全少年健全育成の「標語」と「ポスター」で入賞した児童と、「町青少年主張大会」で学年代表として発表した児童の表彰式を行いました。
各賞をいただいた児童はもちろんですが、この各種大会・コンクールに参加した全員が、頑張るべきことに一生懸命に取り組んだことが、何よりも金メダルだと思います。
表彰式に続いて、校長先生のお話がありました。今回の内容は、「モノをつくる楽しさを子どもたちに伝えたい」とお考えになっての講話でした。
講話では、校長先生が自作された数々の段ボールクラフトに、子どもたちの目はくぎ付けで、「わぁすごい。」「おー。」などど、興味津々でした。段ボールやペーパーは、それぞれ主な用途があり、再利用などリサイクルにも活用されています。でも、リサイクルの前にできる新しい使い方として、「少しのひらめき(=思いつき・発想)によって、段ボールが生まれ変わる」というおもしろさや魅力を、子どもたちは感じたに違いありません。
9日(月)、4年生が、国の天然記念物にも指定されている「中山風穴」へ見学学習に出かけてきました。今回も、星周一先生にいろいろと教えていただきながら、中山風穴の草花や自然の様子を観察・調査し、風穴の体験施設で貴重な時間を過ごしてきました。
話によりますと、中山は、「金塚山(かなつかやま)」とも呼ばれていて、高さが855.6Mあるそうです。その中山をつくっている岩は、柱のような形の「柱状節理岩」と呼ばれる大小の岩が重なって山となっているそうです。この岩は、崩れやすいという特徴がある上、隙間がたくさんあり、空気の通り道になっているため、そこから冷たい空気が出て、自然の冷蔵庫みたいになっているのだという話を聞いて、感心する子どもたちでした。
こうした冷たい風が出ている風穴が集まったところでは、夏でも温度が上がらず、この辺りでしか見られない高山植物がたくさん群生しているということも教えていただきました。しかも、この中山には、6つの群生地があるということで、価値が高く、昭和39年6月に、国の天然記念物に指定されたそうで、うなずきながら聞いていました。
遊歩道を歩きながら、いろいろな高山植物を教えていただきました。7月中旬は、紅むらさき色の花が特徴的で、日当たりのよいところに咲いていると、とてもきれいで植物愛好家のあこがれともなっている「ヤナギラン」こと。4月から5月にかけては、雪解けとともに、片栗粉の原料ともなる「カタクリ」の花が咲くこと。切花や薬用として幅広く利用されている「キバナイカリソウ」のことなど、いろいろと教えていただきました。
そして、一番有名なのが、標高1500m以上の高山に咲くはずの「オオタカネバラ」が、標高855m程度の中山でも咲いていること。それだけ風穴からの冷たい風が出ていると聞いて、びっくりする子どもたちでした。しかも、「オオタカネバラ」が咲く地域は、山形県と下郷町の2か所しかないことなど、風穴特有の植物について話を聞き、熱心にメモを取る子どもたちの姿がありました。
第2指定地には、人が5~6人ぐらい入れるくらいの風穴があり、その中に入り冷風を体験しました。冷風が出ているのが分かるほどで、ひんやりとしていて気持ちがよかったです。
最後に、風穴を体験できる施設へ行きました。蒸し暑い日だったけれど、ここの中は気温が低く、クーラーみたいな冷風が岩の間から吹き出していて、最高に気持ちがよかったです。
この学習を通して、大変勉強になることがいっぱいでした。子どもたちの感想からも、中山風穴の素晴らしさを実感することができたことや、私たちのふるさと下郷町には、貴重な自然が残されていることを知ってくれたようで、とても実りある学習となりました。
5年生を乗せたバスは、高速をおり、あと40分ぐらいで着きます。
今、阿武隈高原です。
予定の五時少し前ぐらいの到着になるかと思います。
みんな元気よくバスから降りてきました。
予定より早く、自然の家を出発しました。
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