日誌
自動車をつくる工業:5年
26日(月)、5年生は社会科の学習で、福島トヨペット南会津店へ出かけてきました。
「百聞は一見に如かず」の言葉にもありますように、実体験を伴った学習の効果は絶大です。この日の見学学習では、車ができるまでの様子をビデオで見たり、車のつくり・車が動く仕組みを説明してもらったりした後、工場内を中心に見学させてもらいました。
工場内では、トラックのマフラーから出る排気ガスを測定する機械で、排出される二酸化炭素について説明を受けました。その後、人と環境に優しいハイブリットカーの新型プリウスPHVを見せてもらいました。ハイブリットとPHVの仕組みを、エンジンルームを見せてもらいながら説明を受けました。
また、普段見ることができない車の下を見せてもらいました。いろいろな部品が見え、子どもたちは興味津々でした。
車には様々な部品あること、運転席にはいろいろな工夫がされていること、今の自動車は、環境に優しいだけではなくて、アクセルの踏み間違いなどの事故に対応するため、ぶつからない車が主流になっているなど、環境と安全性が大事だということも教えてもらいました。
見学学習の間、スタッフの話を熱心に聞き、説明があったことを聞きもらさないよう熱心にメモする5年生の姿がありました。
他にも、トヨタ車が世界でどれほど販売されているのか、トヨタ全体で一日どれだけ車を製造しているのか、車はきちんと整備・点検しなければいけないこと、車が道路を走るためには1600余りの検査項目があり、厳しい検査に合格しないと乗ってはいけないことなど、いろいろと教えてもらいました。
子どもたちの感想からは、自動車工場で働く人の思いと、安全・安心なよりよい車を作る技術者たちの情熱に触れることができるなど、学ぶことが多い見学学習となったようでした。
「福島トヨペット南会津店様」には、今回の見学学習の記念のプレゼントとしてティッシュボックスをいただきました。コロナ禍の中、この見学学習を快く引き受けていただき、大変感謝いたしております。ありがとうございました。
学校だより№30発行!
引き渡し訓練を行いました!
本日23日(金)、保護者の皆様のご協力を得て、「引き渡し訓練」を行いました。
この訓練の背景にありますのは、今から9年ほど前に起きてしまった、あの多くの命を失った東日本
大震災です。
あの時、経験したことのない大きな喪失体験をしながらも、人と人との絆の大切さ、ふるさとを愛する心、どんな困難があっても前向きに強く生き抜く心、思いやりや助け合いの心など、多くのことに気付かされたことを、今でも鮮明に覚えています。
そして、あの未曾有の大災害は、わたしたちに様々な試練を与え、一人の人間としていろいろなことを問い・試し、学校としても多くのことを考えさせられました。
今回の「引き渡し訓練」は、大きな災害・事件等が発生した場合、みんなの安全を守るため、確実に保護者へ引き渡すことができるように、万が一に備えて行った訓練でした。今回は、コロナ禍の中でありましたが、災害や事故等は、いつ、どんな時に起こるか分かりません。
我々も、この訓練の課題を教職員で共有しながら、安全・安心な学校づくりをしっかりと進めていきたいと考えます。
本日、仕事をお休みいただいて、「引き渡し訓練」にご協力いただきました保護者の皆様、誠にありがとうございました。雨のため校庭がぬかるむ中、大変ご不便をおかけいたしました。
お家でも、今回の訓練を受けて、学校の管理下以外で災害に遭った場合の避難時において、家族との待ち合わせ場所や連絡方法など、お子さんと話し合いながら、「自分の命は自分で守る」判断力と行動力を育てていくために、もしもの時に備えていただければと思います。
りんご農家の仕事を調べてきたよ
23日(金)、今日は雨が降っていましたが、3年生は傘を差しながら、「渡部りんご園」に校外学習に出かけていきました。
これは、社会科の一環として行ったもので、教科書だけの学習ではなく、疑問に思ったことなどを自分たちで見聞きし、体験を通して農家の工夫や努力を肌で感じることがねらいでした。
現地では、「りんご農家の一年」の仕事をいろいろと教えてもらいました。冬は、木がお休みするので、剪定をして、葉をつけた時に日光に当たるようにしていること。5月頃にりんごの花が咲いた後、6月頃に実がなり始めたら、7月にかけて何度か摘果をすることなどを教えてもらいました。他にも、りんごにはいろいろな種類があることや、なぜ赤くなるのかを教えてもらいました。
教えていただいたことを一生懸命にメモする3年生の姿は、とても素晴らしいものがありました。
渡部りんご園の方に説明していただいた後、最後に、おいしいりんごの見分け方を教えてもらいました。おいしいりんごは・・・。
そして、頑張ったご褒美に「りんごを自分で採っていいよ」ということで、教えてもらったおいしいりんごを見つけて、雨の中、リンゴの木を見上げ、りんご園内を探し回る3年生でした。
「先生見てぇ」「真っ赤なりんごを見つけたよ」「わたしの大きいよ」と、もぎたてのりんごを頬張り、笑顔いっぱいの子どもたちでした。
きっと今日は、りんご園での出来事やおいしいりんごの見分け方をお家の人に伝え、いただいてきたりんごを食べながら、家族団らんの時間をお過ごしください。
みんなの思いやりの気持ちが形に・・・
先週、児童会活動の一つとして、運営委員会が中心となり、赤い羽根共同募金へのご協力をお願いしました。
募金活動を行った先週は、毎日、各学年から募金箱が届けられ、とてもうれしい気持ちになりました。
それは、この赤い羽根の募金は、「みんなの幸せのために役に立てるなら、ちょっとでも・・・。」という、一人一人の思いやりの気持ちが伝わってきたからです。
たくさんの思いやりが集まれば、その分、たくさんの人が幸せになれます。「募金」とは、思いやりの気持ちを目に見える形にしたボランティア活動の一つともいえるかも知れません。
今回、子どもたち(保護者)から集められた募金額は、14,350円となりました。ご協力ありがとうございました。
本日22日(木)、下郷町福祉協議会の方にご来校いただき、運営委員会の子どもたちから手渡しをいたしました。
ふるさと下郷の人・ものとつながる
本日20日(火)、5年生は、校外学習として「塔のへつり」へ出かけてきました。
これは、総合的な学習の時間のテーマである「下郷の人・ものとつながる」を、5年生が今年一年間進めている学習です。また、社会科「わたしたちの生活と工業生産」の学習も兼ねています。
到着後、「へつり工房」において、町の伝統工芸品の一つでもある、こけしの絵付け体験をしました。こけしの歴史やこけし作りの仕事について教えていただいた後、絵付けをする5年生、こけしの形からイメージを膨らませ、思い思いに絵付けをする一人一人の姿は真剣そのものでした。自分だけのオンリーワンなこけしを完成させ、満足気な姿が印象的でした。
その後、「観光」について、お店の方にいろいろとインタビューをさせてもらいました。お店の方が教えてくれたことを、熱心にメモをする5年生の姿がありました。
塔のへつりについて学習した後は、つり橋を渡り、塔のへつりを散策しました。1週間ほど前、川の学習で見学に来た5年生ですが、この日は天気がとても良くて、紅葉もきれいで、自然の雄大さやへつりの素晴らしさをさらに満喫していました。
今日の学習を通して、自然の雄大さや塔のへつりの素晴らしさを満喫しただけではなく、下郷町の地元産の木材を使った伝統工芸品作りを体験することにより、自分のふるさとへの理解を深めるきっかけづくりができました。
また、学習発表会でもご覧いただいた、子どもたちが作成した「観光パンフレット」を紹介するなど、これまでの学習の成果を紹介することすることができ、充実した学習となりました。
奉仕作業に感謝!
発表会後、PTAの方にご協力いただき、会場の後片付けやガラス磨きなどの奉仕作業を行いました。
来週から、また気持ちのよい環境の中で、教育活動を進めていくことができます。
ご協力ありがとうございました!
一人一人が輝きを増した学習発表会
2学期の最大行事は、何といっても「学習発表会」です。今年度は、コロナ禍の中での開催ということもあり、発表する学年以外は体育館に入れず、各学年の発表を参観できるのは各家庭2名までという中での「学習発表会」でした。
最初の発表は1年生でした。かわいらしく元気な声での「はじめの言葉」のあいさつの後、国語科の時間に学習した「くじらぐも」を劇化し、発表してくれました。力を合わせて作り上げた音読劇「くじらぐも」は、とっても素晴らしかったです。
2番手は5年生でした。5年生は、総合の学習で調べた「下郷町の観光地」の紹介と、音楽科で学習した「星笛」のリコーダー演奏を発表してくれました。一人一人がしっかりと調べ上げてまとめたパンフレットを、スクリーンに映し出しながら、観光地の魅力をクイズにして紹介してくれました。とても勉強になる発表でした。リコーダーの演奏も、一人一人の思いが詰まった音色でよかったです。
休憩後の3番手は、2~4年生の学校発表でした。今年度は「合奏祭」も中止となり、みんなで合奏ができるのか心配していましたが、お家の方々の前で演奏できる喜びを表現する発表を見せてくれました。
楽器紹介や学年ごとの演奏の後、「ドラえもん」の合奏を披露してくれました。2~4年生のテーマにもあるように、心を一つにした素晴らしい演奏で、会場は拍手に包まれました。
最後は、最後は6年生の発表でした。今年度は、コロナ禍の中、小学校最後となる様々な活動が中止や規模を縮小しての活動となってしまいましたが、さすがは6年生です。そんな逆境にも負けず、「絆」「感謝」「努力」「本気」をテーマに、『本気で伝えます』と題して、鼓笛やよさこい、英語での学校紹介などの発表を見せてくれました。一人一人の表情、動きに「本気」が感じられ、見ている人を魅了する最高の発表となりました。
また、「♪ふるさと♪」の曲をバックミュージックとし、この学習発表会を閉めた「おわりの言葉」も、感動そのもので素晴らしいエンディングとなりました。
一つの行事を経験するごとに、子どもたちは大きく成長します。一つのことに向かって一生懸命に取り組み、その成果を発表し成就感を味わう。これは、一つの成長過程でとても大切なことです。
各学年の発表が大成功に終わったことで、そこへ向かうまでの努力の大切さや仲間とともに協力することの大切さ・素晴らしさを学んだに違いありません。子どもたちが達成感・満足感をもって学習発表会を終えたことをうれしく思います。最高のパフォーマンスができ、素敵な思い出がまた一つ増えたことと思います。
いよいよ、明日は学習発表会
明日が学習発表会へ向けて、6年生と教職員で、会場準備を行いました。
6年生が一生懸命に掃除をしたり椅子を並べたりしてくれたおかげで、短時間のうちに、準備万端な会場が完成しました。
各学年ともに、明日の学習発表会へ向けての希望を胸に下校していきました。明日の本番では、一人一人が元気いっぱい笑顔いっぱいの発表をしてくれることと思います。
体育館の開場は8:30、開演は9:00です。気温も低くなり、朝方の体育館は少し肌寒いです。お越しの際には暖かい服装や敷物などがあるとよいと思います。
本番へ向けて「校内学習発表会」
15日(木)、学習発表会に先立ち、「校内学習発表会」を開催しました。
今年度の学習発表会は、コロナ禍の中の開催ということもあり、3密を避けるため、来賓等はお呼びせず、ご参観いただく保護者の方々も各家庭2名までとして行います。
そして子どもたちも、発表時以外は体育館の入り口付近で待機し、発表の時だけステージに登場するため、この日は、各学年の発表を見合う「校内学習発表会」でもありました。
各学年ともに、学習の成果や成長の記録を発表できる場、工夫がいっぱいで見入ってしまうほどでした。特に、一人一人のよさを存分に生かした見(魅)せ場のある発表、笑顔や感動のある発表は、最高に素敵でした。明日、お家の方々も、各学年の素晴らしい発表に感動すること間違いなしです。
この日15日(木)が、発表会本番と言ってもよいくらい素晴らしい発表ばかりで、子どもたち一人一人の思いが伝わり、感動がいっぱいの素敵な時間となりました。今日、各学年ともに最後の練習を行い、さらに完成度を高めたことと思います。
明日17日(土)が、学習発表会となります。
子どもたちの笑顔いっぱいの発表を鑑賞されて、本校教育活動の取組や成果の一端を感じていただければと思います。