こんなことがありました。

日誌

角田先生とのお別れ会

 保健室である角田先生が、11月中旬に出産することになり、しばらくの間学校をお休みすることになるため、全校生で「お別れの式&元気な赤ちゃんを産んでくださいの式」を行いました。

 角田先生からはお別れの言葉として、みんなの頑張りからたくさんの元気をもらって幸せだったこと。毎日が楽しかったこと。涙ながらのお話の中には、いのちを大切にすることや思いやりのある優しい人に育ってほしいことなどのメッセージが込められていました。

 お話の後、全校生から「元気な赤ちゃんを産んできてね。」という温かい言葉をかけてもらい、ほんわかした雰囲気で会を終えました。式後、みんなに見送られながら体育館を後にしました。角田先生も子どもたちも、我々も幸せいっぱいの気持ちになりました。

 各学年からは、この日のために時間を見つけて書いた、一人一人の思いが詰まった色紙と言葉かけをしてもらい、涙を堪えることができない幸せな時間、素敵な一日だったようです。しかも、なんとこの日は角田先生のお誕生日ということで、忘れられない一日となったに違いありません。

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ジュニアマラソン大会へ向けて

 本日17日(火)、今月29日(日)に開催される「ジュニアマラソン大会」へ向けて、会場となる町のコミュニティーセンターへ試走に出かけてきました。

 町バスで、学年ごとにピストン送迎してもらい、大会当日のコースを試走してきました。1年・3年・5年は、初めてのコース・周数となるため、コースの確認も併せて行いました。

 この日は曇り空で、走るのにはちょうど良い気温の中で、一人一人がゴールを目指して一生懸命に走っていました。苦しくても辛くても一生懸命に走る子どもたちの姿、本番さながらの力走する姿に、応援の声も次第に大きくなってしまうほどでした。ゴールでは、走り終えた子どもたちが、必死になって友達を応援する姿が見られ、とても温かい気持ちになりうれしくなりました。

 

 走り終えた子どもたちは、「当日はもっと頑張りたい。」と感想を述べるなど、本校の子どもたちは、向上心をもってたくましく育っていることを実感した試走でもありました。

 マラソンにはよくドラマがあると言われます。自分の弱気な心に問いかけながら、打ち勝ちながら走り抜く。大会当日は、そんな一人一人の一生懸命な走りが、見ている友達やお家の方々、地域の方々に感動を与える走りをしてくれるに違いありません。

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楢原の自慢やよさを見つけよう:3年

 本校の3年生は、「総合的な学習の時間」に、『楢原の自慢やよさを見つけよう』というテーマで学習を進めています。12日(木)は、弥五島地区にある魅力を探検しに出かけて行きました。

 今回は、弥五島地区にお住まいになっておられる植村さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切に残しておきたいところをいろいろと教えていただきました。

 この日は、学校近くの会津下郷駅から電車で1駅の弥五島駅へ。その弥五島駅が最初の学習場所でした。話によると、松島さんという個人の方が、10数年前にJRに寄付をして建て直した駅舎だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。

 次に、万願寺へ移動した3年生は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。

 見学後、万願寺近くにある分校跡で、太鼓の練習をしている様子を見せてもらいました。演奏を聞いたり太鼓をたたかせてもらったりと、練習に来ていた大学生たちと交流しました。

 その後、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見守ってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助ける力を持っているそうで、だから千手:1000人(20手×25人)ということでした。優しい顔をしている菩薩様を眺める3年生の子どもたちの表情も、なんだか優しい表情があふれていました。

 最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなど、ありがたい説法を聞きました。

 今回も、自分たちが住む楢原地区のことを深く学び、弥五島の魅力見つけることができた実り多い学習となりました。学習中の子どもたち、とてもいい表情でした。一人一人が課題意識をもって、夢中になって取り組んだ証だと思います。ハイ・チーズ! カシャ!

 

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本の読み聞かせ:4年

 12日(木)、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われました。今回は、4年生を対象とした読み聞かせでした。この日は、福島民報社と福島民友新聞社の方も、活動の様子を紹介しようと取材に来られていました。

 この日は、下郷町に伝わる昔話を紙芝居した「湯野上温泉 猿湯の話」と、絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ」を聞きました。

 この「本の読み聞かせ」の活動には、いろいろなお話を通して「聞く力」を育てていこうというねらいがあるかと思いますが、そのねらいどおり、子どもたちはお話の世界に引き込まれ、目と耳と心で聞いて心を豊かにできた素敵な時間となりました。

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算数科授業研究会:1年

 本校では、『互いにかかわり合い、学びを深める子どもの育成』を目指し、目の前の子どもたちと真剣に向き合っています。6日(金)は、福島県教育庁義務教育課指導主事の田仲裕一先生をお招きして、算数科の授業研究会が行われました。

 今回は1年生の授業研究会でした。他校からも先生方が来校され、授業を参観していただき、一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか一緒に研修を深めました。

 この日の1年生は、算数科「3つのかずのけいさん」の学習でした。この授業は、言葉に着目し、式と言葉などをつなげたり、計算方法について話し合ったりすることを通して、3つの数の加減混合の式の意味を理解し、その計算ができることをねらっての学習でした。

 4名の子どもたちよりも、参観される先生が多い中で緊張している様子も見られました。でも、課題場面の絵を見ながらイメージを膨らませ、友達の考えを共有しながら、夢中になって学習する1年生の表情はとてもよかったです。

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小学校の先生を体験②・・・職場体験2日目・・・

 11日(水)は、下郷中学校2年の小沼さんと岩澤さんの「職場体験2日目」でした。

 2校時目、小沼さんは1年生教室へ、岩澤さんは2年生教室へ。それぞれの学年の算数科の学習に参加しました。中学校のお姉さんにいいところを見せようと、いつも以上に張り切っている様子の子どもたち。また、練習問題を一生懸命に解いたノートに、丸をつけてもらってうれしそうな子どもたちの姿が見られました。そして、その姿を見て微笑む2人の生徒の表情から、小さい子が大好きなんだなぁと感じ、うれしくなりました。

 3校時目は、3年生の算数科の授業に2人で参加しました。2日目となると、担任の先生と同じように机の周りや子どもたちの様子を見ながら、進んで声をかけてヒントを出したり教えてあげたりしてくれました。

 給食準備も同様で、指示がなくても自分のやるべきことを理解し行動していました。休み時間も、プレイリーダーとして子どもたちと接している小沼さんと岩澤さんの進んで活動する姿が見られました。

 5校時目は、6年生の学級活動のゲストティチャーとして、中学校の学校生活(勉強・部活・友達関係など)の様子を紹介してくれました。事前に分担をし、話す内容を考えてきてくれたところもさすがだなぁと思いました。

 本校の子どもたちにとっても、小沼さんと岩澤さんにとっても、夢や希望の実現のために今自分がするべきことは何なのか、そのためには目標をもつことの大切さを分かち合うことができた職場体験でした。たくさんのいい先生、たくさんの素敵な後輩たちに出会ったと思うので、ぜひ2人には、先生になるという夢を叶えてもらいと思います。

 最後に、本校の卒業生を、2年間でここまで頼もしく成長させていただいております下郷中学校の校風と先生方の日々のご指導に感謝いたします。

 

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小学校の先生を体験:1日目・・・下郷中生来校・・・

 10日(火)~11日(水)と、下郷中学校の2年生の小沼さんと岩澤さんが「職場体験学習」で、母校の楢原小学校に来てくれています。

 1日目の朝、緊張した面持ちで校長室へ。笑顔で受け答えをする姿はとても堂々としていました。

 あいさつ後、校庭へ。この日の朝の活動はパワーアップタイム(朝のマラソン)だったので、走り終えた後、全校生の子どもたちの前で自己紹介をしてもらいました。堂々と自己紹介をする姿に、子どもたちは目をキラキラさせ、我々は、教師としての魅力やあこがれをもってもらえる2日間にしなければと、気持ちを新たに1日目が始まりました。

 この日は、ホーム学級となる4年生と6年生での体験を中心に、いろいろな学年に入ってもらい、先生という仕事を体験してもらいました。

 授業の様子を参観するだけではなく、問題の丸付けをしたり、作品づくりのアドバイスや手伝いをしたりしました。少しずつ緊張もほぐれ、活動を楽しんでいる様子がうかがえました。

 給食の時間は、ホーム学級の給食準備を手伝いました。進んで仕事を見つけて行動できる姿は、4年生と6年生にとってもよいお手本になっていました。昼休み時間は、下級生から遊びに誘われ、プレイリーダーとして子どもたちと触れ合っていました。優しい人柄が分かるのか、いつの間にか子どもたちに囲まれていました。笑顔で接することができる点も素敵でした。

 今日一日の流れを打合せしたのは朝だけでしたが、計画表をもとに、自ら考え、判断し、行動できていた小沼さんと岩澤さんの姿勢には感心するばかりでした。

 本校の子どもたちも、中学校2年になると、このように自主性や積極性、人を想う心が十分に育っていくのだなと感心すると同時に、その土台となる礎を、本校の教育活動全体を通して日々育てていることを実感した1日目でした。

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町防災訓練~~防災活動体験編~~

 8日(日)、校内での「シェイクアウト訓練」「避難訓練」を終えた後、全校生で役場前へ移動し、町防災訓練の防災活動に参加しました。

 学年ごとに、「初期消火体験」「煙体験」「備蓄品説明」「災害救助車両展示・説明」「消防車両展示・説明」「河川事務所車両展示・説明」の体験活動を行いました。他にも、救出訓練や林野火災消火訓練の様子を見せてもらいました。

 体験後、日本赤十字奉仕団の方や町の婦人会の方が作ってくださった炊き出しのおにぎりや豚汁、備蓄用のカレーピラフを昼食としていただきました。ごちそうさまでした。

 今日は強い日差しがあり暑い中での活動でしたが、子どもたちは、防災に関する基礎的な知識と防災に対する意識を高めるよい体験学習ができました。そして、万が一の時に被害を最小化する「減災」の考え方を体感することができ、とても実りある1日になったことと思います。

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町防災訓練~~避難訓練(校内)編~~

 8日(日)、地震を想定したシェイクアウト訓練が終わると、「避難開始」の放送を受け、非常ベルの中、全校生は校庭へ避難を始めました。

 避難後の全体会において、各学年の子どもたちの感想からは、いつ地震が起きても、放送をしっかりと聞き、落ち着いて行動することの大切さに気付く発表があり、学習のねらいが達成できたことがうかがえました。

 学校で一番大切なものは、「子どもたちの命」です。これからも安全・安心な学校づくりのために、学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」が、子どもたちに身に付くように取り組んでいきます。全ては、子どもたちの笑顔のために・・・。

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町防災訓練~~シェイクアウト訓練編~~

 本日8日(日)は、本校は町防災訓練に全校生で参加するため、登校日でした。

 防災無線やエリアメール、消防団召集の放送がされている中、本校ではまず、「シェイクアウトふくしま」の取組である、シェイクアウト訓練を行いました。

 この「シェイクアウト」とは、アメリカで始まった防災訓練であり、Shaku Outが「~を振り払おう」という意味をもつことから、「地震の揺れに備えろ!」「地震から脱出しよう」という安全行動の標語、かけ声をイメージしてできた造語だそうです。

 日本では「一斉防災訓練」と訳されており、地震の際の安全確保行動1・2・3(1:『まず低く』、2:『頭を守り』、3:『動かない』)を身に付ける機会として、近年その取組の重要性が増しています。

 地震発生を想定し、訓練放送を聞き、頭を低くしてしゃがみ、机の下に隠れ、頭を守る行動をし、1分間揺れがおさまるまで動かないという訓練を全校生で行いました。

 その活動の様子からは、「自分の命は自分で守る。」という防災に対する意識をもち、真剣な面持ちで訓練に参加していることがうかがえました。

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