こんなことがありました。

日誌

夢中になって学ぶ1年生の姿が素敵です!

 今年度、『互いにかかわり合い 学びを深める子ども』の姿を目指して取り組んでいる本校の授業研究も、第3回目を終えました。

 先日は、1年生の算数科の授業研究会が行われました。一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか、授業を参観させていただき、先生方で研修を深めました。

 授業では、「たしざん」の学習を行いました。3+9の学習でした。9の数字を分解して計算する加配分解の考え方や、3の数字を分解して計算する被加数分解の考え方など、簡単なようでとても奥が深い学習でした。

 授業開始から子どもたちの目はくぎ付けでした。パックに入った実物の卵(ゆで卵)を使うことで、子どもたちは学習意欲がかきたてられ、早く解きたいという気持ちをもつなど、学びたくなる学習課題から授業がスタートしました。

 どちらを10のまとまりにするかという視点で、みんなの意見や考えを「聴きたくなる」「伝えたくなる」雰囲気の中で深く思考し合い、自分の学びにつなげることができた授業となりました。

 担任の先生は、前日の夜遅くまで、子どもたちが授業で頑張る姿を思い浮かべながら、教材研究、教材づくり、授業のシュミレーションを行い、授業に臨んでおられました。

 授業にかける担任の思いが子どもたちにも伝わり、学習のねらいに迫る、学びの多い授業研究会となりました。

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あの感動から1週間 ・・・陸上大会表彰等・・・

 月日が経つのは本当に早いものです。あの感動から1週間が過ぎました。

 先週まで、陸上大会へ向けた練習に、夏休み明けから一生懸命に取り組んでいた子どもたち。そして、その気持ちに応えるべく、熱心に指導していた先生方の姿が、ずいぶん前のことのように感じます。

 先日、全校集会で、一人一人が頑張った「下郷町小学校陸上大会」の表彰式が行われました。全校生が見守る中、たくさんの5・6年生が、賞状やメダルを校長先生より授与されました。残念ながら入賞できなかった5・6年生も、自分の心と戦い、自己ベストを目指して本気になって取り組んだことで、また一つ心身ともに大きく成長したことと思います。

 毎日の苦しい練習に耐え、頑張り抜いた子どもたちと、練習メニューを工夫し、一人一人の力を最大限に引き出そうと頑張っていただいた先生方に、自然と大きな拍手がわき起こる全校集会となりました。

 この日は、理科作品展で入選したお友達や、びわのかげ陸上競技大会で大活躍したお友達の表彰式も行われました。各種コンクールや各大会に積極的に参加し、自分のよさや可能性を大いに発揮していて、とても素敵なことだなぁと感じた集会でした。

 

 

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水害や土砂災害から身を守るために

 10月4日(木)、南会津建設事務所、福島県防災ボランティアの方々に本校においでいただき、5・6年生を対象に、「防災教育出前講座」を開いていただきました。

 講義では、水害や土砂災害から身を守るためにはどうすればよいのか、私たちにできるは何なのかを学習のねらいとしてお話ししていただきました。

 始めの学習では、地形のジオラマを用いて、土石流やがけ崩れなどの災害が起きる様子をモデル実験として見せていただき、防災に対する意識を高めることができました。そして、土石流やがけ崩れ、地すべりなどは、全て雨が関係していることを教えていただきました。

 災害を防ぐために、被害を小さくするために砂防ダムや防護壁があること、山崩れを防ぐために植樹をしていること、がけ崩れを防ぐためにコンクリートで固めていることを、写真や映像資料をもとに教えていただきました。

 学習の最後には、「自分の命は自分で守る」という防災意識がもてるように、気象情報をテレビやネット、防災無線などで確認すること。万が一に備えて早めの自主避難をすること。自分の家の近くや周辺には、どのような危険があってどこへ避難すればよいのか家の人と話し合っておくことなど、大切なことをたくさん教えてもらいました。

 5・6年の子どもたちは、「災害のおそろしさが分かった。」「万が一に備えて準備しておきたい。」「緊急時の家族との待ち合わせ場所や連絡方法を確認しておきたい。」といった学びの深い感想を述べていました。

 この学習のように、本校では様々な教育活動を通して、自分の命は自分で守れるように育てていきます。

 

 

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1年「いろいろな はこから」

 27日(木)、1年生が図画工作の時間、空き教室一面を使って、段ボールや持ち寄ったいろいろな

 箱で迷路を作っていました。力を合わせて完成させ、自分たちが体験した後、職員室にいる先生方も招待されました。1年生が待っている教室へ入ると、みんな大喜びで拍手で迎えてくれ、こちらまでうれしくなるほどでした。

 箱などで作った迷路の説明をしてくれた1年生。箱を重ねたりつなげたりしてあるなど工夫がいっぱいでしたし、行き止まりもありとても面白い迷路でした。心がほんわかする楽しい時間でした。

 そして、何よりも1年生9名の笑顔が素敵でした。

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発見がいっぱい…ヨークベニマル見学3年…

 25日(火)、3年生は、社会科学習の一環として、ヨークベニマル田島店へ見学学習に出かけてきました。

 この日は、普段見ることができないヨークベニマルの裏側「バックヤード」を見せてもらいました。事務室を見学させていただいたり、お魚やお肉、お菓子や雑貨など、いろいろな荷物になったつもりで、30余りもある部屋の中を見学させていただいたりしました。副店長さんに説明してもらったことを、みんな一生懸命にメモしていて感心させられました。

 バックヤードの見学の後、お店の中のいろいろなコーナーやテナントも見せてもらいました。見たことがあっても、説明を聞くと、なるほどという発見がいっぱいでした。

 見学の後、案内していただいた副店長さんに、いろいろと質問をしました。次から次へと質問をする3年生。エプロンは部門ごとに色分けされていること。商品は、真ん中の棚に売れ筋の商品を陳列すること。天候や曜日に合わせて惣菜を作ること。お店の入り口には野菜や果物のコーナーを作り、季節感つを感じてもらえるようにしていることなど、工夫がいっぱいあることを教えてもらいました。

 驚きや発見がいっぱいで、メモすることがたくさんあり、とても充実した学習になりました。

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南倉沢バイパスの建設現場見学会に招待された様子が、福島テレビで放送される。

 7月19日(木)に「ふくしま建設業振興プラン」事業として、福島県建設業協会の推薦を受け、実施した見学会の様子を、8月15日(水)に御覧になられた方も多いと思いますが、その「キビタンGO!~ふくしまからチャレンジはじめよう~」の放送分が、県HPにアップされましたのでお知らせします。

    https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/01010d/kibitango.html
  年内に完成予定とされるこのバイパス(道路やトンネル)を、お家の方と車で通った時に、あの日の貴重な体験や思い出がよみがえってくるのではないかと思います。

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町の自然・文化・生活を現地で学ぼう

先日4年生は、ふるさと下郷町江川地区の魅力を見つける見学学習に出発しました。

 今回は、玉川邦夫先生を講師として招聘し、「自然を守り、そのよさを大切に育む人との出会い・思い」をテーマに活動を行いました。

 学校を出発した4年生は、まず鶴沼川ダムへ向かいました。ここでは、下流にある鶴沼川発電所との関係など、ダムの様々な役割について教えていただきました。このあと見学する芦ノ原の棚田に引かれる用水路との関係なども教えていただきました。

 次に訪れた五霊神社では、鳥居の後ろに、もう一つ鳥居があるかのような大カラマツが2本そびえ立っていてびっくりした4年生でした。なんと、この大カラマツは樹齢500年であり、神社や御神木などの森林を大切に守ってきた地域の人々の思いなども教えていただきました。

 その後、イワナの養殖場を見学しました。養殖場の豊富な水が、那須山系からの湧水であることから、この地域が養殖に適していることを聞き、森林と水の関係に興味を深めていました。

 次に、養殖場の豊富な水源となっている鶴沼川、その上流にある中小出の滝(やじろが滝)を見学しました。保水力豊かな森林から湧き出る地下水から川ができていることを知り、自然の素晴らしさを改めて感じた4年生でした。川原でちょっと水遊びをしました。川の水は冷たくてとっても気持ちが良かったです。

 最後に、芦ノ原の棚田を見に行きました。天気にも恵まれ、田園の美しい景観に見ることができました。そして、景観を維持するための農家の方々の努力や棚田オーナー制なども教えていただきました。

 学習を通して、下郷町の豊かな自然がきれいな水を生み出し、人々の生活に生かされていることに気づくことができましたし、身近なところに自慢したい魅力がたくさんあることを知ることができました。 

 地域の魅力を発見でき、学びの多く実りある学習ができましたのも、新たな企画を快く引き受けていただいた玉川邦夫先生の御尽力によるものと感謝申し上げます。

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ジュニアマラソン大会へ向けた試走

 昨日20日(木)、来月7日(土)に開催される「ジュニアマラソン大会」へ向けて、会場となる町のコミュニティーセンターへ、全校で試走に出かけました。

 この日は、体育アドバイザーの齋藤先生にも御指導いただきながら、学年ごとに試走を行いました。

 1年・3年・5年は、初めてのコース・周数となるため、実際のコースを走りながら、途中途中で、コースの確認と併せて、下り坂や上り坂の走り方、道の最短距離を走ることなどを教えてもらいました。2年・4年・6年は、走る前に早く走るためのポイントを教えてもらい、試走のタイムを計りました。

 天気も曇り空で、走るのにはちょうど良い気温の中で、一人一人がゴールを目指して一生懸命に走っていました。

 マラソンにはよくドラマがあると言われます。自分の弱気な心に問いかけながら、打ち勝ちながら走り抜く。そんな一人一人の一生懸命な走りが、見ている友達やお家の方々、地域の方々に感動を与える走りをしてくれるものと期待しています。

 フレー、フレー、な・ら・は・ら! がんばれ、がんばれ、な・ら・は・ら!

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3校合同交流学習1・2年

 18日(火)、町内の小学校の1・2年が、江川小学校に集まり交流学習を行いました。

 学校ごとのあいさつ・紹介の後、3小学校合同の班ごとにメンバーの自己紹介を行いました。保育所で一緒だった友達もいれば、初めての友達もいる中での自己紹介はちょっぴり緊張していた感じでしたが、江川小学校の中をいろいろと見学したり、風船ゲームなどをしたりする中で、みんな笑顔で交流していました。

 お別れのときは、ちょっぴりさびしそうでした。この交流学習が、子どもたちにとっていかに素敵な時間だったのかが分かります。諸準備をされ、快く受け入れてくれた江川小学校の子どもたち・先生方に感謝申し上げます。

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素敵な時間・・・読み聞かせ・・・

 月1回、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われています。昨日18日(木)は、4年生を対象とした読み聞かせでした。

 この日は、下郷町に伝わる昔話を紙芝居にしたものや下郷町の民話「しんごろう」を聞きました。

 この活動には、いろいろなお話を通じて、一つには読書の基礎となる「聞く力」を育てていこうというねらいがあるかと思いますが、そのねらいどおり、お話の世界に引き込まれ、目と耳と心で聞いて心を豊かにできた素敵な時間となりました。

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楢原地区の魅力を調べ隊③

 3年生の「総合的な学習の時間」のテーマは、『楢原の自慢を見つけよう』です。14日(金)は、弥五島地区の魅力を探検に行きました。

 この日は、弥五島地区にお住まいになっておられる渡部儀一さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切にのこしておきたいものをいろいろと教えていただきました。

 最初に、弥五島駅を見学しました。話によると、松島さんという個人の方がJRに寄付をして建てたそうで、ちょうど10年前にできた新しい駅だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして、弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。

 

 次に、万願寺へ移動した「調べ隊」は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。子どもたちは、学習カードに書ききれないくらいメモしていました。また、事前に調べておいた質問を次々と聞いてまとめていました。

 その後、「調べ隊」は、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見もってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助けるお力を持つ。だから千手:1000人(20手×25人)と聞いて、納得する子どもたちでした。そんな菩薩様を眺めていた子どもたちから、なんだか優しい顔をしている菩薩様だという声も上がるほどでした。

 最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなどとお話しされた説法に、神妙な面持ちで聞く子どもたちでした。

 今回も、知らなかった地域のことを学び、楢原地区内の弥五島の魅力を、また見つけることができた実り多く学びの深い学習となりました。

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物語から広がる世界

 先日13日(木)、下郷町を代表する絵画会の第一人者である阿部三和子先生を招聘し、6年生を対象とした絵画指導を行いました。

 これは、「特別非常勤講師活用」の県事業を受け、毎年行っている学習です。題材は、「物語から広がる世界」です。6年生では、事前に「やまなし」の物語を読んでイメージを広げ、心に残った場面や登場人物、場面の雰囲気・情景など、自分が描きたい場面の様子を見付け、その説明を「イメージカード」に簡単にかいておきました。

 この日は、それを生かして画用紙に描く活動を行いました。子どもたち一人一人の思い・考えを大事にされた的確なアドバイスにより、一人一人の思いが、構図や動き、情景に表れ、子どもたちもさらにやる気をもって制作に取り組んでいました。

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合奏祭へ向けて3・4年&和太鼓指導 

 来月16日(火)に開催される「南会津郡小中学校音楽祭(合奏)」へ向けて、今3・4年生は、毎日練習に力を入れて頑張っています。

 今年は、器楽合奏の「千本桜」とリコーダー奏の「翼をください」の2曲を演奏します。今はまだ、パートごとの練習ですが、一生懸命に練習に励む子どもたちの姿に、我々教師も、力を合わせてみんなで曲を作り上げる素晴らしさを感じてもらおうと共に頑張っています。

 ちょうどこの日は、「千本桜」の合奏曲にアレンジして取り入れる和太鼓の練習に、大川渓流太鼓保存会の岩澤さんを招聘して御指導いただきました。短時間のうちにみるみる上達し、姿勢・構えなど、とても凛々しく力強いバチさばきができるようになっていました。

 当日は、3・4年生37名の心を一つにし、素敵なハーモニーを奏でてくれるに違いありません。

 

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小学校の先生を体験②・・・職場体験2日目・・・

 13日(木)は、下郷中学校2年の小椋さんの「職場体験2日目」でした。

 1校時目は、2年生の算数の学習に参加しました。中学校のお姉さんにいいところを見せようと、いつも以上に張り切って頑張る子どもたちでした。また、練習問題を一生懸命に解いたノートに、丸をつけてもらってうれしそうでした。

 2校時目は、3年生の道徳の学習でした。授業に一緒に参加し、自分の考えを話ししてもらいました。「さすがだね。」と思わせる発表に、子どもたちも真剣に耳を傾けていました。

 3校時目は、外部講師を招聘した6年生の絵画指導に参加しました。2年前にも同様の学習をしていたということもあり、自分の経験を生かしながら6年生と接していました。

 給食準備では、2日目ということもあり、自分のやるべきことを理解し行動する姿が印象的でした。昼休み時間も同様で、校庭にふと目を向けると、子どもたちと接している小椋さんの姿がありました。清掃時には黒板をきれいにするなど、進んで活動する姿勢が素晴らしかったです。

 5校時目は、6年生の学級活動のゲストティチャーとして、中学校の学校生活(勉強・部活・友達関係など)の質問に答える形で、授業に参加してもらいました。6年生にとっては、これまでの自分を振り返り見つめ直すことができ、これからの自分はどうしていけばよいのか考える機会ともなりました。

 ホーム学級となる5年生の帰りの会では、お礼のお手紙を受け取っていました。これは、5年生の子どもたちがどうしても作りたいということで、空き時間に気持ちを込めて書いた手紙だと聞き、うれしそうな表情を浮かべていた小椋さんでした。帰りの会後、5年生が全員教室を出て行った後、一人教室に残り、黒板にみんなへのメッセージを書いて残してくれました。今回のこの職場体験が、子どもたちにとっても小椋さんにとっても実り多かったかが分かります。そして、いかに心豊かで温かい子どもたちであり、小椋さんであったかが分かります。

 夢や希望の実現のために今自分がするべきことは何なのか、そのためには目標をもつことの大切さを分かち合うことができたこの職場体験。たくさんのいい先生、たくさんの素敵な後輩たちに出会ったと思うので、ぜひ先生になってもらいたいと思います。

 最後に、本校の卒業生を、2年間でここまで頼もしく成長させていただいております下郷中学校の校風と先生方の日々のご指導に感謝いたします。

 

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小学校の先生を体験①・・・下郷中生来校・・・

 12日(水)~13日(木)と、下郷中学校の2年生の小椋さんが「職場体験学習」で、母校の楢原小学校に来てくれました。

 1日目の朝、職員の前で堂々とした自己紹介をする姿に、教師としての魅力やあこがれをもってもらえる2日間にしなければと、我々も気持ちを新たにスタートしました。

 1日目は、ホーム学級となる5年生での体験を中心に、いろいろな学年に入っていただき、先生という仕事を体験しました。

 2校時目の5年外国語の学習では、小椋先生と自己紹介し合っていました。徐々に緊張もほぐれ、活動を楽しんでいました。

 4校時目は、1年生の学習の様子を見たり、問題の丸付けをしたりしました。小椋先生に丸をもらおうと、一生懸命に問題に取り組む1年生の姿がありました。

 給食は、ホーム学級の5年生と一緒でした。給食準備では、いつも担任の先生が手伝っている汁物のサポートをしてくれました。進んで仕事を見つけて行動できる姿は、5年生にとってもよいお手本になっていました。

 昼休み時間は、プレイリーダーとして、いろいろな学年の子どもたちと触れ合っていました。優しい人柄が分かるのか、いつの間にか子どもたちに囲まれていました。笑顔で接することができる点も模範となっていました。

 この日は、2・3校時目には交通安全鼓笛パレードがありました。1年生と一緒に歩き、そばで優しく見守ってくれました。

 今日一日の流れを打合せしたのは朝だけでしたが、自ら考え、判断し、行動できていた小椋さんの姿勢には感心するばかりでした。

 本校の子どもたちも、中学校2年になると、このように自主性や積極性、人を想う心が十分に育つのだなぁと感心すると同時に、その土台となる礎を、本校の教育活動全体を通して日々育てていることを実感した1日目でした。

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子どもたちの素敵な心が光る!

 今朝は、小雨がちらつき、朝のマラソンタイムを中止にしました。

 すると、8時過ぎ頃から子どもたちが校庭へ出てきたのです。「今日の朝のマラソン中止だよ。」と声をかけると、「草むしりです。」というのです。

 各学年で、朝のボランティア活動を計画していて、ちょうど雨が止んだので校庭へ出てきたことが分かり、素敵な心をもっているなぁと感心させられたのでした。その輪が広がり、先生方は指示をしていないのに、いつの間にか全校生と先生方で草むしりが始まりました。

 「自分から進んで・・・。」「喜んで・・・。」という一人一人の思いが伝わり、うれしくなりました。子どもたちの心は素敵に輝いています。これからも、98名の子どもたちと共に、思いやりの心や奉仕の心を育んでいきます。

 

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全校集会・・・加藤先生のお話・・・ 

 12日(水)の全校集会は、5年担任の加藤先生のお話でした。

 加藤先生は、「私の笑顔の秘密」について、小学校の頃に起きた出来事を話ししてくれました。

 小学校5年生の時、友達から言われた一言「笑い方が変だよね。」で心に大きな傷を負い、自分を見失ってしまったこと。でも、別の友達の一言「その素敵な笑い方で、こっちまでうれしくなるね。元気ができるね。」で、プラス思考に変わり、自己存在感・自己有用感をもって、毎日を生き生きと生活できるようになったことを話ししてくれました。

 子どもたちは、自分の心情を赤裸々に語る加藤先生の話に聞き入っていました。きっと、言葉を大切に穏やかな心と温かい言葉で、これからも友達と楽しい学校生活を送ってくれるに違いありません。

 

北原白秋さんの詩「ひとつのことば」

 ひとつのことばで けんかして  ひとつのことばで なかなおり

 ひとつのことばで 頭が下がり  ひとつのことばで 心が痛む

 ひとつのことばで 楽しく笑い  ひとつのことばで 泣かされる

 ひとつのことばは それぞれに  ひとつの心を持っている

 きれいなことばは きれいな心  やさしいことばは やさしい心 

 ひとつのことばを 大切に    ひとつのことばを 美しく

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みんなの思いを込めて ・・・鼓笛パレード・・・ 

 12(水)、天候に恵まれ、交通安全鼓笛パレードが行われました。

 9月21日から実施される「秋の全国交通安全運動」に先立ち、本校鼓笛隊によるパレードを通じて、運転者や歩行者、地域の方々へ交通安全を呼び掛けるのがねらいです。

 天候が良くない日が続き、外での練習は十分にできない中で迎えたこの日のパレードでしたが、さすがは楢原小学校の子どもたちです。堂々とした見事な演奏・パレードを見せてくれました。

 東邦銀行前の広場では、3~6年生が演奏をしている間、1年生はドライバーの方へ、2年生は地域の方へ、心を込めて書いたお手紙を手渡しました。喜んでくれる様子を見て、うれしそうな1・2年生でした。広場前での演奏後、保育所前で演奏も行いました。みんな張り切って演奏し、交通安全をよびかけました。

 演奏を終えた子どもたちは、充実感でいっぱいだったようです。そして6年生は、鼓笛隊として演奏するのは最後となり、自分たちが使った楽器等を次の学年へ渡すことになるため、考え深いものがあったようです。素晴らしい演奏・パレードを見せてくれたならはらっ子全員に拍手です。パチパチ!

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クリーンセンターへ行ってきたよ

 今4年生は、社会科の「住みよいくらしをつくる」の学習で、ごみのしょりと利用の学習を進めています。10日(月)には、東部クリーンセンターへ見学学習に出かけてきました。

 最初に、リサイクルについての映像を見ながら、ペットボトルや瓶、紙類などの資源ごみは、リサイクル工場で再利用され、新たな製品の原料や再生紙に生まれ変わることを教えてもらいました。その後、施設内のいろいろなところを見学させてもらったり、クレーン操作を体験させてもらったりしました。

 その中で、集められたごみはどのように処理されていくのか、そして、資源ごみを手作業で分別しているところなどを見せてもらいました。そこでは、ごみが分別されていなかったり資源ごみでないものが混ざっていたりするととても危険だということで、人の目で一つ一つ確認していることを教えてもらいました。

 私たちが生活していく上で毎日出るのがごみです。そのごみを回収し、処理しているのがクリーンセンターです。クリーンセンターがなければ、町中がゴミであふれ返り、衛生的な生活が送れなくなってしまうことや、資源を大切に使うためにリサイクルをしていくことが大事であることに気付いた4年生でした。

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アフリカンダンス

 11日(火)、本校では5・6年生を対象にアフリカンダンスが開催され、楽しい時間を過ごしました。これは、子どもたちに文化芸術に触れてもらう機会を提供したいと、下郷町教育委員会が派遣を依頼し実現したものです。

 子どもたちは、冒頭からアフリカのリズミカルな力強い演奏に魅了されていました。演奏に使用したアフリカの様々な音色を聞かせてもらいながらの楽器紹介もありました。そして、アフリカの伝統曲演奏やアフリカンポップスの演奏など、独特なリズムに手拍子や「ジャンボ」のかけ声を合わせ、会場が一体となって楽しい時間を過ごしました。

 一番盛り上がったのはアフリカンダンスです。当初、楽器をたたいたり、音楽に合わせて歌ったり、ダンスしたりすることを恥ずかしがっていた子どもたちもノリノリで体を動かし、アフリカ音楽を十分に親しむことができました。

 この「アフリカンダンス」は、子どもたちの感性を豊かにし、創造性を育む時間となりました。そして国は違っても、音楽は心と心が通じ合うことを感じた時間ともなりました。

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