今週1日(火)、図書ボランティアによる「読み聞かせ」が行われました。1年生を対象とした読み聞かせは、6月に続いて2回目となります。
前回は、飛び出す絵本を用いての読み聞かせと「パンダ銭湯」のお話で、とっても楽しかっただけに、今回はどんなお話が聞けるのか、ワクワクした表情で図書室へやってきた1年生たちでした。
この日は、「トマトさん」と「うんこ」のお話を読み聞かせてくれました。目をまん丸くして一生懸命にお話を聞く姿は、とっても微笑ましかったです。そして、次にどんな展開になっていくのか創造力を膨らませて聞いている様子がうかがえ、絵本の世界に引き込まれ素敵な時間を過ごせているなぁと感心しました。
前回の4年生の読み聞かせの際に取材に来られていた新聞社の方とお話をしたのですが、メディアの発達により活字離れが進む現代だからこそ、この「読み聞かせ」のように、本に親しむ機会を多くし、読書の楽しさや喜びを感じさせていく取組を続けていくことが大切なのだと思います。
本町でも、「我が町の子どもを育てる7カ条」の第5条に「家読」の推進が掲げられています。今後も、学校・家庭・地域が一体となり、本が大好き、読書好きという子どもたちをたくさん増やしていける教育活動を展開していきたいと考えます。
昨日27日(金)、福島県教育庁義務教育課の主任指導主事の土屋直之先生をお招きして、授業研究会が行われました。
今回は、3年算数科の「かけ算の筆算(1)」のかけ算のきまりの学習でした。授業は、3つの数の乗法が1つの式に表せることを知り、乗法の結合法則を理解し、そしてその計算ができるようになることをねらっての学習でした。
自信をもって自分の考えを発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で、夢中になって学ぶ3年生の姿が見られました。そして、授業にかける担任の思いが子どもたちにも伝わり、学習のねらいに迫る、学びの多い授業研究会となりました。
さらにこの日の授業では、子どもたちの表情や学びに向かう姿勢が、とても一生懸命で輝いていたことが印象的でした。
昨日27日(金)、5年生は、家庭科の学習で調理実習を行いました。この日は、「ごはんとみそ汁」を作る学習でした。
みそ汁は、大根と油揚げのみそ汁でした。手順を確認したり、野菜の切り方を教え合ったり、味見をしながら味付けをしたりと、みんな笑顔で調理し、どの班もおいしそうに完成しました。
そしてご飯は、透明な耐熱ご飯鍋を使ってお米を炊きました。7月の宿泊学習で、ごはん鍋を使って炊飯の体験はしていますが、今回は透明な鍋の中でご飯が踊る様子を見ながら、ガスコンロの火加減を調節してご飯づくりをしました。ご家庭では、お米を洗って鍋に入れ、スイッチを押すだけかと思いますので、5年生の子どもたちにとって貴重な体験になったことと思います。
感想を聞くと、「上手に作れた」「おいしかった」「みそ汁が結構うまく作れた」「ご飯がおいしく炊けた」と、感想を語り合いながらうれしそうに会食する姿は、見ていて微笑ましかったです。やはり自分たちで作った料理は格別だったようで、楽しく充実した時間となりました。
24日(火)、3年生は、社会科学習の一環として、リオンドール田島バイパス店へ見学学習に出かけてきました。
この日は、普段見ることができないリオンドールのお店の裏側「バックヤード」を見せてもらいました。事務室を見学させていただいたり、お魚やお肉、お菓子や雑貨など、いろいろな荷物になったつもりで、たくさんある部屋の中を見学させていただいたりしました。店長さんに説明してもらったことを、一生懸命にメモしている3年生はとても素敵でした。
バックヤードの見学の後、お店の中のいろいろなコーナーも見せてもらいました。お家の人と一緒にお店に行ったことがあり見たことがあっても、説明を聞くと、なるほどという発見がいっぱいでした。
見学の後、案内していただいた店長さんに、いろいろと質問をしました。昔は、「ライオン・ドー」と言っていたこと。今はフランス語で「リオン・ドール」と呼んでいることなどを教えてもらいました。また、エプロンは部門ごとに色分けされていること。商品は、真ん中の棚に売れ筋の商品を陳列すること。天候や曜日に合わせて惣菜を作ること。お店の入り口には野菜や果物のコーナーを作り、季節感を感じてもらえるようにしていることなど、工夫がいっぱいあることを教えてもらいました。
この日は、買い物体験もしました。持参した300円以内で、買い物を楽しむ3年生の姿がありました。算数の勉強にもなりました。そして、驚きや発見がいっぱいで、とても充実した学習になりました。
本日、新しい保健室の先生(養護教諭)をお迎えする「出会いの式」を行いました。
保護者の皆様にはすでに周知してありますように、前任の角田先生が出産のためお休みされている時に、本校で勤務しておりました田代先生です。つまり、3年生以上のお友達は知っている先生ということになります。
校長先生からの紹介の後、田代先生よりお話をいただきました。きっとすぐに、この楢原小学校の素敵なところや子どもたちの頑張りを、また共感していただけるものと思います。
今日から気持ちを新たに、残りの2学期59日と3学期に行われる様々な活動へ向けて、また本格的に動き出していきます。
そして教育目標でもある「豊かな心を持ち、確かな学力を身に付けた子どもの育成」を目指し、明日も学校に行きたいと期待できる学校づくりを進めて参ります。
本校の5年生が、7月4日(木)~5日(金)にかけて、いわき海浜の自然の家で宿泊学習を行いましたが、2日目、海での活動のようすを取材に来ていた時の様子がユーチューブにアップされたので、アドレスを貼り付けておきますのでご覧いただければと思います。
またさらに、CM用の撮影もしていましたので、その様子が放送されたアドレスも貼り付けておきます。1分6秒から1分20秒までの14秒間が、楢原小5年生のコーナーとなっています。
12日(木)、町内の小学校の1・2年が、旭田小学校に集まり交流学習を行いました。
学校ごとのあいさつ・紹介の後、3小学校合同の班ごとにメンバーの自己紹介を行いました。保育所で一緒だった友達もいれば、初めての友達もいる中での自己紹介はちょっぴり緊張していた感じでしたが、旭田小学校の中をいろいろと見学したり、アスレチック広場で遊んだりして、みんな楽しそうに笑顔で交流していました。
お別れのときは、ちょっぴりさびしそうでした。この交流学習が、子どもたちにとっていかに素敵な時間だったのかがよく分かります。
いろいろな準備をされ、快く受け入れてくれた旭田小学校の子どもたち・先生方に感謝申し上げます。
保健室である角田先生が、11月中旬に出産することになり、しばらくの間学校をお休みすることになるため、全校生で「お別れの式&元気な赤ちゃんを産んでくださいの式」を行いました。
角田先生からはお別れの言葉として、みんなの頑張りからたくさんの元気をもらって幸せだったこと。毎日が楽しかったこと。涙ながらのお話の中には、いのちを大切にすることや思いやりのある優しい人に育ってほしいことなどのメッセージが込められていました。
お話の後、全校生から「元気な赤ちゃんを産んできてね。」という温かい言葉をかけてもらい、ほんわかした雰囲気で会を終えました。式後、みんなに見送られながら体育館を後にしました。角田先生も子どもたちも、我々も幸せいっぱいの気持ちになりました。
各学年からは、この日のために時間を見つけて書いた、一人一人の思いが詰まった色紙と言葉かけをしてもらい、涙を堪えることができない幸せな時間、素敵な一日だったようです。しかも、なんとこの日は角田先生のお誕生日ということで、忘れられない一日となったに違いありません。
本日17日(火)、今月29日(日)に開催される「ジュニアマラソン大会」へ向けて、会場となる町のコミュニティーセンターへ試走に出かけてきました。
町バスで、学年ごとにピストン送迎してもらい、大会当日のコースを試走してきました。1年・3年・5年は、初めてのコース・周数となるため、コースの確認も併せて行いました。
この日は曇り空で、走るのにはちょうど良い気温の中で、一人一人がゴールを目指して一生懸命に走っていました。苦しくても辛くても一生懸命に走る子どもたちの姿、本番さながらの力走する姿に、応援の声も次第に大きくなってしまうほどでした。ゴールでは、走り終えた子どもたちが、必死になって友達を応援する姿が見られ、とても温かい気持ちになりうれしくなりました。
走り終えた子どもたちは、「当日はもっと頑張りたい。」と感想を述べるなど、本校の子どもたちは、向上心をもってたくましく育っていることを実感した試走でもありました。
マラソンにはよくドラマがあると言われます。自分の弱気な心に問いかけながら、打ち勝ちながら走り抜く。大会当日は、そんな一人一人の一生懸命な走りが、見ている友達やお家の方々、地域の方々に感動を与える走りをしてくれるに違いありません。
本校の3年生は、「総合的な学習の時間」に、『楢原の自慢やよさを見つけよう』というテーマで学習を進めています。12日(木)は、弥五島地区にある魅力を探検しに出かけて行きました。
今回は、弥五島地区にお住まいになっておられる植村さん、そして万願寺を管理する住職さんを講師としてお招きして、弥五島地区にある、いつまでも大切に残しておきたいところをいろいろと教えていただきました。
この日は、学校近くの会津下郷駅から電車で1駅の弥五島駅へ。その弥五島駅が最初の学習場所でした。話によると、松島さんという個人の方が、10数年前にJRに寄付をして建て直した駅舎だと聞いて、子どもたちはびっくりしていました。そして弥五島とは、その名前のとおり、5つの部落が集まってできたという地区だと教えてもらい、熱心にメモを取っていました。
次に、万願寺へ移動した3年生は、万願寺の歴史や寺内の仏像などのことを住職さんに教えてもらいました。このお寺は、「万(みんな)」の願いを叶えるお寺としてその名前がついたことや、お釈迦様の教えや座禅を大事にする曹洞宗のお寺であることなど、いろいろ教えてもらいました。
見学後、万願寺近くにある分校跡で、太鼓の練習をしている様子を見せてもらいました。演奏を聞いたり太鼓をたたかせてもらったりと、練習に来ていた大学生たちと交流しました。
その後、町指定文化財にもなっている千手観音菩薩のある観音堂へ移動しました。祀られている菩薩様は、千手千眼観音菩薩ともいわれ、左右に20本ずつある手に、人々の悩みに応じて助けてくれる道具を持ち見守ってくれている、歴史的に価値が高い菩薩様だということでした。なんと、一つの手で25人も助ける力を持っているそうで、だから千手:1000人(20手×25人)ということでした。優しい顔をしている菩薩様を眺める3年生の子どもたちの表情も、なんだか優しい表情があふれていました。
最後に、人を助けたり人にやさしくしたり、人に感謝の言葉を伝えたりする生活を普段からしていると、願いが叶いやすくなることや人に助けてもらいやすくなることなど、ありがたい説法を聞きました。
今回も、自分たちが住む楢原地区のことを深く学び、弥五島の魅力見つけることができた実り多い学習となりました。学習中の子どもたち、とてもいい表情でした。一人一人が課題意識をもって、夢中になって取り組んだ証だと思います。ハイ・チーズ! カシャ!
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