日誌
授業研究会:5年国語科
本校では、『夢中になって学ぶ子どもの育成』を目指し、「授業スタンダード」を活用して校内研修の充実を図り、子どもたちの学力向上を目指しています。特に今年度は、「主体的な学びを引き出す授業」はどうあるべきかにポイントを絞って研修を深めているところです。
4日(金)は、5年国語科「よりよい学校生活のために」の授業研究会が行われました。
学校生活を振り返って、自分たちの生活がよりよくなるための視点で様々な考えを出し合い、みんなで話し合い、議題を決めていくことをねらいとした学習でした。
冒頭では、これまでの子どもたちの頑張っている様子を紹介するところからスタートし、学校をさらによくするためにどうしていこうかと、意欲付けを図る学びがいのある学習課題のもと、授業が進んでいきました。
一人3つの議題を考えた後のグループ学習では、自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ子どもたちの姿が見られていました。
今回はT・T授業でもあり、教師が2人で授業を行いました。話し合いのモデルを寸劇したり、一人一人にアドバイスしたりと、1人でも当然できることを2人が協力して授業を行うことで、子どもたちの学びを確かなものにすることができていました。
やはり、勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。これからも教育活動を充実させ、子どもたちの笑顔につながるよう日々の教育にまい進したいと、気持ちを新たにする公開授業研究会となりました。
これからも日々、「分かる・できる授業」の実践を積み重ねながら、明日の授業が楽しみと子どもたちが期待できる学校づくりを進めていきます。
食育教室:6年
4日(金)、下郷中学校の髙木先生(栄養教諭)を講師にお招きし、担任と一緒に食育の学習を行いました。
この日は、家庭科「家族が喜ぶ食事をつくろう」の学習とリンクさせ、栄養のバランスを考えた献立を作ろうという意欲を高めることがねらいでした。
主食や汁物、主菜、副菜について復習した後、自分が考えた献立を、「主にエネルギーの下になる食品」「おもに体をつくるもとになる食品」「おもに体の調子を整えるもとになる食品」と6群に分け、栄養のバランスを考えました。
そして、バランスのよい献立にするにはどうすればよいのか、各食品との組み合わせを考え、発表し合い、オリジナルなメニューを完成させました。
「家族のために」というテーマで学習が進んでおりますので、そのメニューが食卓に出されることがあるのではないかと思います。
学校だより№24発行!
~第2回避難訓練~
地震を想定したシェイクアウト訓練が終わると、「避難開始」の放送を受け、全校生は校庭へ避難をしました。児童玄関や職員玄関など、一番近い出口から校庭中央に集まりました。すでに校庭に避難していた子どもたちと合流し、整列まで素早く行動ができました。
学校で一番大切なものは、「子どもたちの命」です。これからも学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」が身に付くように指導していきます。
~シェイクアウト訓練~
本校では、1日(月)の「防災の日」に併せ、シェイクアウト訓練を行いました。
この「シェイクアウト」とは、アメリカで始まった防災訓練であり、Shaku Outが「~を振り払おう」という意味をもつことから、「地震の揺れに備えろ!」「地震から脱出しよう」という安全行動の標語、かけ声をイメージしてできた造語だそうです。
日本では「一斉防災訓練」と訳されており、地震の際の安全確保行動1・2・3(1:『まず低く』、2:『頭を守り』、3:『動かない』)を身に付ける機会として、近年その取組の重要性が増しています。
非常ベルの後、シェイクアウト訓練をスタートしました。地震発生を想定し、訓練放送を聞き、頭を低くしてしゃがみ、机の下に隠れ、頭を守る行動をし、1分間揺れがおさまるまで動かないという訓練を、全校生で行いました。
この日は、休み時間に実施したため、体育館や校庭で遊んでいたり、教室や図書室で過ごしていたりと、子どもたちが居た場所は様々でした。しかも、事前の告知・連絡をしない中での訓練だったため、びっくりしたと思いますが、地震の際の安全確保行動1・2・3行動をきちんと実行できた子どもたちでした。その活動の様子からは、「自分の命は自分で守る。」という防災に対する意識をもち、真剣な面持ちで訓練に参加できていて大変よかったです。
スポーツフェスティバルへ向けて
今週から、今月29日(火)に予定している「スポーツフェスティバル」へ向けて、「よさこい」の練習が始まっています。
今年度は、コロナ禍に伴い、5月に予定していた運動会を9月に移動し、競技種目内容を大きく変え、3密を避ける形で、団体種目1つと個人種目1つ、そして「よさこい」を行うようにしました。
この「よさこい」は、例年であれば、運動会の種目として全校生で演舞したり、町のふるさと祭りでたくさんのお客さんの前で披露したりと、10数年以上にも渡って続けてきた伝統種目です。
体育館は、蒸し暑いのですが、本校の子どもたちは「よさこい」が大好きで、みんな張り切って体を動かし汗だくになっていました。どの子に聞いても、「楽しいです」「筋肉痛で足が痛いけど、頑張ります」「もっとやりたいです」などと、暑さを忘れて無中になって踊る姿は、すごく恰好がよかったです。
6年生にとっても、法被を着て踊る「よさこい」は、小学校の思い出の一つになるに違いありません。
学校だより№23を発行!
今日の学校の様子
今日の始業式の日は、5校時まで授業があり、給食がありました。
今日はかなり暑い日で、マスクを着けての生活ではありますが、設置してもらったクーラーのおかげで、少し快適に学習することができています。
この日、各学年を訪問すると、2学期の目標や新しい学級の係を決めたり、学級の目標、約束やきまりを確認したりしていました。早速、夏休み明けのテストを行っている学年や各教科の学習を進めている学年など様々でした。
どの学年の子どもたちも、表情がとても生き生きとしていてよかったです。
ようこそ 楢原小学校へ
始業式に引き続き、生徒指導の先生より、「生活のリズムを整えよう」「ゲームをやりすぎないようにしよう」「マスクをして、自分の命と大切な人の命を守ろう」「目を見て・元気で・笑顔のあるあいさつを続けていこう」などの話がありました。大切な約束をみんなで再確認し、また新たなスタートが切れたようです。
その後、支援員として新しくお迎えする先生の紹介を行いました。
校長先生からの紹介の後、新しく来られた先生よりお話をいただきました。きっとすぐに、この楢原小学校の素敵なところや、子どもたちの頑張りを共感いただけるものと思います。
全校生88名、教職員16名みんなで、本校の教育目標でもある「心身ともにたくましく、人間性豊かな子ども育成」を目指していきます。
第2学期始業式
始業式は、ソーシャルディンタンスを保ち、風邪通しをよくした体育館で行いました。
式に臨む一人一人の姿勢や態度から、これからの2学期の学校生活に期待をもって今日を迎えた様子が分かりました。
式では、校長先生より、しっかりと目標を立てて、その目標に向かって頑張ってほしいこと。そのために、やるべきことや当たり前のことをしっかりと頑張り、一つ一つ実現させていくことのお話がありました。マスク越しではありましたが、真剣に話を聞く全校生の表情からは、この2学期に寄せる期待でいっぱいの様子でした。
例年この2学期は、校内水泳記録会、5・6年生が参加する陸上大会(それに向けての練習)、ジュニアマラソン大会、学習発表会、見学学習、そして各種コンクールへ向けた作品づくり等、数多くの行事や活動が予定されておりますが、コロナウィルスの感染拡大防止のため、3密を避ける形で、内容を精選、削減、縮減しながら進めていくことになります。
そんな中ではありますが、子どもたち一人一人の力を出し切る場面を設定し、思い出づくり・絆づくりを通して、一人一人が居場所のもてる学校づくりを進め、各教育活動を充実させていきたいと思います。2学期も、ご理解とご協力をお願いいたします。
子どもたちの元気な声が戻ってきました!
例年とは違った特別な夏休みが終わり、今日から83日間ある第2学期がスタートしました。
マスクを着けての登校となりましたが、校門をくぐり、会話を弾ませながら校庭を横切っていく子どもたちの姿を見ながら、子どもたちが「明日も学校に行きたい」と思える充実した毎日を、共に過ごしていきたいと思った次第です。
今朝の各教室は、子どもたちの元気な声が戻ってきて再び活気を取り戻したかのようでした。黒板には、担任からの想いが込められたやる気スイッチを「ON!」にするような担任の黒板メッセージに、子どもたち一人一人は、「大事にされていること」「この2学期も頑張っていこう」と感じたに違いありません。
夏季休業中、事故や怪我がなく過ごすことができたのも、保護者の皆様、地域の方々のおかげと感謝申し上げます。
学校だより№22発行!
たくさんの頑張りと思い出を心のアルバムにとじて1学期終了!
今日31日(金)、63日間の1学期を締めくくる終業式が行われました。
式では、校長先生から、この1学期の始業式で話をした夢・目標である「日本一 心のこもったあいさつができる学校にする」「日本一 心の優しい子どもたちが育つ学校にする」という2つの視点で、この1学期を振り返ってのお話がありました。
毎朝、自分から進んで、明るくさわやかなあいさつをする子どもたちが増えてきたこと。校門の前に立って、あいさつ運動に参加してくれる子どもたちが増えてきたこと。6年生が中心となってあいさつ運動を呼びかけ、日本一を目指して頑張ってきたことなどのお話がありました。
また、学校生活の様々な場面で思いやりあふれる行動ができたことや、諸活動で一生懸命な頑張りが素晴らしかったこと、一人一人が笑顔で充実した学校生活を送っていた様子のお話がありました。そして、全校生が元気な姿でこの終業式を迎えられたことなど、称賛のお言葉をたくさんいただきました。
続けて、児童代表の3名が、「1学期を振り返ってと夏休みの抱負」についての発表を行いました。
できるようになったことや頑張ったことの紹介や、「笑顔いっぱいの1学期を送ることができました。」という発表がありました。また、「1学期の復習を頑張る!」「こんな夏休みにしたい!」と、例年よりも短くなった夏休みですが、明日から始まる24日間を楽しみにしている様子がうかがえ、とてもいい終業式となりました。
この1学期、子どもたちは、担任の先生の指導のもと、本当によく頑張ってくれました。やり遂げた充実感、頑張り抜いた自信が、一人一人をさらに大きくたくましくしてくれた学期となりました。
この終業式に続いて、夏休みの過ごし方について、「人」「水」「火」「場所」の4つのキーワードを使って、生徒指導担当の先生より話がありました。充実した夏休みを迎えるために大切な話だということを理解し、きちんと話を聞く全校生の姿がありました。
いよいよ夏休みです。24日間ある夏休み、しっかりとめあてをもって過ごすことができるかできないかでは大きな違いです。自分の心の中でチャイムを鳴らし、規則正しい生活を心がけてほしいと思います。そして、充実した夏休みを過ごし、8月25日(火)の第2学期始業式には、ひと回りもふた回りも大きく成長し、88名全員が元気な姿を見せてほしいと思います。
今日の最後には・・・
今日の最後には、担任の先生より通知表が手渡されました。一人一人の頑張りや成長を紹介する温かい言葉をかけてもらいながら受け取り、一喜一憂しながら通知表を眺める子どもたちの姿がありました。
どの学年の子どもたちも、自分たちの成長と頑張りを振り返りながら、達成感・充実感をもってこの第1学期を終えることができ、みんな笑顔で終えられたことはとてもうれしいことです。
岩澤先生とのお別れ会
終業式後、ふたば学級を中心として各学年のサポートをしていただいた岩澤先生が、本日をもってご退職されることになり、「お別れの式」を行いました。
岩澤先生からは、お別れの言葉として、みんなの頑張りからたくさんの元気をもらって幸せだったこと。毎日が楽しかったこと。そして、これからもいろいろなことに目標をもって、夢をもって一生懸命に努力してほしいことなどのメッセージをいただきました。
お話の後、全校生から「ありがとうございました。」という温かい言葉をかけてもらい、みんなに見送られながら体育館を後にしました。
8月からは、会津若松市にある「会津児童園」にご勤務されるということです。
たくさんの思い出を胸に、岩澤先生の新たな出発を願う、幸せいっぱいの式となりました。
この日、ふたば学級では、子どもたちと担任で企画した「お別れ会」が行われていました。
3名の子どもたちの思いがいっぱい詰まった会となり、涙を堪えることができない幸せな時間をみんなで送っていました。
1学期最後の給食は・・・・
今日は、1学期最後の給食日でもありました。
今日のメニューは、「ゆかりごはん」「のっぺい汁」「厚焼き玉子」「じゃがいものきんぴら」でした。
「のっぺい汁」とは、鶏肉とにんじん、大根、里芋とこんにゃく類を使って調理されたものです。
全国各地にある「のっぺい汁」は、汁物が大半ですが、新潟県の場合は、具材を中心にした煮込み料理で、とろみがあるのが特徴だということです。今日の料理は、具だくさん汁物で、里芋の旨味が溶け出した自然なとろみがある一品でした。
各教室を訪問すると、1学期の全ての活動が終わり、ほっとした時間の中で1学期最後の給食を満喫している子どもたちの姿がありました。
1学期最終日・・・各教室の子どもたちは
この1学期は、新型コロナウイルス感染拡大に歯止めがかからない中、学校の教育活動が大きく制限されてしまい、新しい生活様式を実践しながらの手探りの63日間でした。ご心配なことも多かったと思いますが、毎日、元気にお子さんを送り出していただいたお家の方々に感謝いたします。
マスクを身に付けての生活が当たり前となり、給食の時以外は子どもたちの顔の表情が見えず、心のサインが見えない中、当初は戸惑いもありましたが、一人一人の瞳から表情を読み取る術を再確認した1学期でもありました。
全く終息の兆しが見えないコロナ禍の中、我々の救いは、子どもたちが毎日元気に登校していたことです。子どもたちにとっても、学校へ登校し、一緒に授業を受け、一緒に給食を食べたり遊んだりと、マスクを着け、ソーシャルディスタンスを保った生活以外は何も変わらない毎日だったと感じていたのではないでしょうか。
さて最終日の今朝、各教室を訪問すると、朝の読書から学級朝の会と、いつもと変わらない時間が流れていました。
また最終日の今日、各教室では1学期最後の授業が行われていました。学習のまとめのプリントやドリルを行ったり、夏休みの約束やきまりの確認をしたりしている学年もありました。
この1学期、コロナ禍の中で、数々の活動が制限され、たくさんの諸行事がなくなってしまいましたが、そんな中でも、各学年ともにみんなで同じ時間を共有し、よさや可能性がキラリと光る頑張りと思い出ができたことをうれしく思います。
学校だより№20発行
早くも卒業へ向けて・・・
あと8日余りで、夏休みに入る子どもたち。コロナ禍の中で、いつもと違った夏休みとなることが予想されますが、子どもたちはどんな夏休みになるのか、どんな夏休みにできるのか、どんな思い出ができるのか、期待に胸を膨らませていることが、一人一人の笑顔や会話から分かります。
これから夏本番を迎える今日17日(金)、卒業アルバムの表紙・1ページ目を飾る集合写真の撮影が行われました。今年度の6年生は、一番大切なものを持っての写真撮影でした。
まだまだ先のことと思いがちですが、6年生にとっては、卒業へ向けての歯車がゆっくりと動き出しているようです。完成したアルバムの各ページを見た時、この頃の出来事を走馬灯のように思い出すに違いありません。そして6年生16名が、たくさんの頑張りとたくさんの思い出を共有し、卒業の喜びと誇りをもって旅立ちの日を迎えることと思います。
前山からセミの鳴き声が聞こえてきます
ここ最近、雨が降ったり止んだりと、青空の広がる日が少ないのですが、季節が夏へと移り変わっていることが、前山から聞こえるセミの鳴き声から分かります。
学校の図書室前の「しもごろう」も、傘をさしていた6月から、虫とり網を持って麦わら帽子をかぶった7月バージョンに変身していました。支援員の五十嵐さんが時間を見つけて作っている掲示も、いたるところで夏の装いに変わっていました。(今回、「しもごろう」さんには、写真を撮る時、マスクを外してもらっています?)
先日、給食にスイカが出されましたが、やっぱり季節感を五感で感じることができることはとてもいいことです。実際に、校舎前の花壇でも、ホウセンカやアサガオ、ひまわりがすくすくと育ってきています。朝、登校してきた子どもたちが、「あっ、アサガオが咲いている!」「こっちには、ひまわりが・・・。」
例年であれば、来週から夏休みとなるわけですが、今年度は、あと8日あります。よろしくお願いいたします。
子どもたちの頑張りを見ていただきました
本日7月16日(木)は、第1学期末の授業参観日でした。
1年生は、「大きなかぶ」の国語科の学習でした。
「あまい、あまい大きなかぶになれ」と願ったおじいさんの気持ちを考え、発表し合い、その気持ちが伝わるように音読ができるように頑張っていました。ちょっぴり緊張していた1年生でしたが、「早く育ってほしい」「待ちきれない」「うれしい気持ち」など、ねらいに迫る学びをしていました。
2年生は、「水のかさをはかってあらわそう」の算数科の学習でした。
普遍単位であるdLなどの体積を表す単位を使って、水筒やペットボトル、空き缶などの体積がどれくらいかを調べました。色水を使って実際に体験しながらの活動だったこともあり、2年生は夢中になって調べ学習を進めていました。
3年生は、「あまりのある わり算」の算数科の学習でした。
文章問題の答えが、5箱あまり3となった場合に、全部を箱につめるためには何箱必要なのか、あまりの捉え方を考える学習でした。5箱なのか6箱なのか、一生懸命になって話し合う3年生の姿がありました。その後の2問も、学習したことを生かして、バッチリと解決できた3年生でした。
4年生は、「新聞を作ろう」の国語科の学習でした。
これから学級新聞を作るにあたり、事実を分かりやすく伝えるためにはどうすればよいのか考える学習でした。みんなで新聞を見合いながら、気づいたことを紹介し合い、写真や見出しなどその特徴を見つけ出すことに一生懸命な4年生でした。
5年生は、「作家で広げる わたしたちの読書」の国語科の学習でした。
自分が紹介したい本について、作家や作品の魅力をまとめ、紹介するカードを作る学習でした。この時間は、自分の考えを整理して文にする学習で、書くところも多かったのですが、一人一人が自分と対話しながらじっくりとまとめたカードは、どれも素晴らしかったです。
6年生は、「形が同じで大きさが違う図形を調べよう」の算数科の学習でした。
大きさが異なる2つの台形の図形が同じであるか、角度や辺の長さに着目し、分度器や定規を使ってグループで協力し合い、夢中になって調べる6年生の姿がありました。分度器で測定する人、長さを測る人、調べた角度や長さなどをまとめる人など、自然と役割分担ができているところも素晴らしかったです。
ふたば学級は、「気持ちのコントロール」の学習でした。
自分の気持ちを伝えるためにはどんな方法があるのか、みんなで考える学習でした。先生方が、ある問題場面の寸劇を見せてくれ、そのイメージをもとにみんなで考えました。自分たちでも役割演技をしながら、どんな気持ちか、どんな言葉かけをしたらよいか考えました。先生や友達の話を、みんな頑張って聞いていて素晴らしかったです。
授業参観の後、3密を避けるために、椅子の間隔を広く取った上で、PTA全体会を行いました。
今年度はコロナ禍のため、一同に会しての全体会を行うことができないままスタートしましたので、本校職員と本部役員の紹介を行い、今後の学校行事の取組について、短時間で確認をさせていただく形を取りました。ご参加いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。
全体後の学級懇談会でも、本来であれば、お子さんの頑張り、学級づくりの様子、一人一人の心の成長など、保護者の皆様とじっくりと話をしたいところではありましたが、4月の懇談会と同様に、話合いの内容を精選して、30分という短い時間の中で会を進めさせていただきました。
マスクを着けての授業参観ではありましたが、お子さんの成長や頑張り、各学年の子どもたち一人一人の真剣なまなざしや、学びに向かう素敵な雰囲気を実感できる、よい機会になったのではなかったかと思います。
塩分チャージタブレッツの無償配布
来週、お子様を通して、「塩分チャージタブレッツ(サンプル)」を無償でお配りします。
これは、カバヤ食品(株)さんが日本学校保健会事業のスポンサーとなり、希望する全国の幼・小・中・高校5000校を対象に無償で配布している事業で、本校でもこの取組に申し込みをさせていただきました。
来週中に一人2袋(1袋4粒入)をお配りしますので、「汗をかいた時の塩分補給」「野外での活動時の熱中症予防」に、ぜひご活用ください。
クリック ☞ 塩分チャージタブレットご案内.pdf
ふるさと下郷の魅力発見「中山風穴編」
本校の4年生は、「自然」をテーマに、ふるさと下郷の自然の魅力を調べ発信する学習を行っています。9日(木)には、国の天然記念物にも指定されている「中山風穴」へ見学学習に出かけ、星周一先生にいろいろと教えていただきながら、草花や自然の様子を観察・調査し、風穴の体験施設で貴重な時間を過ごしてきました。
話によりますと、中山は、「金塚山(かなつかやま)」とも呼ばれていて、高さが855.6Mあるとのこと。その中山をつくっている岩は、柱のような形の「柱状節理岩」と呼ばれる大小の岩が重なって山となっているそうです。この岩は、崩れやすいという特徴がある上、隙間がたくさんあり、空気の通り道になっているため、そこから冷たい空気が出て、自然の冷蔵庫みたいになっているのだといいます。こうした冷たい風が出ている風穴が集まったところでは、夏でも温度が上がらず、この辺りでしか見られない高山植物がたくさん群生しているということを教えていただきました。しかも、この中山には、6つの群生地があるということで、価値が高く、昭和39年6月に、国の天然記念物に指定されたとのことでした。
遊歩道を歩きながら、いろいろな高山植物を教えていただきました。7月中旬は、紅むらさき色の花が特徴的で、日当たりのよいところに咲く、とてもきれいで植物愛好家のあこがれともなっている「ヤナギラン」こと。4月から5月にかけては、雪解けとともに、片栗粉の原料ともなる「カタクリ」の花が咲くこと。切花や薬用として幅広く利用されている「キバナイカリソウ」のことなど、いろいろな植物のこと教えていただきました。
そして、一番有名なのが、標高1500m以上の高山に咲くはずの「オオタカネバラ」が、標高855m程度の中山でも咲いていること。それだけ風穴からの冷たい風が出ていると聞いて、びっくりした子どもたちでした。しかも、「オオタカネバラ」が咲く地域は、山形県と下郷町の2か所しかないことなど、風穴特有の植物について話を聞き、熱心にメモを取る姿がありました。
第2指定地では、人が5~6人ぐらい入れるくらいの風穴があり、その中に入り冷風を体験しました。冷風が出ているのが分かるほどで、ひんやりとしていて気持ちがよかったです。
そして最後に、風穴を体験できる施設へ行きました。この日は曇り空で気温も高くなかったのですが、クーラーみたいな冷風が岩の間から吹き出していました。
子どもたちの感想にも、「この風穴を自然の冷蔵庫代わりにしていた、昔の人の知恵に感心したこと」「貴重な植物がたくさんあることから、下郷町のいいところを発見できてよかったこと」「こんなにも素敵なところを、みんなにも発信したいこと」などがまとめてありました。
この学習を通して、大変勉強になることがいっぱいでした。感想からも、中山風穴の素晴らしさを実感することができたことや、私たちのふるさと下郷町には、貴重な自然が残されていることを知ってくれたようで、とても実りある学習となりました。
互見授業(お互いの授業を見合う会):6年算数科
子どもたちが学校で過ごす時間の6割以上は、授業です。そして、子どもたちにとっての楽しい時間とは、友達と過ごす時間(休み時間)や給食の時間ではないかと思います。でもこうした時間は、学校生活ではごくわずかです。
そう考えますと、子どもたちが本当に「学校に行きたい」と思うには、「毎日の授業が楽しみ」ということを感じられる授業づくりが大切となってきます。
そこで本校では、互いの授業を見合うことで、授業力のスキルアップを図る取組を継続しています。
本日9日(木)は、6年生が算数科の授業を提供してくれました。課題解決に夢中になる6年生の姿に、我々もよい刺激を受ける互見授業となりました。
これからも、子どもたちが明日も学校に行きたいと期待できる学校づくり、授業づくりを目指して、子どもたちと共に、毎時間の授業を楽しみたいと思います。
アサガオが大きくなっているよ
1年生が、生活科で育てているアサガオがぐんぐん生長しています。
これまで子どもたちは、自分たちのアサガオに毎朝水をあげているなど、一生懸命にお世話をしていました。小さなつぼみがたくさんあり、これが花になるのかなぁと興味津々の1年生でした。
花が咲きかけているものもあり、早く先生に教えたくて、「先生~、せんせ~い」と呼ぶ声があちらこちらから聞こえてきていました。
ぼくのも(わたしのも)早く芽が出ないかなぁと、自分の鉢のところに戻り、もう一度探すところも、1年生らしくてほんわかしました。
思わず足を止めて見入ってしまいます
先日、色画用紙等で手作りした「花火」が打ち上げられた(掲示された)ことを紹介させていただきました。花火といえば、夏を彩るイベントです。さらに今回は、「夏祭り」をテーマとした素敵な飾りが掲示されていました。
「わぁ~、すごい!」「なにこれ~」「かわいい」などど、子どもたちも思わず足を止め、見入っていました。折り紙などで、こんなにも素敵なものが作れるんだと感動してしまいました。
他にも、校舎内には、アジサイの花、カタツムリやカエルなど、目で見て季節を感じる掲示物がたくさん飾られています。これもまた、花火と同様に、支援員の五十嵐さんが、休み時間の合間を見つけて、コツコツと手作りしてくれたものです。
手作りには、味があるというか心がこもっているのを強く感じます。きっと、子どもたちの喜ぶ姿、感動する姿を思い浮かべながら作ってくれたんだろうと思います。かんしゃ、カンシャ、感謝です。
学校だより№19発行!
学校だより№18発行!
本日、学校だよりを発行しました。
クリック ☞ 学校だより№18 7.6.pdf
短冊に願いを込めて
明日は、七夕の日です。
先週から今週にかけて、毎日が雨模様の天気ですので、天の川をはさんで、1等星の織姫星(こと座:ベガ)と彦星(わし座:アルタイル)を見ることはできないかもしれません・・・。
さて本校では、明日の七夕へ向けて、一人一人が願い事を短冊に書きました。そして、クラスの願い事をみんなで話し合いました。
いつもでしたら、大きな笹竹3本に、みんなの願い事を書いた短冊を飾るところですが、今年は3密を避けるため、学年ごとに、短冊を教室や廊下に掲示する形にしました。
そして、今日と明日のお昼の放送では、各学年の願い事を紹介する「願い事の発表会」という形で行うことにしました。
各学年の発表では、「こんなクラスにしたい」「こんなところをもっとよくしていいクラスにしたい」など、願いごとの紹介がありました。
こんなクラスにしたいという思いを込めた願いが、きっと叶うといいですね。
異学年交流「地区子ども会」
今日6日(月)は、「地区児童会」があり、地区ごとに集まり、登下校の反省をしたり、夏休みの計画づくりをしたりしました。
こういう異学年での活動場面は、学校教育活動の中でもとても大切なものです。
学校の様々な活動は、「学年」が基本であり、同学年での交流は、特別な手立てがなくとも進むことが多いです。しかし、社会に出れば、年齢や世代の違う者同士が意見を交わし合い、協力し合う方が自然であり、年齢の異なるお兄さんやお姉さんから学ぶことの方が、非常に多くなります。その点で見ても、充実した時間であったに違いありません。
どこの地区も、6年生がリーダーシップを発揮し、しっかりと話合い活動ができていてとてもよかったです。6年生にとっても、また一回り大きく成長した時間となりました。
自分の命は自分で守ります・・・「防犯教室」
学校で一番大切なものは、それは、子どもたちの「命」です。
全国的にも子どもたちを狙った犯罪が増えていることから、「自分の命は自分で守る」といった危機回避能力を高めていく必要があると考え、この防犯教室を行っています。
今回は、職員玄関より不審者が侵入したとの想定で行いました。犯人役の駐在所の方の迫真の演技に、我々教職員はどう対応し、子どもたちの安全を守ればいいのか。子どもたち自身もどう行動すればいいのか学ぶよい機会となりました。
学校としても、最悪の場合を想定し、安全・安心な学校づくりのために何をすべきか、何ができるのかを再確認できた活動となりました。
体育館に避難した後の全体会では、「いかのおすし」の言葉を使い、「自分の命は自分で守る」ためのポイントを復習しました。また、不審者に道で声をかけられた場面を想定したロールプレーイング(劇)を通して、その対応を学習しました。
駐在所の方の話を聞き、危機を察知して不審者から距離を保ち、すぐに逃げる、すぐに知らせるなどを実感することができました。
学習を終えての感想では、「犯罪に遭わないようにしたい」「もしもの時には、お・か・し・もを心がけたい」「危ない目に会いそうになったら、大声で大人に知らせたい」などと発表する子どもたちもおり、学習のねらいを十分に達成することができました。
いざという時に明暗を分けるのは、今日教えていただいたように「変だなと気づくこと」「距離を保つこと」「声を出すこと」「逃げること」です。実際に怖い目にあってしまった時、子どもたちは足がすくんで逃げることもできず、声も震えて出せないということをよく聞きます。そこでぜひ、大事な子どもたちの安全を守るために、防犯ブザーの携帯をお願いしたいと思います。
そしてこれからも、学校・家庭・地域が一体となって、安全・安心な学校づくりを一緒に進めていきたいと考えます。
「長さについての感覚」を豊かにする
今、3年生の算数科では、「長い長さをはかって表そう」の学習を進めています。
この日は、校庭の端から端まで巻尺を使って測定し、長さを体感する学習を行っていました。
巻尺は、長いものの長さを測るだけでなく、木などの曲面を測定することにも便利です。巻尺を使いいろいろなものを測定する活動を通して、長さを体感することは、「長さについての感覚」を豊かにする上でとても大切なことです。
花火が打ち上げられました
校舎内を歩くと、各学年ともに、様々な掲示物が飾ってあります。
今回ふと目に留まったのは、児童玄関わきのふれあいルームの壁面に掲示してあった装飾です。
「あっ、花火だ」と思い、傍へ寄って見てみると、色画用紙を装飾した、真に芸術的な作品が掲示してありました。
今年は、コロナ渦の影響で、夏祭りや花火の中止が相次いでいます。そんな中で、黒板を夜空に見立てた花火に、心が洗われる感じがしました。
これは、支援員の五十嵐さんが、支援の合間を見つけてコツコツと作り上げた、想いのつまった花火です。ぜひ子どもたちにも、足を止めて、花火を見つめてもらいたいと思います。
いろいろなことを願って・・・。
クリーンセンターへ行ってきたよ
4年生は、社会科「住みよいくらしをつくる」で、ごみのしょりと利用について学習を進めています。
学習していく中で疑問に思ったことやもっと知りたいことを、直接目で見て、いろいろと聞いて学習を発展させたいと考え、本日2日(水)、東部クリーンセンターへ見学学習に出かけてきました。
最初に、リサイクルについての映像を見ながら、ペットボトルや瓶、紙類などの資源ごみは、リサイクル工場で再利用され、新たな製品の原料や再生紙に生まれ変わることを教えてもらいました。その後、施設内のいろいろなところを見学させてもらったり、クレーン操作を体験させてもらったりしました。
そして、集められたごみはどのように処理されていくのか、資源ごみを手作業で分別しているところなどを見せてもらいました。そこでは、ごみが分別されていなかったり資源ごみでないものが混ざっていたりすると、とても危険だということで、人の目で一つ一つ確認していることも教えてもらいました。
他にも、施設の方が特に話をしていたことは、集められたペットボトルがきちんと洗ってないと、リサイクルに回すことができずに困ってしまうということも教えてもらいました。
私たちが生活していく上で毎日出るのがごみです。そのごみを回収し、処理しているのがクリーンセ
ンターです。子どもたちの感想にも、クリーンセンターがなければ、町中がゴミであふれ返り、衛生的な生活が送れなくなってしまうことや、資源を大切に使うためにリサイクルをしていくことが大事であること、そしてきちんと分別することの大切さに改めて気付いた4年生でした。
ある日の授業のひとコマ「所長訪問」
先月29日(月)、南会津教育事務所の所長様がご来校され、各学年の学習の様子など、本校の教育活動の一端をご参観されました。
各学年ともに、子どもたちの興味・関心を引きつける学びがいのある学習課題等が設定され、自分の考えを説明したくなる、友達の考えを聞きたくなる、そんな雰囲気の中で夢中になって学ぶ姿が見られました。やはり、勉強するのが大好きな子どもを増やし、学力向上につなげるためには、楽しくて分かりやすい授業づくりが大切です。
我々にとっても、授業中に子どもたちと学び合い、子どもたちの頑張りから手ごたえを感じることができる充実感が味わえる授業は、とても楽しいです。
これからも、毎回、最初で最後のたった一度の授業であるという思いをもち、子どもたちと真っすぐに向き合い、共に学ぶという姿勢で日々の教育にまい進したいと思います。
学校だより№17発行!
楢原地区の魅力を調べ隊 出動!
23日(火)、「地域を活かし、地域に尽くそう!南会津のふるさと教育」事業を受け、3年生9名は、旧楢原地区を探検し、その歴史を学んできました。
学 区内にある「へいほう石」の見学では、「へいほう」とはお手玉だということ、そして、楢原宿に住んでいた力持ちの玄蕃という人が、出稼ぎからの帰路に、河原で大きな丸い石を2つ見つけてお手玉をしながら帰り、村人を驚かせたことなどを教えてもらいました。
見るからに重そうな石をお手玉するなんですごい力持ちだなぁと、びっくりしながら話を聞く子どもたちでした。
次に、圓福寺へ行き、住職さんに旧楢原地区のことをいろいろと教えていただきました。話によると、江戸時代の頃には、圓福寺を中心として宿場町が栄えていたそうです。今の大内宿のように立派な宿場町だったそうですが、大火で燃えてしまい、圓福寺だけが残ったということを教えていただきました。
また、寺内にある様々な文化財を見せていただき、歴史を肌で感じたようでした。他にも、幹がとても太く、樹齢600年の大けやきを目の当たりにして、その大きさと迫力に圧倒され、600年間も生き続けている素晴らしさに感動しながら大けやきを見上げる子どもたちの姿がありました。
学校だより№16発行!
給食の時間です
26日(金)の給食の様子です。
マスクを身に付けた生活ですので、目元しか見えない毎日です。でも給食の時は、顔全体の表情が分かるので、とても貴重な時間でもあります。その上、おいしい給食ですので、ほっとした一人一人の表情も見え、我々も安心できる時間ともなっています。
わくわく・ドキドキ!「4年生編」
ある日の1校時目、4年生の教室では、国語科「お礼の気持ちを伝えよう」の学習をしていました。
教科書の例文から、大切なポイントを見つけ出し、それを用いて作文を書く学習に一生懸命でした。
2校時目の算数科の学習では、答えが小数になる水のかさを、リットルで表す勉強をしていました。自分の考えを友達の考えと交流させ、課題解決に一生懸命でした。
わくわく・ドキドキ!「3年生編」
ある日の3年生教室。1校時目は、国語科「まいごのかぎ」の学習でした。「4の場面」で起きたことや「りいこ」の気持ちを、一生懸命に考え発表し合っていました。ノートに素早く考えをまとめるなど、夢中になって学習に取り組む目が素敵でした。
2校時目は、算数科「長い長さをはかって表そう」の学習でした。自分たちの机を3つつなげた長さを測るために、みんなで考え、話し合い、課題を解決しようと頑張っていました。
わくわく・ドキドキ!「2年生編」
ある日の2年生の1校時目は、国語科「かんさつ名人になろう」の学習をしていました。生活科の学習で観察して見つけた、いろいろな生きものの秘密を、絵と文にまとめていました。
2校時目は算数科の学習で、プリント問題に取り組み、大事なポイントを確認し合いながら復習していました。
わくわく・ドキドキ!「1年生編」
ある日の1校時目。1年生教室を訪問すると、国語科「わけをはなそう」の学習をしていました。先生の話をよく聞き、一生懸命に考えながら学習している1年生。このあと学習は、自分でお話をしたり文に書いたりと発展していきます。
2校時目は、算数科の学習でした。正しく式を書いて、たくさんのたし算問題に取り組む1年生の姿が見られました。
し~んと静まり返った教室
毎朝8時前になると、どの学年の子どもたちも、本を机の上に出し、朝の読書の準備を行います。
そして、8時のチャイムが鳴ると、自ら読書を始めます。たった数分前まで、にぎやかだった教室がし~んと静まり返ったようになります。
8時15分までの短い時間ですが、本に親しむ一人一人の姿や、落ち着いた雰囲気の中で毎日の学校生活がスタートできているなど、様々なよい効果が表れています。
なお本校では、子どもたちと同じ時間を共有するため、朝の時間は、先生方も読書を行っています。先生も一緒に読書をすることで、親近感がわき、どんな本を読んでいるかお互いに本を紹介するなど、コミュニケーションにも生かされています。
子どもたちの安全・安心を守るために
学校再開から1か月余り、先生方で協力しながら、校舎内の様々な場所のアルコール消毒を行っています。子どもたちがよく触れるドアやスイッチ類、階段の手すりや壁、水道やトイレ、机やいすなどの消毒を行っています。
子どもたちの学びを保証するために。そして、子どもたちの安全・安心を守るために、教職員が一丸となって、今できることに取り組んでいます。もちろん校長先生も、消毒作業に取り組まれております。
水泳学習が始まりました
22日(月)からの1週間で、全学年が一度はプールに入り、水泳学習をスタートさせています。
今週は、曇りや雨の日が多かったわけですが、気温と水温はバッチリで、各学年ともに初泳ぎを楽しんでいました。思いっきりと体を動かした後の子どもたちの表情は、とても豊かでした。
水泳に限らず、運動には、心身を健康にさせる効果があります。運動が好きな人は、運動によって気分が高揚し、スッキリ感を覚えることも多いと思います。運動があまり得意ではない人も、運動する前は少し気分が重かったけれど、運動を終えた頃には「なんだかスッキリした」と感じたことがあるのはその効果のおかげです。
Junior Red Cross「白い羽根募金活動」
JRCの取組の一つとして、登録式後に、「白い羽根」募金活動を行いました。
子どもたち(お家の方)の優しい気持ちのこもった募金がたくさん集まりました。ご協力ありがとうございました。
み なさんから集められた募金は、私たちが幸せに暮らしていくために、様々な場面での福祉活動に使われるということです。また、大規模な災害が起こった際、災害ボランティア活動の支援に使われるということです。
他にも、本校では、アルミ缶集めやペットボトルキャップの回収を行い、福祉活動に役立ててもらうための取組を行っています。こういった活動一つ一つの思いやりがつながり、みんなの力が合わされば大きな力になることを、子どもたちに実感してもらえるように今後も取り組ませていきたいと思います。
Junior Red Cross「登録式」
本校は、青少年赤十字に加盟しています。
この青少年赤十字は、Junior Red Crossを略して「JRC」とも呼ばれており、本校では6年生を中心に、運営委員会を母体として活動を行っています。
この活動は、どうしても募金活動が取り上げられてしまいますが、この活動を通して大切にしたいことは、みんなの思いやりの気持ちを育てることです。たくさんの思いやりが集まれば、その分、たくさんの人が幸せになれます。私たちの生活は、みんなが一緒に支え合って暮らしています。一人ではできないことも、みんなが力を合わせればできることがあります。その活動の取組の一つに募金活動があります。言い換えれば「募金」は、思いやりの気持ちを目に見える形にしたボランティア活動の一つともいえるのではないでしょうか。
先日、本校では、JRCの登録式を行い、今年度の活動をスタートさせました。その後、校内放送で、全校生に目的や活動内容について紹介を行いました。
各教室を回ると・・・
毎日放課後、校舎内を見回る際、各教室に入ると、整理整頓された机や教室ごとの空気感・雰囲気から、その日の子どもたちの様々な様子を感じることができます。
学校が再開してから1か月余りが経ちましたので、各教室や廊下には、その学年ごとのいろいろな作品が展示・掲示されています。
生活科や社会科の学習で、学校の周りを探検して完成したマップ、図画工作の時間に制作した作品、自分の似顔絵など、子どもたちが一生懸命に取り組んだ掲示物や作品が、その学年のよさや魅力を表しているように感じます。
子どもたちの思いが詰まったものには、人を魅了するものがあります。ふと足を止めて見入ってしまう素敵な時間でもあります。
クラブ活動
4年生以上の子どもたちは、クラブ活動に所属しています。自分の興味・関心を追求できるように、希望するクラブに入り、やってみたい活動をみんなで話し合い、計画を立てて行います。
今年度は、運動クラブやパソコンクラブ、工作クラブ、イラストクラブなどがあり、活動を楽しんでいます。
6月18日(木)のクラブ活動の様子の一部を紹介します。
工作クラブは、段ボールを使い、自分が作りたいものをイメージし、作品づくりに取り組んでいました。イラストクラブでは、自分が描きたいものを、少しアレンジを加えながら描いてみようというテーマで、思い思いに作品づくりに取り組んでいました。自分で希望したクラブということもあり、子どもたちが夢中になって活動する姿が見られ、うれしくなりました。