運動会には、みんなの心が一つになって初めて勝利を勝ち取ることができる競技がたくさんあります。その中の一つに「応援合戦」があります。
「応援合戦」は、単なる声の張り上げ合戦ではありません。「勝つこと」を目標に、声や体の動きを集団で合わせ、表現することを通して、楢原小学校の一人だという自覚と誇りをもつ競技でもあります。
17日(金)は、朝からの練習でしたが、一人一人の声に運動会にかける気持ちがつまっていました。力強くて迫力のある87名の応援が、校舎と前山にこだまし、最高の応援合戦でした。子どもたちがとっても輝いて見えました。
運動会まであと1週間、一つ一つの動きに一生懸命さが感じられており、当日はどちらが勝利するのか楽しみです。
17日(金)は、第2回運動会全体練習が行われました。
今回は、綱引きと応援合戦の練習をしました。入場や引く場所の入れ替えの動き、綱の引き方、そして勝ち旗のもらい方など、太鼓と笛の合図で動けるように練習を行いました。
「よいしょ。よいしょ。」の大きなかけ声に、綱を引く子どもたちの応援の声がさらに大きくなり、とっても見ごたえのある綱引きに出来上がっていました。
綱引きは、みんなで力を合わせて綱を引くことで、チームの絆・団結力が高まります。その上、勝つことができれば、その後の応援や競技がさらに盛り上がること間違いなしの種目でもあります。
当日、男女それぞれ、どちらの組が勝利を勝ち取ることができるのか楽しみです。
16日(木)の校庭では、3・4年の団体種目と5・6年生の団体種目の練習が行われていました。
本番のような気合の入った競い合いに、応援しているこちら側も手に汗握るほどでした。
全校生による「下郷甚句」の練習の後、5・6年生は、篠笛と和太鼓の演奏にさらに磨きをかけようと頑張っていました。
練習を始める前に、大川渓流太鼓保存会の岩澤さんより、演奏にかける想いを聞きました。子どもたちは、真剣に耳を傾け、「下郷甚句を楽しみにしている人のために」「踊ってくれる人のために」「みんなのために」という気持ちを感じ取ったようでした。それが、和気合い合いとした笑顔あふれる練習の中にも、演奏する際の真剣な姿勢からうかがえました。
3か月ぶりの篠笛の演奏は、最初は音を出すことが難しかったようですが、熱心な指導と6年生の頑張りで、音が出せるようなっていきました。5年生は、4台の和太鼓を全員が交替でばちを持ってたたき、「よ~いとしょ」のかけ声を入れながら、甚句独特のリズムを、自ら楽しんで演奏することができていました。
当日は、きっと素敵な時間になることと思います。大川渓流太鼓保存会の皆様には、どんなことにも興味をもち挑戦していくことの大切さも教えていただきました。ありがとうございました。
16日(木)、「大川渓流太鼓保存会」や「下郷甚句保存会」の方々を講師としてお招きして、運動会へ向けた「下郷甚句」の練習が行われました。
お祭りで踊られている盆踊りは、他校でも行っているところがありますが、本校の盆踊りは一味違います。本校の盆踊りは「下郷甚句」というもので、6年生全員が篠笛を奏で、5年生が交代で太鼓をたたき、1~4年生や会場に来られた保護者や地域の方々が一緒になり、みんなの心を一つにして踊るのです。
この日は朝から運動会の練習が続き、気温も高く疲れ気味であった子どもたちでしたが、太鼓や笛、鐘の生演奏とリズムに、「よ~いとしょ」のかけ声も大きく、本物のお祭りのように楽しそうに練習に励んでいました。
これからの学校教育は、学校や家庭、地域が連携し、開かれた教育活動を展開していくことが求められています。本校は、運動会へ向けた様々な取り組みを見ても、「下郷甚句」「よさこい」となど、地域の優れた人材を効果的に活用し、魅力ある活動を進めることができております。
さらに、この「下郷甚句」は、もう一つ大切なことである、地域の歴史や伝統までも着実に伝承できているのではないかと思います。
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