昼休み時間、校長室から子どもたちのにぎやかな声が聞こえてきたので行ってみますと、2年生が遊びに来ていました。校長先生から手品を見せてもらう約束をしていたようです。
トランプを使って、2年生が決めたトランプを、たくさんのトランプの中から見つけ出す手品を披露されていました。子どもたちは目を興味津々な表情で手品を眺め、トランプが当てられた時、「すごーい。」と大喜びでした。ほんの4・5分でしたが、校長室から出てきた2年生の表情は幸せそうでした。2年生を見送る校長先生の表情も、幸せそうでした。
学校っていいですよね。
今週2日(水)、下郷町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、3~6年生を対象に、学年ごとに書写指導をしていただきました。
この日は、毛筆の魅力に触れ、点画のつながりや筆順、字形、字配り、文字の中心をそろえて書くなど、専門性を生かした毛筆の書写指導をしていただくことがねらいでした。
書道(習字)の学習効果は、いろいろ挙げられると思います。書道は心を落ち着かせて、一筆一筆に思いを込めて書くことが大切となります。根気強く繰り返し書くことで、精神統一ができ、集中力も高まってきます。その上、書道は、お手本を見て自分の文字を書くことで、お手本と自分の文字は何が違うのか、文字を観察して分析する力(自己分析力)が身に付きます。文字は、今の自分の心持ちを表現してくれるものでもあります。
3年生の課題は、「木」でした。
4年生の課題は、「白鳥」でした。
5年生の課題は、「希望」でした。
6年生の課題は、「感謝」でした。
各学年ともに1時間ごとの学習でしたが、ポイントを押さえた御指導により、短時間で文字の印象が変わったのが分かるほどでした。やはり自分の字が変わると、字を書くことが楽しくなりますし、自信がつきます。何より納得できる文字が書けると、素直に気持ちが良いです。
学習を終えた子どもたちからも、「以前より字が上手になった。」「どんなところに気を付けていけばよいのか分かった。」「教えていただいたことを意識して、もっともっと上手に書けるように頑張りたい。」などと感想を述べるほどでした。
町内の小中学校で書写指導をされておられ、多忙な中でも本校の子どもたちのために来校され、御指導していただいた白石光史先生に感謝申し上げます。
なお白石先生には、12月にも2回ご来校いただき、書き初め展へ向けた書写指導をしていただくことになっております。
今年度初めにも、本ホームページでご紹介させていただきましたが、2020年度から、5・6年生の外国語活動が外国語科に変わります。
そこで今年度から、下郷町では外国語専任教師を配置していただき、5・6年生はもちろん、3・4年生にも外国語専任教師が入り、ALTのジャック先生やJETの渡部先生とともに、外国語活動と外国語科の授業の充実を図っております。今週も、2日(火)と3日(水)に来校され、3~6年生で英語の学習を行いました。
昼食も各学年に入り、交流を深めているところです。この日は、外国語専任の荒井先生は、2年生教室で昼食を食べていました。みんなが温かく迎えてくれて、素敵な2年生だなぁと感じました。楽しい雰囲気の中で食べている様子を、パチリ(カシャ、カシャ)・・・。
今週1日(火)、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われました。1年生を対象とした読み聞かせは、6月に続いて2回目となります。
前回は、飛び出す絵本を用いての読み聞かせと「パンダ銭湯」のお話で、とっても楽しかっただけに、今回はどんなお話が聞けるのか、ワクワクした表情で図書室へやってきた1年生たちでした。
この日は、「トマトさん」と「うんこ」のお話を読み聞かせてくれました。目をまん丸くして一生懸命にお話を聞く姿は、とっても微笑ましかったです。そして、次にどんな展開になっていくのか創造力を膨らませて聞いている様子がうかがえ、絵本の世界に引き込まれ素敵な時間を過ごせているなぁと感心しました。
前回の4年生の読み聞かせの際に取材に来られていた新聞社の方とお話をしたのですが、メディアの発達により活字離れが進む現代だからこそ、この「読み聞かせ」のように、本に親しむ機会を多くし、読書の楽しさや喜びを感じさせていく取組を続けていくことが大切なのだと思います。
本町でも、「我が町の子どもを育てる7カ条」の第5条に「家読」の推進が掲げられています。今後も、学校・家庭・地域が一体となり、本が大好き、読書好きという子どもたちをたくさん増やしていける教育活動を展開していきたいと考えます。
昨日27日(金)、福島県教育庁義務教育課の主任指導主事の土屋直之先生をお招きして、授業研究会が行われました。
今回は、3年算数科の「かけ算の筆算(1)」のかけ算のきまりの学習でした。授業は、3つの数の乗法が1つの式に表せることを知り、乗法の結合法則を理解し、そしてその計算ができるようになることをねらっての学習でした。
自信をもって自分の考えを発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で、夢中になって学ぶ3年生の姿が見られました。そして、授業にかける担任の思いが子どもたちにも伝わり、学習のねらいに迫る、学びの多い授業研究会となりました。
さらにこの日の授業では、子どもたちの表情や学びに向かう姿勢が、とても一生懸命で輝いていたことが印象的でした。
昨日27日(金)、5年生は、家庭科の学習で調理実習を行いました。この日は、「ごはんとみそ汁」を作る学習でした。
みそ汁は、大根と油揚げのみそ汁でした。手順を確認したり、野菜の切り方を教え合ったり、味見をしながら味付けをしたりと、みんな笑顔で調理し、どの班もおいしそうに完成しました。
そしてご飯は、透明な耐熱ご飯鍋を使ってお米を炊きました。7月の宿泊学習で、ごはん鍋を使って炊飯の体験はしていますが、今回は透明な鍋の中でご飯が踊る様子を見ながら、ガスコンロの火加減を調節してご飯づくりをしました。ご家庭では、お米を洗って鍋に入れ、スイッチを押すだけかと思いますので、5年生の子どもたちにとって貴重な体験になったことと思います。
感想を聞くと、「上手に作れた」「おいしかった」「みそ汁が結構うまく作れた」「ご飯がおいしく炊けた」と、感想を語り合いながらうれしそうに会食する姿は、見ていて微笑ましかったです。やはり自分たちで作った料理は格別だったようで、楽しく充実した時間となりました。
24日(火)、3年生は、社会科学習の一環として、リオンドール田島バイパス店へ見学学習に出かけてきました。
この日は、普段見ることができないリオンドールのお店の裏側「バックヤード」を見せてもらいました。事務室を見学させていただいたり、お魚やお肉、お菓子や雑貨など、いろいろな荷物になったつもりで、たくさんある部屋の中を見学させていただいたりしました。店長さんに説明してもらったことを、一生懸命にメモしている3年生はとても素敵でした。
バックヤードの見学の後、お店の中のいろいろなコーナーも見せてもらいました。お家の人と一緒にお店に行ったことがあり見たことがあっても、説明を聞くと、なるほどという発見がいっぱいでした。
見学の後、案内していただいた店長さんに、いろいろと質問をしました。昔は、「ライオン・ドー」と言っていたこと。今はフランス語で「リオン・ドール」と呼んでいることなどを教えてもらいました。また、エプロンは部門ごとに色分けされていること。商品は、真ん中の棚に売れ筋の商品を陳列すること。天候や曜日に合わせて惣菜を作ること。お店の入り口には野菜や果物のコーナーを作り、季節感を感じてもらえるようにしていることなど、工夫がいっぱいあることを教えてもらいました。
この日は、買い物体験もしました。持参した300円以内で、買い物を楽しむ3年生の姿がありました。算数の勉強にもなりました。そして、驚きや発見がいっぱいで、とても充実した学習になりました。
本日、新しい保健室の先生(養護教諭)をお迎えする「出会いの式」を行いました。
保護者の皆様にはすでに周知してありますように、前任の角田先生が出産のためお休みされている時に、本校で勤務しておりました田代先生です。つまり、3年生以上のお友達は知っている先生ということになります。
校長先生からの紹介の後、田代先生よりお話をいただきました。きっとすぐに、この楢原小学校の素敵なところや子どもたちの頑張りを、また共感していただけるものと思います。
今日から気持ちを新たに、残りの2学期59日と3学期に行われる様々な活動へ向けて、また本格的に動き出していきます。
そして教育目標でもある「豊かな心を持ち、確かな学力を身に付けた子どもの育成」を目指し、明日も学校に行きたいと期待できる学校づくりを進めて参ります。
本校の5年生が、7月4日(木)~5日(金)にかけて、いわき海浜の自然の家で宿泊学習を行いましたが、2日目、海での活動のようすを取材に来ていた時の様子がユーチューブにアップされたので、アドレスを貼り付けておきますのでご覧いただければと思います。
またさらに、CM用の撮影もしていましたので、その様子が放送されたアドレスも貼り付けておきます。1分6秒から1分20秒までの14秒間が、楢原小5年生のコーナーとなっています。
12日(木)、町内の小学校の1・2年が、旭田小学校に集まり交流学習を行いました。
学校ごとのあいさつ・紹介の後、3小学校合同の班ごとにメンバーの自己紹介を行いました。保育所で一緒だった友達もいれば、初めての友達もいる中での自己紹介はちょっぴり緊張していた感じでしたが、旭田小学校の中をいろいろと見学したり、アスレチック広場で遊んだりして、みんな楽しそうに笑顔で交流していました。
お別れのときは、ちょっぴりさびしそうでした。この交流学習が、子どもたちにとっていかに素敵な時間だったのかがよく分かります。
いろいろな準備をされ、快く受け入れてくれた旭田小学校の子どもたち・先生方に感謝申し上げます。
保健室である角田先生が、11月中旬に出産することになり、しばらくの間学校をお休みすることになるため、全校生で「お別れの式&元気な赤ちゃんを産んでくださいの式」を行いました。
角田先生からはお別れの言葉として、みんなの頑張りからたくさんの元気をもらって幸せだったこと。毎日が楽しかったこと。涙ながらのお話の中には、いのちを大切にすることや思いやりのある優しい人に育ってほしいことなどのメッセージが込められていました。
お話の後、全校生から「元気な赤ちゃんを産んできてね。」という温かい言葉をかけてもらい、ほんわかした雰囲気で会を終えました。式後、みんなに見送られながら体育館を後にしました。角田先生も子どもたちも、我々も幸せいっぱいの気持ちになりました。
各学年からは、この日のために時間を見つけて書いた、一人一人の思いが詰まった色紙と言葉かけをしてもらい、涙を堪えることができない幸せな時間、素敵な一日だったようです。しかも、なんとこの日は角田先生のお誕生日ということで、忘れられない一日となったに違いありません。
本日17日(火)、今月29日(日)に開催される「ジュニアマラソン大会」へ向けて、会場となる町のコミュニティーセンターへ試走に出かけてきました。
町バスで、学年ごとにピストン送迎してもらい、大会当日のコースを試走してきました。1年・3年・5年は、初めてのコース・周数となるため、コースの確認も併せて行いました。
この日は曇り空で、走るのにはちょうど良い気温の中で、一人一人がゴールを目指して一生懸命に走っていました。苦しくても辛くても一生懸命に走る子どもたちの姿、本番さながらの力走する姿に、応援の声も次第に大きくなってしまうほどでした。ゴールでは、走り終えた子どもたちが、必死になって友達を応援する姿が見られ、とても温かい気持ちになりうれしくなりました。
走り終えた子どもたちは、「当日はもっと頑張りたい。」と感想を述べるなど、本校の子どもたちは、向上心をもってたくましく育っていることを実感した試走でもありました。
マラソンにはよくドラマがあると言われます。自分の弱気な心に問いかけながら、打ち勝ちながら走り抜く。大会当日は、そんな一人一人の一生懸命な走りが、見ている友達やお家の方々、地域の方々に感動を与える走りをしてくれるに違いありません。
本校の3年生は、「総合的な学習の時間」に、『楢原の自慢やよさを見つけよう』というテーマで学習を進めています。12日(木)は、弥五島地区にある魅力を探検しに出かけて行きました。
今回は、弥五島地区にお住まいになっておられる植村さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切に残しておきたいところをいろいろと教えていただきました。
この日は、学校近くの会津下郷駅から電車で1駅の弥五島駅へ。その弥五島駅が最初の学習場所でした。話によると、松島さんという個人の方が、10数年前にJRに寄付をして建て直した駅舎だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。
次に、万願寺へ移動した3年生は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。
見学後、万願寺近くにある分校跡で、太鼓の練習をしている様子を見せてもらいました。演奏を聞いたり太鼓をたたかせてもらったりと、練習に来ていた大学生たちと交流しました。
その後、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見守ってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助ける力を持っているそうで、だから千手:1000人(20手×25人)ということでした。優しい顔をしている菩薩様を眺める3年生の子どもたちの表情も、なんだか優しい表情があふれていました。
最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなど、ありがたい説法を聞きました。
今回も、自分たちが住む楢原地区のことを深く学び、弥五島の魅力見つけることができた実り多い学習となりました。学習中の子どもたち、とてもいい表情でした。一人一人が課題意識をもって、夢中になって取り組んだ証だと思います。ハイ・チーズ! カシャ!
12日(木)、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われました。今回は、4年生を対象とした読み聞かせでした。この日は、福島民報社と福島民友新聞社の方も、活動の様子を紹介しようと取材に来られていました。
この日は、下郷町に伝わる昔話を紙芝居した「湯野上温泉 猿湯の話」と、絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ」を聞きました。
この「本の読み聞かせ」の活動には、いろいろなお話を通して「聞く力」を育てていこうというねらいがあるかと思いますが、そのねらいどおり、子どもたちはお話の世界に引き込まれ、目と耳と心で聞いて心を豊かにできた素敵な時間となりました。
本校では、『互いにかかわり合い、学びを深める子どもの育成』を目指し、目の前の子どもたちと真剣に向き合っています。6日(金)は、福島県教育庁義務教育課指導主事の田仲裕一先生をお招きして、算数科の授業研究会が行われました。
今回は1年生の授業研究会でした。他校からも先生方が来校され、授業を参観していただき、一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか一緒に研修を深めました。
この日の1年生は、算数科「3つのかずのけいさん」の学習でした。この授業は、言葉に着目し、式と言葉などをつなげたり、計算方法について話し合ったりすることを通して、3つの数の加減混合の式の意味を理解し、その計算ができることをねらっての学習でした。
4名の子どもたちよりも、参観される先生が多い中で緊張している様子も見られました。でも、課題場面の絵を見ながらイメージを膨らませ、友達の考えを共有しながら、夢中になって学習する1年生の表情はとてもよかったです。
11日(水)は、下郷中学校2年の小沼さんと岩澤さんの「職場体験2日目」でした。
2校時目、小沼さんは1年生教室へ、岩澤さんは2年生教室へ。それぞれの学年の算数科の学習に参加しました。中学校のお姉さんにいいところを見せようと、いつも以上に張り切っている様子の子どもたち。また、練習問題を一生懸命に解いたノートに、丸をつけてもらってうれしそうな子どもたちの姿が見られました。そして、その姿を見て微笑む2人の生徒の表情から、小さい子が大好きなんだなぁと感じ、うれしくなりました。
3校時目は、3年生の算数科の授業に2人で参加しました。2日目となると、担任の先生と同じように机の周りや子どもたちの様子を見ながら、進んで声をかけてヒントを出したり教えてあげたりしてくれました。
給食準備も同様で、指示がなくても自分のやるべきことを理解し行動していました。休み時間も、プレイリーダーとして子どもたちと接している小沼さんと岩澤さんの進んで活動する姿が見られました。
5校時目は、6年生の学級活動のゲストティチャーとして、中学校の学校生活(勉強・部活・友達関係など)の様子を紹介してくれました。事前に分担をし、話す内容を考えてきてくれたところもさすがだなぁと思いました。
本校の子どもたちにとっても、小沼さんと岩澤さんにとっても、夢や希望の実現のために今自分がするべきことは何なのか、そのためには目標をもつことの大切さを分かち合うことができた職場体験でした。たくさんのいい先生、たくさんの素敵な後輩たちに出会ったと思うので、ぜひ2人には、先生になるという夢を叶えてもらいと思います。
最後に、本校の卒業生を、2年間でここまで頼もしく成長させていただいております下郷中学校の校風と先生方の日々のご指導に感謝いたします。
10日(火)~11日(水)と、下郷中学校の2年生の小沼さんと岩澤さんが「職場体験学習」で、母校の楢原小学校に来てくれています。
1日目の朝、緊張した面持ちで校長室へ。笑顔で受け答えをする姿はとても堂々としていました。
あいさつ後、校庭へ。この日の朝の活動はパワーアップタイム(朝のマラソン)だったので、走り終えた後、全校生の子どもたちの前で自己紹介をしてもらいました。堂々と自己紹介をする姿に、子どもたちは目をキラキラさせ、我々は、教師としての魅力やあこがれをもってもらえる2日間にしなければと、気持ちを新たに1日目が始まりました。
この日は、ホーム学級となる4年生と6年生での体験を中心に、いろいろな学年に入ってもらい、先生という仕事を体験してもらいました。
授業の様子を参観するだけではなく、問題の丸付けをしたり、作品づくりのアドバイスや手伝いをしたりしました。少しずつ緊張もほぐれ、活動を楽しんでいる様子がうかがえました。
給食の時間は、ホーム学級の給食準備を手伝いました。進んで仕事を見つけて行動できる姿は、4年生と6年生にとってもよいお手本になっていました。昼休み時間は、下級生から遊びに誘われ、プレイリーダーとして子どもたちと触れ合っていました。優しい人柄が分かるのか、いつの間にか子どもたちに囲まれていました。笑顔で接することができる点も素敵でした。
今日一日の流れを打合せしたのは朝だけでしたが、計画表をもとに、自ら考え、判断し、行動できていた小沼さんと岩澤さんの姿勢には感心するばかりでした。
本校の子どもたちも、中学校2年になると、このように自主性や積極性、人を想う心が十分に育っていくのだなと感心すると同時に、その土台となる礎を、本校の教育活動全体を通して日々育てていることを実感した1日目でした。
8日(日)、校内での「シェイクアウト訓練」「避難訓練」を終えた後、全校生で役場前へ移動し、町防災訓練の防災活動に参加しました。
学年ごとに、「初期消火体験」「煙体験」「備蓄品説明」「災害救助車両展示・説明」「消防車両展示・説明」「河川事務所車両展示・説明」の体験活動を行いました。他にも、救出訓練や林野火災消火訓練の様子を見せてもらいました。
体験後、日本赤十字奉仕団の方や町の婦人会の方が作ってくださった炊き出しのおにぎりや豚汁、備蓄用のカレーピラフを昼食としていただきました。ごちそうさまでした。
今日は強い日差しがあり暑い中での活動でしたが、子どもたちは、防災に関する基礎的な知識と防災に対する意識を高めるよい体験学習ができました。そして、万が一の時に被害を最小化する「減災」の考え方を体感することができ、とても実りある1日になったことと思います。
8日(日)、地震を想定したシェイクアウト訓練が終わると、「避難開始」の放送を受け、非常ベルの中、全校生は校庭へ避難を始めました。
避難後の全体会において、各学年の子どもたちの感想からは、いつ地震が起きても、放送をしっかりと聞き、落ち着いて行動することの大切さに気付く発表があり、学習のねらいが達成できたことがうかがえました。
学校で一番大切なものは、「子どもたちの命」です。これからも安全・安心な学校づくりのために、学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」が、子どもたちに身に付くように取り組んでいきます。全ては、子どもたちの笑顔のために・・・。
本日8日(日)は、本校は町防災訓練に全校生で参加するため、登校日でした。
防災無線やエリアメール、消防団召集の放送がされている中、本校ではまず、「シェイクアウトふくしま」の取組である、シェイクアウト訓練を行いました。
この「シェイクアウト」とは、アメリカで始まった防災訓練であり、Shaku Outが「~を振り払おう」という意味をもつことから、「地震の揺れに備えろ!」「地震から脱出しよう」という安全行動の標語、かけ声をイメージしてできた造語だそうです。
日本では「一斉防災訓練」と訳されており、地震の際の安全確保行動1・2・3(1:『まず低く』、2:『頭を守り』、3:『動かない』)を身に付ける機会として、近年その取組の重要性が増しています。
地震発生を想定し、訓練放送を聞き、頭を低くしてしゃがみ、机の下に隠れ、頭を守る行動をし、1分間揺れがおさまるまで動かないという訓練を全校生で行いました。
その活動の様子からは、「自分の命は自分で守る。」という防災に対する意識をもち、真剣な面持ちで訓練に参加していることがうかがえました。
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