こんなことがありました。

日誌

書き初め教室:3・4年

 本日11日(金)、先週2日(水)に引き続き、本町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、3・4年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。

 3年生の課題は、「うし年」でした。あいさつの後、「う」「し」「年」の一文字ずつ、大事なポイントを教えていただきながら練習しました。子どもたちは一画ごとの筆のおき方、横画、接筆などを意識しながら、一生懸命に練習していました。話を聞く態度や一画一画大事に書こうとする姿がよかったです。さらに、自分が書いたものとお手本を見比べ、もっとよい作品を仕上げようとする姿勢も素晴らしかったです。

 4年生の課題は、「冬の山里」でした。これまで書写の時間、何度か練習したことを生かし、まず、お手本をよく見て一度書くところから学習が始まりました。一文字一文字の大きさや線の長さ、余白の大切さ、漢字とひらがなの大きさのバランスが難しいところ、そしてそのために意識して書くポイントを教えていただきました。80分超という書写の時間、一筆一筆に思いを込めて書いたことで、一人一人の字形や筆づかいがよくなり、上手になっているのが分かりました。

 3・4年生ともに、自分の書いた文字を見つめて振り返り、自分の課題を見つけ、また繰り返し書く姿からは、一人一人が精神統一をして自分と向き合っている様子が分かりうれしくなりました。自分の字形が変わってきたことが分かっていたということは、大きな成果だと言えます。

 これからも、学校教育活動全体を通して、一つ一つのことに本気になって一生懸命に取り組める子どもたちを育てていきたいと思います。

 最後になりましたが、今回講師としてお願いしました白石光史先生には、10月の書写指導に加え、書きぞめ指導でもお世話になりました。今回の依頼も快諾していただき、本校の子どもたちのためにご尽力いただきましたことに感謝いたしております。ありがとうございました。

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12/9(水)は授業参観です!

 先日配付しましたご案内のとおり、明後日9日(水)は、授業参観日です。

 この日は、全校音楽として、7月に実施できなかったPTA研修委員会主催の教養講座「芸術鑑賞教室」を参観していただくこととしました。

 下記に当日のプログラムを掲載しましたので、ご覧いただきご参観いただければと思います。

 なお当日は、3密対策を徹底し体育館で行います。マスク着用の上、寒くない服装でお越しください。

 

 クリック ☞ 授業参観・教養講座パンフレット.pdf

 

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書写指導:5・6年 

 本日2日(水)、下郷町を代表する書道の第一人者でおられる白石光史先生を招聘し、5・6年生を対象に、書きぞめ指導をしていただきました。

 この日は、5・6年生ともに、60分という書写の時間でしたが、白石先生の話にしっかりと耳を傾け、各文字のポイントを意識しながら集中して学習に取り組むことができていました。また書いた後、お手本と見比べ、自分の課題を見つけ、その課題を意識して繰り返し練習する姿勢も見られました。

 その姿は、さすがは本校の高学年といえるものでした。一人一人が、自分の文字の印象が変わったことを実感している様子もうかがえました。

 

 今年度の5年生の課題は、「初春の光」でした。

 6年生の課題は、「元朝の海」でした。

 書道は心を落ち着かせて、一筆一筆に思いを込めて書くことが大切となりますし、根気強く繰り返し書くことで、精神統一ができ集中力も高まってきます。そして、お手本と自分の文字は何が違うのか、文字を観察して分析する力(自己分析力)が身に付きます。

 繰り返し練習したことで、自分の字形が変わってきたことが分かると書くことが楽しくなりますし、気持ちがよいです。自信もつきます。学習を終えた子どもたちも、「大事なポイントが分かった」「アドバイスを意識して、もっと上手に書けるように頑張りたい」などと感想を述べるなど、次への意欲ももつことができていました。

 来週11日(金)は、3・4年生を対象に、各学年90分の書きぞめ指導をしてくださることになっています。

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みんなでつかう まちのしせつ 

 先週27日(金)、2年生は、生活科「みんなでつかう まちのしせつ」の学習で、「グリーンプラザ田沼文蔵記念館(図書館)」と「ふれあいセンター」へ見学に出かけてきました。

 公共施設やそこにある公共物は、みんなで使うものであること。それを支えている人々がいること。そして公共物を大切に使ったり正しく利用したりすることを、目で見て、耳で聞いて、肌で感じてくることがねらいです。

 「グリーンプラザ田沼文蔵記念館」では、始めに、田沼文蔵さんの功績を、生まれた頃からお亡くなりになるまでのことをドキュメンタリーにしたビデオを見せてもらいました。そして、田沼文蔵さんが郷土発展のために寄付をして建てられた図書館であることを教えていただきました。

 ちょっぴりと難しいお話もありましたが、知らないことや発見がいっぱいで、分かったことや教えてもらったことを、熱心にメモする子どもたちがとても素敵でした。

 また、図書館の役割やそこで働く人の仕事内容、本がどのように並んでいるかなどを教えていただきました。その後、図書館の中を探検しながら本を見て回りました。最初は、本を勝手に触ってよいのか考えていたのかもしれません。手に取ることはせず、子どもたちは背表紙を見ながら、知っている本の題名を見付けると、「せんせぇ~、こっちきて~」と・・・。「私、この本知っている。」「せんせい、この本、学校で読んだことある。」「私、この前、お母さんにこの本を読んでもらったよ。」と教えてくれる子どもたちでした。

 「好きな本を手に取って読んでもいいんですよ。」と図書館の司書の方に言われると、気になる本を手に取って何冊も読みふける子どもたち。目をキラキラさせて、楽しそうに本を読む姿からも、本が大好きだということが伝わってくるほどでした。

 予定よりも15分もオーバーし、次の「ふれあいセンター」へ移動しました。

 「ふれあいセンター」では、どんな時にどんな人が使うのか。どんな部屋があるのか。さらには、そこで働く人はどんな仕事をしているのか見学してきました。見学の後、考えてきた質問をさせてもらい、公共施設の大切な役割を学習しました。説明してくれた施設の方の話をしっかりと聞く姿勢は、さすがは本校の子どもたちだと感心させられました。

 見学も終わり帰ろうとしましたが、先ほど見学をした図書館の本について、夢中になって話をする子どもたち。そんな様子を猪股先生がいち早く察知し、「みんなで本を借りていこうか?」と言ってくれました。その時の「えっ、いいの?」と、子どもたちのうれしそうな表情が、これまた素敵でした。

 メディアの発達により活字離れが進むなど、子どもたちを取り巻く読書環境が大きく変化しています。町の図書館には、とても魅力的な本がたくさんありました。本離れが進んでいる現在、本に親しむ機会を多くし、読書の楽しさや喜びを感じさせていく取組が大切だと感じました。本を借りなくてもいいので図書館に遊びに行く。そんなところから始めて、本が大好き、読書好きという子どもたちをたくさん増やしていきたいと思いました。

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自分の命は自分で守る②:2~4年

 13日(金)午前中、5・6年生は「そなえるふくしま防災出前講座」を行い、午後は2~4年生が、「地震体験車(起震車)による震度体験」を行いました。

 地震体験車(起震車)とは、地震を疑似体験できる振動装置を掲載した自動車です。この学習は、これに乗って地震を体験してもらうことで、実際に地震が起きてしまった際にも冷静な行動ができるようにすることをねらいとして行いました。

 まず「地震体験車(起震車)」について、南会津市町村圏消防組合の消防署員に説明をしていただいた後、2人ペアになって震度体験をしました。

 4年生は、震度5強を想定した体験をしました。数分間の縦揺れ・横揺れの体験でしたが、恐怖感を感じる揺れでした。子どもたちは、友達が体験している姿を見て、「早く机の下に」「もっと頭を低くして!」など教えてあげるなど、身を守るための安全な方法を再確認していました。3年生は、震度4程度でしたが、揺れは大きく、机の下で脚にしがみついているのがやっとぐらいでした。

 子どもたちは真剣な表情で、「もし地震が起きたら冷静に行動したい。」「素早く机の下に隠れたい。」などと感想を述べるなど、避難訓練やシェイクアウト訓練で行ったこと以上に、実体験を伴ったよい学習ができたことが分かりました。

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自分の命は自分で守る①:5・6年

 学校で一番大切なもの、それは「子どもたちの命」です。学校では、学校教育活動全体を通して、「自分の命は自分で守る」その判断力と行動力を育てているところです。

 13日(金)は、福島県危機管理課の方をお招きし、命を守る学習として、「そなえるふくしま防災出前講座」を開催しました。

 講座では、準備していただいだ映像の資料や「そなえるふくしまノート」を活用しながら、地震や土砂災害、水害等から身を守るためにはどうすればよいか、私たちにできることは何なのか、災害に関する基礎的なことや防災に対する意識を高める学習をしました。また、教えていただいたことを4択クイズで振り返る学習も行いました。命を守るための大事な講座ですが、子どもたちは興味をもって楽しく学習ができていました。

 この講座の後半には、「防災VR体験」がありました。一人一台のスマホが手渡され、3D眼鏡を組立ててセットし、「浸水害」「土砂災害」「地震」の3つの疑似体験をさせてもらいました。子どもたちは、VRゴーグルを覗きながら、「あ~っ!」「すごい!」「危ない!」などの声を出したり、急に後ろを振り返って仰け反ったりなど、バーチャルの世界ではありますがその恐ろしさを実感しているようでした。

 講座の最後に、学校以外で災害に遭った場合の避難の仕方、家族との待ち合わせ場所や連絡方法など、災害が起きる前にみんなで確認しておいてほしいことの話がありました。資料等を持って帰りましたので、この機会にご家族で再度ご確認しておいていただければありがたいです。

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