今日19日(金)、68日間の1学期を締めくくる終業式が行われました。
式では、校長先生から、この1学期の始業式で話をした「夢や目標をもって頑張ること」「いろいろなことにチャレンジし、自分を高めてほしい」という2つの視点で、この1学期を振り返ってのお話がありました。各学年の活動や各行事等での頑張りが素晴らしかったこと、一人一人が笑顔で充実した学校生活を送っていた様子のお話がありました。そして、全校生87名が元気な姿でこの終業式を迎えられたことなど、称賛のお言葉をたくさんいただきました。
続けて、児童代表の3名が、「1学期を振り返ってと夏休みの抱負」についての発表を行いました。できるようになったことや頑張ったことの紹介がたくさんあり、「笑顔いっぱいの1学期を送ることができました。」という発表もありました。また、「1学期の復習を頑張る!」「こんな夏休みにしたい!」と、明日から始まる37日間の夏休みを楽しみにしている様子がうかがえ、とてもいい終業式でした。
この1学期、子どもたちは、担任の先生の指導のもと、本当によく頑張ってくれました。やり遂げた充実感、頑張り抜いた自信が、一人一人をさらに大きくたくましくしてくれた学期ではなかったかと思います。
この終業式に続いて、夏休みの過ごし方について、「人」「水」「火」「車」「あいさつ」の5つのキーワードを使って、生徒指導担当の先生より話がありました。夏休みが終えた後も、全校生が元気な顔を見せてくれるために大切な話だということを理解し、真剣に話を聞く全校生の姿がありました。
いよいよ夏休みです。37日間ある夏休み、しっかりとめあてをもって過ごすことができるかできないかでは大きな違いです。自分の心の中でチャイムを鳴らし、規則正しい生活を心がけてほしいと思います。そして、充実した夏休みを過ごし、8月26日(月)の第2学期始業式には、ひと回りもふた回りも大きく成長し、87名全員が元気な姿を見せてほしいと思います。
19日(金)、全員が顔をそろえ第1学期を終えることができました。毎日、元気にお子さんを送り出していただいたお家の方々に感謝いたします。
さて最終日の今日、朝の時間に各教室を訪問すると、学級朝の会や夏休みの約束・決まりの確認などが行われていました。また、みんなで考えて創った「学級目標」について振り返りをしている学年もありました。
この1学期、たくさんの諸行事や諸活動がありました。87名全員で同じ時間を共有し、よさや可能性がキラリと光る頑張りと思い出がたくさんできました。
今日の最後には、担任の先生より通知表が手渡されました。一人一人の頑張りや成長を紹介する温かい言葉をかけてもらいながら受け取り、一喜一憂しながら通知表を眺める子どもたちの姿がありました。
どの学年の子どもたちも、自分たちの成長と頑張りを振り返りながら、達成感・充実感をもってこの第1学期を終えることができ、みんな笑顔で終えられたことはとてもうれしいことです。
今日は、1学期最後の給食日でした。今日のメニューの目玉は、「夏野菜のキーマカレー」でした。ズッキーニが入っていたのがポイントでした。
「キーマ」とは、ご承知のとおり、「細切れ肉」「ひき肉」という意味だそうで、タマネギやニンジンなどの野菜をみじん切りにしたものを炒め、香辛料と塩を加え、トマトを煮込んで作るカレーのことだそうです。でもどちらかといえば、インド料理である「キーマカレー」の汁気がなくなった感じの「ドライカレー」の方を知っている方の方が多いのかもしれません。
各教室を訪問すると、具だくさんの夏野菜が入ったカレーを笑顔でもりもりと食べていました。またこの日は、スイカも出ました。甘くておいしいスイカを食べながら、みんな幸せそうでした。
1学期最後の給食を満喫した時間でした。ほっとした時間を過ごし、このあと5校時の授業、1学期最後の授業が始まります。
18日(木)、今月28日(日)の開催される「ふるさと祭り」のオープニングを飾る「よさこい発表」へ向けた最終練習が行われました。
この日は本番を想定し、1回のみの練習にみんなの心を一つに演舞をしようということでまずみんなに話をし、一人一人の心に問いかけるところから活動がスタートしました。
「気を付け、正面に礼!」のかけ声に、体育館に響き渡るみんなの思いが詰まった「よろしくお願いします。」の声に、背筋がピーンとなり、緊張感が立ち込めるほど素晴らしかったです。もちろんその後の演舞も、大きな動作、きびきびとした動き、息のそろったかけ声と、すごくよかったです。
本番では、見に来られたお家の方々や観光客の方々の心に残る最高のパフォーマンスを見せてくれることと思います。
16日(火)、先週に行った4年生と同様に、今回は3年生が、下郷中学校栄養教諭の髙木先生を招いて食育の学習を行いました。3年生の学級活動の内容は、「おやつを見なおそう」の学習でした。
担任が準備してきた様々な飲み物やお菓子の「栄養成分表示」を見ながら、カロリー表示を基に、おやつの取り方について学習しました。大好きなおやつや飲み物のランキングや食べる時間についてのアンケート結果によると、チョコレートやポテトチップス、炭酸飲料がとても多いことが分かりました。そして、学校に帰ってから夕飯前までにおやつを食べることが多いということも分かりました。
学習を通して、甘いお菓子を食べ過ぎると、むし歯になりやすくなったり、太りがちになってしまったりすること、しょっぱいお菓子を食べ過ぎると体に悪いことなどを教えてもらいました。また、お菓子を食べる時間や食べる量などいろいろと教えてもらい、自分のこととして真剣に話を聞く3年生の姿がありました。
本時でねらいとしていた「おやつのよい取り方」について、子どもたちの話し合いからは、お菓子を食べすぎないこと、甘いものを食べた時には甘いジュースを飲まないこと、ごはんが食べられなくなるので、ごはんのすぐ前には食べないことが出されるなど、実り多い学習ができました。
楽しみにしている明後日からの夏休み、3年生の子どもたちは、きっと今日学習したおやつの取り方を実践してくれるに違いありません。
8日(月)、下郷中学校の栄養教諭の髙木先生を講師にお迎えして、「朝ご飯をしっかり食べること」の大切さについて学習しました。
学習は、その日の朝食を確認し、食生活を振り返るところから始まりました。朝食を食べないとどうなってしまうのかの問いに、自分たちの経験や知っていることなどを進んで発言する4年生でした。
髙木先生には、朝食には、わたしたちの体にとって大切な「3つのスイッチ」を入れてくれる働きがあることを教えてもらいました。「あたまにスイッチ」「からだにスイッチ」「おなかにスイッチ」を入れてくれること。そして、好き嫌いなくバランスよく食べることが、毎日朝から元気過ごせる秘訣であることを教えてもらいました。
学習の最後には、自分の朝ご飯を振り返り、これからどうしていくか見直しをしました。4年生は、自分のことばかりでなく、家族の健康のことまで考えた振り返りをするなど、学びの多い学習となりました。
朝食は、体のリズムを整え、脳にエネルギーを補給し、やる気と集中力を出してくれるものです。これには家庭のご協力が欠かせません。これからもこれまで同様、朝食をしっかり食べさせていただき、元気に送り出していただけますようお願いします。
今年度も、今月28日(日)、大川ふるさと公園で開催される「下郷ふるさと祭り」に本校の子どもたちが招待され、オープニングセレモニーで「よさこい」を披露することとなりました。
10日(水)には、それに向けて第1回目の練習会が行われました。運動会以来の久しぶりの練習でしたが、「気をつけ、正面に礼。」のかけ声でみんなのスイッチが入り、凛とした空気が体育館にたち込めました。素晴らしい演舞を見せてくれた子どもたちでしたが、本校の子どもたちは、もっともっとすごいです。心が一つになったキレのある動きとかけ声など、当日を楽しみにしていらしてください。
本校の「よさこい」は、運動会の総踊りとして、全国大会や東日本大会で常に上位入賞を重ねる『郷人』代表より、直接指導を受けており、全校生で踊る「よさこい」は定評があります。
練習時間は限られていますが、ふるさと祭りに来られるたくさんの方々に感動を伝えられるように頑張りたいと、強い思いを共有できた第1回目の練習となりました。
11日(木)、e-ネットキャラバン事業の一環として、(株)エヌ・エス・シーより、専門講師を招聘し、3・4年生と5・6年生に分けて、パソコンやスマートフォンによるインターネット等の安全・安心な利用はどうすればよいのか学習しました。
今やインターネットにつながるスマートフォンが一つあれば、様々なことができてしまう生活に欠かせないものとなっています。しかし、「ネット依存」「ネットいじめ」「ネット詐欺」「なりすまし・誘い出し」など、子どもたちが被害や犯罪に巻き込まれるケースが多発しているのが現状です。本町でも、平成31年3月号の「広報しもごう」で、子どもたちの実情が浮き彫りとなり、啓発を呼び掛ける特集が組まればかりです。
今回、子どもたちをこうした被害から守るため、そして、インターネット等の安全な利用を理解してもらうことで、情報モラルの向上を目指すことをねらって学習を行いました。
子どもたちは、事例を基にしたお話を聞かせていただいたり、VTRを見せていただいたりしたことにより、自分にも起こり得る身近なトラブルについて気づくことができたようです。スマホやWi-Fi環境にあるゲーム機・音楽プレーヤー等では、知らない人ともつながってしまい、場合によっては個人を特定されてしまうことがあることなども知ることができたようです。
他にも、これから経験していくことになると予想されるLINE利用に伴う言葉の行き違いについても知りました。会話は表情が見えるし、電話は声の調子から表情が分かるけれども、文字だけでは分からないこと。文字だけで気持ちを伝えるのは難しく、誤解を招きやすいこと。そのためにはメッセージをよく見直し、相手がどう感じるか考えてから送信する(送信前の5秒ルール)ことなども教えてもらい、子どもたちは考えさせられるものがたくさんあったようです。
学習後の感想発表では、今回一番伝えたかった「スマホやケータイの怖いところが分かった。」「安全に使うために、ルールやマナーを守りたい。」「ネットでも悪口は書かない。しない。」「大切なことは、直接顔を合わせて話をするようにしたい。」と感想を述べるなど,心に響くものがあったようです。
本校の4年生は、自然をテーマに、「下郷町の自然体験隊」として、ふるさと下郷の自然の魅力を調べ発信する学習を行っています。
9日(火)には第3弾として、国の天然記念物にも指定されている「中山風穴」へ見学学習に出かけてきました。今回は、星周一先生と稲本太一郎先生にいろいろと教えていただきながら、中山風穴の草花や自然の様子を観察・調査し、風穴の体験施設で貴重な時間を過ごしてきました。
話によりますと、中山は、「金塚山(かなつかやま)」とも呼ばれていて、高さが855.6Mあるとのこと。その中山をつくっている岩は、柱のような形の「柱状節理岩」と呼ばれる大小の岩が重なって山となっているそうです。この岩は、崩れやすいという特徴がある上、隙間がたくさんあり、空気の通り道になっているため、そこから冷たい空気が出て、自然の冷蔵庫みたいになっているのだといいいます。こうした冷たい風が出ている風穴が集まったところでは、夏でも温度が上がらず、この辺りでしか見られない高山植物がたくさん群生しているということを教えていただきました。しかも、この中山には、6つの群生地があるということで、価値が高く、昭和39年6月に、国の天然記念物に指定されたそうです。4年生のみんなは、熱心にメモを取り、驚いたりうなずいたりしながら話を聞いていました。(戻ってきてから、講師の先生方が、一生懸命に話を聞いて頑張っている姿に感動されたことを話しされていました。)
遊歩道を歩きながら、いろいろな高山植物を教えていただきました。7月中旬は、紅むらさき色の花が特徴的で、日当たりのよいところに咲く、とてもきれいで植物愛好家のあこがれともなっている「ヤナギラン」こと。4月から5月にかけては、雪解けとともに、片栗粉の原料ともなる「カタクリ」の花が咲くこと。切花や薬用として幅広く利用されている「キバナイカリソウ」のことなど、いろいろな植物のこと教えていただきました。
そして、一番有名なのが、標高1500m以上の高山に咲くはずの「オオタカネバラ」が、標高855m程度の中山でも咲いていること。それだけ風穴からの冷たい風が出ていると聞いて、びっくりした子どもたちでした。しかも、「オオタカネバラ」が咲く地域は、山形県と下郷町の2か所しかないことなど、風穴特有の植物について話を聞き、熱心にメモを取る姿がありました。そんな子どもたちを待っていたかのように、なんと2輪だけ、その「オオタカネバラ」の花が咲いていました。それは予想以上に鮮やかな色・きれいな花で、子どもたちは感激の声を上げていました。
最後に、風穴を体験できる施設へ行きました。この日は曇り空で気温も高くなかったのですが、クーラーみたいな冷風が岩の間から吹き出していました。昔の人は、この風穴を冷蔵庫代わりにもしていたと聞き、先人の工夫や知恵にも気づいた子どもたちでした。
この学習を通して、大変勉強になることがいっぱいでした。感想からも、中山風穴の素晴らしさを実感することができたことや、私たちのふるさと下郷町には、貴重な自然が残されていることを知ってくれたようで、とても実りある学習となりました。
来週17日(水)は、町の青少年主張発表会です。本校からは、5・6年の各学年代表者1名が、主張発表を行います。
その発表会へ向けて、本日10(水)の全校集会では、会場となる「ふれあいセンター」のステージで、思いっきりと自信をもって自分の主張をしてもらえるようにという激励の意味も込めて、発表リハーサルを行いました。
この日へ向けて、各学年の代表者は、発表原稿を何度も読み込んで練習を行ってきたようで、その成果が分かる主張発表に、自然と拍手が沸き起こるほどでした。感想発表でも、自分が見聞きしたことや経験したことを基に、今の自分を振り返り、新たな一歩を踏み出そうとしていることが伝わってきたという声が上がるなど、素晴らしい発表でした。
たくさんの方が見守る中での発表、しかも他校の小学生や中学生がいる中での発表は、誰しもが緊張することと思います。しかし、本日の校内発表で見せてくれた発表ができれば、何も言うことがありません。きっと当日の発表会でも、自分の考えや思いを言葉にのせ、主張発表を楽しんできてくれることと思います。
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