こんなことがありました。

2019年6月の記事一覧

下郷町の魅力の一つである自然との出合い

10日(月)、森林環境学習の一環として、観音沼方面へ見学学習に出かけてきました。

 今年度も、講師に星周一先生を招聘し、自然の宝庫ともいえる観音沼の周りを散策しました。観音沼周辺は、朝方までの雨で山々には霧が立ち込めていました。そんな中、カエルやホトトギスの鳴き声を聞きながらガイドをしていただきました。

 観音沼にはもう一つ名前があり、別名はみたらせ沼ということ。この「みたらせ」とは、沼のほとりにあるこのお堂の観音様に参拝する人が、お祈りをする前に、手や口を洗い清めるというところから来ているのだということも教えてもらいました。

 また水深は1.5メートルぐらいしかなく、周辺の山や沢から水が流れ込んでも、沼から出て行く川がないということなどを教えていただきました。

 他にも、この観音沼の大きな特徴である沼に浮かぶ浮島は、泥の地層とミツガシワという植物の根でつくられ、浮いていることも教えてもらいました。

 いろいろな発見やおどろきがいっぱいだったことが、一人一人がメモしてきた学習カードからうかがえました。教えていただいたことを熱心にメモする姿勢は、さすがは本校の4年生といったところです。

 観音沼を後にした4年生は、日暮し滝へ移動しました。この日暮し滝は、江戸時代のお殿様が参勤交代の休憩中に、「日暮れまで見ていたいほど美しい滝だ。」と感動したところから名前が付いたことを教えてもらいました。天気がよかったら、今日以上に、お殿様と同じ気持ちになったのかもしれません。

 昔から変わらず、美しい自然が残っていることに感心しながら話を聞く4年生でした。

 今回は、観音沼と日暮し滝の見学学習でしたが、私たちが住む下郷町の魅力の一つは、何といっても四季折々に山々が見せる景色などが最高だということです。本校では、季節ごとに自然環境の素晴らしさを肌で感じる学習を通して、自然環境を守るために、いつまでも残すために、自分たちができることを考えていく活動を進めていきます。

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素敵な時間・・・図書ボランティア来校

 本校では、今年度も年間8回ほど、町の図書ボランティアの方々に御来校いただき、本の読み聞かせを行っていただくことになっています。

 今年度最初となった11日(火)は、2年生を対象に本の読み聞かせを行っていただきました。この日は読み聞かせの前に、話を聞く・見る姿勢をもってもらおうと、ボランティアの方が手品を披露してくれました。2年生は手品に興味津々でした。わくわく・ドキドキの気持ちが高まったところで、読み聞かせが始まりました。お話の内容を想像し、イメージを膨らませながら聞いている子どもたちの姿がありました。

 

 この「読み聞かせ」によるいろいろなお話を通して、読書の基礎となる「聞く力」を育てていこうというねらいがありますが、そのねらいどおり、お話の世界に引き込まれ、目と耳と心で聞いて心を豊かにできた素敵な時間となりました。

 今後も本校では、読み聞かせの時間に限らず、本に親しむ時間を増やし、読書の習慣を身に付けさせ、読書の楽しさや喜びを感じさせる取組を進めていきたいと考えています。

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町PTAレク「室内ペタンク」

 8日(土)、町小中学校PTA連絡協議会主催の「室内ペタンク」が、コミュニティーセンターの体育館で行われました。

 本校からは、学年PTAごとに1チームずつと教職員1チームの計7チームが参加しました。

 1球で形勢を有利にしたり、大量得点を取られたりと、思い通りのところへボールが行った時の爽快感と、戦術がうまくいかなかったときの面白さ、各チームともにたくさんの笑顔が見られました。

 昨年に引き続き、残念ながら敢闘賞ではありましたが、チーム楢原の勝利を目指して、各学年のPTAのみなさんが一つになり、同じ時間を共有しながら競技ができたことは、大変実り多く素敵な時間となりました。

 なお本校は、今年度、この「室内ペタンク」の事務局でした。PTA本部役員の皆様には、準備・運営・後片付けと大変お世話になりました。ありがとうございました。

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だんだんプール学習が始まります! 

 6日(木)、楢小タイムの時間に、「プール開き」を行いました。

 「プール開き」とは、水泳学習の期間、子どもたち一人一人が事故等に遭わないように、安全で楽しい学習ができますようにと、みんなで願う式であり、今年の自分の水泳学習の目標を確認し合う式です。

 水泳学習は、全身運動であり、健康な体づくりにはとてもよい運動だとされています。しかし、ちょっとした不注意等から、思わぬ大きな事故にもつながることが多い運動でもあります。プール開きや各学級での話し合いを通して、安全・安心な学習にしていく必要があるのです。

 校長先生から、水泳学習で大切なことについてお話をいただいた後、体育担当の先生と体育委員会さんが、プール学習において大切な命を守るための約束やきまりについて「カ」「ブ」「ト」「ム」「シ」という言葉を柱文字にして話をしてくれました。(「カ」・・・プールサイドは“か”けないなど。) 最後に、児童代表が目標をもって楽しい水泳学習にすることを誓いました。

 我々にとっても、今シーズンの水泳学習を通して、泳ぎ方や長い距離へ挑戦する楽しさ、水への恐怖心や緊張感を克服して、泳げるようになっていく楽しさや喜びを味わうことができるように頑張っていこうと、決意を新たにする式となりました。

 まもまく満水となるプールですが、水温や水質、濾過機の稼働状態の関係で、実際の水泳学習はもう少し先になりそうです。 

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歯科指導①<4~6年生>

 4日(火)、学校歯科医の佐藤正文先生においでいただき、4~6年生を対象にした「歯科指導」を行いました。

 まず学校歯科医の先生が、歯の大切さやよく噛むことの大切さを、健康な歯とむし歯の写真、口の中で動く細菌の映像を基にしながら説明してくれました。また、歯を守るための正しい歯みがきは、歯を支える大事な歯肉の健康を保つための歯みがきでもあることも教えてくれました。

 学習の後半は、自分の歯みがきは正しいのかどうなのかを確認するため、歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、どのようにブラッシングしていけばよいのか学習しました。みがき残しやみがけていないところがたくさんあることなどを目で見て確認しました。

 先生に教えていただいたきちんとした歯みがきの仕方を。これからも続けていきたいと、気持ちを新たにした学習となりました。

 

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体力向上パワーアップ大作戦 

 本校では、毎週火曜日と木曜日の朝の時間に、パワーアップタイムと称して、体力向上を図る活動を行っています。11月ぐらいまでは、軽快な音楽に合わせて5分間走を行います。12月からは、長なわや短なわを使って、体力向上に努めていきます。

 4日(火)は、今年度最初のパワーアップタイムでした。学年ごとに異なるスタート位置に集まると、すぐに自主的に準備運動を始める子どもたち。そして、合図とともにそれぞれの場所からスタートしていきました。

 自分の目標に向かって、どの学年も一生懸命に走っている姿に感動させられました。自分のペースで5分間走り抜く姿に、本校の子どもたちの向上心・強い心・頑張り抜く心を感じました。これもまた、本校の自慢であると思います。

 また各担任の先生方も、一人一人に継続して活動する目標を立てさせ、頑張る姿を見守り、励まし、努力していく中で成果を実感させていけるよう働きかけをしてくれています。そして、子どもたちと一緒に走ってくれています。子どもたちと「ともに」という姿勢は、これもまた本校の強みであると思います。

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5年生が「塔のへつり」へ 

 3日(月)、5年生は、校外学習として「塔のへつり」へ出かけてきました。

 これは、総合的な学習の時間のテーマである「下郷の人・ものとつながる」を、5年生が今年1年間進めている学習の一つとして行ったものです。また、2学期に社会科で学習する「わたしたちの生活と工業生産(伝統工芸品)」も兼ねています。

 到着後、ガイドの方に「塔のへつり」を案内してもらいました。なんと百万年の歳月をかけて、浸食と風化を繰り返し、あのような見事な景観ができたこと。そして、それぞれの岩には名前が付いていることなどを教えてもらいました。塔のへつりを散策した後は、「観光」について、お店の方々にいろいろとインタビューをしました。今日の学習で気づいたことや分かったことを、熱心にメモをする5年生でした。

 そして、「へつり工房」において、町の伝統工芸品の一つでもあるこけしの絵付け体験をさせていただきました。

 こけしの歴史やこけし作りの仕事について教えていただいた後、「こけし作り名人」の北村様に教えていただきながら絵付けを行いました。こけしの形からイメージを膨らませ、思い思いに絵付けをする一人一人の姿は真剣そのものでした。自分だけのオンリーワンなこけしを完成させ、満足気な子どもたちの姿が印象的でした。

 今日の学習を通して、自然の雄大さやへつりの素晴らしさを満喫しただけではなく、下郷町の地元産の木材を使った伝統工芸品作りを体験することにより、自分のふるさとへの理解を深めるきっかけづくりができました。これからの学習がどのように広がっていくのか楽しみです。

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