3月6日(水)、今年度最後となる授業参観、学年懇談会が行われました。
授業参観では、工夫を凝らした内容・発表で、子どもたち一人一人の1年間の成長を見ていただくことができたかと思います。また、どの学年の授業も子どもたちが生き生きと学習・活動・発表に取り組む姿が見られ、感動がいっぱいの参観になったことと思います。
多くの学年で発表のあった「この1年間でできるようになったこと」「感謝の気持ちを伝えよう」では、一人一人に活躍の場があり、真剣な眼差しで自信をもって発表しており、見ていてほんわかした気持ちになりました。
その後の学年懇談会には、たくさんの保護者の方にご出席いただきました。大変ありがとうございました。お子さんの成長や頑張りを共有することができ、大変実りある一日となりました。
今年度は、間もなく終わりを迎えますが、今後も一人一人にきめ細やかに対応していくことはもちろん、積極的に情報を発信し、保護者や地域の声を聞き、協力を得ながら開かれた特色ある学校づくりを、職員一丸となって進めていきます。
卒業・進級まで、残り14日と迫った3月1日(金)、1~5年生が体育館に一堂に会し、卒業証書授与式の練習が行われました。
式への心構えを確認した後、椅子の座り方、座礼や返礼などを一つ一つ確認をしながら練習を行いました。各学年で十分に練習をしてきた様子が、一人一人の姿に表れ、儀式的な行事に相応しい雰囲気の中で練習が進められました。拍手や式歌にも、在校生83名の気持ちが感じられるほどでした。
28日(木)、4年生教室では、「生命誕生」の学習が行われていました。前日に、保健「育ちゆく体とわたし」として、第二次性徴について男の子と女の子のからだのつくりの学習を行っており、この日は、その学習を受けての命の学習でした。
授業の始まり、へその緒を見せてもらった子どもたちは興味津々でした。お母さんのお腹の中では、赤ちゃんがどのような大きくなっていくのか、胎児の成長キットを用いて視覚的に学習しました。子どもたちは、学習のねらいであるへその緒の大切さに気づいたようでした。
また、お母さんのお腹の中のエコー動画により、きっと聞いていただろう血流音、お母さんや胎児の心音を聞かせてもらいました。子どもたちは耳をすませ、画面にくぎ付けになっていました。
そして、赤ちゃんが生まれる前のお母さんのお腹の重さを体験したり、平均的な重さのある人形の赤ちゃんを抱っこさせてもらったりしました。最初は、照れていた子どもたちも、想像以上にお腹が重く、自由が利かないことを体感し、赤ちゃんをそっとやさしく扱うことの大切さを体感するなど、実り多い学習ができました。
最後に、「生まれてきてくれてありがとう」という思いの詰まった映像ビデオを見ました。子どもたちの表情からは、ドキドキが伝わってきました。この学習を受けて、たくさんの思いがあふれてきたことが、次の時間に、お家の人へ書いた手紙に表れていました。読んでいて、目頭が熱くなりました。きっとお家の方は、そのお手紙を手にした時、涙がこぼれるに違いありません。
誕生日とは、命の記念日です。生まれた時の事を振り返り、生きていることを考える日です。一人一人は、待ち望まれて生まれてきたこと。みんなの命は、周りの人に喜びと幸せを与えてくれていること。生きているだけで100点満点だということ。生命を大切にするということは、自分を大切にすること。そして、自分を大切にできる人が他人も大切にできるというメッセージが込められた感動の授業でした。
27日(水)、4月に入学予定のしもごう保育所の園児たちが、本校を訪問しました。
この日に向けて、1年生のみんなで、どんな風にして園児たちに楽しんでもらおうかと、一生懸命に考えて準備し練習を進めていたようで、この日は、頼もしさと心地よさを感じる時間となりました。
教室へ案内されると、すぐに1年生と園児たちの自己紹介が始まりました。笑顔で堂々と自己紹介をする1年生。さすがはお兄さん、お姉さんといった感じで、とても素晴らしかったです。
自己紹介の後は、校歌を歌いました。伴奏なしで大きな声で堂々と歌う姿に感動させられました。また校歌後の「1年生になるとこんなことをできるようになるよ」の発表も、最高に素晴らしかったです。計算や漢字、なわとび、音読など、1年間の成長を園児たちに披露してくれました。1年生の成長ぶりを感じる発表に、格好いい、頼もしいと感じました。
その後、グループに分かれて、校舎内を案内してくれました。やさしい言葉かけをしながら園児たちをエスコートし、各教室を説明して回る1年生。今年度4月、2年生に校舎を案内してもらった時のことを思い出し、こんなにも大きく成長してくれたことに頼もしさを感じました。
様々な教育活動を通して、一人一人が着実に成長していることがうかがえた素敵な交流会でした。
25日(月)、南会津郡内の14小学校の5年生が、1月から2月上旬にかけて取り組んだ防火ポスターの表彰式が行われました。南会津郡内より183点の出品があり、本校からは、優秀賞1名、入選3名が見事選ばれました。
さて例年、優秀賞を授与される受賞者は、顔写真と作品が、ポスター大のカレンダーに掲載されることになっています。この日は、当日参加できなかった本校の受賞者のために、賞状とトロフィーを直接手渡したいと、南会津広域消防本部より予防課長様がご来校され、校長室にて授与式が行われました。授与後、ポスター用の写真撮影も行いました。
優秀賞や入選を授与されるということは、とても光栄なことであり素晴らしいことです。
でも、残念ながら受賞できなかったとしても、今回の防火ポスターコンクールへ向けて、想いを込めて熱心に作品づくりに取り組んだことは、一人一人の大きな成長につながったに違いありません。
5年生16名の頑張りに拍手です。どの作品もとても素敵でした。パチパチ・・・。
なお、優秀賞や入選の作品は、3月1日(金)から3月7日(木)まで、ヨークベニマル田島店内に展示されるそうです。
〒969-5311
福島県南会津郡下郷町大字豊成字山崎6407-2
電話:0241-67-4000
E-mail narahara-e@fcs.ed.jp
携帯からもご覧いただくことができます。