4月からこれまで、本校では、「パワーアップタイム」と称して、朝の時間にマラソン運動を行ってきました。11月からは、短なわとびの運動に取り組んでいます。
この日は、1~3年生までの活動日になっており、登校し着替えを終えた子どもたちは、体育館に集まり、自分の目標に向かって一生懸命になわとび練習に取り組んでいました。
これから冬本番を迎え寒くなってきますが、本校の目標の柱の一つでもある「たくましい子」を目指し、進んで運動に取り組み、最後まであきらめない子どもの育成に取り組み、運動が大好きな子どもをたくさん育てていきたいと考えます。
本校では、先週から今週にかけて、町給食センターの主任栄養技師の湯田としみ先生をお招きして、給食準備前の手洗いやうがい、身支度、配膳、さらには食事のマナーの様子を見ていただきました。
配膳後は一緒に会食しました。最後に、食事のマナーなど中心に、これから心がけたいアドバイスをいただきました。
子どもたちは、これからも食事に携わってくれた方々への感謝の気持ちと食材への感謝の心をもって、栄養満点でおいしい給食をいただくに違いありません。
9日(金)、3年生が「渡部りんご園」に校外学習に出かけてきました。
これは、社会科「農家の仕事」の学習として行ったもので、教科書だけの学習ではなく、疑問に思ったことなどを自分たちで見聞きし、体験を通して、農家の工夫や努力を肌で感じることがねらいです。
現地では、りんご農家の一年の仕事をいろいろと教えてもらいました。冬には、木がお休みするので剪定をして葉をつけた時に日光に当たるようにしていること。5月頃にりんごの花が咲いた後、6月頃に実がなり始めたら、7月にかけて何度か摘果をすることなど、教えてもらったことを一生懸命にメモをする3年生たちでした。
他にも、りんごにはいろいろな種類があることや、なぜ赤くなるのかを教えてもらいました。
渡部りんご園の方に説明していただいた後、質問の時間を取りました。次々と質問が出され、子どもたちの学習意欲が感じらました。友達が質問したこと、熱心にメモを取る姿勢も素晴らしかったです。
最後に、おいしいりんごの見分け方を教えてもらいました。おいしいりんごは・・・。
そして、頑張ったご褒美に、りんごを自分で採っていいよということで、今教えてもらったおいしいりんごを見つけて、りんご園内を探し回る子どもたちでした。
「先生見て」「真っ赤なりんごを見つけたよ」「わたしの大きいよ」と、笑顔いっぱいの子どもたちでした。
きっとその日は、りんご園での出来事やおいしいりんごの見分け方をお家の人に伝え、りんごを食べながら、家族団らんの時間を過ごしたに違いありません。
9日(金)、保健給食委員会の発表がありました。
この日は、寒くなってくると、体を動かす機会が少なくなってしまう傾向があるので、こんな運動をしてはどうですかという提案の発表でした。説明を聞いて、音楽に合わせて全校生で身体を動かし、心地よい汗を流しました。
保健給食委員会が頑張って紹介する姿、そして、みんなが笑顔で身体を動かす姿は、とても素敵だなと感じました。
本校では、新しく転任された先生方に、全校集会でのお話をお願いしています。先日の全校集会では、教頭が担当の日でした。
私は、算数の問題をクイズとして提示し、いろいろな方法で考える姿勢をもつことがいかに大事かを話しさせてもらいました。また、「数の増え方」や「図形の面白さ」について、算数の勉強を使うと、授業だけではなく、身の回りのいろいろなところに活用したり応用したりできるのだという話もしました。
算数クイズに答えようと一生懸命に考える姿は、本校の子どもたちの素敵なところだと感じました。
これから子どもたちが向かい合う大人の世界には、「正解のない」問題がたくさんあります。どうしよう、でもどうすることもできない。そんなことがたくさんあります。もちろん素敵なことや楽しいこと、大人の世界にはいっぱいあります。
だからこそ、素敵な未来が待っている子どもたちには、「正解のない」問題に対応するために、「考え実行する力」、「想像する力」、「やってみようとするチャレンジ精神」、「コミュニケーションの力」等々をいっぱいつけてもらうために、学校へ来て、たくさん勉強して、たくさん遊んで、おいしい給食をもりもり食べて、毎日元気で明るく生活してもらいたいと考え、全校集会で話をさせてもらいました。
先週2日(金)、5年生は、校外学習として「塔のへつり」へ出かけてきました。
これは、総合的な学習の時間のテーマである「下郷の人・ものとつながる」を、5年生が今年一年間進めている学習です。また、社会科「わたしたちの生活と工業生産(伝統工芸品)」の学習も兼ねています。いずれも、地域の「こけし作り名人」の協力のもと、こけしの絵付けを行い、下郷町の地元産の木材を使った伝統工芸品作りを体験することにより、自分のふるさとへの理解を深めることにねらいがあります。
つり橋を渡り、塔のへつりを散策しました。天気が良くて紅葉もきれいで、自然の雄大さやへつりの素晴らしさを満喫した子どもたちでした。塔のへつりを散策した後、「観光」について、お店の方々にいろいろとインタビューをさせてもらいました。お店の方々が教えてくれたことを、熱心にメモをする5年生。先日のトヨペット南会津店の見学と同様に、お店の方々に感心されていました。
そして、「へつり工房」において、北村様に教えていただきながら、町の伝統工芸品の一つでもあるこけしの絵付け体験をさせていただきました。
こけしの歴史やこけし作りの仕事について教えていただいた後、絵付けを行いました。こけしの形からイメージを膨らませ、思い思いに絵付けをする姿は真剣そのものでした。春の「木地師体験」と同様に、今度は世界に一つだけのオリジナルなこけしを完成させ、満足気な子どもたちの姿が印象的でした。
先月25日(木)、4年生は森林環境学習の一環として、観音沼森林公園へ見学学習に出かけてきました。
4年生は、春・夏と観音沼を散策してきており、今回が3回目となりました。今回も、講師に星周一先生を招聘し、自然の宝庫ともいえる観音沼の秋の様子を散策しながら、ガイドをしていただきました。
子どもたちは、初夏の観音沼森林公園見学と比べながら、秋の自然の様子を観察し、もみじやカエデの違いなどについて説明を聞いたり、様々な植物の実などについて質問したりと、学習に一生懸命でした。また、浮島は初夏に比べると、少し動いていたため、本当に浮いているということを実感することができました。他にも、紅葉する仕組みについて教えていただき、紅葉している葉を、実際に目で見て観察することができました。
秋ということで、東北にも数か所にしか存在しない貴重なハッチョウトンボを実際に観察することができ、とても感激していました。
この日は天気にも恵まれ、展望台から眺めた風景はとても素晴らしくて最高でした。そんな心に残ったことを俳句にする活動も行いました。帰りのバスの中は、あまりの素晴らしい景色に魅了され、俳句大会が始まったほどでした。
今回の学習は、四季の変化の素晴らしさを実感させ、下郷町のふるさとの森林を大切にしていこうという心情を育てるのにとても効果でした。
先月30日(火)、6年生は、下郷中学校へ部活動体験に行ってきました。
これは、小中連携及び町内3小学校の連携事業の一つとして毎年行っている活動であり、6年生にとっては、中学校への不安を解消し、夢や希望をもてる機会となっています。
オリエンテーションの後、事前に希望した2つの部活動体験をしました。中学生が、これからやることや部活動のことをやさしく教えてくれ、安心して活動を体験している様子がうかがえました。
子どもたちからは、「始めは心配だったけれど、中学校での生活や部活が楽しみになりました。」「やりたい部活が決まりました。」「早く中学生になりたいです。」といった感想が出されるなど、いかに実り多い活動になったかがうかがえました。
活動を通して、中学生の部活動に対する一生懸命な姿勢を目の当たりにして、憧れを抱き、中学校への希望がもてる時間となったことや、中学校が身近に感じる機会を提供していただいた下郷中学校の教職員・生徒のみなさんに感謝申し上げます。
5年生は29日(月)、社会科の学習で、福島トヨペット南会津店へ出かけてきました。
子どもたちは、車ができるまでの様子をビデオで見たり、車のつくり・車が動く仕組みを説明してもらったりした後、工場内やショールームを見学させてもらいました。
最初に、人と環境に優しいハイブリットカーのプリウスを見せてもらいました。エンジンルームや運転席には、いろいろな工夫がされているのを教えてもらい、熱心に話を聞き、メモをとる5年生でした。
ハイブリットの仕組みや様々な部品の説明とあわせ、今の自動車は、環境に優しいだけではなくて、ぶつからない車が主流になるなど、安全性が大事だということも教えてもらいました。
工場内では、普段見ることができない車の下を見せてもらいました。いろいろな部品が見え、「おー」と歓声を上げるなど興味津々でした。また子どもたちは、説明があったことを聞きもらさないように熱心にメモしていて、社員の方々に称賛されていました。
他にも、タイヤの空気入れや交換の体験もさせてもらいました。タイヤだけでなく、車はきちんと整備・点検しなければいけないこと。そして、車が道路を走るためには、1600もの検査項目があり、厳しい検査に合格しないと乗ってはいけないことを教えてもらい、みんなびっくりしていました。
子どもたちの感想からは、自動車工場で働く人の思いと、安全・安心なよりよい車を作る技術者たちの情熱に触れることができるなど、学ぶことが多い見学学習だったことがうかがえました。
見学記念のプレゼントとして、ティッシュやミニカーなどをいただきました。
この度の見学学習を快く引き受けていただき、親切丁寧にお話しいただいた「福島トヨペット南会津店様」には、大変感謝いたしております。ありがとうございました。
きっと、子どもたち一人一人の心のアルバムに、素敵な思い出としてとじられたに違いありません。
先日、児童会活動の一つとして、運営委員会が中心となり、赤い羽根共同募金へのご協力をお願いしました。募金活動を行った先週は、毎日、各学年から募金箱が届けられ、とてもうれしい気持ちに包まれました。
この赤い羽根の募金は、「みんなの幸せのために役に立てるなら、ちょっとでも・・・。」と一人一人の思いやりの気持ちが詰まったものだと考えられます。
たくさんの思いやりが集まれば、その分、たくさんの人が幸せになれます。募金は、思いやりの気持ちを目に見える形にしたボランティア活動の一つともいえるかも知れません。
集められた募金は、下郷町福祉協議会の方にご来校いただき、運営委員会の子どもたちから手渡しをいたしました。ご協力ありがとうございました。
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