9日(月)、4年生が、国の天然記念物にも指定されている「中山風穴」へ見学学習に出かけてきました。今回も、星周一先生にいろいろと教えていただきながら、中山風穴の草花や自然の様子を観察・調査し、風穴の体験施設で貴重な時間を過ごしてきました。
話によりますと、中山は、「金塚山(かなつかやま)」とも呼ばれていて、高さが855.6Mあるそうです。その中山をつくっている岩は、柱のような形の「柱状節理岩」と呼ばれる大小の岩が重なって山となっているそうです。この岩は、崩れやすいという特徴がある上、隙間がたくさんあり、空気の通り道になっているため、そこから冷たい空気が出て、自然の冷蔵庫みたいになっているのだという話を聞いて、感心する子どもたちでした。
こうした冷たい風が出ている風穴が集まったところでは、夏でも温度が上がらず、この辺りでしか見られない高山植物がたくさん群生しているということも教えていただきました。しかも、この中山には、6つの群生地があるということで、価値が高く、昭和39年6月に、国の天然記念物に指定されたそうで、うなずきながら聞いていました。
遊歩道を歩きながら、いろいろな高山植物を教えていただきました。7月中旬は、紅むらさき色の花が特徴的で、日当たりのよいところに咲いていると、とてもきれいで植物愛好家のあこがれともなっている「ヤナギラン」こと。4月から5月にかけては、雪解けとともに、片栗粉の原料ともなる「カタクリ」の花が咲くこと。切花や薬用として幅広く利用されている「キバナイカリソウ」のことなど、いろいろと教えていただきました。
そして、一番有名なのが、標高1500m以上の高山に咲くはずの「オオタカネバラ」が、標高855m程度の中山でも咲いていること。それだけ風穴からの冷たい風が出ていると聞いて、びっくりする子どもたちでした。しかも、「オオタカネバラ」が咲く地域は、山形県と下郷町の2か所しかないことなど、風穴特有の植物について話を聞き、熱心にメモを取る子どもたちの姿がありました。
第2指定地には、人が5~6人ぐらい入れるくらいの風穴があり、その中に入り冷風を体験しました。冷風が出ているのが分かるほどで、ひんやりとしていて気持ちがよかったです。
最後に、風穴を体験できる施設へ行きました。蒸し暑い日だったけれど、ここの中は気温が低く、クーラーみたいな冷風が岩の間から吹き出していて、最高に気持ちがよかったです。
この学習を通して、大変勉強になることがいっぱいでした。子どもたちの感想からも、中山風穴の素晴らしさを実感することができたことや、私たちのふるさと下郷町には、貴重な自然が残されていることを知ってくれたようで、とても実りある学習となりました。
5年生を乗せたバスは、高速をおり、あと40分ぐらいで着きます。
今、阿武隈高原です。
予定の五時少し前ぐらいの到着になるかと思います。
みんな元気よくバスから降りてきました。
予定より早く、自然の家を出発しました。
先ほど退所式を行いました。
式に臨む態度が大変素晴らしかったです。
代表のあいさつも最高でした。
たくさんの思いでは、一人だけではつくれません。仲間との絆を強くする最高の思い出ができたことと思います。
だんだんと、いわき海浜自然の家での時間が終わりに近づきました。
退所式の時間まで、子どもたちは、持参してきたトランプで時間を過ごしています。
みんな仲いいんだなと、ほんわりとまったりの時間を過ごしています。
予定より早く活動が砂浜で進んでいます。
そのため、こちらを少し早めに出発します。
先ほど、自然の家に戻り、冷えたからだをお風呂で温めました。
そして今、本当は砂浜で食べる予定だった弁当を食べています。
身体も心もあたたまり、ほっと一息ついているようで、静かに食べています。
なんとか雨も降らない環境の中、いかだづくり・いかだのりができました。
みんなはしゃいでいて、とっても楽しそうでした。
海の水が冷たかったのと、何度も作ったいかだが壊れたことなど、いろいろなことが思い出になったことと思います。
念願だった海の活動を満喫できてうれしそうな5年生でした。
いかだづくりのために、四倉海岸に来ています。みんな波とたわむれはしゃいでいます
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