9日(土)、町小中学校PTA連絡協議会主催の「室内ペタンク」の競技会が、コミュニティーセンターで行われました。
本校からは、学年PTAごとに1チームずつと教職員1チームの計7チームが参加しました。初めての競技に不安もありましたが、各チームともにチームワークを生かして楽しい時間を過ごしたようです。
1球で形勢を有利にしたり、大量得点を取られたりと、思い通りのところへボールが行った時の爽快感と、戦術がうまくいかなかったときの面白さ、各チームともにたくさんの笑顔が見られました。残念ながら敢闘賞ではありましたが、チーム楢原の勝利を目指して、PTAのみなさんと一緒に競技ができたことは、大変実り多い時間となりました。
さあ次は、郡P連の事務局校として、チーム楢原の力を多くの方々に知っていただくチャンスです。
先週、教室を訪問させていただくと、5年生が家庭科の学習で、手縫いに挑戦していました。
5年生になり、初めて学習する家庭科。お湯を沸かしてお茶を入れる学習をしたり、手作りのドレッシングに盛り付けまで工夫したサラダ作りをしたりと、学習を進めてきた5年生。
初めての裁縫で、今回は玉結び・玉止めの学習でした。先生に教えてもらったことや見せていただいた手本をもとに、針先を見つめながら真剣に手縫いを進める5年生の姿がありました。
「ねえねえ、ここどうしたらいいの?」「そこはね…。」と、友達とやり取りをするほほえましい光景が見られました。また、「先生できました。」と、やる気いっぱいの姿も見られました。
この後、なみ縫いや返し縫いなどを学習し、フェルト生地を活用して小物作りを進めていくことになります。きっと、ひと針に心をこめた作品が完成するに違いありません。
8日(金)、2年生の授業研究会が行われました。今回は、国語科の「お手紙」の授業公開でした。
手紙を一度ももらったことがないと言って悲しい気持ちになっているがまくんを心配したかえるくんが、がまくんに内緒で手紙を出し、一緒に待つというお話で、かえるくんとがまくんの2人の登場人物の様子や気持ちの変化を考えながら、2人が幸せになった気持ちを読み取っていく学習でした。
自分の考えを自由に発表できる学級の雰囲気、友達の発表に真剣に耳を傾ける姿、自分の考えと照らしながら友達の考えを聞く学びの深い子どもたちの姿など、学ぶべきことが多い見事な授業でした。
また、一人一人の考えや発言を大事にしながら授業を進め、みんなの考えを整理したり関連付けたりした板書も、思考の流れが可視化され、学習のねらいに迫る手立てとなっていました。
勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、本授業のように、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。今回、一人一人の思考がフル稼働し、学び合いながら思考力も高まり、学びが深まっていくのが分かる授業に、各先生方はこんな授業を実践し、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする研究授業となりました。
7日(木)、4年生は、学級活動の時間に「大切な朝食」の学習を行いました。保健の先生と一緒に朝ご飯を食べることの大切さ、バランスのよい朝食について学習しました。
担任の先生と保健の先生が食べた朝食から、気付いたことを発表し合うところから学習がスタートしました。自分の生活経験や見聞きしたことをもとに、進んで発言する子どもたちの姿がありました。
学習では、食べるものは、「体をつくるもととなる」「エネルギーをつくる働きをする」「体の調子を整える」の3グループに分けられることを勉強しました。その後、よく朝食に出るいろいろな食品がどのグループに入るのか、ジェスチャーを用いて表現するなど、体験を通して楽しみながら学習しました。
子どもたちは、「朝食をしっかりと食べたい。」「バランスのよい食事をこれからも続けたい。」と感想を発表するなど、自分たちの朝食を見直すよい機会となりました。
6日(水)、e-ネットキャラバン事業の一環として、NPO法人イー・エルダーより、専門講師を招聘し、3・4年生と5・6年生に分けて、インターネット等の安全・安心な利用はどうすればよいのか学習しました。
子どもたちは、事例を基にしたお話を聞かせていただいたり、VTRを見せていただいたりしたことにより、自分にも起こり得る身近なトラブルについて気づくことができたようです。スマホやWi-Fi環境にあるゲーム機・音楽プレーヤー等では、知らない人ともつながってしまい、場合によっては個人を特定されてしまうことがあることなども知ることができたようです。
他にも、これから経験していくことになると予想されるLINE利用に伴う言葉の行き違いについても知りました。会話は表情が見えるし、電話は声の調子から表情が分かるけれども、文字だけでは分からないこと。文字だけで気持ちを伝えるのは難しく、誤解を招きやすいこと。そのためにはメッセージをよく見直し、相手がどう感じるか考えてから送信する(送信前の5秒ルール)ことなども教えてもらい、子どもたちは考えさせられるものがたくさんあったようです。
学習後の感想発表では、今回一番伝えたかった「スマホやケータイの怖いところが分かった。」「安全に使うために、ルールやマナーを守りたい。」「ネットでも悪口は書かない。しない。」「大切なことは、直接顔を合わせて話をするようにしたい。」と感想を述べるなど,心に響くものがあったようです。
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