28日(月)、歯科衛生士の高橋弘子先生においでいただき、1~3年生を対象とした「歯みがき教室」を、学年ごとに実施しました。
1年生は、「6歳臼歯」の役割を教えていただきました。「6歳臼歯」は、一番大きくて力を入れる時に踏ん張れる力持ちの歯でとても大事なこと。でも、奥にあるため、むし歯になりやすいことを教えてもらいました。他にも、お口の中の様子を、鏡を見ながら観察し、自分の6歳臼歯を指で触りながら見つけることをしました。新しく出てきたばかりの6歳臼歯は、チューリップみたいにかわいいこと。出てくるまでに6か月近くかかることを教えてもらいました。
とても大事な歯だけに、むし歯を作らないようにするため、きちんと歯みがきができるようにするため、歯の染め出しを行いました。みがき残しのところを確認した後、上手にみがくために先生から歯みがきの仕方を教えてもらいました。
先生の真似をしながら、大きな口を開け、しっかりと歯みがきをしている姿がかわいらしかったです。きちんとみがいた後、白くなった自分の歯を見て、「ねぇみて。きれいになったよ」と、笑顔の1年生でした。
本校では、『夢中になって学ぶ子どもの育成』を目指し、「授業スタンダード」を活用して校内研修の充実を図り、子どもたちの学力向上を目指しています。特に今年度は、「主体的な学びを引き出す授業」はどうあるべきかにポイントを絞って研修を深めています。
先日18日(金)は、4年算数科「四角形の特ちょうを調べよう」の授業研究会が行われました。
2つの直線の交わり方を調べる活動を通して、垂直の意味を知り、垂直な2直線を見分けることができることをねらいとした学習でした。
柵や扉、ロッカーなど、身のまわりにある直線の交わり方や並び方に着目させたり、形が変形する模型を見ながらどんな四角形ができるか考えたりと、子どもたちのやる気を引き出す課題提示から学習がスタートしました。
その後、垂直があるかないかに気付かせるため、クイズ形式にした四角形を弁別する活動を通して、子どもたちはさらに夢中になって学習を進めていました。
学習指導要領で示されている「主体的・対話的で深い学び」につなげていくためには、しっとりとしていて落ち着いた学級づくりが大切です。分からない時に友達に聞ける関係、そして、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる、支え合う友達の関係が大切です。自信をもって自分の考えを発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で夢中になって学ぶ子どもたちを、これからも育てていきたいと思います。
2年生は、生活科「なかよし まちたんけん」の学習で、自分たちが住んでいる地域のことを勉強しています。
この学習は、地域で生活したり働いたりしている人たちと交流する活動を通して、自分たちの生活が地域の人々や場所とかかわっていることや地域のよさに気付き、地域への愛着が深まることをねらいとして進めています。
今月16日(水)には、学校近くにある「ガソリンスタンド(大成商店)」へ見学学習に出かけてきました。そして、先週25日(金)には、「楢原駐在所」へ見学学習に出かけてきました。
「楢原駐在所」の見学では、指紋検査の体験をさわらせていただいたり、手錠や警棒などを実際にさらわせていただいたりしました。初めは緊張していた2年生も、興味津々な表情で、次第に見学学習を楽しんでいる様子が分かるほどでした。
楢原駐在所の菅野さんには、秋の交通安全運動週間で忙しい中、今回の見学学習を快く引き受けていただきありがとうございました。
子 どもたちにとって、驚きや発見、さらには、みんなに教えたいことがたくさんある、大変実り多い学習となりました。
先週19日(土)、本校の5年生が「自然体験学習」に出かけてきました。
例年でしたら、この体験学習は、1泊2日で「いわき海浜自然の家」へ行くところでしたが、コロナ禍の中でもありますので、日帰りで「会津少年自然の家」へ変更して行ってきました。この日は土曜日ということもあり、貸し切り状態の中での一日の活動となりました。
学校を出発した5年生。自然の家に到着すると、すぐに入所式を行いました。しっかりとした態度で話を聞く5年生は、さすがでした。
最初の活動は、「スコアオリエンテーリング」でした。これは、広大な敷地や施設の周りに隠された様々なポントを、地図を見ながら制限時間内にどれだけ多く見つけられるかを、チームで競い合う活動です。写真からもうかがえるように、とても楽しんで活動している様子が見られました。
この活動を通して、5年生は、友達との協力や信頼、友情の大切さを身体で感じ、連帯感を高めることができたようで、素晴らしい体験となりました。
お昼の様子は、「スコアオリエンテーリング」で頭と身体をたくさん動かしたこともあり、みんなもりもりと食が進んでいました。本来は、食事の時間も、わいわいとおしゃべりをしながら食べさせてあげたいところですが、新型コロナウイルス感染予防のため、一人一テーブルの中でのお昼でした。プラス思考で考えれば、これもまた思い出の一つになったのではないかと思います。
午後の活動は、「カヌー体験」でした。施設内の大きな池で、一人1台、カヌー乗りを体験しました。
救命用具を身に付け、カヌーを協力して運び、オールの漕ぎ方などいろいろと教えてもらい、早速カヌーに乗り込む子どもたち。最初は戸惑っていた子どもたちも、すぐにすいすいとカヌーを乗りこなし、時間が来て岸に戻ってくる頃には、「もっと乗りたい」と感想を述べるなど、楽しかった様子がうかがえました。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎてしまうもので、帰りの時間になり、身支度を済ませ、退所式を行いました。たくさん活動していて疲れていても、ここでもしっかりと式に臨む5年生の姿がありました。
一人一人が心のアルバムに、素敵な思い出を綴じて、「自然体験学習」が無事に終了です。コロナ禍の中での活動であつたため、保護者の皆様には大変ご心配をおかけしました。
今後とも、本校教育活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
〒969-5311
福島県南会津郡下郷町大字豊成字山崎6407-2
電話:0241-67-4000
E-mail narahara-e@fcs.ed.jp
携帯からもご覧いただくことができます。