こんなことがありました。

日誌

ならはらっ子クラブ閉講式

 19日(火)、放課後児童クラブ「ならはらっ子クラブ」の閉講式が行われました。

 このならはらっ子クラブは、下校後(放課後)のお子さんをお預かりし、友達と遊んだり、宿題をしたりして過ごす場所です。

 今年度は194回の活動がありました。登校日が203日ですから、学校の諸行事がある時以外は、ほぼ毎日開催していただいたということになります。本校児童99名のうち、92名が所属しており、保護者の皆様にとっても学校にとっても大きな存在でした。

 経験豊富な専門員の先生方には、楽しい遊びや様々な企画・催しを行っていただきました。下校まで見守っていただいたり、下校の際はバス停や駅までついて行ってくれたりと、この1年間大変お世話になりました。

 

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卒業式予行練習……あと1週間…… 

 3月15日(金)、1週間後に行われる卒業証書授与式の予行練習が行われました。

 この予行は、式当日と同じ流れで、入場から退場まで行い、式へ向けての最終確認を行うことを目的としています。

 卒業生はもちろん、在校生も、式へ臨むそれぞれの思いが体育館全体を包み、厳かな中にも温かみのある雰囲気の中で、予行が粛々と進んで行きました。礼や座礼、起立・着席、式歌、そして呼びかけに至るまで、いつ当日を迎えてもよい予行練習となりました。

 卒業まで1週間、登校日で数えると4日となりました。限られた時間、一日一日を大切に、一瞬一瞬を大切に学習・生活する中で、6年生はさらにたくましく成長し、1~5年生は進級するのにふさわしく成長し、共に感動の卒業証書授与式を迎えるに違いありません。

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少年消防クラブの入・退団式を行いました

 本日12日(火)、南会津地方広域市町村圏消防本部の下郷出張所長様のご臨席の下、少年消防クラブの入・退団式を行いました。

 5年生には、少年消防クラブ員を満了するにあたり、「期待書」をいただくことで、今後の生活においても、少年消防クラブ員として培った防火意識をさらに高めることにねらいがあります。4年生には、5年生からよい伝統を受け継ぎ、「少年消防クラブ」をよりよいものにしていこうとする自覚がもてるようにするねらいがあります。

 4・5年生ともに、呼名の際の返事、式へ臨む表情や姿勢など、とてもしっかりとした態度で見事でした。これからも「自分の命は自分で守る」ことを意識し、家庭や社会において、正しい消防の協力者として火災予防に努めていくに違いありません。

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「ありがとう」発表会:2年

 本日12日(火)、2年生は、今年度お世話になった方々をご招待して、「ありがとう」発表会を開催しました。

 この発表会は、生活科のまとめの学習で、自分の成長を振り返る学習を行った際、自分たちがここまで成長できたのは、毎日の学習や日常生活の中で、多くの地域の方々に関わっていただいたおかげであること。そして、様々な場面で見守っていただいたおかげであることに気づき、どうしても感謝の気持ちを伝えたいという思いから企画した発表会でした。

 最初は、「できるようになったこと」の発表が行われました。21名全員での音読やなわとび、かけ算九九、鼓笛など、みんなで協力し合って練習してきた成果を、来ていただいた方々に発表しました。一生懸命な眼差しで発表する姿は感動を与えるもので、素敵な時間を共有することができました。

 最後に、お世話になった方々へお礼のお手紙を読み上げ、活動の様子をまとめた新聞と一緒にプレゼントしました。感謝の気持ちがいっぱい詰まった発表やお手紙に、おいでいただいた方々みなさんが喜んでくださっていました。

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ふくしま復興の集い in NARAHARA

 3月11日(月)、8年前の平成23年3月11日、午後2時46分に起きてしまった東日本大震災を風化させない「絆」を深めるための全校集会を行いました。

 式に先立ち、大地震と大津波で亡くなられてしまった多くの尊い命、その方々のご冥福を祈り、全員で黙祷を行いました。きっと子どもたちは、黙祷をしながら、経験したことのない大きな喪失体験だけではなく、人を思いやる心、人と人との絆の大切さ、ふるさとを愛する心など、多くのことを振り返ったに違いありません。そして、毎日学校へ登校し、授業を受け、おいしい給食を食べ、住むお家があり、いつもと同じ風景がある。そんな当たり前の何気ない生活が、何よりも幸せなんだということを改めて感じながら黙祷をしたに違いありません。

 黙祷後、校長先生より、震災に伴う「講話」がありました。岩手地方の方言「てんでんこ」という言葉を用いてお話がありました。「てんでん」は、各自・めいめいという意味があるのだということでした。つまり、「津波てんでんこ」は、津波が来たら取る物も取り敢えず、肉親にも構わずに、各自てんでんばらばらに一人で高台へと逃げろ。自分の命は自分で守れ。という意味が込められた防災教訓として、岩手地方では広く知られている言葉だそうです。校長先生の話には、「自分の命は自分で守る」ということを身に付けてほしいというメッセージが込められていました。

 私たちにできることは、地震や津波でたくさんの人たちが被害にあったことを、決して忘れないことではないでしょうか。そして、どんな困難に出会っても負けずに立ち向かうこと、周りの人と助け合い、協力し合い、いろいろな活動を頑張っていくようにすることではないでしょうか・・・。

 そんな思いを感じる復興の集いでした。

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