こんなことがありました。

日誌

本の読み聞かせ:4年

 12日(木)、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われました。今回は、4年生を対象とした読み聞かせでした。この日は、福島民報社と福島民友新聞社の方も、活動の様子を紹介しようと取材に来られていました。

 この日は、下郷町に伝わる昔話を紙芝居した「湯野上温泉 猿湯の話」と、絵本「ほしじいたけ ほしばあたけ」を聞きました。

 この「本の読み聞かせ」の活動には、いろいろなお話を通して「聞く力」を育てていこうというねらいがあるかと思いますが、そのねらいどおり、子どもたちはお話の世界に引き込まれ、目と耳と心で聞いて心を豊かにできた素敵な時間となりました。

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算数科授業研究会:1年

 本校では、『互いにかかわり合い、学びを深める子どもの育成』を目指し、目の前の子どもたちと真剣に向き合っています。6日(金)は、福島県教育庁義務教育課指導主事の田仲裕一先生をお招きして、算数科の授業研究会が行われました。

 今回は1年生の授業研究会でした。他校からも先生方が来校され、授業を参観していただき、一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか一緒に研修を深めました。

 この日の1年生は、算数科「3つのかずのけいさん」の学習でした。この授業は、言葉に着目し、式と言葉などをつなげたり、計算方法について話し合ったりすることを通して、3つの数の加減混合の式の意味を理解し、その計算ができることをねらっての学習でした。

 4名の子どもたちよりも、参観される先生が多い中で緊張している様子も見られました。でも、課題場面の絵を見ながらイメージを膨らませ、友達の考えを共有しながら、夢中になって学習する1年生の表情はとてもよかったです。

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小学校の先生を体験②・・・職場体験2日目・・・

 11日(水)は、下郷中学校2年の小沼さんと岩澤さんの「職場体験2日目」でした。

 2校時目、小沼さんは1年生教室へ、岩澤さんは2年生教室へ。それぞれの学年の算数科の学習に参加しました。中学校のお姉さんにいいところを見せようと、いつも以上に張り切っている様子の子どもたち。また、練習問題を一生懸命に解いたノートに、丸をつけてもらってうれしそうな子どもたちの姿が見られました。そして、その姿を見て微笑む2人の生徒の表情から、小さい子が大好きなんだなぁと感じ、うれしくなりました。

 3校時目は、3年生の算数科の授業に2人で参加しました。2日目となると、担任の先生と同じように机の周りや子どもたちの様子を見ながら、進んで声をかけてヒントを出したり教えてあげたりしてくれました。

 給食準備も同様で、指示がなくても自分のやるべきことを理解し行動していました。休み時間も、プレイリーダーとして子どもたちと接している小沼さんと岩澤さんの進んで活動する姿が見られました。

 5校時目は、6年生の学級活動のゲストティチャーとして、中学校の学校生活(勉強・部活・友達関係など)の様子を紹介してくれました。事前に分担をし、話す内容を考えてきてくれたところもさすがだなぁと思いました。

 本校の子どもたちにとっても、小沼さんと岩澤さんにとっても、夢や希望の実現のために今自分がするべきことは何なのか、そのためには目標をもつことの大切さを分かち合うことができた職場体験でした。たくさんのいい先生、たくさんの素敵な後輩たちに出会ったと思うので、ぜひ2人には、先生になるという夢を叶えてもらいと思います。

 最後に、本校の卒業生を、2年間でここまで頼もしく成長させていただいております下郷中学校の校風と先生方の日々のご指導に感謝いたします。

 

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小学校の先生を体験:1日目・・・下郷中生来校・・・

 10日(火)~11日(水)と、下郷中学校の2年生の小沼さんと岩澤さんが「職場体験学習」で、母校の楢原小学校に来てくれています。

 1日目の朝、緊張した面持ちで校長室へ。笑顔で受け答えをする姿はとても堂々としていました。

 あいさつ後、校庭へ。この日の朝の活動はパワーアップタイム(朝のマラソン)だったので、走り終えた後、全校生の子どもたちの前で自己紹介をしてもらいました。堂々と自己紹介をする姿に、子どもたちは目をキラキラさせ、我々は、教師としての魅力やあこがれをもってもらえる2日間にしなければと、気持ちを新たに1日目が始まりました。

 この日は、ホーム学級となる4年生と6年生での体験を中心に、いろいろな学年に入ってもらい、先生という仕事を体験してもらいました。

 授業の様子を参観するだけではなく、問題の丸付けをしたり、作品づくりのアドバイスや手伝いをしたりしました。少しずつ緊張もほぐれ、活動を楽しんでいる様子がうかがえました。

 給食の時間は、ホーム学級の給食準備を手伝いました。進んで仕事を見つけて行動できる姿は、4年生と6年生にとってもよいお手本になっていました。昼休み時間は、下級生から遊びに誘われ、プレイリーダーとして子どもたちと触れ合っていました。優しい人柄が分かるのか、いつの間にか子どもたちに囲まれていました。笑顔で接することができる点も素敵でした。

 今日一日の流れを打合せしたのは朝だけでしたが、計画表をもとに、自ら考え、判断し、行動できていた小沼さんと岩澤さんの姿勢には感心するばかりでした。

 本校の子どもたちも、中学校2年になると、このように自主性や積極性、人を想う心が十分に育っていくのだなと感心すると同時に、その土台となる礎を、本校の教育活動全体を通して日々育てていることを実感した1日目でした。

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町防災訓練~~防災活動体験編~~

 8日(日)、校内での「シェイクアウト訓練」「避難訓練」を終えた後、全校生で役場前へ移動し、町防災訓練の防災活動に参加しました。

 学年ごとに、「初期消火体験」「煙体験」「備蓄品説明」「災害救助車両展示・説明」「消防車両展示・説明」「河川事務所車両展示・説明」の体験活動を行いました。他にも、救出訓練や林野火災消火訓練の様子を見せてもらいました。

 体験後、日本赤十字奉仕団の方や町の婦人会の方が作ってくださった炊き出しのおにぎりや豚汁、備蓄用のカレーピラフを昼食としていただきました。ごちそうさまでした。

 今日は強い日差しがあり暑い中での活動でしたが、子どもたちは、防災に関する基礎的な知識と防災に対する意識を高めるよい体験学習ができました。そして、万が一の時に被害を最小化する「減災」の考え方を体感することができ、とても実りある1日になったことと思います。

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町防災訓練~~避難訓練(校内)編~~

 8日(日)、地震を想定したシェイクアウト訓練が終わると、「避難開始」の放送を受け、非常ベルの中、全校生は校庭へ避難を始めました。

 避難後の全体会において、各学年の子どもたちの感想からは、いつ地震が起きても、放送をしっかりと聞き、落ち着いて行動することの大切さに気付く発表があり、学習のねらいが達成できたことがうかがえました。

 学校で一番大切なものは、「子どもたちの命」です。これからも安全・安心な学校づくりのために、学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」が、子どもたちに身に付くように取り組んでいきます。全ては、子どもたちの笑顔のために・・・。

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町防災訓練~~シェイクアウト訓練編~~

 本日8日(日)は、本校は町防災訓練に全校生で参加するため、登校日でした。

 防災無線やエリアメール、消防団召集の放送がされている中、本校ではまず、「シェイクアウトふくしま」の取組である、シェイクアウト訓練を行いました。

 この「シェイクアウト」とは、アメリカで始まった防災訓練であり、Shaku Outが「~を振り払おう」という意味をもつことから、「地震の揺れに備えろ!」「地震から脱出しよう」という安全行動の標語、かけ声をイメージしてできた造語だそうです。

 日本では「一斉防災訓練」と訳されており、地震の際の安全確保行動1・2・3(1:『まず低く』、2:『頭を守り』、3:『動かない』)を身に付ける機会として、近年その取組の重要性が増しています。

 地震発生を想定し、訓練放送を聞き、頭を低くしてしゃがみ、机の下に隠れ、頭を守る行動をし、1分間揺れがおさまるまで動かないという訓練を全校生で行いました。

 その活動の様子からは、「自分の命は自分で守る。」という防災に対する意識をもち、真剣な面持ちで訓練に参加していることがうかがえました。

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自然から生まれる文化・生活を現地で学ぼう

 4年生は、昨日の「クリーンセンター」での学習に引き続き、今日3日(火)は、ふるさと下郷町の江川地区の魅力を見つける見学学習に出発しました。

今回は、玉川邦夫先生を講師として招聘し、「自然から生まれる文化・生活を現地で学ぼう」をテーマに活動を行いました。

学校を出発した4年生は、まず鶴沼川ダムへ向かいました。ここでは、下流にある鶴沼川発電所との関係など、ダムの様々な役割について教えていただきました。また、このあと見学する芦ノ原の棚田に引かれる用水路との関係なども教えていただきました。

 次に訪れた五霊神社では、神社の名前の由来を教えていただきました。鳥居の後ろに、もう一つ鳥居があるかのような大カラマツが2本そびえ立っていて、4年生はみんなびっくりしながら見上げていました。なんとこの大カラマツは樹齢500年余りであり、緑の文化財にも登録されていることや、神社や御神木などの森林を大切に守ってきた地域の人々の思いなどを教えていただきました。

 その後、イワナの養殖場を見学しました。養殖場の豊富な水が、那須山系からの湧水であることから、この地域が養殖に適していることを聞き、森林と水の関係に興味を深めていました。

 次に、芦ノ原の棚田を見に行きました。小雨の中でしたが、棚田というものがどんなものか、その景観に見ることができました。ここでは、鶴沼川から流れる用水路によって棚田ができていることや景観を維持するための農家の方々の努力や棚田オーナー制なども教えていただきました。

 最後に、湯野上発電所を見学させていただきました。旭ダムとのつながりや発電所の役割を教えていただきました。

 

 学習を通して、下郷町の豊かな自然がきれいな水を生み出し、人々の生活に生かされていることに気づくことができましたし、身近なところに自慢したい魅力がたくさんあることを知ることができました。 

 地域の魅力を再発見し、学びの多い実りある学習ができましたのも、新たな企画を快く引き受けていただいた玉川邦夫先生のご尽力によるものと感謝申し上げます。

 

 

 

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「授業って、深いんですよね。」

 先月30日(金)、福島学院大学客員教授であり、ふくしま學の会の会長である宮前貢先生をお招きして、授業づくり講演会が行われました。

 講演会に先立ち、宮前先生には各学年の授業の様子、子どもたちの様子を参観していただきました。一人一人が一生懸命に考えている表情、自分の考えを自由に発表できる学級の雰囲気、友達の発表に真剣に耳を傾ける姿、自分の考えと照らしながら友達の考えを聞く子どもたちの姿など、みんなの考えや思い、発言を大事に、各学年ともに授業を進めているところをたくさん称賛していただきました。

 講演会では、宮前貢先生に「授業って、深いんですよね。」という演題でご講演をいただきました。じっくりと考え、「学び合う」子どもたちを育てるために、学級づくりがとても大切であること。そのために、分からないときに「ねえ、ここどうするの?」と友達に聞ける関係や、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる、支え合う友達との関係を築けるように育てていくことが大切であることをお話しいただきました。

 また「学び合い」は、「ねえ、ここどうするの?」という、分からない子からの問いかけによって成立すること。その子どもたちの思いを大切にする先生になってほしいことをご指導いただきました。子どもたちの「学習したい。」「できるようになりたい。」の思いを大事に、一人一人の学びを成立させていきたいと、参観された先生方も共感するご講演でした。

 「授業が変われば学級が変わる」という想いをもって、まずは教師自身が授業を楽しんでいきたいと、明日から授業へ向けて気持ちを新たにする「授業づくり講演会」となりました。

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子どもたちが夢中になって学ぶ授業を目指して

 本校では、『互いにかかわり合い 学びを深める子ども』の姿を目指し、一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか研修をしています。

 先週28日(水)、南会津教育事務所の先生方が4名来校され、本校の授業を参観していただきました。各教室ともに、子どもたちが夢中になって学習に取り組む姿に、これまでの担任と子どもたちの関わりや指導力が見事であり、学習に向かう姿が一人一人にしっかりと育ってきていることなど、各学年のよさや魅力をたくさん称賛していただきました。

 これからの子どもたちの成長がますます楽しみなところです。

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