こんなことがありました。

日誌

ペン立てづくりに挑戦!

 6日(金)、郡山市にある今泉女子専門学校の渡部先生においでいただき、3・4年生を対象に会津もめんを使ったペン立てづくりを教えていただきました。これは、ふくしま職業体験出前講座の一つとして、本校の希望をかなえていただき実現した学習です。実際にもめんを見て、触れて、織物のよさや肌触りを知ってもらい、興味をもってもらうこともねらいとなっています。

 学習ではまず、会津もめんの魅力や様々な用途に使われていることを教えていただきました。そして、準備していただいたペン立ての土台に、無地や縞模様のもめんを貼り合わせていくところから活動がスタートしました。3・4年生の子どもたちは、色とりどりのもめんのさらっとした肌触りを感じながら、作業を進めていきました。貼り合わせた後、自分が選んだ木綿の色合いにマッチするレース選びもいい体験でした。完成をイメージし、どんな柄でどんな色合いが合うのか考え、かわいいお花のレースを思い思いに貼り付けて完成させました。

 感想タイムでは、「オリジナルなペン立てができてうれしかった」「会津もめんに興味がわいた」「自分でもペン立てを作ってみたい」などと、お礼の言葉に加えて、学習のねらいを達成する感想を述べていました。また、先生がいろいろな準備をしてくれたことへの感謝の気持ちや優しく教えてくれたことへの思いを発表してくれて、教室があったかい気持ちであふれた、よい雰囲気で学習が終わりました。

 一人一人が同じペン立てを作っても、選ぶ柄やレースのつけ方一つで、無限のアレンジがあるということを体感できた子どもたちでした。ものづくりのおもしろさや魅力を感じる学習ができ、とても楽しい時間を過ごすことができました。

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授業の様子 

 本日4日(水)、本校では講師を招聘した授業がたくさん行われていましたが、教室を行き来すると他の教室では、いつもの授業風景がありました。

 理科室では5年生が、理科「物のとけ方」の学習をしていました。透明に見える水溶液から、溶けている個体を取り出す学習に夢中になっていました。写真は、「透明なのに溶けているものがあるの?」などといった、みんなの問いを実験で確かめていく方法を確認している場面です。

 図工室では4年生が、木版画の学習をしていました。この日は、刷った紙に、裏から彩色していき、カラー版画風に仕上げて、2020年のカレンダーに貼る最後のところの学習でした。画風・色合いなど、各作品に一人一人の思いが込められていて見事でした。

 

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薬物乱用防止教室:6年

 4日(水)、南会津保健福祉事務所の専門員の方と薬物乱用防止指導員の方をお招きして、薬物乱用防止教室を行いました。この学習は、アルコールや喫煙、薬物乱用が、人の体や心にどんな影響を与えるのかについての正しい知識と、これらの誘惑に対する対処法を身に付けることをねらいとして、毎年6年生を対象として実施しているものです。

 学習のスタート時、最初の問いに「薬物」というと危ないもの、毒のあるものなどのイメージをもっていましたが、お酒やたばこも入ることを聞いてびっくりしていました。

 話を聞いていくと、10代の脳は、子どもの脳から大人の脳に変化する大事な時期だということ。そんな時期に、一度でも体に入ると、「見る・感じる・考える・動かす・話す」という人の司令塔である脳が破壊され、元に戻ることができなくなってしまうという話に、真剣な表情で聞き入っていました。

 そして「乱用」とは、法律でダメな違法薬物を使うことだと教えてもらい、いろいろな薬物乱用の薬のレプリカを見せてもらいました。この薬物乱用の薬は、耐性があり、体の中に入れてしまうと、同じ量では効かなくなり、使用する量・回数が増えていってしまうことなどを教えていただきました。また、法律でダメな薬物乱用の薬を手にするために、犯罪を起こしてしまう事件がたくさん起きていることも教えていただきました。

 薬物乱用をしてしまう動機が、「好奇心から」「仲間意識から」「ダイエットに効くから」「今流行しているよ」といったことで、手にしてしまうことが多いということを教えていただきました。学習後の感想文からも、薬物の怖さを感じているのが分かりました。そして、友達から違法薬物の誘いがあったら絶対に断ることなど、この学習のねらいが達成できているのが分かりました。

 インターネットさえつながれば、危険な薬物が手に入り、危険なことに巻き込まれてしまうことが多いことなど、子どもたちを取り巻く環境には危険がたくさん潜んでいます。これからも様々な教育活動を通して、自分を大切に思える心や命を大切にする心、自分の命は自分で守ることを育てていきたいと思います。

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書き初め教室:3・4年 

 4日(水)、2日(月)に引き続き、本町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、3・4年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。

 3年生の課題は、「お正月」でした。始めに、筆の持ち方を確認しながら教えていただきました。そのあと、一文字一文字ずつ、ポイントを教えていただきながら練習しました。子どもたちは、一画目の筆のおき方、横画、接筆などを意識しながら一生懸命に練習していました。自分が書いたものと手本を見比べながら、さらに良い作品に仕上げようと頑張る姿勢が、大変素晴らしかったです。

 4年生の課題は、「雪明かり」でした。まず、これまで学習したことを生かし、お手本をよく見て一度書くところから学習が始まりました。一文字一文字の大きさや線の長さ、余白の大切さ、漢字とひらがなの大きさのバランスが難しいところ、そしてそのために意識して書くポイントを教えていただきました。素直で常に本気になって学習できる4年生。80分間という書写の時間、一筆一筆に思いを込めて書いたことで、一人一人がとても上手になっているのが分かりました。

 自分の書いた文字を見つめ、課題を見つけ、また繰り返し書くという姿からは、一人一人が精神統一をして自分と向き合っている様子が分かりうれしくなりました。自分の字形が変わってきたことが、本人も我々教師も分かるほどでした。

 これからも、学校教育活動全体を通して、一つ一つのことに本気になって一生懸命に取り組める子どもたちを育てていきたいと思います。 

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書きぞめ教室:5・6年 

 昨日2日(月)、下郷町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、5・6年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。

 書道は心を落ち着かせて、一筆一筆に思いを込めて書くことが大切となりますし、根気強く繰り返し書くことで、精神統一ができ集中力も高まってきます。そして、お手本と自分の文字は何が違うのか、文字を観察して分析する力(自己分析力)が身に付きます。

 さすがは本校の5・6年生です。書いた後、お手本と見比べ、自分の課題を見つけ、その課題を意識して熱心に書く姿が見られました。また、5・6年生の落ち着いた雰囲気が見られてうれしくなりました。それぞれ60分間の学習に集中し取り組んだことで、一人一人が自分の文字の印象が変わったことを実感している様子がうかがえました。

 5年生の課題は、「山里の春」でした。

 6年生の課題は、「希望の朝」でした。

 

 繰り返し練習したことで、自分の字形が変わってきたことが分かると書くことが楽しくなりますし、気持ちが良いです。自信もつきます。学習を終えた子どもたちも、「大事なポイントが分かった」「アドバイスを意識して、もっと上手に書けるように頑張りたい」などと感想を述べるなど、次への意欲ももつことができていました。

 明日4日(水)は、3・4年生を対象に、各学年80分の書きぞめ指導をしてくださることになっています。

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