本日31日(金)、保護者の皆様の御協力を得て、「引き渡し訓練」を行いました。
この訓練の背景にありますのは、今から8年と2か月前に起きてしまった、あの多くの命を失った東日本大震災です。経験したことのない大きな喪失体験をしながらも、人と人との絆の大切さ、ふるさとを愛する心、どんな困難があっても前向きに強く生き抜く心、思いやりや助け合いの心など、多くのことに気付かされたことを、今でも鮮明に覚えています。そしてあの未曾有の大災害は、わたしたちに様々な試練を与え、一人の人間としていろいろなことを問い・試し、学校としても多くのことを考えさせられました。
今回の引き渡し訓練は、大きな災害・事件等が発生した場合、みんなの安全を守るため、確実に保護者へ引き渡すことができるように、万が一に備えて行った訓練でした。つまり、この訓練は、子どもたちの大切な命を守る学習でもありましたし、お家の方のための訓練でもありました。もちろん、我々のための訓練でありました。
お仕事をお休みいただいて、引き渡し訓練にご協力いただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。お家でも、今回の訓練を受けて、学校の管理下以外で災害に遭った場合の避難時において、家族との待ち合わせ場所や連絡方法などお子さんと話し合いながら、「自分の命は自分で守る」ために、もしもの時に備えていただければと思います。
学校で一番大切なものは、それは、子どもたちの「命」です。
万が一、お子さんが学校にいる場合に緊急事態が発生した場合、我々は子どもたちの命を最優先に守ります。しかし、夢や希望あふれる子どもたちには、「自分の命は自分で守る」ことを教えていかなければなりません。
先日は、川崎市において、スクールバスを待っていた児童や大人ら18名が襲われ、小6児童が亡くなってしまったという事件がありました。そして、全国的に子どもたちが事件に巻き込まれるケースや子どもたちを狙った犯罪が増えていることから、危機回避能力を高めていく必要があると考え、毎年こういった防犯教室を本校では行っています。
今年度は、楢原駐在所と湯野上駐在所のお巡りさんにもご協力をいただき、実際の場面を想定したロールプレーイング(劇)を通して、不審者への対応を学習しました。
道を尋ねられた場合、車で送っていくから乗ってと声をかけられた場合、家の人がけがをしたから一緒に行こうと声をかけられた場合など、その場面を見て、全校生でどうしたらよかったのか考えました。
きちんと断ったり、家族しか知らない質問を返したりと、子どもたちの不審者に対する対応はとても上手でした。周りで見ていた友達も、心の中で「危ない、逃げて!」と思っていたようで、学びを共有し実りある学習にすることができました。
活動を終えての感想には、犯罪に遭わないように、「いかのおすし」を心がけたい。防犯ブザーを身に付けておきたいと発表するなど、学習のねらいを十分に達成することができました。
いざという時に明暗を分けるのは、今日教えていただいたように「変だなと気づくこと」「距離を保つこと」「声を出すこと」「逃げること」です。
実際に怖い目にあってしまった時、子どもたちは足がすくんで逃げることもできず、声が震えて大声を出せないという話を聞きます。そのため学習の最後には、「助けて~」と大声で叫ぶ練習もしました。他にも、防犯ブザーがどこまで聞こえるか、遠く離れたところから慣らして確認(聞く)する体験もしました。
学校としても、最悪の場合を想定し、安全・安心な学校づくりのために何をすべきか、何ができるのかを再確認できた活動となりました。
30日(木)、6年生は、家庭科の学習で調理実習を行いました。この学習は、朝の生活時間や調和のよい食事に関心をもち、茹でたり炒めたりする朝食を考えるところから発展させ、身近にある食材でおかずを作る実習や会食を通して、楽しくおいしい食事をするための工夫を学んでいくのがねらいです。
班ごとに、「ウィンナーソーセージとたまねぎ、ピーマンの炒め物」や「じゃこ入りいり卵とわかめの炒め物」など、協力し合って作りました。手順を確認したり、野菜の切り方を教え合ったり、味見をしながら味付けをしたりと、みんな笑顔で調理実習を楽しんでいました。やはり自分たちで作った料理は格別だったようで、楽しく充実した時間となりました。
本日30日(木)、全校生の力を集結して、プール清掃を行いました。
低・中・高学年に分かれて、分担されたところをきれいにしてくれました。
どの学年の子どもたちも、一人一人が一生懸命に清掃をしてくれて、見ていてとてもうれしくなります。プールの中やまわりはきれいになって気持ちが良いですし、全校生の頑張る姿は見て気持ちがよかったです。
もちろん子どもたちも、きれいになったプールを見て、自分たちの頑張りに満足がいったことと思います。
後日、複数の職員で、施設や排水溝などの安全確認をしてプールに水を入れていきます。6月5日(水)には、プール開きが行われ、今シーズンのプールがスタートしていくことになります。
4年生は、社会科「くらしを守る」の学習で、いろいろな職業の仕事について勉強しています。
昨日28日(火)、「警察の仕事」について調べるため、南会津警察署へ見学学習に行ってきました。
話の後、警察の方が身に付ける装備品や凶悪犯人を捕まえる時の盾や棒のこと教えていただきました。そしてパトカーにも乗せていただきました。
前もって考えておいた質問をしながら、一生懸命にメモを取る様子から、わたしたちのくらしを守ってくれている警察のことについて理解を深めることができた充実した学習となったことが分かります。
今日29日(水)、どんよりとした曇り空ではありましたが、全校生による「クリーン作戦」を行いました。これは、ゴミ拾いを通して、わたしたちのふるさと楢原に感謝の気持ちをもつ、そして公共のために役立つことや共に働く体験を通して、ボランティアの心・奉仕の心を育てることをねらいとして行われたものです。
はじめの式を終えると、地区ごとに学校を出発していきました。普段何気なく通っている通学路も、道路脇に目を向けると、以外とゴミが落ちていることにびっくり。煙草の吸殻、空き缶、ペットボトルなどのゴミが集まっていきました。戻ってきた子どもたちは、班長さんを中心に、「クリーン活動」を終えての感想を発表し合い、学習の振り返りを行いました。
こういった活動は、人のために、みんなのために、地域のために、社会のためにという意味合いが強いですが、自分たちが気持ちよく生活するために、「自分の意思で」「自ら進んで」という大切な部分に気づいて活動する姿が見られたところがとてもよかったです。
子どもたちの感想からも、「こんなにたくさんのゴミが落ちているとは思わなかった。びっくりした。」「みんなで協力してたくさんのゴミを拾うことができた。」「落ちているゴミを見つけたら拾いたい。」「大人になっても、ゴミをポイ捨てしないようにしたい。」「きれいになってうれしかった。」などと感想を発表し合えるなど、さらに素敵な自分に出会えたようでした。
28日(火)、3年生は、社会科「学校のまわり」で、学校周辺の見学学習を行いました。
この日は、「刈林・林中」「橋坂」「姫川」の3つの地区に分かれての調べ学習でした。
これは、道路のまわりの様子、建物、土地の様子や交通の様子などを調査し、地図記号を使って白地図に記録する学習です。今回は2回目ということもあり、見つけたことや気づいたことをすぐに白地図にまとめていました。「ここかいた方がいいよ。」「ねえ、この場所どこ?」など、協力し合って学習している姿もとても微笑ましかったです。さらに、通り道にいらっしゃった地域の方々へのあいさつも元気がよく、素敵な3年生の姿を見ることもできました。
到着式では、戻ってきた各グループが感想を発表してくれました。分かったことや初めて知ったことなど、自分が感じたことをきちんと発表できたところもよかったです。
このあと、自分たちが調べた地区の様子をまとめ発表し合うことになりますが、五感を通して学んだ体験活動があれば、きっと実りある学習が展開できるに違いありません。
本日25日(土)、最高の天気に恵まれ、感動の一日となった運動会、そしてみんなが輝いた運動会が終わりました。ご来賓の皆様を始め、保護者の方々、地域の皆様方に支えられ、素晴らしい運動会とすることができました。ありがとうございました。
今日は、「紅組も白組も 気合を入れて全力で頑張り、力を合わせて奇跡をよびおこせ!」のスローガンを目指した、子どもたちの一生懸命な姿や活躍ぶりをご覧いただけたことと思います。そんな姿から、感動と勇気、元気をもらったのではないでしょうか。
応援合戦や綱引きなどでは、子どもたちの気合いで会場のボルテージも最高潮になり、すごく盛り上がりました。徒競争では、子どもたちの緊張と興奮が伝わってきましたし、一生懸命な走りに応援にも熱が入るほどでした。学年対抗の保護者の競技では、和気あいあいとした雰囲気が素敵で、チーム楢原の魅力が感じられました。
そして「楢の葉ソーラン」では、全校生87名の心が一つとなった最高の舞、迫真の舞に、会場が震えるほどでした。最後の決めポーズもすごく格好がよかったです。他にも、隊形移動しながらの見事な演奏を見せた鼓笛パレードなど、どれもが素晴らしく、みんなの心が一つとなり、運動会が盛り上がりました。
一つの行事を経験するごとに、子どもたちは大きく成長します。一つのことに向かって一生懸命取り組み、その成果を発表し成就感を味わう。これは、一つの成長過程でとても大切なことです。
子どもたちは、今日の運動会、そしてこれまでの練習の中で、たくさんのことを学んだに違いありません。一つの演技を完成させるためには、自分の力を力の限り発揮すること。みんなとぴったりと息を合わせることや苦しくてもぐっと我慢して耐えることを学んだはずです。それに、頑張っている友達に惜しみない拍手を送る美しい心も見せてくれました。さらに5・6年生のみなさんは、運動会の縁の下の力持ちとして、各係の活動に全力で取り組んでくれました。
運動会に限らず、競技は勝つことばかりが目標ではありません。負けても遅くても一生懸命に頑張ることが大切です。今日の全校生のみなさんの頑張りは、自分自身に1等賞をあげられる頑張りでした。
これからも、一つ一つ全力で努力できる子どもたちを、学校・家庭・地域が一体となって進めていきたいと思います。
運動会当日、きっと子どもたちは、期待と不安な気持ちがあったと思いますが、各先生方が、温かい言葉で出迎えてくれていました。また、今年の運動会に寄せる思いを、一人一人が黒板に書いた学年もありました。
さらに登校後は、先生方は一人一人のモチベーションを高める言葉を投げかけていました。素直な子どもたちは、やる気満々な気持ちになって校庭へと出て行きました。
本日、予定どおり運動会を実施します。8:40より入場行進開始となっております。
今朝の校庭は、グランドコンディションもばっちりです。日中は日差しが強くなり暑くなりそうですので、日よけなどの対策が必要かもしれません。
これまで、本ホームページにおいて、運動会にかける子どもたちのやる気、元気、本気をお伝えしてきました。今こそ、そんな子どもたちのために、チーム楢原の力を集結し、たくさんの皆様の応援で、子どもたちのやる気をさらに引き出し、盛り上げてあげる時だと思います。
応援をよろしくお願いいたします。
明日5月25日(土)は、令和元年度楢原小学校運動会です。
各学年では、明日の運動会へ向け、運動会の歌や応援合戦で気持ちを高ぶらせたりしていました。また天気も良かったため、各競技の最終的な練習をする学年もありました。
放課後には、全校生みんなで力を合わせて、運動会へ向けた準備を行いました。運動会の縁の下の力持ちとして、一人一人が一生懸命に手伝ってくれてすごくうれしくなりました。
天気予報によりますと、明日の天気は快晴で、気温がかなり高くなるようですが、素晴らしい青空の下、最高のグランドコンディションで運動会を迎えられそうです。
23日(木)、運動会へ向けた最後の全体練習がありました。この日は、朝の活動から1校時目にかけての練習でした。
最初に「応援合戦」の練習を行いました。朝からの練習で、大きな声での応援ができるか心配していましたが、運動会へ向かう87名の子どもたちの心は一つでした。先日の予行練習の時以上に、校庭に響き渡る迫力が伝わる素晴らしい応援でき、最高によかったです。
応援合戦の後、開・閉会式の練習を行い、あいさつや動きの再確認を行いました。そして、1・2年生の徒競争の練習を行い、各係の連携の最終確認を行いました。
今年の運動会のスローガンは、「紅組も白組も 気合を入れて全力でぶつかり 力を合わせて 奇跡を呼び起こせ!」です。
ぜひ、子どもたちが力いっぱい笑顔いっぱい頑張る姿を応援にいらしてください。
本日22日(水)、郷人代表の渡部様をお招きして、3回目のよさこい練習が行われました。
この日は、運動会前の最後の全体練習ということで、衣装をまとい、はちまきをしての練習でした。集合・整列から、凛とした表情の全校生の姿があり、校庭に立ち込める雰囲気が違いました。
曲に合わせて踊り終えるまでひと通り練習した後、一つ一つ動き確認しながら練習を進めていきました。繰り返し練習するたび、ダイナミックな踊りに変わっていくのが分かるほどでした。全校生の心と動き、そしてかけ声がぴったりと合うまでによくなっていきました。
最後に、太鼓の音に合わせた入場から、演舞、そして退場まで通し練習をしました。今年のよさこいのテーマである「輝く」の通り、一人一人の気合が入った魂の演舞は最高で、すごく輝いていました。
終了後、郷人代表の渡部様から、合格点をもらいました。そしてこれまでのかかわりの中で1・2を争うすごくいい仕上がりだというお褒めの言葉をいただきました。その話を真剣に聞く子どもたちの表情や姿勢が素晴らしかったです。きっと子どもたちも、自分たちの力を思いっきり出して踊り、満足感・達成感がもてたからだと思います。
郷人代表の渡部様には、このよさこいの練習を通して、「郷土を想う持ち」「困難に立ち向かう勇気」など、人として大事にしたいことまでも教えていただきました。運動会当日は、郷土の誇りを胸に、魂の演舞を見せてくれるに違いありません。
22日(水)、素晴らしい青空の下、鼓笛の全体練習が行われました。
見事な演奏と隊形移動、そして低学年のかわいくて一生懸命な姿に心を打たれるポンポンの動きなど、いい感じに仕上がってきています。
運動会当日、鼓笛パレードは昼食後の最初の演技となります。新しい鼓笛隊になり、お家の方々に最初に披露するのがこの運動会です。
楢原小の歴史と伝統を、鼓笛隊としてしっかり引き継いだパレードを、ぜひ楽しみしていてください。
20日(月)は、朝から心地よい青空の下、運動会へ向けた予行練習が行われました。
予行では、入場行進や開・閉会式、応援合戦など、全校生で行う種目を中心に、低学年の団体種目やチャンス走、中学年のチャンス走などの競技を進め、各係の連携なども確認しました。
途中から、強い風によって砂埃が舞う中での練習となりましたが、そんな中でも一人一人が全力で競技・演技を頑張ってくれました。また、運動会を支える各係を担う5・6年生の頑張りも、とっても素晴らしいものがありました。
運動会などの行事は、その取り組み方によって驚くほど飛躍的に子どもたちを育てる機会となります。1位・2位・3位の順位を目指すことも大切ですが、自分の一生懸命な頑張りに1等賞をあげられるよう、競技に係活動に、元気いっぱい頑張ってほしいと思います。そして、頑張った充実感・満足感とともに、素敵な思い出となる運動会にさせたいと思います。
当日はきっと、これまでの頑張りやみんなの思いが空に通じ、澄み渡る青空の中での運動会になるに違いありません。
昼休み時間には、上学年(4~6年)と下学年(1~3年)に分かれて、紅白リレーの練習が行われていました。
この日は、朝から応援合戦や全体練習があってへとへとなのにもかかわらず、本番さながら、一人一人が一生懸命に力走していました。
今日の全校生、みんな素晴らしいです。この運動会へ向けた練習を通して、たくさんのことを学んでいるようです。やり終えた時、また一回り大きく成長した自分に出会えるに違いありません。
運動会には、みんなの心が一つになって初めて勝利を勝ち取ることができる競技がたくさんあります。その中の一つに「応援合戦」があります。
「応援合戦」は、単なる声の張り上げ合戦ではありません。「勝つこと」を目標に、声や体の動きを集団で合わせ、表現することを通して、楢原小学校の一人だという自覚と誇りをもつ競技でもあります。
17日(金)は、朝からの練習でしたが、一人一人の声に運動会にかける気持ちがつまっていました。力強くて迫力のある87名の応援が、校舎と前山にこだまし、最高の応援合戦でした。子どもたちがとっても輝いて見えました。
運動会まであと1週間、一つ一つの動きに一生懸命さが感じられており、当日はどちらが勝利するのか楽しみです。
17日(金)は、第2回運動会全体練習が行われました。
今回は、綱引きと応援合戦の練習をしました。入場や引く場所の入れ替えの動き、綱の引き方、そして勝ち旗のもらい方など、太鼓と笛の合図で動けるように練習を行いました。
「よいしょ。よいしょ。」の大きなかけ声に、綱を引く子どもたちの応援の声がさらに大きくなり、とっても見ごたえのある綱引きに出来上がっていました。
綱引きは、みんなで力を合わせて綱を引くことで、チームの絆・団結力が高まります。その上、勝つことができれば、その後の応援や競技がさらに盛り上がること間違いなしの種目でもあります。
当日、男女それぞれ、どちらの組が勝利を勝ち取ることができるのか楽しみです。
16日(木)の校庭では、3・4年の団体種目と5・6年生の団体種目の練習が行われていました。
本番のような気合の入った競い合いに、応援しているこちら側も手に汗握るほどでした。
全校生による「下郷甚句」の練習の後、5・6年生は、篠笛と和太鼓の演奏にさらに磨きをかけようと頑張っていました。
練習を始める前に、大川渓流太鼓保存会の岩澤さんより、演奏にかける想いを聞きました。子どもたちは、真剣に耳を傾け、「下郷甚句を楽しみにしている人のために」「踊ってくれる人のために」「みんなのために」という気持ちを感じ取ったようでした。それが、和気合い合いとした笑顔あふれる練習の中にも、演奏する際の真剣な姿勢からうかがえました。
3か月ぶりの篠笛の演奏は、最初は音を出すことが難しかったようですが、熱心な指導と6年生の頑張りで、音が出せるようなっていきました。5年生は、4台の和太鼓を全員が交替でばちを持ってたたき、「よ~いとしょ」のかけ声を入れながら、甚句独特のリズムを、自ら楽しんで演奏することができていました。
当日は、きっと素敵な時間になることと思います。大川渓流太鼓保存会の皆様には、どんなことにも興味をもち挑戦していくことの大切さも教えていただきました。ありがとうございました。
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