こんなことがありました。

日誌

2学期最後の給食は・・・

 23日(月)、2学期最後となる給食は、クリスマス献立メニューでした。

 この日のメイン料理は、「ジャンバラヤ」でした。「ジャンバラヤ」というのは、米と野菜、肉が主役のアメリカではポピュラーな料理だそうです。スペインのパエリアに起源があるとされ、香辛料を効かせたトマト風味の炊き込みご飯といった感じの料理です。

 今回は、カレー風味にアレンジされ、ソーセージや玉ねぎなどが加わることで、子どもたちはカレー風チャーハンだと思いながら食べたかもしれません。

 ペルメジャンのルウを使った「かぼちゃのポタージュ」も、かぼちゃの甘さが口の中に広がり、味わいのある一品でした。

 また今日は、クリスマス献立メニューということで、オムレツケーキも出ました。一口一口ずつ味わっては、子どもたちから「おいしい」の言葉が飛び出していました。教室中にも甘い香りが立ちこめ、笑みがこぼれる給食となりました。

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食育教室5年「よい食生活のために」

 今日20日(金)、5年生は下郷中学校の栄養教諭である髙木先生と一緒に、食育の学習を行いました。

 まず、これまでの自分の食生活を振り返るところから学習がスタートしました。この日は、自分の食生活を振り返ることで、日常生活の中でバランスのよい食事を継続的にとるための具体的な方法について考えさせ、実践につなげていきたいと考えて行った授業でした。

 学習を通して、主食・主菜・副菜・汁物がそろうことで、栄養のバランスがよくなることを理解し、バランスのよい食事をとるためはどうすればよいのか、一人一人がめあてをもちました。

 小学校高学年の時期は、活動量が増加するとともに体の成長も著しいため、バランスのよい食事をとることが重要です。今回、栄養教諭の高木先生に教えていただいたバランスのよい食事のとり方のポイント、そして、自分の食生活の改善策を考え話し合う活動を通して、自己の食事を見直すよい機会となってことは言うまでもありません。

 なお、子どもたちの食生活の改善につきましては、家庭との協力が欠かせません。一人一人が立てた具体的な目標の実践化が進められるよう、今後も学校と家庭が連携して進めていきたいと思います。

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今日の給食は・・・ 

 町の共同調理場で作っていただいている学校給食ですが、この2学期も、今日を入れてあと2回となりました。今日の給食は・・・。

 鮭やコーン、サツマイモにネギ、大根などのたくさんの食材が入った「道産子汁」は、各食材のうまみが味噌スープにとけ込み、とてもおいしい一品でした。今日のように寒い時にはぴったりです。子どもたちも、うれしそうに味わっていました。

 「豆腐のねぎみそ焼き」もおいしい一品でした。豆腐につけられたねぎ味噌が、焼かれることで風味を増し、食欲をかき立てるおいしさでした。「磯和え」もまたおいしかったです。小松菜や人参、もやしと、彩りある食材に海苔がきざみ海苔が絡めてあることで、磯の風味が口いっぱいに広がる上、各食材の触感も楽しめた一品でした。今日もいろいろなおかずがあり、味わいながら給食を楽しんでいる子どもたちの様子がうかがえました。

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3年生が大内宿へ

 17日(火)、3年生は社会科「かわってきた人々のくらし」の学習で、大内宿にある「町並み展示館」へ見学学習に出かけてきました。

 この学習は、大内宿町並み展示館を見学し、昔の道具やそれらを使用していた頃の暮らしの様子を知り、人々の暮らしの変化が先人の願いや知恵によるものであることを、体験を通して学んでほしいというねらいのもと、毎年3年生を対象に実施しているものです。

 この日は、町教育委員会文化財係の木村さんに講師を依頼し、学習を進めました。この大内宿は、会津西街道の宿場町として栄え、今も茅葺屋根の民家が街道沿いに並ぶ集落であることや、訪れた「町並み展示館」は、当時に問屋本陣だった建物を再建し、宿駅時代に集落で使われていた生活用具を展示してあることなどを教えていただきました。

 今では当たり前の炊飯ジャーやコンロなどがなかった昔は、囲炉裏でお湯を沸かしたり、かまどでご飯を炊いたりしていたことを教えていただきました。また、囲炉裏からの煙で、茅葺屋根が燻製のように燻され、茅葺の耐久性を高められることなど、昔の人たちの知恵と工夫も教えてもらいました。

 3年生たちは、昔の生活用具を見せてもらい、今も形を変えて使われていることに気づくことができました。さらに、生活道具の機械化・AI化によって、今の生活がとても便利になっていることにも気づき、深い学びのある実り多い学習ができました。

 やはり「百閒は一見に如かず」の言葉どおり、写真を見たり資料で調べたりするだけではなく、実際に茅葺屋根や様々な生活用具を目で見て、肌で感じ、当時を思わせる空気を感じる学習は最高です。この後の学習のまとめが楽しみです。

 

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素敵な音楽との出会い

13日(金)、東京を中心としてご活躍されているプロの演奏家である伊勢友一氏(パーカッション奏者)が来校され、本校の子どもたちのためにコンサートを開いてくださいました。

 学校では日頃から体験活動を重視し、「本物との出会い」を大切に、教育活動を進めてまいりました。本物の「こと」「もの」そして「人」との出会いは、子どもたちの心を大きく膨らませてくれるからです。そこで今回は、「素敵な音楽との出会い」を通して、子どもたちの豊かな感性と情操を育てていきたいと考え、実現した企画なのです。

 この日は、世界中の様々な打楽器の音色を聞かせいただいたり、打楽器の演奏を聞かせていただいたりしました。魅力的かつ独特の音色・リズムに感動する子どもたちの姿が表れました。また、子どもたちが潜在的にもっている力を伸ばすための「リトミック」と呼ばれるリズム体験の時間もありました。

 本校の鼓笛隊との「夢の共演」の前には、伊勢氏と酒井校長、湯田教諭、渡部教諭とのコラボ演奏:

バンヘーレンの「ジャンプ」の演奏もありました。

そして、コンサートの最後には、本校の鼓笛隊と伊勢氏の夢のコラボ演奏もあり、会場が最高の雰囲気に包まれていました。

 素直な感性をもっている、人間形成において大切な小学校のこの時期に、“本物”にいい形で出会うことは、子どもたちにとって大きなチカラになると考えます。

 今回は、音楽との出会いですが、様々な芸術や美しいものに触れることで、心が満たされたり心が癒されたり、そして自分もそのような美しい空間にいたいとか、様々なセンスが磨かれたりもするはずです。そのセンスは、これからの人生をとても豊かなものにしてくれるに違いありません。

 体いっぱい・心いっぱい、思いっきりと音楽を楽しめたこの時間は、まさにプロの演奏家でパーカッション奏者である伊勢友一氏からの「音楽のクリスマスプレゼント」になりました。

 素敵な時間と素敵な出会いの余韻を残しながら、最高のコンサートは終了しました。 

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