こんなことがありました。

2019年9月の記事一覧

町防災訓練~~シェイクアウト訓練編~~

 本日8日(日)は、本校は町防災訓練に全校生で参加するため、登校日でした。

 防災無線やエリアメール、消防団召集の放送がされている中、本校ではまず、「シェイクアウトふくしま」の取組である、シェイクアウト訓練を行いました。

 この「シェイクアウト」とは、アメリカで始まった防災訓練であり、Shaku Outが「~を振り払おう」という意味をもつことから、「地震の揺れに備えろ!」「地震から脱出しよう」という安全行動の標語、かけ声をイメージしてできた造語だそうです。

 日本では「一斉防災訓練」と訳されており、地震の際の安全確保行動1・2・3(1:『まず低く』、2:『頭を守り』、3:『動かない』)を身に付ける機会として、近年その取組の重要性が増しています。

 地震発生を想定し、訓練放送を聞き、頭を低くしてしゃがみ、机の下に隠れ、頭を守る行動をし、1分間揺れがおさまるまで動かないという訓練を全校生で行いました。

 その活動の様子からは、「自分の命は自分で守る。」という防災に対する意識をもち、真剣な面持ちで訓練に参加していることがうかがえました。

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自然から生まれる文化・生活を現地で学ぼう

 4年生は、昨日の「クリーンセンター」での学習に引き続き、今日3日(火)は、ふるさと下郷町の江川地区の魅力を見つける見学学習に出発しました。

今回は、玉川邦夫先生を講師として招聘し、「自然から生まれる文化・生活を現地で学ぼう」をテーマに活動を行いました。

学校を出発した4年生は、まず鶴沼川ダムへ向かいました。ここでは、下流にある鶴沼川発電所との関係など、ダムの様々な役割について教えていただきました。また、このあと見学する芦ノ原の棚田に引かれる用水路との関係なども教えていただきました。

 次に訪れた五霊神社では、神社の名前の由来を教えていただきました。鳥居の後ろに、もう一つ鳥居があるかのような大カラマツが2本そびえ立っていて、4年生はみんなびっくりしながら見上げていました。なんとこの大カラマツは樹齢500年余りであり、緑の文化財にも登録されていることや、神社や御神木などの森林を大切に守ってきた地域の人々の思いなどを教えていただきました。

 その後、イワナの養殖場を見学しました。養殖場の豊富な水が、那須山系からの湧水であることから、この地域が養殖に適していることを聞き、森林と水の関係に興味を深めていました。

 次に、芦ノ原の棚田を見に行きました。小雨の中でしたが、棚田というものがどんなものか、その景観に見ることができました。ここでは、鶴沼川から流れる用水路によって棚田ができていることや景観を維持するための農家の方々の努力や棚田オーナー制なども教えていただきました。

 最後に、湯野上発電所を見学させていただきました。旭ダムとのつながりや発電所の役割を教えていただきました。

 

 学習を通して、下郷町の豊かな自然がきれいな水を生み出し、人々の生活に生かされていることに気づくことができましたし、身近なところに自慢したい魅力がたくさんあることを知ることができました。 

 地域の魅力を再発見し、学びの多い実りある学習ができましたのも、新たな企画を快く引き受けていただいた玉川邦夫先生のご尽力によるものと感謝申し上げます。

 

 

 

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「授業って、深いんですよね。」

 先月30日(金)、福島学院大学客員教授であり、ふくしま學の会の会長である宮前貢先生をお招きして、授業づくり講演会が行われました。

 講演会に先立ち、宮前先生には各学年の授業の様子、子どもたちの様子を参観していただきました。一人一人が一生懸命に考えている表情、自分の考えを自由に発表できる学級の雰囲気、友達の発表に真剣に耳を傾ける姿、自分の考えと照らしながら友達の考えを聞く子どもたちの姿など、みんなの考えや思い、発言を大事に、各学年ともに授業を進めているところをたくさん称賛していただきました。

 講演会では、宮前貢先生に「授業って、深いんですよね。」という演題でご講演をいただきました。じっくりと考え、「学び合う」子どもたちを育てるために、学級づくりがとても大切であること。そのために、分からないときに「ねえ、ここどうするの?」と友達に聞ける関係や、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる、支え合う友達との関係を築けるように育てていくことが大切であることをお話しいただきました。

 また「学び合い」は、「ねえ、ここどうするの?」という、分からない子からの問いかけによって成立すること。その子どもたちの思いを大切にする先生になってほしいことをご指導いただきました。子どもたちの「学習したい。」「できるようになりたい。」の思いを大事に、一人一人の学びを成立させていきたいと、参観された先生方も共感するご講演でした。

 「授業が変われば学級が変わる」という想いをもって、まずは教師自身が授業を楽しんでいきたいと、明日から授業へ向けて気持ちを新たにする「授業づくり講演会」となりました。

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子どもたちが夢中になって学ぶ授業を目指して

 本校では、『互いにかかわり合い 学びを深める子ども』の姿を目指し、一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか研修をしています。

 先週28日(水)、南会津教育事務所の先生方が4名来校され、本校の授業を参観していただきました。各教室ともに、子どもたちが夢中になって学習に取り組む姿に、これまでの担任と子どもたちの関わりや指導力が見事であり、学習に向かう姿が一人一人にしっかりと育ってきていることなど、各学年のよさや魅力をたくさん称賛していただきました。

 これからの子どもたちの成長がますます楽しみなところです。

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クリーンセンターへ行ってきたよ

 今4年生は、社会科の「住みよいくらしをつくる」の学習で、ごみのしょりと利用の学習を進めています。2日(月)には、東部クリーンセンターへ見学学習に出かけてきました。

 最初に、リサイクルについての映像を見ながら、ペットボトルや瓶、紙類などの資源ごみは、リサイクル工場で再利用され、新たな製品の原料や再生紙に生まれ変わることを教えてもらいました。その後、施設内のいろいろなところを見学させてもらったり、クレーン操作を体験させてもらったりしました。

 そして、集められたごみはどのように処理されていくのか、資源ごみを手作業で分別しているところなどを見せてもらいました。そこでは、ごみが分別されていなかったり資源ごみでないものが混ざっていたりするととても危険だということで、人の目で一つ一つ確認していることも教えてもらいました。

 私たちが生活していく上で毎日出るのがごみです。そのごみを回収し、処理しているのがクリーンセンターです。子どもたちの感想にも、クリーンセンターがなければ、町中がゴミであふれ返り、衛生的な生活が送れなくなってしまうことや、資源を大切に使うためにリサイクルをしていくことが大事であること、そしてきちんと分別することの大切さに改めて気付いた4年生でした。

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