こんなことがありました。

日誌

3校合同交流学習「クラインガルテン:3年」

 25日(火)、町内3小学校の3年生が一同に会し、「クラインガルテン」において交流学習が行われました。

 この日の活動には、森林組合の方や森の案内人の方、町農林課の皆様のご協力のもと、わたしたちのふるさとの魅力の一つである森林に親しみがもてる学習プログラムが組み込まれていました。

 木工クラフト作りでは、大小様々な木を組み合わせてボンドで付け、色を塗り、オリジナルなしもごろうのクラフトを作って楽しみました。満足のいく作品ができたようで、子どもたちは大変喜んでいました。

 薪割り体験では、斧の重さを体感し、昔の人々の薪割り仕事の大変さ、木材と人々の関わり方について学習することができました。また、チェーンソーを使って木を伐採する作業を見せてもらいました。そして、森を守ることの大切さや伐採作業の必要性、森林組合の方の苦労や仕事の工夫について学習することができました。伐採した木に触れる体験では、木が濡れていることを発見し、木は水分を含んでいることを知ることもできました。

 学習の最後には、3校連携の学習の一つとして、グループごとに感想発表をしました。他校のお友達と活動を通して親睦を深めることができたことは大きな成果の一つとなったようです。その上、たくさんの講師の先生方を迎えて学習できたことは、ふるさとの森林や里山を大切に守っていこうという心を育てるのにとても意味のある活動となったようでした。

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読み聞かせ:1年

 25日(火)、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われました。今回は、1年生を対象とした読み聞かせでした。

 どんなお話を聞かせてくれるのか、わくわくした表情がかわいらしかった1年生に、最初に見せてくれたのは、飛び出す絵本でした。開く度に「絵が飛び出す本」に、目をまん丸くしながら絵本の魅力に引き込まれている1年生でした。

 続いて、「パンダ銭湯」というお話を読み聞かせてくれました。ボランティアの方が題名を読むと、「あっ、知ってる。」「保育所で読んだことがある。」と、興味津々でした。お話の内容は・・・。

 パンダ以外お断りのパンダ銭湯には、秘密がいっぱいでした。このおもしろ絵本の世界に引き込まれ、楽しい時間を過ごした1年生でした。

 メディアの発達により活字離れが進むなど、子どもたちを取り巻く読書環境が大きく変化しています。本離れが進んでいる現在、この「読み聞かせ」のように、本に親しむ機会を多くし、読書の楽しさや喜びを感じさせていく取組を続けていくことが大切となります。本が大好き、読書好きという子どもたちをたくさん増やしていける教育活動を、これからも展開していきたいと考えております。

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授業研究会:5年国語科授業

 本校では、『互いにかかわり合い、学びを深める子どもの育成』を目指し、目の前の子どもたちと真剣に向き合っています。

 21日(金)は、5年生の授業研究会が行われました。一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか、先生方で授業を参観させていただき研修を深めました。

 授業では、国語科の「新聞記事を読み比べよう」を学習しました。担任は、前日も夜遅くまで、各先生方と話合いを行い、子どもたちが授業で頑張る姿を思い浮かべながら、授業のシュミレーションを行い、本授業に臨んでいました。

 新聞記事には、記者が読み手に伝えたいメッセージが込められています。この日の授業では、2社の新聞記事をもとに、書き手の意図を読み取る学習に夢中になって取り組む5年生の姿がありました。そして、授業にかける担任の思いが子どもたちにも伝わり、学習のねらいに迫る、学びの多い授業研究会となりました。

 

 本校で進めている「主体的・対話的で深い学び」につなげていく学び合いには、しっとりとしていて落ち着いた学級づくりが大切です。分からない時に友達に聞ける関係、そして、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる、支え合う友達の関係が大切です。自信をもって自分の考えを発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で夢中になって学ぶ子どもたちを、これからも育てていきたいと思います。

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前山に行ってみたよ

 3年生は20日(木)、森林環境学習の一環として、星周一先生を招聘して、学校の前山散策を行いました。普段何気なく見ている植物や樹木にも様々な種類があることを教えてもらったり、植物を使って笛を作ったりすることができることなどを教えてもらいました。

 子どもたちからは、「前山には、たくさんの植物があるんだな。」「他のところも見てみたいなぁ。」と、自然や前山への興味・関心をもつ、次への活動のよいきっかけとなりました。

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歯みがき教室<1年・2年・3年>

 21日(金)、歯科衛生士の高橋弘子先生においでいただき、1~3年生を対象とした「歯みがき教室」を、学年ごとに実施しました。

 1年生は、6歳臼歯の役割を教えていただきました。お口の中の様子を、鏡を見ながら観察し、自分の6歳臼歯を指で触りながら見つけることをしました。新しく出てきたばかりの6歳臼歯は、チューリップみたいにかわいいこと。出てくるまでに半年近くかかること。そして、一番大きくて力を入れる時に踏ん張れる歯で大事なこと。でも奥にあるため、むし歯になりやすいことを教えてもらいました。

 そこで、むし歯を作らないようにするため、歯の染め出しを行い、みがき残しのところを確認しました。さらに、上手にみがくために先生から歯みがきの仕方を教えてもらいました。先生の真似をしながら、目をまん丸にして大きな口を開け、しっかりと歯みがきをしている姿に微笑ましかったです。きちんとみがいた後、白くなった自分の歯を見て、笑顔の1年生でした。

 2年生は、歯の役割や生えかわりについて教えていただきました。また、むし歯の成り立ちやしっかり噛んで顎を強くすることが大切だということも教えていただきました。そして歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、みがき残しが出ないようにするためにはどういう手順でブラッシングしていけばよいのか学習しました。

 先生のお手本を見ながら歯みがきをする様子からは、これから出てくる大人の歯がむし歯にならないように、しっかりと歯みがきをしなければいけないことを分かったようにうかがえました。

 3年生は、自分の歯並びや特徴を、鏡を使って確認しました。また、実際にお菓子を食べて、おやつとむし歯の関係も学習しました。ブクブクうがいは、口の中の食べかすは取れるけれど、歯についたバイキンは、歯ブラシを使ってみがかないと取れないことを教えてもらいました。そして歯の染め出しを行い、みがけていないところを確認し、正しいブラッシングの仕方を学習しました。おやつを食べた後の口の中には、食べかすがいっぱいあって、それが口の中のバイキンの栄養になると聞いて、今まで以上にしっかりと歯みがきをする3年生でした。

 いつまでもおいしいものを食べ続けるためには、元気な歯が欠かせません。そのためには毎日の歯みがきがとても大切です。これからも自分の歯の健康に関心をもち、口腔を清潔にして気持ち良く生活していく子どもたちに育っていけるように、学校と家庭が一緒になって進めていきたいと思います。

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