こんなことがありました。

日誌

インターネットがもたらす恩恵は多いけれど・・・

 6日(水)、e-ネットキャラバン事業の一環として、NPO法人イー・エルダーより、専門講師を招聘し、3・4年生と5・6年生に分けて、インターネット等の安全・安心な利用はどうすればよいのか学習しました。

 子どもたちは、事例を基にしたお話を聞かせていただいたり、VTRを見せていただいたりしたことにより、自分にも起こり得る身近なトラブルについて気づくことができたようです。スマホやWi-Fi環境にあるゲーム機・音楽プレーヤー等では、知らない人ともつながってしまい、場合によっては個人を特定されてしまうことがあることなども知ることができたようです。

 他にも、これから経験していくことになると予想されるLINE利用に伴う言葉の行き違いについても知りました。会話は表情が見えるし、電話は声の調子から表情が分かるけれども、文字だけでは分からないこと。文字だけで気持ちを伝えるのは難しく、誤解を招きやすいこと。そのためにはメッセージをよく見直し、相手がどう感じるか考えてから送信する(送信前の5秒ルール)ことなども教えてもらい、子どもたちは考えさせられるものがたくさんあったようです。

 学習後の感想発表では、今回一番伝えたかった「スマホやケータイの怖いところが分かった。」「安全に使うために、ルールやマナーを守りたい。」「ネットでも悪口は書かない。しない。」「大切なことは、直接顔を合わせて話をするようにしたい。」と感想を述べるなど,心に響くものがあったようです。

 

 

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いよいよプールシーズン到来!!

 6日(水)、楢小タイムの時間に、「プール開き」を行いました。

 「プール開き」とは、水泳学習の期間、子どもたち一人一人が事故等に遭わないように、安全で楽しい学習ができますようにと、みんなで願う式であり、今年の自分の水泳学習の目標を確認し合う式です。

 水泳学習は、全身運動であり、健康な体づくりにはとてもよい運動だとされています。しかし、ちょっとした不注意や悪ふざけから、思わぬ大きな事故にもつながることが多い運動でもあります。プール開きや各学級での話し合いを通して、安全・安心な学習にしていく必要があるのです。

 校長先生から水泳学習で大切なことについてお話をいただいた後、体育担当の先生から、プールに入る前の健康面で気をつけてほしい話や、大切な命を守るためにプール学習で守るべき約束について話がありました。最後に、児童代表が「プールの約束や決まりを守り、目標をもって楽しい水泳学習になることを誓います。」と決意の言葉を述べました。

 我々にとっても、今シーズンの水泳学習を通して、泳ぎ方や長い距離へ挑戦する楽しさ、水への恐怖心や緊張感を克服して、泳げるようになっていく楽しさや喜びを味わうことができるように頑張っていこうと、決意を新たにする式となりました。

 きれいな水でいっぱいになったプールですが、水温や水質、濾過機の稼働状態の関係で、実際の水泳学習はもう少し先になりそうです。

 

 

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観音沼の魅力にズームイン!

 4日(月)、森林環境学習の一環として、観音沼森林公園へ見学学習に出かけてきました。今回も講師に星周一先生を招聘し、自然の宝庫ともいえる観音沼の春の様子を散策しながら、ガイドをしていただきました。

 神秘的なムードが漂う沼で、沼の中には何かいそうですが、水深は1.5メートルぐらいしかないそうです。また、周辺の山や沢から水は流れ込むということですが、沼から出て行く川がないということなどを教えていただきました。

 観音沼にはもう一つ名前があり、別名はみたらせ沼ということ。この「みたらせ」とは、沼のほとりにあるこのお堂の観音様に参拝する人が、お祈りをする前に、手や口を洗い清めるというところから来ているのだということも教えてもらいました。

途中で休憩した獄観音堂は、馬の神様を祭ったお堂で、平安時代、坂上田村麻呂が、東北の地を攻める時に立ち寄り、人や馬の安静を祈願して建てたといわれているお堂で、歴史が古いものだそうです。ひと息入れながらも、大事なことを聞き逃さないという思いで真剣にメモをする4年生の姿がありました。

 この観音沼の大きな特徴は、沼に浮かぶ浮島があるところだそうです。ここの浮島は、泥炭層という泥の地層と何千年も生きているミツガシワという植物の根でつくられ、沼に浮いているのだそうです。つまり、浮いている湿原だと聞いてびっくりした4年生でした。

 他にも、いろいろな発見やおどろきがいっぱいでした。ここには、なんと日本に生育するトンボの中でも一番小さく、体長が1.8センチメートルしかない、とても貴重で天然記念物にも指定されている「ハッチョウトンボ」が生息しているということ。オスの体は真っ赤で目に付きやすいのですが、メスは色がはっきりしていなくて見つけにくいということも教えていただきました。

 観音沼の魅力は、何といっても四季折々に山々が見せる景色が最高だということです。本校では、季節ごとに観音沼の探検・散策を行い、自然環境の素晴らしさを肌で感じ、自然環境を守るために、いつまでも残すために、自分たちができることを考えていく学習を進めていきます。

 今回は、新緑の中を雄大に流れ落ち、日暮れまで見入ってしまうとされる「日暮し滝」や、江戸時代、会津藩が江戸へ向かう際、険阻な大峠を越えるため、馬を下りて徒歩で向かう起点となった場所の「奥州駒返坂」も見学しました。自然と歴史が織り成す下郷町の魅力に、興味津々の4年生でした。

 

 

 

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よさがキラリ!・・・ある日の授業から・・・

 昨日4日(月)、各教室の子どもたちの様子を見て回りました。

 1年教室では、国語科のひらがなの「ぬ」と「な」の学習をしていました。『「ぬ」がつく言葉は?』の問いに、手を挙げ答えを次々と発表する子どもたち。また、学習ノートに繰り返していねいに書く子どもたちの姿も見られました。9名一人一人が笑顔で授業を楽しんでいる上、先生の話をしっかりと聞いて頑張っていて、とても感心させられました。

 2年生教室では、算数科の「力をつけよう」というまとめの学習をしていました。文章問題を読み取り、立式や解決方法を一生懸命に考え、筋道立てて発表する子どもたちの素敵な姿がありました。みんなの意見や考えを「聴きたくなる」「伝えたくなる」という落ち着いた学級の雰囲気がとてもよかったです。そんなよい雰囲気の中で、深く思考し合い、自分の学びにつなげているのが感じられました。

 

 3年生は体育科の授業でした。準備運動では、太鼓の音に合わせていろいろな動きやダッシュをして心地よい汗を流していました。この日はティーボールという、ティーの上に置いてあるボールをバットで打つ、野球やソフトボールに似たスポーツを学習していました。2チームに分かれ、ルールを守り、チームの勝利を目指し、みんなが楽しそうに運動している姿がとてもいい感じでした。

 5年生教室では、社会科の「あたたかい土地のくらし」の学習で、沖縄の地域の様子を考えていました。学習のねらいをしっかりと理解し、たくさんの情報から必要な情報を読み取って課題を追究していくことができていて感心しました。そして、教科書から読み取ったことを発表し合い、考えを交流させながら、沖縄の特色ある気候を、生活や産業に生かす人々の工夫や努力を学び合っていました。

 

 

 

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苗木のスクールスティ 

 6月10日(日)に、福島県の南相馬市で「第69回全国植樹祭」が行われます。

 今から48年前の昭和45年5月の第21回大会で、猪苗代町天鏡台において天皇陛下から津島マツのお手植えを賜ったことを覚えている方は少ないかと思いますが、それ以来の大々的な植樹祭となり、県内外から招待客6千人を招いて行われるということです。

 この大会へ向けて、本校は県より3年前に依頼を受け、「苗木のスクールスティ」事業として、ドングリやケヤキ、オオヤマザクラ、イロハモミジ、トチノキなどの苗木を育ててきました。代々6年生が中心となり、除草作業をしたり栽培記録をまとめたりして温かく見守ってきました。

 先日の6月1日(金)、3年間大事に育ててきた植樹祭用の苗木を、県の担当者の方々と6年生が一緒に掘り起こしました。大きく育った苗木が、南相馬の地に植樹され、緑豊かなふるさとの再生と、復興に向けて力強く歩む姿の象徴となってくれることを願っています。

 この全国植樹祭にあたり、本校からは6年生の渡部幸樹くんが、代表者として「第69回全国植樹祭」に参加してきます。記念の一日になるかと思います。

 

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歯科指導①<4~6年生>

 4日(月)、学校歯科医の先生と歯科衛生士さんにおいでいただき、4~6年生を対象にした「歯科指導」を行いました。

 まず学校歯科医の先生が、歯の大切さやよく噛むことの大切さを、口の中で動くミュータンスなどの細菌の映像と写真を基にしながら説明してくれました。歯を守るための正しい歯みがきは、歯を支える大事な歯肉の健康を保つための歯みがきでもあることも教えてくれました。

 後半は、自分の歯みがきは正しいのかどうなのかを確認するため、歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、どのようにブラッシングしていけばよいのかを学習しました。みがき残しやみがけていないところがたくさんあることなどを体験しました。歯科衛生士の先生に教えていただいた、きちんとした歯みがきをこれからも続けていきたいと、改めて見つめ直した学習となりました。

 

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遠足に出かけてきましたぁ[3・4年生]

 6月1日(金)、3・4年生は、会津若松方面へ遠足に出かけてきました。

 最初に向かった先は、「番匠」です。ここでは、赤べこの絵付け体験をしました。お店で売っている赤べこを見たことはあっても、自分で絵付けをしたことは初めての人が多く、とてもいい体験となりました。真っ赤な赤べこに、白色で模様をつけていき、黒色でポイントとなる目やからだに色をつけ足していく活動に熱心に取り組む3・4年生の姿がありました。縦割り班での活動でもあり、4年生が3年生の手助けをしたりアドバイスをしたりする姿がたくさん見られ、とても微笑ましい時間でした。

 オンリーワンな赤べこが完成し、大満足の子どもたちでした。

 次に向かった先は、白虎隊が戦死したとされる飯盛山でした。ガイドさんに案内され、参勤交代の時に大名が泊まる「旧滝沢本陣」のことを説明してもらいました。その後、飯盛山を掘り抜いて作られた会津盆地の灌漑用水路であり、戊辰戦争の時、白虎隊が追手から逃げる穴として利用したと言われている戸ノ口堰洞穴のことを説明してもらいました。

 その後、六角三層のお堂であり、上りと下りが全く別の通路になっている構造の世界にも珍しい建築様式である「会津さざえ堂」を見学しました。その独特な2重螺旋のスロープに沿って西国三十三観音像が安置されているお堂の中は、なんだかドキドキしました。他にも白虎隊のお墓や自刃の地を案内してもらいました。自刃の地からは、遠くに鶴ヶ城が見えました。

 最後に、会津総合運動公園へ行きました。お弁当を食べたり、いろいろな遊具で楽しく遊んだりして過ごしました。カメラを向けると手を振ってくれたり、「見て!撮って!」と声をかけてくれたりと、とっても楽しそうに遊んでいました。

 今回の楽しい遠足の中では、たくさんのことを見聞きし、たくさんの発見がありました。多くの学びを得ることができましたし、心のアルバムに素敵な思い出をまた1ページ増やすことができました。

 

 

 

 

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遠足に出かけてきましたぁ[1・2年生]

 6月1日(金)、1・2年生は、会津若松方面へ遠足に出かけてきました。

 学校を出発して最初に向かった場所は、鶴ヶ城です。鶴ヶ城では、自分たちの体よりも大きな石垣がたくさん積み上がっていて、近くで見ると迫力がありました。鶴ヶ城の石垣の積み方は「野面積み(のづらづみ)」ということを教えてもらいました。

 いろいろな展示物があり、目をくりくりさせながら眺める1・2年生でした。その当時の武士の身長パネルと背比べや火縄銃のレプリカを持つ体験をしながら、鶴ヶ城の最上階へと向かいました。天守から見るお城の周りの景色は、遠くまで見をさせてお殿様気分になりました。先生に、白虎隊が戦死したとされる飯盛山の方角も教えてもらいました。

 鶴ヶ城を見学し、天守へ上った証として、みんなで記念の写真撮影をしました。忘れられない記念の一枚になりました。

 次に向かったところは、会津総合運動公園です。ここでは、お家の方が作ってくれたお弁当を食べました。みんなとてもうれしそうにお弁当を食べる姿が印象的でした。持ってきたお菓子を食べている表情も幸せそうで、大満足のお弁当タイムでした。

 

 お昼の後は、お待ちかねの遊びの時間でした。いろいろな遊具で楽しく遊んだりして過ごしました。

 他の団体や本校の3・4年生もいましたが、約束やきまりを守り、時間まで思いっきり遊んでいました。

 また、集合の合図には素早く集まることができるなど、1・2年生の集団行動はバッチリでした。一人一人にとって、思い出の一日になったことと思います。

 

 

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万が一に備えて・・・引き渡し訓練・・・

 5月30日(水)、防犯教室の後、保護者の皆様の御協力を得て、「引き渡し訓練」を行いました。

 この訓練の背景にありますのは、今から7年と2か月前に起きてしまった、あの多くの命を失った東日本大震災です。経験したことのない大きな喪失体験をしながらも、人と人との絆の大切さ、ふるさとを愛する心、どんな困難があっても前向きに強く生き抜く心、思いやりや助け合いの心など、多くのことに気付かされました。そして、あの未曾有の大災害は、わたしたちに様々な試練を与え、一人の人間としていろいろなことを試され、学校としても多くのことを考えさせられました。

 この日の「引き渡し訓練」は、大きな災害、事件等が発生した場合、みんなの安全を守るため確実に保護者へ引き渡すことができるように、万が一に備えて行った訓練でした。つまり、この訓練は、子どもたちの大切な命を守る訓練でもありましたし、お家の方のための訓練でもありました。もちろん、我々のための訓練でもありました。

 また今回の訓練は、昨年度頻繁にありました、北朝鮮からの弾道ミサイルの脅威にさらされた場合など、学校が緊急事態になった際にも行うことが予想されるため、とても大切な訓練でもありました。

 反省や改善点など、多くの成果をもって訓練を終えることができました。お仕事をお休みいただいて、引き渡し訓練にご協力いただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。

 お家でも、今回のこの訓練を受けて、学校の管理下以外で災害に遭った場合の家族との待ち合わせ場所や連絡方法などお子さんと話し合いながら、「自分の命は自分で守る」ために、もしもの時に備えていただければと思います。

 

 

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命の大切さ・命を守る学習を行いました!

 学校で一番大切なものは、それは、子どもたちの「命」です。

 もし学校において緊急事態が発生した場合、我々は子どもたちの命を最優先に守ります。しかし、夢や希望あふれる子どもたちには、「自分の命は自分で守る」ことを教えていかなければなりません。

 全国的にも子どもたちを狙った犯罪が増えていることから、危機回避能力を高めていく必要があると考え、毎年こういった防犯教室を本校では行っています。

 今回は、職員玄関より不審者が侵入したとの想定で行いました。犯人役の駐在所の方の迫真の演技に、我々教職員はどう対応し、子どもたちの安全を守ればいいのか。子どもたち自身もどう行動すればいいのか学ぶよい機会となりました。そして、駐在所の方の話を聞き、危機を察知して不審者から距離を保ち、すぐに逃げる、すぐに知らせるなどを実感することができました。

 体育館に避難した後の全体会では、実際の場面を想定したロールプレーイング(劇)を通して、不審者への対応を学習しました。道を尋ねられた場合、車で送っていくから乗ってと声をかけられた場合、家の人がけがをしたから一緒に行こうと声をかけられた場合など、その場面を見て、全校生でどうしたらよかったのか考えました。子どもたちの不審者に対する対応も上手でしたが、周りで見ていた友達も、心の中で「危ない、逃げて!」と思っていたようで、学びを共有し深めることができました。

 活動を終えての感想には、犯罪に遭わないように、「いかのおすし」を心がけたい。防犯ブザーを身につけておきたいなどと発表する子どもたちもおり、学習のねらいを十分に達成することができました。

 いざという時に明暗を分けるのは、今日教えていただいたように「変だなと気づくこと」「距離を保つこと」「声を出すこと」「逃げること」です。実際に怖い目にあってしまった時、子どもたちは足がすくんで逃げることもできず、声も震えて出せないということをよく聞きます。大事な子どもたちの安全を守るために、防犯ブザーの携帯をお願いしたいと思います。

 そしてこれからも、学校・家庭・地域が一体となって、安全・安心な学校づくりを一緒に進めていきたいと考えます。

 

 

 

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